水戸市立見川小学校
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水戸市立見川小学校 | |
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手前が小学校の校舎(2024年4月) | |
北緯36度22分24.56秒 東経140度26分19.02秒 / 北緯36.3734889度 東経140.4386167度座標: 北緯36度22分24.56秒 東経140度26分19.02秒 / 北緯36.3734889度 東経140.4386167度 | |
過去の名称 |
啓行小学校 千波尋常小学校見川分教場 緑岡村立緑岡尋常小学校見川分教場 緑岡村立見川尋常小学校 緑岡村立緑岡尋常小学校見川分教場 緑岡国民学校見川分教場 緑岡村立緑岡小学校見川分校 水戸市立緑岡小学校見川分校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
見川村(1873年 - 1889年) 緑岡村(1889年 - 1952年) 水戸市(1952年 - ) |
校訓 | むつまじく たくましく うつくしく |
設立年月日 | 1873年9月11日 |
創立記念日 | 11月24日 |
共学・別学 | 男女共学 |
本校 |
水戸市立緑岡小学校 1886年 - 1892年(1度目) 1909年 - 1964年(2度目) |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B108220100082 |
校地面積 | 13,418 m2 |
校舎面積 | 6,554 m2 |
設計者 | 実施:エイプラス・デザイン[1] |
所在地 | 〒241-1423 |
茨城県水戸市見川2丁目96の3 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
水戸市立見川小学校(みとしりつ みがわしょうがっこう)は、茨城県水戸市見川にある公立小学校。略称は見小。見川中学校との併設校である。
概要
[編集]水戸市の中央部にある小学校である。旧校舎のそばには、徳川斉昭が植えたといわれるゆかりの桜がある[2][3]。見川地区を学区としている[4]。
2023年度の児童数は521人で、各学年は6年生を除いて3学級編成となっている。全体の児童数は2010年代以降横ばいであるが、特別支援学級の児童は増加傾向にある[5]。
沿革
[編集]- 1873年(明治6年)9月11日 - 啓行小学校として、妙雲寺を借用して開校[6][7]。
- 1886年(明治19年) - 千波尋常小学校(現:緑岡小学校)の分教場に移行し、「千波尋常小学校見川分教場」に改称[8][9]。
- 1889年(明治22年) - 町村制が施行されて緑岡村となり、「緑岡村立緑岡尋常小学校見川分教場」に改称[9]。
- 1892年(明治25年)11月[注 1] - 本校から独立し、「緑岡村立見川尋常小学校」に改称[10][7]。
- 1898年(明治31年) - 見川稲荷神社の南隣に校舎を落成[7]。
- 1908年(明治41年) - 小学校令の改正により修業年限が6年となる。これに伴い、5・6年生を千波尋常小学校(現:緑岡小)へ収容[7]。
- 1909年(明治42年) - 千波尋常小学校から改称した緑岡尋常小学校の分教場に移行し、「緑岡村立緑岡尋常小学校見川分教場」に改称[7]。
- 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令施行に伴い、「緑岡国民学校見川分教場」に改称[9]。
- 1947年(昭和22年)4月 - 学校教育法施行に伴い、「緑岡村立緑岡小学校見川分校」に改称。
- 1951年(昭和26年) - 見川2丁目96番地の3に新校舎を落成し、移転[9]。
- 1952年(昭和27年)4月1日 - 水戸市への編入合併に伴い、「水戸市立緑岡小学校見川分校」に改称[9]。
- 1964年(昭和39年)4月1日 - 本校から独立し、「水戸市立見川小学校」に改称[11][9]。児童数の増加にあわせ、校舎の増築と運動場の拡張を実施[9]。
- 1965年(昭和40年) - 創立記念日を11月24日に制定。校旗を作成[9]。
- 1966年(昭和41年) - 校歌を作成し、発表会を開催[9]。
- 1967年(昭和42年)5月 - 給食室を設置し、完全給食を開始[注 2][9][12]。
- 1968年(昭和43年) - 児童数増加に伴い、鉄筋コンクリート造の校舎を増築[9]。
- 1970年(昭和45年) - 新校舎(北校舎)とプールを落成[9][13]。
- 1971年(昭和46年) - 教室不足のため、プレハブ校舎を設置[9]。
- 1972年(昭和47年) - 校舎を増築[9]。
- 1973年(昭和48年) - 体育館を落成[9]。
- 1974年(昭和49年) - 校舎を増築[9]。
- 1976年(昭和51年)
- 1984年(昭和59年) - 校訓を制定。南校舎を落成[9]。
- 1985年(昭和60年) - 金管バンドを結成[9]。
- 1987年(昭和62年) - 観察池を設置[9]。
