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法道寺 (朝来市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法道寺
大師堂
大師堂
所在地 兵庫県朝来市和田山町法道寺280番地
位置 北緯35度21分20.4秒 東経134度48分53.4秒 / 北緯35.355667度 東経134.814833度 / 35.355667; 134.814833座標: 北緯35度21分20.4秒 東経134度48分53.4秒 / 北緯35.355667度 東経134.814833度 / 35.355667; 134.814833
山号 亀岡山
宗旨 高野山真言宗
本尊 大日如来
創建年 伝・白雉年間(650年-654年)
開基 伝・法道仙人
中興 高尊(覚雲上人)
正式名 亀岡山 法道寺
札所等 但馬八十八所霊場第23番札所
公式サイト 亀岡山法道寺
法人番号 5140005010728 ウィキデータを編集
法道寺 (朝来市)の位置(兵庫県内)
法道寺 (朝来市)
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法道寺(ほうどうじ)は、兵庫県朝来市にある高野山真言宗仏教寺院。山号は亀岡山(かめおかさん)。本尊は大日如来である。

歴史

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白雉(650年-654年)の頃、法道仙人の開基と伝わる。萬治年間(1658年-1661年)に中興の祖、覚雲上人により伽藍が再建されたが、正徳年間(1711年-1715年)に火災に遭い大半が焼失。寛文3年(1663年)建立の大師堂が当時のまま残っている。本堂は享保2年(1717年)、鐘楼は宝暦8年(1758年)に再建された。神仏習合の面影も残り、境内地の裏山には宮内村盈岡神社がある、法道仙人ゆかりの牛頭天王社や薬師堂・弁財天堂があり別当寺としての記録も残る。

境内

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建造物

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石建造物

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  • 阿闍梨覚雲上人顕彰碑 - 享和3年(1803年)、四十六世祐海によって建立された中興の祖覚雲上人の顕彰碑。その人柄や事績が漢文で刻まれている。
  • 宝篋印塔 - 享保8年(1723年)建立、刻字「一切如来心秘密全身舎利寶筺印陀羅尼塔請銀施入」
  • 地蔵菩薩像 - 大正5年(1916年)建立

巡礼道

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  • おでっさんみち(お大師道) - 明治28年(1895年)寺奥の霊山に整備された約1キロメートルの巡礼道。道中八十八ヶ所に近隣集落の有志164人の寄進による178体の石像が安置されている。石像は二体一対で、如来、菩薩、明王など四国八十八箇所の各札所の本尊と弘法大師の座像が安置されている。

札所

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ご詠歌:まようべき しるべにたのむ のりのみち てらよりほかに なにかもとめん

周辺

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  • 法道寺城(中山城) - おでっさんみち途中の山頂部(標高230メートル)にある山城跡。建造物は無い。城域は東西約150メートル、南北約40メートル、城主や城史については不明である。構造は、土塁囲みの2つの曲輪を、さらに堀切竪堀、横堀などで防御を固めた縄張りで、但馬の城の中では特異な形を呈している。

所在地

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  • 兵庫県朝来市和田山町法道寺280番地

交通アクセス

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鉄道
道路
  • 国道9号法道寺交差点を山側へ約800メートル

参考文献

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  • 『図説養父市城郭辞典』 - 養父市教育委員会、平成22年3月