潘州 (広東省)
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潘州(はんしゅう)は、中国にかつて存在した州。唐代から北宋初年にかけて、現在の広東省茂名市一帯に設置された。
概要
[編集]621年(武徳4年)、唐が嶺南を平定すると、隋の合浦郡南昌県の地に南宕州が置かれた。南宕州は南昌・定川・宕川・温水・陸川・思城の6県を管轄した。632年(貞観6年)、南宕州の州治は南昌県から定川県に移転された。634年(貞観8年)、南宕州は潘州と改称された。後に潘州の州治は定川県から茂名県に移転された。742年(天宝元年)、潘州は南潘郡と改称された。758年(乾元元年)、南潘郡は潘州の称にもどされた。潘州は嶺南道の邕管十州に属し、茂名・南巴・潘水の3県を管轄した[1]。
972年(開宝5年)、北宋により潘州は廃止された。南巴・潘水の2県は廃止され、茂名県に併合された。茂名県は高州に移管された[2]。