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2016年6月7日 (火) 23:51時点における版
おおわく もりまさ 大和久 守正 | |
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生年月日 | 1929年2月25日(95歳) |
出生地 | 日本 東京府東京市本所区 |
職業 | 脚本家 |
ジャンル | 劇場用映画(現代劇・時代劇)、テレビ映画(刑事物) |
活動期間 | 1956年 - 1974年 |
主な作品 | |
映画 『特別機動捜査隊』(1963年) 『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970年) 『新網走番外地 吹雪の大脱走』(1971年) テレビ映画 『特別機動捜査隊』(1962年 - 1968年) 『戦友』(1964年) |
大和久 守正(おおわく もりまさ、1929年2月25日 - )は、日本の脚本家である[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16]。1962年(昭和37年) - 1968年(昭和43年)の時期に連続テレビ映画『特別機動捜査隊』の各話を数多く執筆し、劇場用映画においては、高倉健が主演した『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970年)あるいは『新網走番外地 吹雪の大脱走』(1971年)の脚本家として知られる[4][6][8][9][10][11][12][14][15][16]。
Smartザテレビジョン、allcinema等での読み「やまと くままさ」[10][16]、テレビドラマデータベースで併記される「大和守久正」[14]は、いずれも誤りである[3][4][13]。
人物・来歴
1929年(昭和4年)2月25日、東京府東京市本所区(現在の東京都墨田区)に生まれる[1][3]。「大和久」姓は江東区大島の大和久煉炭工業(現在のシャイニングサービス)創業者・大和久十郎[17]、元墨田区議会議員・大和久常雄[18]ら、同地区にみられる姓である。
明治大学に進学、第二次世界大戦後の1953年(昭和28年)3月、同大文芸科を卒業する[1][3]。松浦健郎(1920年 - 1987年)に師事、宝塚映画製作所が製作した嵐寛寿郎の主演作『疾風!鞍馬天狗』(監督並木鏡太郎)の脚本を松浦と共同執筆し、同作が1956年(昭和31年)6月8日に公開されて脚本家としてデビューした[4][6][7][8][9][10][11][12][14][15][16]。今村文人(1935年 - 2000年)[19]の回想によれば、今村が松浦に入門したころには、兄弟子として大和久のほか石郷岡豪[20]、佐藤道雄[21]、松原佳成[22]、山崎巌(1929年 - 1997年)[23]がおり、今村のすぐ後には安藤豊弘(1935年 - )[24]、雪室俊一(1941年 - )[25]らが入門してきており「まるで合宿所」であったという[26]。
1957年(昭和32年)4月16日公開の東映東京撮影所製作、『大学の石松 女群突破』(監督小石栄一、主演高倉健)、1958年(昭和33年)5月20日公開の東映京都撮影所製作、『伊那の勘太郎』(監督小沢茂弘、主演東千代之介)までは、松浦との共同執筆であったが、同年10月2日に放映されたテレビ映画『盲目の弟』(主演鶴田浩二)、同年11月5日に公開された劇場用映画『捨てうり勘兵衛』(監督マキノ雅弘)で一本立ちした[4][6][7][8][9][10][11][12][14][15][16]。当時満29歳であった[1][3]。以降、東映京都撮影所で脚本家として活動する[4][6][7][8][9][10][11][12][14][15][16]。1962年(昭和37年)7月11日に放映された『特別機動捜査隊』第38回『欲望の海』(監督不明)で初めて『特別機動捜査隊』の脚本を執筆、以降、1968年(昭和43年)6月12日放映の第346回『若者の橋』(監督不明)までの総計36作を執筆した[14][15][16]。1966年(昭和41年)に発行された『放送作家年鑑1966』(日本放送作家協会、編集人大垣肇、発行人阿木翁助)や同じく『演劇年鑑1966』には、江東区大島の住所が書かれており、同地で居を構えた[1][2]。当時は日本放送作家協会の会員であった[1][2]。
