上馬
上馬 | |
---|---|
北緯35度38分17.06秒 東経139度40分6.84秒 / 北緯35.6380722度 東経139.6685667度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 世田谷区 |
地域 | 世田谷地域 |
面積 | |
• 合計 | 0.88 km2 |
人口 | |
• 合計 | 20,597人 |
• 密度 | 23,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
154-0011[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 世田谷 |
上馬(かみうま[2])は、東京都世田谷区の地名。現行行政地名は上馬一丁目から上馬五丁目。郵便番号154-0011[2]。
地理
[編集]世田谷区世田谷地域に属する。区内には下馬という地名も存在するが、隣接はしていない。なお、若林、三軒茶屋、野沢、駒沢、弦巻の各地域が隣接している。
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地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、上馬4-19-9の地点で73万2000円/m2となっている[4]。
地形
[編集]比較的水はけが悪い場所があり、集中豪雨時には内水氾濫により浸水被害が出ることがある[5]。
歴史
[編集]現在の五丁目付近は、茶の湯に適した清水があったことから、茶人や茶道を嗜む公家や大名の下屋敷が建ち並び、通称「茶人町」と呼ばれた。世田谷通りに接する、自由通りから一つ東に通る小路は、現在でも地元の人に「茶匠通り」と呼ばれ、その名残をとどめている。
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地名の由来
[編集]旧:荏原郡上馬引沢村(かみまひきさわむら)の省略による。一般には源頼朝が遠征に向かう途中この地を訪れ、土砂崩れに遭った際、「以後ここを渡る際は、馬を曳いて渡れ」と命じたのが由来とされるが、さらに古い地名とも考えられている。
沿革
[編集]- 1966年(昭和41年)10月1日 - 上馬町の一部が弦巻一丁目および二丁目となる[6]
- 1967年(昭和42年)2月1日 - 上馬一丁目から五丁目を新設、上馬町の一部が野沢一丁目となる[7]
- 1967年(昭和42年)7月1日 - 上馬町の一部が駒沢一丁目および二丁目となる[8]
- 1967年(昭和42年)11月1日 - 上馬町の一部が駒沢三丁目および駒沢公園となる[9]
- 1968年(昭和43年)7月15日 - 上馬町の一部が三軒茶屋一丁目、下馬二丁目および三丁目となる[10]
町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前(特記なければ各町名ともその一部) |
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弦巻一丁目 | 1966年10月1日 | 弦巻町一丁目、弦巻町二丁目、上馬町二丁目 |
弦巻二丁目 | 弦巻町一丁目、弦巻町二丁目、上馬町三丁目 | |
野沢一丁目 | 1967年2月1日 | 野澤町一丁目、上馬町一丁目 |
上馬一丁目 | 上馬町一丁目 | |
上馬二丁目 | ||
上馬三丁目 | ||
上馬四丁目 | 上馬町一丁目、上馬町二丁目 | |
上馬五丁目 | 上馬町二丁目、世田谷一丁目 | |
駒沢一丁目 | 1967年7月1日 | 上馬町三丁目、深澤町一丁目、新町一丁目 |
駒沢二丁目 | 上馬町二丁目(全域)、上馬町一丁目、上馬町三丁目 | |
駒沢三丁目 | 1967年11月1日 | 弦巻町一丁目(全域)、上馬町三丁目、新町一丁目 |
駒沢公園 | 上馬町三丁目、深澤町一丁目、深澤町二丁目、新町一丁目 | |
三軒茶屋一丁目 | 1968年7月15日 | 太子堂町(全域)、三軒茶屋町、下馬町一丁目、上馬町一丁目 |
下馬二丁目 | 池尻町、三宿町、三軒茶屋町、下馬町一丁目、上馬町一丁目 | |
下馬三丁目 | 下馬町三丁目、上馬町一丁目 |
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上馬一丁目 | 2,939世帯 | 4,821人 |
上馬二丁目 | 2,964世帯 | 4,612人 |
上馬三丁目 | 1,056世帯 | 1,745人 |
上馬四丁目 | 2,920世帯 | 4,601人 |
上馬五丁目 | 2,551世帯 | 4,818人 |
計 | 12,430世帯 | 20,597人 |
小・中学校の学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
上馬一丁目 | 全域 | 世田谷区立旭小学校 | 世田谷区立駒留中学校 |
上馬二丁目 | 全域 | 世田谷区立三軒茶屋小学校 | 世田谷区立駒沢中学校 |
上馬三丁目 | 全域 | 世田谷区立駒沢小学校 | |
上馬四丁目 | 1〜38番 | ||
その他 | 世田谷区立弦巻小学校 | ||