- 1993年(平成5年) - 開放学級を開設[9]。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 特別支援学級(自閉・情緒障がい児)を開設[15]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 特別支援学級(知的障がい児)を開設[15]。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 通級指導教室を開設[15]。
- 2021年(令和3年)3月24日 - 新校舎を落成[15]。その後移転。
施設概要
[編集]主な施設を掲載。
現行施設
[編集]- 校舎(6,554 m2[15]) - 2021年竣工の鉄筋コンクリート造4階建てで、2018年に竣工した屋内運動場に連結させた。エイプラス・デザインが設計を手掛けた[1]。中学校校舎と同様、真上から見ると「口」の字型となっている。鉄筋コンクリート造りであるが、内装は杉などの木材を多用して温もりのある空間に仕上げた。外装は、中学校や屋内運動場と違いを出すために縦のラインを入れている[1]。
- 屋内運動場(1,223 m2[15]) - 2018年竣工[15]。
- プール(300 m2[15])
- 校庭
校舎以外は見川中学校と共用している。
旧施設
[編集]校地面積は13,418平方メートルであった[16]。
- 校舎
- 給食室(170 m2[13]) - 1967年竣工[9]。
- 屋内運動場(700 m2) - 1973年竣工の鉄骨造平屋建て[13]。
- プール(300 m2[16]) - 1970年竣工。1990年に改修していた[9]。
- 校庭
学区
[編集]- 見川1丁目 - 5丁目[4]
アクセス
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 「見川中学校入口」バス停(茨城交通)から徒歩で約3分
周辺
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “水戸市立見川小学校”. 株式会社エイプラス・デザイン. 2024年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
- ^ 「光圀公ゆかりの桜ライトアップ 水戸・見川小」『産経新聞』2016年3月31日。オリジナルの2024年7月9日時点におけるアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
- ^ “見川小学校のシダレザクラ”. 水戸市ホームページ. 水戸市. 2024年7月9日閲覧。
- ^ a b “水戸市立学校の学区に関する規則”. 水戸市例規集. 水戸市. 2024年7月9日閲覧。
- ^ “水戸市立見川小学校 - 学年別の児童数・学級数”. 学校教育情報サイトGaccom. ガッコム. 2024年7月9日閲覧。
- ^ 水戸市史編さん近現代専門部会 1993, pp. 330, 335.
- ^ a b c d e “見川地区コミュニティプラン あふれる元気 わたしのまち”. 水戸市 (2015年3月). 2024年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
- ^ 水戸市史編さん近現代専門部会 1993, p. 335.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z “沿革”. 水戸市立見川小学校公式ホームページ. 水戸市教育委員会. 2024年7月9日閲覧。
- ^ 水戸市史編さん近現代専門部会 1993, p. 551.
- ^ 水戸市 1970, p. 26.
- ^ a b 水戸市 1970, p. 27.
- ^ a b c d e f g “平成28年度学校施設の耐震化状況 - 別紙1 水戸市立小学校施設耐震化状況”. 水戸市. 2018年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
- ^ “沿革”. 水戸市立梅が丘小学校公式ホームページ. 水戸市教育委員会. 2024年7月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “水戸の教育 令和5年度版”. 水戸市. pp. 6-7,48-49,60-61 (2023年7月). 2024年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
- ^ a b “水戸の教育 平成27年度版”. 水戸市. p. 53 (2015年6月). 2016年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 水戸市史編さん近現代専門部会 編『水戸市史 下巻 1』水戸市、1993年10月20日。doi:10.11501/3038719。 NCID BN01798132。
- 水戸市 編『市勢80年写真集「水戸」』水戸市、1970年1月20日。doi:10.11501/9640088。 NCID BN15751159。