1970年(昭和45年)4月10日に公開された『新兄弟仁義』(監督佐伯清、主演北島三郎)の脚本を手がけて劇場用映画に復帰、『遊侠列伝』(監督小沢茂弘、主演高倉健)、『博徒仁義 盃』(監督佐伯清、主演菅原文太)、『昭和残侠伝 死んで貰います』(監督マキノ雅弘、主演高倉健)、翌1971年(昭和46年)に入って『現代やくざ 盃返します』(監督佐伯清、主演菅原文太)、『新網走番外地 吹雪の大脱走』(監督降旗康男、主演高倉健)と、大和久の代表作となる作品を連打する[4][6][7][8][9][10][11][12]。同年12月29日に公開された『新網走番外地 吹雪の大脱走』が最後の劇場用映画になり、1972年(昭和47年)以降はテレビ映画に戻った[4][6][7][8][9][10][11][12][14][15][16]。1974年(昭和49年)7月27日に放映された『大江戸捜査網』第149回『消えた死美人』(監督江崎実生)を五条貴士(1929年 - )とともに執筆し、脚本としてクレジットされた[14]。以降の作品歴は不明である[14][15][16]。当時、満45歳であった[1][3]。
満72歳を迎えた2001年(平成23年)10月に発行された『著作権台帳第26版』(日本著作権協議会)には、墨田区本所の住所が記されていたが[3]、以降の消息は不明である。日本放送作家協会、日本シナリオ作家協会、日本脚本家連盟、いずれの会員一覧にも、2014年(平成26年)現在、大和久についての記述はない[27][28][29]。存命であれば同年には満85歳になる。
フィルモグラフィ
特筆以外すべてのクレジットは「脚本」である[4][6][7][8][9][10][11][12][14][15][16]。東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)等の所蔵・現存状況についても記す[7]。
1950年代
- 『疾風!鞍馬天狗』 : 製作竹井諒・渾大坊五郎、監督並木鏡太郎、原作大佛次郎、主演嵐寛寿郎、製作宝塚映画製作所、配給東宝、1956年6月8日公開 - 松浦健郎とともに脚本、88分の原版が現存・2008年東宝がDVD発売[5][10]
- 『大学の石松 女群突破』 : 企画光川仁朗、監督小石栄一、原作宮本幹也、主演高倉健、製作東映東京撮影所、配給東映、1957年4月16日公開 - 松浦健郎とともに脚本、70分の原版が現存・東映チャンネルが放映[30]
- 『伊那の勘太郎』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督小沢茂弘、原作八住利雄・三村伸太郎、主演東千代之介、製作東映京都撮影所、配給東映、1958年5月20日公開 - 松浦健郎とともに脚本、87分の原版が現存・東映チャンネルが放映[31]
- 『盲目の弟』 : 監督不明、原作山本有三、主演鶴田浩二、製作日本テレビ放送網、1958年10月2日放映(テレビ映画・鶴田浩二アワー)
- 『捨てうり勘兵衛』 : 企画中村有隣、監督マキノ雅弘、原作村上浪六、主演大友柳太朗、製作東映京都撮影所、配給東映、1958年11月5日公開 - 脚本、94分の上映用プリントをNFCが所蔵[7]
- 『金獅子紋ゆくところ 黄金蜘蛛』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督伊賀山正光、原作近藤竜太郎、主演里見浩太郎、製作東映京都撮影所、配給東映、1958年12月2日公開
- 『金獅子紋ゆくところ 魔境の秘密』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督伊賀山正光、原作近藤竜太郎、主演里見浩太郎、製作東映京都撮影所、配給東映、1958年12月15日公開
