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桂岡駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桂岡駅
駅舎(2008年9月)
かつらおか
Katsuraoka
宮越 (2.2 km)
(2.1 km) 中須田
所在地 北海道檜山郡上ノ国町字桂岡鉄道用地[1]
北緯41度46分23.25秒 東経140度9分57.76秒 / 北緯41.7731250度 東経140.1660444度 / 41.7731250; 140.1660444
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 江差線
キロ程 68.5 km(五稜郭起点)
函館から71.9 km
電報略号 ツラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
0人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1936年昭和11年)11月10日[1]
廃止年月日 2014年平成26年)5月12日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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桂岡駅(かつらおかえき)は、かつて北海道檜山郡上ノ国町字桂岡にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線廃駅)。電報略号ツラ事務管理コードは▲141413[2]

歴史

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1976年の桂岡駅と周囲約500m範囲。左上が江差方面。この写真の前年に貨物取扱を廃止したためまだ貨物線の跡がはっきり残っていた。島状だが駅裏片側使用の単式ホーム1面を有し、駅舎とホーム間には貨物積卸線が敷かれて、駅舎の木古内側に貨物ホームを有していた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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字名より[6]。昔はアイヌ語でトマツプ(沼の上手の岸辺) やトガフ(沼の中に川がある所)と呼ばれており、地名を改める際当初は「杉山」と名づける予定であったが、現在の愛宕神社の麓に生える立派なカツラの木から、住民が嘆願書を出し、桂岡になったとされる[7]

このカツラには、この地方一帯が洪水に見舞われた際に、この木を境に難を逃れ、神木としてあがめられるようになったという伝承がある[6]

駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。車掌車改造の駅舎が置かれていた[1]

利用状況

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乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2011 0
2012 0
2013 0

駅周辺

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駅跡

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2018年7月現在、プラットホームや待合室、レールなどは全て解体撤去され、道床だけが残っている[要出典]

函館バスの江差線廃止代替路線「江差木古内線」の停留所「桂岡」が駅跡最寄りの北海道道5号江差木古内線上に設置されている[8]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
江差線
宮越駅 - 桂岡駅 - 中須田駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、165頁。ISBN 978-4-89453-743-9 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、828頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ “日本国有鉄道公示第168号”. 官報. (1982年11月13日) 
  5. ^ 江差線(木古内・江差間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2013年4月26日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130426-1.pdf2013年4月26日閲覧 
  6. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、18頁。ASIN B000J9RBUY 
  7. ^ 夏休みこども特集『かみのくに 地域の由来』~知っていますか?私たちのまち!~」(PDF)『広報かみのくに』第648号、上ノ国町、2015年8月、2-3頁、 オリジナルの2023年6月17日時点におけるアーカイブ、2023年6月17日閲覧 
  8. ^ 広報かみのくに 2014年4月号』上ノ国町、2014年4月、2 - 5頁http://www.town.kaminokuni.lg.jp/kouhou/pdf/810_97574675.pdf2023年1月9日閲覧 

関連項目

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