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南新宿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南新宿駅
高架下にある駅入口(2019年9月28日)
みなみしんじゅく
Minami-Shinjuku
OH 01 新宿 (0.8 km)
(0.7 km) 参宮橋 OH 03
地図
所在地 東京都渋谷区代々木二丁目29-16
北緯35度41分0.5秒 東経139度41分54.7秒 / 北緯35.683472度 東経139.698528度 / 35.683472; 139.698528座標: 北緯35度41分0.5秒 東経139度41分54.7秒 / 北緯35.683472度 東経139.698528度 / 35.683472; 139.698528
駅番号 OH02
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 0.8 km(新宿起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]3,875人/日
-2023年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
テンプレートを表示

南新宿駅
配線図

新宿駅

2 1


STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L) BUILDINGl
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

参宮橋駅

改札口
(2019年9月29日)
駅舎
(2015年5月5日)
駅構内(左側より1番、2番ホーム)
(2008年3月7日)

南新宿駅(みなみしんじゅくえき)は、東京都渋谷区代々木二丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 02

駅名に新宿と付くが、渋谷区に存在する。駅名の由来は、諸説あるが新宿駅南側に位置するといわれている。

歴史

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隣接する新宿駅拡張工事が1973年昭和48年)に完了した時に開業した。駅はそれ以前、現在の位置よりも新宿駅寄り、現行の小田急線の新宿駅地下ホームからの線路が地上ホームからの線路と合流する踏切(新宿1号踏切)からその次の旧小田急本社(現在の小田急南新宿ビル)前の踏切(新宿2号踏切)にかけての地点に設置されていた。同地には新宿駅地上ホームへの線路と地下ホームへの線路との分岐器を設置したため、昔の駅の痕跡はほとんど見られず、僅かに踏切脇に当時の駅舎土台部分のコンクリート跡が残る程度である。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅

2009年(平成21年)5月より駅改良工事を実施しており、エレベーター新設やトイレ改修などが施工された。2012年(平成24年)2月に、各停10両化に対応するためのホーム有効長延伸工事が完了した[8]。延伸部分は立入禁止の仕切りで閉鎖していたが、2019年3月16日ダイヤ改正より10両編成各停が設定され、延伸部分が使用開始した。現在、ホームドアは無い。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先[10]
1 OH 小田原線 下り 小田原片瀬江ノ島方面
2 上り 新宿方面

(出典:小田急電鉄:駅構内

駅構内設備

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  • エレベーター
  • 各ホームから改札への階段は8両編成5号車付近にそれぞれ1か所ある。
  • トイレとATM横浜銀行)は下りホーム新宿寄りにある。
  • かつては改札内コンコースに忘れ物取扱所として「南新宿遺失物センター」が併設されていたが、2006年(平成18年)3月経堂駅へ移設された。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の乗降人員3,875人であり[小田急 1]、小田急線内全70駅中69位である。但し、足柄駅との差は僅かであり、年度により順位が入れ替わる場合がある。

また、新宿駅と目と鼻の先で徒歩圏内、かつ500m程離れた代々木駅からは山手線中央総武線が運行されており、千代田区中央区などの東京都心部や渋谷池袋方面などに乗換無しで行けるなど、近距離に利便性の高い駅がある関係からか、東京23区内では利用者数の少ない鉄道駅の1つとなっている。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[11]
年度 1日平均
乗降人員[12]
1日平均
乗車人員[13]
出典
1972年(昭和47年) [14]5,114
1982年(昭和57年) [15]7,625
1985年(昭和60年) [16]8,888
1989年(平成元年) [17]8,447
1990年(平成02年) 2,874 [* 1]
1991年(平成03年) 2,770 [* 2]
1992年(平成04年) 2,715 [* 3]
1993年(平成05年) 2,732 [* 4]
1994年(平成06年) 2,512 [* 5]
1995年(平成07年) 2,366 [* 6]
1996年(平成08年) 2,255 [* 7]
1997年(平成09年) 2,137 [* 8]
1998年(平成10年) [18]5,412 2,033 [* 9]
1999年(平成11年) [小田急 2]4,455 1,962 [* 10]
2000年(平成12年) [小田急 3]4,301 1,871 [* 11]
2001年(平成13年) [小田急 4]4,469 1,981 [* 12]
2002年(平成14年) [小田急 5]4,565 2,027 [* 13]
2003年(平成15年) [小田急 6]4,315 1,899 [* 14]
2004年(平成16年) [小田急 7]4,178 1,726 [* 15]
2005年(平成17年) [小田急 8]3,863 1,573 [* 16]
2006年(平成18年) [小田急 9]3,965 1,625 [* 17]
2007年(平成19年) [小田急 10]4,124 1,727 [* 18]
2008年(平成20年) [小田急 11]3,803 1,575 [* 19]
2009年(平成21年) [小田急 12]3,667 1,515 [* 20]
2010年(平成22年) [小田急 13]3,665 1,532 [* 21]
2011年(平成23年) [小田急 14]3,676 1,549 [* 22]
2012年(平成24年) [小田急 15]3,688 1,562 [* 23]
2013年(平成25年) [小田急 16]3,850 1,622 [* 24]
2014年(平成26年) [小田急 17]3,788 1,638 [* 25]
2015年(平成27年) [小田急 18]3,815 1,658 [* 26]
2016年(平成28年) [小田急 19]3,782 1,649 [* 27]
2017年(平成29年) [小田急 20]4,024 1,781 [* 28]
2018年(平成30年) [小田急 21]4,023 1,803 [* 29]
2019年(令和元年) [小田急 22]3,977 1,795 [* 30]
2020年(令和02年) [小田急 23]3,153 1,411 [* 31]
2021年(令和03年) [小田急 24]3,410
2022年(令和04年) [小田急 25]3,588
2023年(令和05年) [小田急 1]3,875