- 『唄祭り かんざし纏』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督深田金之助、主演東千代之介、製作東映京都撮影所、配給東映、1958年12月27日公開 - 脚本、77分の原版が現存・東映チャンネルが放映[32]
- 『婦系図』 : 監督津田昭、原作泉鏡花、主演鶴田浩二、製作日本テレビ放送網、1959年1月8日 - 同年1月29日放映(連続テレビ映画・鶴田浩二アワー)
- 『いろは若衆 ふり袖ざくら』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督佐々木康、原作小川正、主演美空ひばり、製作東映京都撮影所、配給東映、1959年1月9日公開 - 加藤泰とともに脚本、71分の原版が現存・東映チャンネルが放映[33]
- 『ゆうれい小判』 : 企画辻野公晴・橋本慶一、監督秋元隆太、主演里見浩太郎、製作東映京都撮影所、配給東映、1959年4月15日公開
- 『紅だすき喧嘩状』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督河野寿一、主演東千代之介、製作東映京都撮影所、配給東映、1959年4月15日公開 - 脚本、74分の原版が現存・東映チャンネルが放映[34]
- 『姫君一刀流』 : 企画辻野公晴・神戸由美、監督隅田朝二、原作小川正、主演大川恵子、製作東映京都撮影所、配給東映、1959年6月16日公開 - 脚本、61分の原版が現存・東映チャンネルが放映[35]
- 『恋愛作法』第5回『初恋』 : 監督不明、原作吉行淳之介、主演伊藤雄之助、製作日本テレビ放送網、1959年8月1日放映(テレビ映画・日産劇場)
1960年代
- 『明治一代女』 : 監督津田昭、原作川口松太郎、主演宮城千賀子、製作日本テレビ放送網、1960年1月9日 - 同30日放映(連続テレビ映画・日産劇場)
- 『かげろう絵図』 : 監督不明、原作松本清張、主演坂東吉弥、製作日本テレビ放送網、1960年2月3日 - 同年4月27日放映(連続テレビ映画)
- 『波止場野郎』 : 企画秋田亨、監督小石栄一、主演小野透、製作東映東京撮影所、配給第二東映、1960年4月26日公開
- 『さいころ無宿』 : 企画神戸由美、監督内出好吉、原作陣出達朗、主演里見浩太郎、製作東映京都撮影所、配給東映、1960年5月10日公開 - 脚本、56分の原版が現存・東映チャンネルが放映[36]
- 『吠えろ岸壁』(『吠える岸壁』[15]) : 企画秋田亨、監督若林栄二郎、主演江原真二郎、製作東映東京撮影所、配給東映、1960年7月6日公開
- 『まぼろし城』 : 監督蒲生順一、原作高垣眸、主演和田孝、製作日本テレビ放送網、1960年10月5日 - 1961年4月26日放映(連続テレビ映画)
- 『大江戸喧嘩まつり』 : 企画神戸由美、監督山崎大助、原作瀬戸口寅雄、主演里見浩太郎、製作東映京都撮影所、配給第二東映、1961年1月15日公開 - 村松道平とともに脚本
- 『若殿千両肌』 : 企画神戸由美、監督山下耕作、原作森達二郎、主演沢村訥升、製作東映京都撮影所、配給東映、1961年1月21日公開 - 浜川博美・安田猛人とともに脚本、65分の上映用プリントをNFCが所蔵[7]
- 『大学武勇伝』 : 企画秋田亨、監督相野田悟、主演松方弘樹、製作東映東京撮影所、配給ニュー東映、1961年3月15日公開
- 『花ざかり七色娘』 : 企画秋田亨、監督日高繁明、原作高橋三郎・緑川士郎、主演小宮光江、製作東映東京撮影所、配給東映、1961年3月21日公開
- 『腕まくり七色娘』 : 企画秋田亨、監督日高繁明、原作高橋三郎・緑川士郎、主演小宮光江、製作東映東京撮影所、配給東映、1961年5月17日公開
- 『眠狂四郎』 : 監督蒲生順一、原作柴田錬三郎、主演江見俊太郎、製作日本テレビ放送網、1961年7月6日 - 同年9月28日放映(連続テレビ映画)
- 『気まぐれ鴉』 : 企画神戸由美・石井寛治、監督小野登、主演山城新伍、製作東映京都撮影所、配給ニュー東映、1961年9月6日公開 - 脚本、64分の原版が現存・東映チャンネルが放映[37]
