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横田久則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横田 久則
台鋼ホークス 投手統括コーチ #34
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 和歌山県和歌山市
生年月日 (1967-09-08) 1967年9月8日(57歳)
身長
体重
187 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 1985年 ドラフト6位
初出場 NPB / 1987年4月12日
CPBL / 2003年3月2日
最終出場 NPB / 2002年6月15日
CPBL / 2004年10月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

横田 久則(よこた ひさのり、1967年9月8日 - )は、和歌山県和歌山市出身の元プロ野球選手投手、右投左打)、監督コーチ

来歴

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プロ入り前

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松江小学校時代から、投手として父親の指導のもと活躍していた。その頃はチームメートの方が超小学級として騒がれていたが、中学以降からその才能をのばしていった。

那賀高等学校から、1985年度プロ野球ドラフト会議にて西武ライオンズから6巡目指名を受けて入団。

プロ入り後

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1986年、アメリカ1A・サンノゼ・ビーズに野球留学。

1987年に5勝を挙げたが、その後は肩の故障などで苦しんだ。また故障がちであったため、「ブルペンエース」というニックネームがついた。また同期入団で同い年の清原和博は現役時代の横田について「あいつの苦労に比べたら俺の苦労なんて小さいもの」と語っていた。

1995年にはこの年監督に就任した同郷の東尾修の積極的な起用もあり先発ローテーション入りを果たし、4年ぶり勝利を挙げ自己最多の6勝を挙げた。

1998年には自己最多タイの6勝を挙げ、11年ぶりの完封勝利を記録し投球回数も自己最高を更新した。横浜ベイスターズとの日本シリーズでは第5戦の先発投手を務めた(横田が西武在籍してこの年含めて10回チームは日本シリーズに出場したが、横田にとってはこの先発登板が初めての日本シリーズでの登板であった)が2回途中3失点で敗戦投手。

2001年には千葉ロッテマリーンズ2002年には阪神タイガースでプレーした。2002年シーズンオフに阪神から戦力外通告を受け、台湾中華職業棒球大聯盟兄弟エレファンツへ移籍。2003年は16勝をあげ、勝投王(最多勝利)のタイトルを獲得した。2004年に現役を引退。

引退後

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2005年から兄弟のコーチを2年間務めた。

2007年から2009年までBCリーグ富山サンダーバーズの投手コーチ、2010年から2011年まで同球団の監督を務める。

また、2007年2008年シーズンのプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスの投手として参加。

2012年から西武の二軍投手コーチに就任。2015年は同球団の一軍投手コーチを務めるが、2016年は潮崎哲也との入れ代わりで二軍監督に就任。2017年よりファームディレクターに就任。2022年に球団本部編成グループ・プロ担当として、球団の職員を表彰する球団功労賞を受賞した。

2023年1月1日台湾プロ野球に新規参入する台鋼ホークスの投手コーチに就任した[1]。二軍の二冠王(最多勝、最多奪三振)を獲得した陳柏清を手塩にかけて育てた[2]

人物

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野球留学の際には、「久則」を中国語読みすると「ジョージ」のような発音になることから、「George Yokota」と名乗った。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
1987 西武 18 8 4 1 0 5 2 0 -- .714 347 88.0 67 5 23 3 1 39 0 0 21 16 1.64 1.02
1991 24 4 0 0 0 2 2 0 -- .500 276 65.2 60 8 30 3 0 51 4 0 24 22 3.02 1.37
1992 4 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 44 10.1 11 1 3 0 0 6 0 0 7 5 4.35 1.35
1993 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 19 4.0 2 0 7 0 0 1 0 0 0 0 0.00 2.25
1995 20 17 0 0 0 6 7 0 -- .462 439 101.2 100 8 37 0 3 99 3 0 48 43 3.81 1.35
1996 17 16 0 0 0 4 7 0 -- .364 387 88.0 73 8 55 0 4 63 6 0 38 35 3.58 1.45
1997 8 6 0 0 0 0 6 0 -- .000 118 24.2 40 4 10 0 0 19 1 0 24 20 7.30 2.03
1998 21 21 2 1 0 6 9 0 -- .400 542 129.0 113 19 47 1 1 95 2 0 56 48 3.35 1.24
1999 7 4 0 0 0 1 4 0 -- .200 108 21.2 34 4 7 2 4 20 0 0 19 16 6.65 1.89
2001 ロッテ 6 6 0 0 0 1 4 0 -- .200 138 30.2 36 6 9 0 1 21 1 0 17 16 4.70 1.47
2002 阪神 2 2 0 0 0 1 1 0 -- .500 41 9.0 11 2 3 0 0 7 1 0 8 6 6.00 1.56
2003 兄弟 25 24 1 0 0 16 3 0 -- .842 681 164.2 158 8 46 0 6 162 9 0 66 53 2.90 1.24
2004 22 22 3 1 1 9 8 0 -- .529 580 140.1 121 5 47 1 3 160 4 0 61 52 3.33 1.20
NPB:11年 130 85 6 2 0 26 43 0 -- .377 2459 572.2 547 65 231 9 14 421 18 0 262 227 3.57 1.36
CPBL:2年 47 46 4 1 1 25 11 0 -- .694 1261 305.0 279 13 93 1 9 322 13 0 127 105 3.10 1.22

タイトル

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CPBL
  • 最多勝利:1回 (2003年)

記録

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NPB

背番号

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  • 66 (1986年)
  • 43 (1987年 - 2000年)
  • 19 (2001年)
  • 30 (2002年)
  • 34 (2003年 - 2006年、2023年 - )
  • 88 (2007年 - 2011年)
  • 83 (2012年 - 2016年)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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