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比量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

比量(ひりょう、: Anumāna)とは、主にインド哲学仏教における説の一つで、推論の意味である。

三支作法

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仏教では、陳那によって、比量を3つの「宗」 「因」「喩」で論式を立てる。

  1. 声は無常なり
  2. 所作性の故に
  3. 瓶等の如し(同喩)、虚空等の如し(異喩)

五分作法

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ニヤーヤ学派では、論式を5部に分けて示す。

  1. 主張 かの山は火を有するものなり
  2. 理由 煙を有するものであるから
  3. 実例 なにものでも煙を有するものは火を有する。例えば台所のかまどのごとし
  4. 適用 煙あるかまどのごとく、かの山もかくのごとし
  5. 結論 ゆえにかの山は火を有するものなり

関連項目

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