- 『旅がらす花嫁勝負』 : 企画神戸由美・石井寛治、監督小野登、主演品川隆二、製作東映京都撮影所、配給東映、1961年10月7日公開 - 脚本、65分の原版が現存・東映チャンネルが放映[38]
- 『薬湯』 : 監督津田昭、原作有吉佐和子、主演大木実、製作日本テレビ放送網、1961年10月26日放映(テレビ映画)
- 『義士江戸日記』 : 監督津田昭、主演天野新二、製作日本テレビ放送網、1961年12月14日放映(テレビ映画)
- 『阿部一族』 : 監督津田昭、原作森鴎外、主演市川小太夫、製作日本テレビ放送網、1961年12月21日放映(テレビ映画)
- 『地方記者』第8回 : 監督不明、主演小山田宗徳、製作日本テレビ放送網、1962年3月1日放映(テレビ映画・日産劇場)
- 『黄門社長漫遊記』 : 企画根津昇・大賀義文、監督小石栄一、原作東謙作、主演高倉健、製作東映東京撮影所、配給東映、1962年4月4日公開 - 脚本、86分の原版が現存・東映チャンネルが放映[39]
- 『七人の刑事』第36回『現場不在証明』 : 監督西村邦房、主演菅原謙二、製作TBSテレビ、1962年6月16日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 第38回『欲望の海』 : 監督不明、1962年7月11日放映(テレビ映画)
- 第42回『恐怖の新婚旅行』 : 監督不明、1962年8月8日放映(テレビ映画)
- 『銀の河』 : 監督佐伯清、原作水上勉、主演北村和夫、製作日本教育テレビ、1962年8月31日放映(テレビ映画・ミステリーベスト21)
- 『続 地方記者』第3回『休刊日の記者達』 : 監督不明、主演小山田宗徳、製作日本テレビ放送網、1962年9月15日放映(テレビ映画・日産劇場)
- 『ヘッドライト』第4回 : 監督関川秀雄、主演中山昭二、製作東映テレビ部、監修日本テレビ放送網、1962年10月25日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊』第63回『初笑い贋小判騒動』 : 監督今村農夫也、主演波島進、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ、1963年1月2日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊の夕べ』 : 演出不明、主演波島進、司会トップ・ライト、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ、1963年1月23日放映(特別公開企画番組)
- 『若い台風』 : 監督柳生六彌、主演深見宏、製作東映 / 日本教育テレビ、1963年1月29日 - 同年7月23日放映(連続テレビ映画)
- 『第八空挺部隊 壮烈鬼隊長』 : 企画、監督小林恒夫、主演南広、製作東映東京撮影所、配給東映、1963年2月6日公開 - 押川正士とともに脚本
- 『特別機動捜査隊』第70回『背信』 : 監督不明、主演波島進、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ、1963年2月27日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊』 : 企画川崎修美、監督太田浩児、主演千葉真一、製作東映東京撮影所、配給東映、1963年3月31日公開 - 脚本、60分の原版が現存・東映チャンネルが放映[40]
- 『ダイヤル110番』第295回『空白の十三時間』 : 監督不明、主演山形勲、製作日本テレビ放送網、1963年5月12日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 第82回『慾望』 : 監督不明、1963年5月22日放映(テレビ映画)
- 第85回『出来心』 : 監督松島稔、1963年6月12日放映(テレビ映画)
- 第92回『歪んだ太陽』 : 監督大岡紀、1963年7月31日放映(テレビ映画)
