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鶴巻温泉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴巻温泉駅
北口(2019年6月)
つるまきおんせん
Tsurumaki-onsen
OH 36 伊勢原 (3.7 km)
(1.1 km) 東海大学前 OH 38
地図
所在地 神奈川県秦野市鶴巻北二丁目1-1
北緯35度22分51.5秒 東経139度16分40.0秒 / 北緯35.380972度 東経139.277778度 / 35.380972; 139.277778座標: 北緯35度22分51.5秒 東経139度16分40.0秒 / 北緯35.380972度 東経139.277778度 / 35.380972; 139.277778
駅番号 OH37
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 55.9 km(新宿起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]12,737人/日
-2022年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日*
* 駅名改称:
1930年(昭和5年)3月15日 鶴巻→鶴巻温泉
1944年(昭和19年)10月20日 鶴巻温泉→鶴巻
1958年(昭和33年)4月1日 鶴巻→鶴巻温泉
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鶴巻温泉駅(つるまきおんせんえき)は、神奈川県秦野市鶴巻北二丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 37

歴史

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年表

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駅名の由来

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当時の駅所在地中郡大根村大字落幡鶴巻田」(昭和の大合併後、大字落幡は鶴巻に改名した)から鶴巻駅として開設された。間もなく駅近くにある鶴巻温泉組合からの要望で鶴巻温泉駅へ改称されたが、太平洋戦争中に「温泉」の駅名が非常時にふさわしくないとして鶴巻駅に再改称した。再度「鶴巻温泉駅」へ戻ったのは戦後混乱期が終わってからである。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホーム間は跨線橋で連絡している。

駅舎は伊勢原方にあり、1番ホーム側が南口、2番ホーム側が北口となっており、共に自動券売機自動改札機自動精算機が設置されている。駅員が配置されているのは北口のみである。初電 - 7:15までは駅員無配置となる。南口は開設時に駅舎が新築されたが、後年旅館街に近い北口側へ移設され、その後時間限定臨時改札口とされ、その数年後に常設となったものである。

ホームは曲線上にあるため、電車との間が最大で15 cm開いている。

2014年度(平成26年度)設備投資計画で行先案内表示器新設が盛り込まれ[3]、2016年(平成28年)7月現在改札口付近に設置されている。

2016年(平成28年)4月9日始発より、鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業進捗に伴い、南口が新宿方へ移動した。翌2017年(平成29年)3月4日始発より、鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業進捗に伴い、跨線橋切替を実施。2018年6月23日初電より鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業完成に伴い、南口を跨線橋南側へ移設・エレベーター・エスカレーター新設を行い、使用開始した[2]

のりば

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ホーム 路線 方向 行先[4]
1 OH 小田原線 下り 小田原箱根湯本方面
2 上り 相模大野新宿C 千代田線方面

利用状況

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2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員12,737人である[小田急 1](小田急線全70駅中57位)。快速急行停車駅では最少、急行停車駅では開成駅に次いで少ない。

近年の乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1982年(昭和57年) 9,770
1995年(平成07年) 8,033 [神奈川県統計 1]
1998年(平成10年) 8,059 [神奈川県統計 2]
1999年(平成11年) 7,909 [神奈川県統計 3]
2000年(平成12年) 7,799 [神奈川県統計 3]
2001年(平成13年) 16,081 7,997 [神奈川県統計 4]
2002年(平成14年) 16,014 7,989 [神奈川県統計 5]
2003年(平成15年) 16,128 8,103 [神奈川県統計 6]
2004年(平成16年) 15,939 8,012 [神奈川県統計 7]
2005年(平成17年) 15,797 7,943 [神奈川県統計 8]
2006年(平成18年) 15,926 8,009 [神奈川県統計 9]
2007年(平成19年) 15,959 8,069 [神奈川県統計 10]
2008年(平成20年) 16,055 8,089 [神奈川県統計 11]
2009年(平成21年) 15,580 7,854 [神奈川県統計 12]
2010年(平成22年) 15,266 7,700 [神奈川県統計 13]
2011年(平成23年) 14,998 7,565 [神奈川県統計 14]
2012年(平成24年) 15,130 7,648 [神奈川県統計 15]
2013年(平成25年) 15,431 7,812 [神奈川県統計 16]
2014年(平成26年) 15,104 7,641 [神奈川県統計 17]
2015年(平成27年) 15,154 7,676 [神奈川県統計 18]
2016年(平成28年) 15,021 7,602 [神奈川県統計 19]
2017年(平成29年) 15,041 7,615 [神奈川県統計 20]
2018年(平成30年) 15,126 7,654 [神奈川県統計 21]
2019年(令和元年) 14,963 7,580 [神奈川県統計 22]
2020年(令和02年) 11,003
2021年(令和03年) [小田急 2]11,662
2022年(令和04年) [小田急 1]12,737

駅周辺

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北口

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小田急開通四十周年記念鶴巻温泉駅敷地顕彰碑(2008年1月6日)

近年では、周辺にマンションが多数建てられている。

  • 小田急開通四十周年記念鶴巻温泉駅敷地顕彰碑:小田急小田原線開通40周年を記念して建てられた。
  • 落幡村村名保存碑:鶴巻の旧名「落幡(おちはた)」を残すために立てられた記念碑
  • 鶴巻温泉
    • 鶴巻温泉手湯「千の泉」:駅前広場内。
    • 鶴巻温泉 弘法の里湯:公営共同浴場
    • 元湯・陣屋将棋などの対局に頻繁に使用される老舗温泉旅館。
  • 鶴巻温泉病院
  • 弘法山
  • 秦野市立宮永岳彦記念美術館
  • フードワン 鶴巻店

南口

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近年では南口も開発の一途を辿っており、駅前整備や駅前商店などが集まるロータリーが完成した。

バス路線

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北口・南口ロータリーにあるバス停より発着する。神奈川中央交通西により運行されている。2018年(平成30年)8月11日より南口ロータリーへ乗入開始した[5]

鶴巻温泉駅
鶴巻温泉駅南口

隣の駅

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小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・急行・各駅停車
伊勢原駅 (OH 36) - 鶴巻温泉駅 (OH 37) - 東海大学前駅 (OH 38)

脚注

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出典

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  1. ^ 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 / 箱根登山鉄道、2013年12月24日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210509093516/https://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8052_1284200_.pdf2021年5月9日閲覧 
  2. ^ a b エスカレーター・エレベーターの設置と、改札口の移設により利便性が向上します 6月23日(土)、鶴巻温泉駅改良工事完了に伴い使用開始!「秦野市との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」に基づく一層の取り組みとして』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2018年6月7日。オリジナルの2020年12月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201231140001/https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ajcd-att/o5oaa1000001ajck.pdf2021年1月9日閲覧 
  3. ^ 2014年度の鉄道事業設備投資計画(2)駅施設の改良、サービスの向上 ③行先案内表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2014年4月30日閲覧)
  4. ^ 鶴巻温泉駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
  5. ^ 鶴巻温泉駅系統の乗降場変更および時刻変更について(8/11実施) - 神奈川中央交通 2018年8月9日(2018年8月11日閲覧)
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
  2. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
小田急電鉄の統計データ
  1. ^ 統計はだの - 秦野市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 21ページ
  2. ^ 平成12年 - 223ページ
  3. ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
  5. ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
  6. ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
  7. ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
  8. ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
  9. ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
  10. ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
  11. ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
  13. ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
  14. ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
  15. ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
  16. ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
  17. ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
  18. ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
  19. ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
  20. ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
  21. ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
  22. ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ

関連項目

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外部リンク

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