コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

千歳船橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千歳船橋駅
北口(2011年4月)
ちとせふなばし
Chitose-Funabashi
OH 11 経堂 (1.2 km)
(1.4 km) 祖師ヶ谷大蔵 OH 13
地図
所在地 東京都世田谷区船橋一丁目1-5
北緯35度38分50.5秒 東経139度37分26.0秒 / 北緯35.647361度 東経139.623889度 / 35.647361; 139.623889座標: 北緯35度38分50.5秒 東経139度37分26.0秒 / 北緯35.647361度 東経139.623889度 / 35.647361; 139.623889
駅番号 OH12
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 9.2 km(新宿起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線*
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]54,215人/日
-2023年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
備考 *通過線2線含む
テンプレートを表示
南口(2011年4月)
ホーム(2011年4月)

千歳船橋駅
配線図

経堂駅

2 1


STRg STRg STRf STRf
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
STRg STRg STRf STRf

祖師ヶ谷大蔵駅

千歳船橋駅(ちとせふなばしえき)は、東京都世田谷区船橋一丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 12

歴史

[編集]

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

元々は駅所在地付近が湿地帯であったため「船橋」を架けて交通の便を図ったことにより、船橋村と名付けられた。その後「千歳村」への合併を経て世田谷区船橋となったことによる(船橋 (世田谷区)#地名の由来も参照)。

駅構造

[編集]

間に通過線(急行線)を挟んだ相対式ホーム2面4線を有する高架駅。ホーム有効長は10両分であるが、2012年(平成24年)3月ダイヤ改正まで上りホームは10両での定期列車が停車せず、後ろ2両分は立入禁止となっていた。

のりば

[編集]
ホーム 路線 方向 軌道 行先[11]
1 OH 小田原線 下り 緩行線 小田原片瀬江ノ島方面
通過線 □小田原線 下り 急行線 (下り列車通過)
通過線 上り (上り列車通過)
2 OH 小田原線 上り 緩行線 新宿C 千代田線方面

※下り東北沢駅 - 登戸駅間、上り向ヶ丘遊園駅 - 東北沢間急行線・緩行線は原則として以下の通りに使い分けられている。

〔急行線〕
特急ロマンスカー・快速急行・通勤急行・急行が使用する。成城学園前駅 - 当駅 - 経堂駅間のみ通勤準急も使用する。
〔緩行線〕
準急・各停が使用する。通勤準急も上記以外の区間で使用する。
但し、千代田線直通上り急行は、経堂駅以東で緩行線を使用する。

駅改札内設備

[編集]

改札口は1F、ホームは2Fにある。待合室は各ホーム中程に設置されている。トイレは改札を入った正面にあり、多機能トイレを併設している。エレベーターエスカレーターは改札内コンコースとホーム間を連絡する。

2013年度(平成25年度)設備投資計画で行先案内表示器新設が盛り込まれ[12]同年12月7日より使用開始した[要出典]

駅構内店舗

[編集]

駅構内の店舗は全て1Fにあり、セブン-イレブン(旧・Odakyu SHOP)とドンクエディテ(旧・HOKUO)が改札外のみ、ドトールコーヒーが改札内外双方より利用可能。

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員54,215人である[小田急 1](小田急線全70駅中19位)。

2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正で当駅と祖師ヶ谷大蔵駅狛江駅が準急の停車駅となったため、現在は各停と準急のみが停車する駅の中では最も多い。各停の停車駅であった当時、2015年度(平成27年度)に準急停車駅の小田急相模原駅を上回った。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[13]
年度 1日平均
乗降人員[14]
1日平均
乗車人員[15]
出典
1956年(昭和31年) 9,582 [* 1]
1957年(昭和32年) 8,269 [* 2]
1958年(昭和33年) 11,298 [* 3]
1959年(昭和34年) 12,533 [* 4]
1960年(昭和35年) 26,906 13,364 [* 5]
1961年(昭和36年) 28,187 14,319 [* 6]
1962年(昭和37年) 30,438 15,497 [* 7]
1963年(昭和38年) 33,804 16,906 [* 8]
1964年(昭和39年) 36,023 17,949 [* 9]
1965年(昭和40年) 36,887 18,468 [* 10]
1966年(昭和41年) 38,213 19,205 [* 11]
1967年(昭和42年) 38,962 19,608 [* 12]
1968年(昭和43年) 39,574 19,916 [* 13]
1969年(昭和44年) 40,702 20,474 [* 14]
1970年(昭和45年) 40,878 20,964 [* 15]
1971年(昭和46年) 42,123 21,471 [* 16]
1972年(昭和47年) 45,640 23,493 [* 17]
1973年(昭和48年) 47,368 24,265 [* 18]
1974年(昭和49年) 49,488 25,245 [* 19]
1975年(昭和50年) 50,026 25,332 [* 20]
1976年(昭和51年) 50,087 25,405 [* 21]
1977年(昭和52年) 49,684 25,090 [* 22]
1978年(昭和53年) 49,304 25,176 [* 23]
1979年(昭和54年) 48,639 24,718 [* 24]
1980年(昭和55年) 48,127 24,733 [* 25]
1981年(昭和56年) 49,452 25,018 [* 26]
1982年(昭和57年) 49,234 24,920 [* 27]
1983年(昭和58年) 48,842 24,703 [* 28]
1984年(昭和59年) 49,751 25,047 [* 29]
1985年(昭和60年) 50,315 25,668 [* 30]
1986年(昭和61年) 51,592 26,374 [* 31]
1987年(昭和62年) 51,801 26,430 [* 32]
1988年(昭和63年) 52,318 26,790 [* 33]
1989年(平成元年) 52,073 26,589 [* 34]
1990年(平成02年) 52,677 26,886 [* 35]
1991年(平成03年) 53,322 27,138 [* 36]
1992年(平成04年) 52,526 26,696 [* 37]
1993年(平成05年) 51,473 26,011 [* 38]
1994年(平成06年) 50,533 25,414 [* 39]
1995年(平成07年) 49,600 25,002 [* 40]
1996年(平成08年) 49,297 24,847 [* 41]
1997年(平成09年) 47,464 24,350 [* 42]
1998年(平成10年) 47,341 24,244 [* 43]
1999年(平成11年) 46,674 24,074 [* 44]
2000年(平成12年) 47,009 24,178 [* 45]
2001年(平成13年) 46,751 23,907 [* 46]
2002年(平成14年) 46,738 23,925 [* 47]
2003年(平成15年) 46,764 23,937 [* 48]
2004年(平成16年) 46,724 23,818 [* 49]
2005年(平成17年) 47,256 24,121 [* 50]
2006年(平成18年) 48,970 24,969 [* 51]
2007年(平成19年) 50,966 26,000 [* 52]
2008年(平成20年) 51,531 26,189 [* 53]
2009年(平成21年) 51,516 26,158 [* 54]
2010年(平成22年) 51,663 26,201 [* 55]
2011年(平成23年) 51,990 26,365 [* 56]
2012年(平成24年) 53,720 27,233 [* 57]
2013年(平成25年) 55,104 27,935 [* 58]
2014年(平成26年) 54,885 27,750 [* 59]
2015年(平成27年) 56,293 28,451 [* 60]
2016年(平成28年) 57,112 28,856 [* 61]
2017年(平成29年) 58,019 29,274 [* 62]
2018年(平成30年) 60,091 30,304 [* 63]
2019年(令和元年) 60,683 30,582 [* 64]
2020年(令和02年) 44,739 22,553 [* 65]
2021年(令和03年) [小田急 2]47,665
2022年(令和04年) [小田急 3]51,828
2023年(令和05年) [小田急 1]54,215