- 第94回『十八年』 : 監督石川義寛、1963年8月14日放映(テレビ映画)
- 第100回『愛の真実』 : 監督小川貴智雄、1963年9月25日放映(テレビ映画)
- 第103回『煙りの町』 : 監督不明、1963年10月16日放映(テレビ映画)
- 第106回『欲の決算』 : 監督不明、1963年11月6日放映(テレビ映画)
- 第111回『のれん』 : 監督大岡紀、1963年12月11日放映(テレビ映画)
- 『なりひら小僧』 : 監督不明、原作山中貞雄、主演北上弥太朗、製作TBSテレビ、1963年6月28日放映(テレビ映画・近鉄金曜劇場)
- 『七人の刑事』第96回『消えたバカンス』 : 監督西村邦房、主演堀雄二、製作TBSテレビ、1963年8月1日放映(テレビ映画)
- 『捨てうり勘兵衛』 : 監督森伊千雄、原作村上浪六、主演安井昌二、製作TBSテレビ、1963年10月11日放映(テレビ映画・近鉄金曜劇場)
- 『赤穂から来た浪人』 : 監督河野和平、主演三橋達也、製作日本テレビ放送網、1963年12月14日放映(テレビ映画・日産スター劇場) - 原作(『義士江戸日記』のリメイク)および新井典とともに脚本
- 『戦友』 : 原作川内康範、主演生井健夫、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 第15回『母と兵隊』 : 監督不明、1964年1月7日放映(テレビ映画)
- 第16回『嵐の中の若い顔』 : 監督不明、1964年1月14日放映(テレビ映画)
- 第17回『望郷の歌』 : 監督不明、1964年1月21日放映(テレビ映画)
- 第23回『突撃命令』 : 監督不明、1964年3月3日放映(テレビ映画)
- 第25回『落日』 : 監督不明、1964年3月17日放映(テレビ映画)
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション、企画日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 第114回『東京の三十六時間』 : 監督松島稔、1964年1月1日放映(テレビ映画)
- 第119回『満員電車』 : 監督今村農夫也、1964年2月5日放映(テレビ映画)
- 第122回『ひったくり』 : 監督松島稔、1964年2月26日放映(テレビ映画)
- 第134回『黒い花』 : 監督大岡紀、1964年5月20日放映(テレビ映画) - 高岡恵悟とともに脚本
- 第138回『献身』 : 監督北村秀敏、1964年6月17日放映(テレビ映画) - 吉岡昭二とともに脚本
- 第143回『叙勲』 : 監督土屋蔵三、1964年7月22日放映(テレビ映画)
- 第154回『東京0米地帯 前篇』 : 監督松島稔、1964年10月7日放映(テレビ映画)
- 第155回『東京0米地帯 後篇』 : 監督松島稔、1964年10月14日放映(テレビ映画)
- 第166回『善意の街』 : 監督中村経美、1964年12月30日放映(テレビ映画)
- 『特命諜報207』 : 監督石川義寛、原作川内康範、主演田口計、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ、1964年6月16日 - 同年11月17日放映(連続テレビ映画)
- 『悪魔のようなすてきな奴』 : 監督鈴木敏郎・今村農夫也、原作松浦健郎、主演高城丈二、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ、1964年10月1日 - 1965年4月1日放映(連続テレビ映画) - 松浦健郎・今村文人とともに各回で脚本
- 『七年目半の浮気』 : 監督池田善人、原作山田豊、主演池内淳子、製作日本テレビ放送網、1964年10月10日放映(テレビ映画・日産スター劇場)
- 『俺も義士だ』 : 監督野末和夫、主演丹波哲郎、製作日本テレビ放送網、1964年12月12日放映(テレビ映画・日産スター劇場) - 高岡恵悟とともに脚本
