桜井茂尚
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桜井 茂尚(さくらい しげなお、1915年(大正4年)1月25日[1] - 没年不明)は、昭和期の文筆家[2]、政治家。衆議院議員、千葉県教育委員会委員長。
経歴
[編集]千葉県[3]匝瑳郡福岡町(八日市場町、八日市場市[2]を経て現匝瑳市[2])で生まれる。1940年(昭和15年)東北帝国大学法文学部法科[注 1]を卒業した[3][2]。
南満州鉄道に入り経理部勤務、同東亜経済調査局員・副参事を務めた[3][2]。その後、国民経済研究所農業担当研究員、農林省嘱託、社会主義政治経済研究所参事、九十九里種畜場経営、日本農民組合千葉県連統制委員長、公選の千葉県教育委員、同委員長、労働大学主事、同講師、習志野市立習志野高等学校社会科担当教師、世界芸術協会常務理事、日本社会党千葉県連書記長、同政審会長、同党本部政審会事務局次長、同常任参与、同書記局員などを務めた[3][2]。
1958年(昭和33年)5月の第28回衆議院議員総選挙で千葉県第2区から社会党公認で出馬して次点で落選[4]。1963年(昭和38年)11月の第30回総選挙に出馬して当選[3][5]し、衆議院議員に1期在任した[3][2]。その後、第31回から第33回総選挙まで3回連続で立候補したがいずれも落選した[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』294頁では法科第二学部卒。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 『読売年鑑 昭和42年版』読売新聞社、1966年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 石井暉二『光芒の人 千葉県人物事典2(政治編-国会議員)』ぎょうせい、1990年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。