駅周辺

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当駅の近くに建つ小田急南新宿ビルは、小田急電鉄の旧本社社屋(2018年6月)。
当駅付近から望む代々木二丁目の高層ビル群。手前の架線は小田急線のもの、その後ろの低層の建物が小田急南新宿ビル(2007年11月)。

バス路線

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最寄バス停留所は、ハチ公バス神宮杜ルート(フジエクスプレスが運行)の代々木一丁目である。

隣の駅

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小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・通勤急行・急行
通過
各駅停車
新宿駅 (OH 01) - 南新宿駅 (OH 02) - 参宮橋駅 (OH 03)

なお、1927年(昭和2年)4月1日 - 1946年(昭和21年)5月31日まで、当駅 - 参宮橋駅間に山谷駅が存在した。

脚注

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注釈

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  1. ^ その後、各会社に分離された後も、小田急本社は新宿駅西口駅前に移転したため、駅名が「小田急本社前」に戻ることはなかった

出典

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  1. ^ 綱島定治 『ポケット大東京案内』 地人社/竹田弘文堂 昭和6年発行
  2. ^ a b c d 生方良雄『小田急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2010年2月1日。ISBN 9784533075629 
  3. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、98-99頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/78 
  4. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、795頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/430 
  5. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、798頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/432 
  6. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、800頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/433 
  7. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、817頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/441 
  8. ^ a b 第91期のご報告(2011年4月1日から2012年3月31日まで)” (pdf). 小田急電鉄. p. 9. 2015年1月3日閲覧。
  9. ^ 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 / 箱根登山鉄道、2013年12月24日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210509093516/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8052_1284200_.pdf2021年5月9日閲覧 
  10. ^ 南新宿駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
  11. ^ 渋谷区勢概要 - 渋谷区
  12. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  13. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  14. ^ 『首都圏沿線ガイド1 小田急線各駅停車』(椿書院・1973年)p21
  15. ^ 『日本の私鉄5 小田急』(保育社・1985年重版)p145
  16. ^ 『小田急 車両と駅の60年』(大正出版・1987年6月1日)p150
  17. ^ 鉄道ピクトリアル』通巻546号「特集・小田急電鉄」(電気車研究会・1991年7月臨時増刊号)p17
  18. ^ 鉄道ピクトリアル』通巻679号「特集・小田急電鉄」(電気車研究会・1999年12月臨時増刊号)p29
  19. ^ 小田急電鉄株式会社の情報国税庁法人番号公表サイト)
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2024年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  2. ^ 各駅乗降人員”. 小田急電鉄. 2001年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  3. ^ 各駅乗降人員”. 小田急電鉄. 2002年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  4. ^ 各駅乗降人員”. 小田急電鉄. 2003年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  5. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2004年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  6. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2004年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  7. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2005年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  8. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2006年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  9. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2007年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  10. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2008年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  11. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2009年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  12. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2010年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  13. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2011年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  14. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2012年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  15. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2013年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  16. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2014年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  17. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2015年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  18. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2016年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  19. ^ 1日平均乗降人員”. 小田急電鉄. 2017年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  20. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2019年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  21. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2019年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  22. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2021年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  23. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2021年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月5日閲覧。
  24. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
  25. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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