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 『おれは宴会屋』 : 監督川上衆司、主演有島一郎、製作日本テレビ放送網、1965年5月1日放映(テレビ映画・日産スター劇場) - 菅野昭彦とともに脚本
- 『奥様はトップレディ』 : 監督池田善人、原作源氏鶏太、主演白川由美、製作日本テレビ放送網、1965年6月26日放映(テレビ映画・日産スター劇場)
- 『空手三四郎』 : 監督松島稔・今村農夫也・北村秀敏、原作陣出達朗、主演亀石征一郎、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ、1965年9月3日 - 1966年2月25日放映(テレビ映画) - 七条門・元持栄美とともに各回で脚本
- 『悪の紋章』 : 原作橋本忍、主演天知茂、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ、1965年10月7日 - 1966年3月31日放映(連続テレビ映画)
- 第13話 : 監督永野靖忠
- 第14話 : 監督永野靖忠
- 第16話 : 監督鈴木敏郎
- 第21話 : 監督鈴木敏郎
- 第22話 : 監督北村秀敏
- 第23話 : 監督北村秀敏
- 第26話 : 監督鈴木敏郎
- 『ダイヤル119・出動せよ』 : 製作日本テレビ放送網、1965年11月2日 - 1966年2月22日放映(連続テレビ映画)
- 第9話『非常階段』 : 監督不明
- 第12話『輪禍』 : 監督戸木啓八
- 『幸福を売る女』 : 監督川上衆司、主演白川由美、製作日本テレビ放送網、1966年3月5日放映(テレビ映画・日産スター劇場)
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 『嵐のなかでさよなら』 : 監督永野靖忠、主演高城丈二、製作日本教育テレビ、1966年4月24日 - 同年10月16日放映(テレビ映画) - 今村文人とともに脚本
- 『白い巨塔』 : 監督関川秀雄・永野靖忠、原作山崎豊子、主演佐藤慶、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ、1967年4月8日 - 同年9月29日放映(連続テレビ映画) - 今村文人とともに脚本
- 『特別機動捜査隊』 : 主演波島進、製作東映テレビプロダクション・日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 『平四郎危機一発』 : 原案双葉十三郎・南部圭之助、主演石坂浩二、製作TBSテレビ、1967年10月7日 - 1968年3月30日放映(連続テレビ映画)
- 第1回 : 監督内川清一郎、1967年10月7日放映(テレビ映画)
- 第2回 : 監督内川清一郎、1967年10月14日放映(テレビ映画)
- 第3回 : 監督内川清一郎、1967年10月21日放映(テレビ映画)
- 『野次馬がいく』 : 主演松方弘樹・里見浩太郎・浅野順子、製作日本教育テレビ・東映京都テレビプロダクション(連続テレビ映画)
- 第8回『泣くな!大親分』 : 監督佐々木康、1967年11月23日放映(テレビ映画)
- 第19回『許せ!裏切り』 : 監督荒井岱志、1968年2月8日放映(テレビ映画)
- 第23回『こらえろ!親馬鹿』 : 監督荒井岱志、1968年3月7日放映(テレビ映画)
- 『ローンウルフ 一匹狼』第16回『喪服の女』 : 監督加島昭、製作日本教育テレビ・東映、1968年1月30日放映(テレビ映画) - 松山威とともに脚本
- 『日本剣客伝』第3話『上泉伊勢守』 : 監督竹本弘一、原作池波正太郎、主演長門勇、製作東映 / 日本教育テレビ、1968年5月29日 - 同年6月19日放映(連続テレビ映画)
- 『37階の男』第7回 : 監督古川卓己、原作松浦健郎、主演中丸忠雄、製作宝塚映画製作所・東宝・日本テレビ放送網、1968年9月8日放映(テレビ映画) - 松浦健郎とともに脚本
- 『プレイガール』 : 主演沢たまき、製作東映東京制作所・東京12チャンネル
