溝口町
表示
みぞくちちょう 溝口町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
おにっ子ランドの鬼の像(伯耆町成立後に撮影) | |||||
| |||||
廃止日 | 2005年(平成17年)1月1日[1] | ||||
廃止理由 |
新設合併 溝口町、岸本町 → 伯耆町[1] | ||||
現在の自治体 | 伯耆町[1] | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陰地方) | ||||
都道府県 | 鳥取県 | ||||
郡 | 日野郡 | ||||
市町村コード | 31404-8 | ||||
面積 | 100.40 km2 | ||||
総人口 |
5,392人 (国勢調査、平成12年) | ||||
隣接自治体 |
日野町、江府町、南部町、 岸本町、大山町 | ||||
溝口町役場 | |||||
所在地 |
〒689-4292 鳥取県日野郡溝口町溝口647 | ||||
座標 | 北緯35度20分46秒 東経133度26分12秒 / 北緯35.34603度 東経133.43661度座標: 北緯35度20分46秒 東経133度26分12秒 / 北緯35.34603度 東経133.43661度 | ||||
ウィキプロジェクト |
溝口町(みぞくちちょう)は、かつて鳥取県にあった町である。日野郡に属した。日本最古の鬼伝説の町として、鬼を題材とした町おこしをしていた。
2005年(平成17年)1月1日に西伯郡岸本町と合併し、西伯郡伯耆町となった[1]。
地理
[編集]鳥取県の西部に位置した。
- 河川:日野川
- 山:鬼住山 (326m)
隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)10月1日 - 溝口村・旭村が合併して溝口町が発足。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 二部村・日光村の一部(栃原・大滝・大坂・富江・福兼・添谷・大内)と合併し、改めて溝口町が発足。
- 1984年(昭和59年)5月1日 - 溝口町(みぞぐちちょう)が改称して溝口町(みぞくちちょう)となる。
- 2005年(平成17年)1月1日 - 西伯郡岸本町と合併して西伯郡伯耆町が発足[1]。同日溝口町廃止。
伝説
[編集]楽楽福神社(さふくじんじゃ)の由緒縁起によると昔、近くの鬼住山(きずみやま)を根城にして暴れ回っていた鬼集団があった。この地を訪れた孝霊天皇は南の笹苞山(さすとやま)に陣を張った。まず笹巻きの団子を3つ置いて鬼の兄弟の弟の乙牛蟹をおびき出し矢で射殺した。次に笹の葉を刈り取って山積みして風で飛ばし、兄の大牛蟹達の体にまとわりつかせた上で火を放った。大牛蟹は蟹のように這いつくばって命乞いをした。大いに喜んだ里人達は笹の葉で屋根を葺いた神社を作り、これが楽楽福神社の始まりということである。天皇はこの地に崩御するまで留まったともいう。
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、溝口村の篤農家は「権代定次郎、権代藤三郎、下村政次郎、木島新三郎、大江萬吉、篠田甚平、篠原榮次郎、井上初太郎、野坂金次郎、住田友次郎」などがいた[2]。
教育
[編集]2022年現在は伯耆町立。
- 中学校
- 小学校
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 高速道路
- 一般国道
- 県道
- 鳥取県道1号溝口伯太線
- 鳥取県道35号西伯根雨線
- 鳥取県道45号倉吉江府溝口線
- 鳥取県道46号日野溝口線
- 鳥取県道52号岸本江府線
- 鳥取県道158号大山口停車場大山線
- 鳥取県道180号伯耆溝口停車場線(2009年12月1日鳥取県告示第712号により廃止。現・伯耆町道伯耆溝口停車場線)
- 鳥取県道209号大滝白水線
- 鳥取県道284号大山寺岸本線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 鬼ミュージアム
- おにっ子ランド
祭事
[編集]- 蛸舞式神事 - 県無形民俗文化財指定。
出身有名人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 川瀬慎一朗(2014年11月6日). “検証・合併10年:鳥取市の今/6止 単独の智頭 知恵出し活路”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ 『大日本篤農家名鑑』174頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年12月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。