駅周辺

[編集]
駅改札口前の『屋根の上のヴァイオリン弾き』の主人公テヴィエ役の森繁久彌

駅の南北には商店街が広がり、駅周辺は「ちとふな」の愛称で親しまれている。 南口東方向にタクシー乗り場がある。

バス路線

[編集]

駅前に小田急バス京王バス東急バス路線が乗り入れる。停留所名は東急バスのみ「千歳船橋」である他は「千歳船橋駅」である。

小田急バス

[編集]

京王バス

[編集]

東急バス

[編集]

隣の駅

[編集]
小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・通勤急行・急行・通勤準急
通過
準急・各駅停車
経堂駅 (OH 11) - 千歳船橋駅 (OH 12) - 祖師ヶ谷大蔵駅 (OH 13)

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、98-99頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/78 
  2. ^ “小田急線 新駅舎のデザイン決定 世田谷の豪徳寺など5駅”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 29 朝刊. (1998年4月17日) 
  3. ^ a b 編集部「小田急の複々線区間工事前後を見る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、39頁、ISSN 0040-4047 
  4. ^ a b c d e 杉田弘志「小田急電鉄 列車運転の変遷とその興味」『鉄道ピクトリアル』第60巻第1号(通巻829号)、電気車研究会、2010年1月10日、206 - 210頁、ISSN 0040-4047 
  5. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第49巻第10号、鉄道友の会、2002年10月号、22頁。 
  6. ^ 12月11日(土)、小田急線のダイヤ改正を実施 -複々線化区間の延伸、新種別の導入で所要時間が短縮します-』(プレスリリース)小田急電鉄、2004年10月6日。オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20050308101903/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=869&info_kubun=d-cue&mode=online2021年5月5日閲覧 
  7. ^ 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 / 箱根登山鉄道、2013年12月24日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210509093516/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8052_1284200_.pdf2021年5月9日閲覧 
  8. ^ 2016年3月26日(土) 小田急線ダイヤ改正を実施します ロマンスカー停車駅の新設および東京メトロ千代田線直通列車の増発』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2015年12月18日、6頁。オリジナルの2020年11月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201127044703/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf2021年5月5日閲覧 
  9. ^ 代々木上原 - 登戸間の「複々線化」により小田急の通勤が変わる! 2018年3月、新ダイヤでの運行開始 〜ラッシュピーク混雑率150%、町田〜新宿間の最大12分短縮を実現〜 〜快速急行の登戸停車や列車種別の新設で、都心へのアクセス向上〜』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日。オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190415221739/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf2021年5月5日閲覧 
  10. ^ 千歳船橋駅の列車接近メロディに「知床旅情」を導入します 〜千歳船橋にゆかりがあり、文化勲章受章の「森繁久彌氏」が作詞・作曲〜』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2019年11月18日。オリジナルの2019年11月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191118053852/https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001nhjh-att/o5oaa1000001nhjo.pdf2019年11月23日閲覧 
  11. ^ 千歳船橋駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
  12. ^ 2013年度の鉄道事業設備投資計画(3)サービスの向上 ③行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2013年4月30日閲覧)
  13. ^ 世田谷区統計書 - 世田谷区
  14. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  15. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  16. ^ “「森繁通り」誕生!「父はニヤッとしていると思う」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年11月14日). オリジナルの2021年5月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210505012634/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/11/14/kiji/K20101114Z00003150.html 2021年5月5日閲覧。 
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2024年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月14日閲覧。
  2. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
  3. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]