- 『花と狼』第1回・第2回 : 監督工藤栄一、主演伊吹吾郎、製作東映 / フジテレビジョン、1969年10月9日 - 同年12月25日放映(連続テレビ映画)
- 『プロフェッショナル』第10回『一獲千金を夢みる女』 : 監督松島稔、製作TBS・NMC、1969年12月7日放映(テレビ映画)
- 『怪奇ロマン劇場』第22回『呪われた唇』 : 監督竜伸之介、主演高橋俊行、製作東映・日本教育テレビ、1969年12月13日放映(テレビ映画)
1970年代
- 『ゴールドアイ』 : 製作日本テレビ放送網・東映、1970年2月6日 - 同年8月7日放映 - 脚本(担当話・副題不明)
- 『新兄弟仁義』 : 企画俊藤浩滋・西川幸男・矢部恒、監督佐伯清、原作藤原審爾、主演北島三郎、製作東映東京撮影所、配給東映、1970年4月10日公開 - 脚本、88分の原版が現存・2011年東映ビデオがDVD発売[5][10]
- 『遊侠列伝』 : 企画俊藤浩滋・日下部五朗、監督小沢茂弘、主演高倉健、製作東映京都撮影所、配給東映、1970年7月4日公開 - 脚本、97分の原版が現存・東映チャンネルが放映[41]
- 『博徒仁義 盃』 : 企画俊藤浩滋・橋本慶一・佐藤雅夫、監督佐伯清、主演菅原文太、製作東映京都撮影所、配給東映、1970年8月28日公開 - 脚本、87分の原版が現存・東映チャンネルが放映[42]
- 『昭和残侠伝 死んで貰います』 : 企画俊藤浩滋・吉田達、監督マキノ雅弘、助監督澤井信一郎、主演高倉健、製作東映東京撮影所、配給東映、1970年9月22日公開 - 脚本、92分の原版が現存・2017年東映ビデオがDVD発売[5][10]
- 『現代やくざ 盃返します』 : 企画俊藤浩滋・矢部恒、監督佐伯清、原作村上和彦、主演菅原文太、製作東映東京撮影所、配給東映、1971年4月3日公開 - 脚本、86分の原版が現存・東映チャンネルが放映[43]
- 『緋牡丹博徒 お命戴きます』 : 企画俊藤浩滋・日下部五朗、監督加藤泰、主演藤純子、製作東映京都撮影所、配給東映、1971年6月1日公開 - 鈴木則文・加藤泰とともに脚本、93分の原版が現存・2011年東映ビデオがDVD発売[5][10]
- 『尼寺博徒』 : 企画吉峰甲子夫、監督村山新治、主演野川由美子、製作東映東京撮影所、配給東映、1971年9月7日公開 - 脚本、87分の原版が現存・東映チャンネルが放映[44]
- 『新網走番外地 吹雪の大脱走』 : 企画俊藤浩滋・矢部恒・寺西国光、監督降旗康男、原案伊藤一、主演高倉健、製作東映東京撮影所、配給東映、1971年12月29日公開 - 降旗康男とともに脚本、106分の原版が現存・2009年東映ビデオがDVD発売[5][10]
- 『大江戸捜査網II』 : 主演杉良太郎、製作日活・東京12チャンネル、1972年3月25日 - 1973年3月17日放映(連続テレビ映画)
- 『さすらいの狼』 : 主演中村錦之助、製作東映・日本教育テレビ、1972年4月5日 - 同年9月27日放映(連続テレビ映画)
- 『世なおし奉行』 : 主演片岡千恵蔵、製作東映・日本教育テレビ(連続テレビ映画)
- 『大江戸捜査網』第19回・通算第149回『消えた死美人』 : 監督江崎実生、主演里見浩太朗、製作三船プロダクション・東京12チャンネル、1974年7月27日放映(テレビ映画) - 五条貴士とともに脚本
ビブリオグラフィ
国立国会図書館蔵書等にみる単著あるいは記事・論文・掲載シナリオ等の書誌である[4][5]。
単著
- 『甲府勤番控帳 ろくでなし挽歌』、林ひさお、別冊エース・ファイブ・コミックス、サン企画、1975年7月25日発行 - 原作
- 復刻 : 別冊エース・ファイブ・コミックス、オハヨー出版、発行年不詳 - 原作
記事・論文・掲載シナリオ
- 「スタッフ特写『いのちぼうにふろう』の小林組」小沢茂弘・大和久守正 : 『キネマ旬報』第528号通巻1342号所収、キネマ旬報社、1970年7月発行、p.115-117.
- 「シナリオ 昭和残侠伝 死んで貰います」マキノ雅弘・大和久守正 : 『映画芸術』第18巻第10号通巻278号所収、編集プロダクション映芸、1970年12月発行、p.95-109.