上馬五丁目 | 1~18番 23~25番 27~40番 | ||
その他 | 世田谷区立弦巻中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]最寄駅は東急田園都市線・東急世田谷線三軒茶屋駅(太子堂に所在)および駒沢大学駅(当地域四丁目に所在)である。北側の五丁目からは、世田谷線松陰神社前駅も徒歩圏内である。
道路
[編集]最寄の高速道路出入口は、三軒茶屋出入口、池尻出入口である。玉川通りと環七通りが交差する上馬交差点がある。
バス
[編集]東急バス(淡島営業所・弦巻営業所・瀬田営業所・高津営業所)と小田急バス(小田急ハイウェイバス)が路線バスを運行している。
上馬交差点近くにある上馬停留所からは渋谷駅、下北沢駅(北沢タウンホール)、二子玉川駅、田園調布駅、等々力駅、五反田駅、世田谷区民会館、新代田駅、大森駅などへ路線を伸ばしている。2013年3月までは都営バスも新宿駅からの路線(もとは大森駅、のち駒沢陸橋まで)を運行していた。
世田谷通りに面する若林三丁目のバス停からは、玉川通り経由(渋21~24・26)のほか淡島通り経由(渋52)の渋谷駅ゆき路線もあるほか、上町、用賀駅、祖師ヶ谷大蔵駅、成城学園前駅、調布駅(本数少)方面など、比較定長距離の路線が発着する。
また弦巻通りには、渋谷駅と弦巻営業所を結ぶ路線(渋05)が発着する。
玉川通り
- 渋11 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 中里 - 上馬 - 駒沢大学駅前 - 八雲 - 自由が丘駅入口 - 田園調布駅
- 渋12 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 中里 - 上馬 - 駒沢大学駅前 - 用賀一丁目 - 二子玉川駅・高津営業所
- 渋82 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 中里 - 上馬 - 駒沢大学駅前 - 深沢坂上 - 等々力 - 等々力操車所
- 等13 等々力操車所 - 等々力 - 深沢坂上 - 駒沢大学駅前 - 世田谷区民会館 - 梅ヶ丘駅
環八通り
- 下61 北沢タウンホール - 下北沢駅前 - 三軒茶屋 - 中里 - 上馬 - 野沢龍雲寺 - 駒沢陸橋
- 森91 大森操車所 - 大森駅 - 馬込駅前 - 洗足駅入口 - 野沢龍雲寺 - 上馬 - 上馬四丁目 - 駒留 - 若林交番 - 若林駅前 - 新代田駅前
- 反11 五反田駅 - 武蔵小山駅 - 学芸大学駅 - 野沢龍雲寺 - 上馬 - 上馬四丁目 - 駒留 - 若林交番 - 若林三丁目 - 世田谷区民会館
世田谷通り
- 渋21 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 若林三丁目 - 上町駅
- 渋22 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 若林三丁目 - 上町 - 農大前 - 用賀駅
- 渋23 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 若林三丁目 - 上町 - 農大前 - 千歳船橋 - 祖師ヶ谷大蔵駅
- 渋24 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 若林三丁目 - 上町 - 農大前 - 成育医療研究センター前 - 成城学園前駅西口
- 渋26 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 若林三丁目 - 上町 - 農大前 - 成育医療研究センター - 狛江駅北口 - 調布駅南口
- 渋52 渋谷駅 - 淡島 - 若林三丁目 - 世田谷区民会館
弦巻通り
- 渋05 渋谷駅 - 三軒茶屋 - 駒留 - 向橋 - 弦巻営業所
施設
[編集]- 世田谷上馬郵便局
- 世田谷上馬一郵便局
- コドモの園幼稚園
- 上馬保育園
- 日生上馬保育園ひびき
- 駒留八幡神社
脚注
[編集]- ^ a b c “世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ a b c “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ “世田谷区浸水箇所一覧(令和元年-令和3年)”. 世田谷区 (2021年). 2024年8月29日閲覧。
- ^ 1967年(昭和42年)1月19日自治省告示第13号「住居表示を実施した件」
- ^ 1967年(昭和42年)3月17日自治省告示第56号「住居表示を実施した件」
- ^ 1967年(昭和42年)7月17日自治省告示第121号「住居表示を実施した件」
- ^ 1967年(昭和42年)12月28日自治省告示第184号「住居表示を実施した件」
- ^ 1968年(昭和43年)7月23日自治省告示第158号「住居表示を実施した件」
- ^ “通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
世田谷 | 三軒茶屋 | |||
弦巻 | 野沢 | |||
上馬 | ||||
駒沢 | 東が丘 |