- 特集1『緋牡丹博徒 お命戴きます』賛否論争「シナリオ 緋牡丹博徒 お命戴きます」加藤泰・大和久守正・鈴木則文 : 『映画芸術』第19巻第7号通巻285号所収、編集プロダクション映芸、1971年7月発行、p.99-114.
脚注
- ^ a b c d e f g 放送作家[1966], p.12.
- ^ a b c 演劇年鑑[1966], p.251.
- ^ a b c d e f g 著作権[2001], p.80.
- ^ a b c d e f g h i j 大和久守正、WorldCat, 2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g 国立国会図書館サーチ検索結果、国立国会図書館、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Morimasa Ohwaku, インターネット・ムービー・データベース 、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 大和久守正、東京国立近代美術館フィルムセンター、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 大和久守正、文化庁、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 大和久守正、KINENOTE, 2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 大和久守正、allcinema, 2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 大和久守正、日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 大和久守正、日本映画製作者連盟、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b 大和久守正、東宝、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 大和久守正、テレビドラマデータベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 大和久守正、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム、2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 大和久守正、Smartザテレビジョン、2014年12月11日閲覧。
- ^ 沿革、シャイニングサービス、2014年12月11日閲覧。
- ^ すみだ区報 2009年12月1日号、墨田区、2014年12月11日閲覧。
- ^ 今村文人 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 石郷岡豪 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 佐藤道雄 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 松原佳成 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 山崎巌 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 安藤豊弘 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 雪室俊一 - 日本映画データベース、2014年12月11日閲覧。
- ^ 今村[1982], p.84-85.
- ^ 会員名簿 あ行、日本放送作家協会、2014年12月11日閲覧。
- ^ 会員プロフィール検索、日本シナリオ作家協会、2014年12月11日閲覧。
- ^ 信託者検索・名簿 お、日本脚本家連盟、2014年12月11日閲覧。
- ^ 大学の石松 女群突破、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 伊那の勘太郎、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 唄祭りかんざし纏、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ いろは若衆 ふり袖ざくら、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 紅だすき喧嘩状、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 姫君一刀流、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ さいころ無宿、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 気まぐれ鴉、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 旅がらす花嫁勝負、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 黄門社長漫遊記、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 特別機動捜査隊、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 遊侠列伝、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 博徒仁義 盃、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 現代やくざ 盃返します、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
- ^ 尼寺博徒、東映チャンネル、2014年12月11日閲覧。
参考文献
- 『放送作家年鑑1966』、日本放送作家協会、1966年発行
- 『演劇年鑑1966』、二松堂書店、1966年発行
- 『何が何やら判らぬ頃のこと』今村文人 : 『シナリオ』第38巻第2号通巻403号所収、シナリオ作家協会、1982年2月発行
- 『著作権台帳第26版』、日本著作権協議会、2001年10月発行
関連項目
外部リンク
画像外部リンク | |
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地方記者 8(台本) 1962年3月1日放映 (日本テレビ放送網) | |
続地方記者 3 休刊日の記者達(台本) 1962年9月15日放映 (日本テレビ放送網) | |
戦友 22 23 24(台本) 1964年放映 (東映テレビプロダクション・日本教育テレビ) | |
緋牡丹博徒 お命戴きます 1971年6月1日公開 (東映京都撮影所・東映) | |
新網走番外地 吹雪の大脱走 1971年12月29日公開 (東映東京撮影所・東映) |
- 大和久守正 - WorldCat
- Morimasa Ohwaku - IMDb
- 大和久守正 - KINENOTE
- 大和久守正 - allcinema
- 大和久守正 - 日本映画データベース
- 大和久守正 - 東京国立近代美術館フィルムセンター
- 大和久守正 - 文化庁日本映画情報システム
- 大和久守正 - 日本映画製作者連盟
- 大和久守正 - 東宝資料室
- 大和久守正 - テレビドラマデータベース
- 大和久守正 - 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
- 大和久守正 - Smartザテレビジョン