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「ちゃお」の版間の差分

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創刊当初は小中学生向け雑誌ではあったが、上記の競合誌と比べて大人っぽい誌面であり<ref group="注">掲載陣は[[三浦浩子]]・[[風間宏子]]・[[池田さとみ]]など、登場人物を6〜7頭身で描く「大人っぽい」絵柄の作家が多かった。</ref>、女子高校生をターゲットにしていた時期もあった<ref name="tsujimoto">{{Cite web |url=http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/tsujimoto/tsujimoto_37.asp |title=私の少女漫画史 辻本吉昭 第37回 「ちゃお」と「ぴょんぴょん」の合併 |work=eBookJapan |publisher=イーブックイニシアティブジャパン |date=2013-03-01 |accessdate=2013-11-25 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20130521063428/http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/tsujimoto/tsujimoto_37.asp |archivedate=2013-05-21}}</ref>。1980年代中盤はアニメ作品とのタイアップ漫画を積極的に載せ、低年齢層の取り込みを図った時期もあったが、1988年に『[[ぴょんぴょん]]』<ref group="注">小学館の学習雑誌部門の編集部が1988年から1992年まで発刊していた女子小学生向け幼年漫画雑誌。本誌も一時期学習雑誌部門に異動していた。</ref>が創刊されてからは幼年漫画的な作品はそちらにシフトさせていた。1992年10月に『ぴょんぴょん』を併合した後は、再びそのような漫画を多く掲載するようになるが、対象読者は小学低学年~中学生のままであった。
創刊当初は小中学生向け雑誌ではあったが、上記の競合誌と比べて大人っぽい誌面であり<ref group="注">掲載陣は[[三浦浩子]]・[[風間宏子]]・[[池田さとみ]]など、登場人物を6〜7頭身で描く「大人っぽい」絵柄の作家が多かった。</ref>、女子高校生をターゲットにしていた時期もあった<ref name="tsujimoto">{{Cite web |url=http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/tsujimoto/tsujimoto_37.asp |title=私の少女漫画史 辻本吉昭 第37回 「ちゃお」と「ぴょんぴょん」の合併 |work=eBookJapan |publisher=イーブックイニシアティブジャパン |date=2013-03-01 |accessdate=2013-11-25 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20130521063428/http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/tsujimoto/tsujimoto_37.asp |archivedate=2013-05-21}}</ref>。1980年代中盤はアニメ作品とのタイアップ漫画を積極的に載せ、低年齢層の取り込みを図った時期もあったが、1988年に『[[ぴょんぴょん]]』<ref group="注">小学館の学習雑誌部門の編集部が1988年から1992年まで発刊していた女子小学生向け幼年漫画雑誌。本誌も一時期学習雑誌部門に異動していた。</ref>が創刊されてからは幼年漫画的な作品はそちらにシフトさせていた。1992年10月に『ぴょんぴょん』を併合した後は、再びそのような漫画を多く掲載するようになるが、対象読者は小学低学年~中学生のままであった。


だが、2000年代以降は原作・タイアップを問わずに幼年漫画的な作品がさらに増加、2006年に小学校[[高学年]]・[[中学生]]の少女向けに『[[ChuChu]]』を独立創刊してからは読者の低年齢化が加速し、現在では[[小学生]]のうち[[中学年]]前後の女子児童が主な対象読者となっている<ref>[http://web.archive.org/web/20060708133223/http://www.j-magazine.or.jp/data_002/d_shoga_chao.html 日本雑誌協会公式HP・JMPAマガジンデータから](2006年7月8日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。そのため本誌の年齢層は小学校高学年と中学1年生前後の少女を対象読者とする『りぼん』・『なかよし』よりやや低く、少女漫画雑誌全体でも同社の小学校低学年・未就学児の女の子向け幼年漫画・情報雑誌『[[ぷっちぐみ]]』<ref group="注">『[[めばえ (雑誌)|めばえ]]』・『[[幼稚園 (雑誌)|小学館の幼稚園]]』・『[[小学一年生]]』([[小学館の学年別学習雑誌]])』の編集部が担当する。本誌と共にかつての『ぴょんぴょん』が取っていた路線を引き継いでいる。</ref>に次いで2番目、講談社の幼児の女の子向け絵本・漫画雑誌『[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たの幼ひめぐみ]]』<ref group="注">基本的に絵本が主体であるが、看板作品の『[[プリキュアシリーズ]]』に関しては漫画も掲載されている。</ref>を含めても3番目に低い。『ChuChu』休刊後、以前の本誌が採っていた小学校高学年・中学生向けの路線の作品は極力本誌に戻さず『[[Sho-Comi]]』が中高生に加えて小学校高学年にも読者層を拡大する形で引き継いでいる。
だが、2000年代以降は原作・タイアップを問わずに幼年漫画的な作品がさらに増加、2006年に小学校[[高学年]]・[[中学生]]の少女向けに『[[ChuChu]]』を独立創刊してからは読者の低年齢化が加速し、現在では[[小学生]]のうち[[中学年]]前後の女子児童が主な対象読者となっている<ref>[http://web.archive.org/web/20060708133223/http://www.j-magazine.or.jp/data_002/d_shoga_chao.html 日本雑誌協会公式HP・JMPAマガジンデータから](2006年7月8日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。そのため本誌の年齢層は小学校高学年と中学1年生前後の少女を対象読者とする『りぼん』・『なかよし』よりやや低く、少女漫画雑誌全体でも同社の小学校低学年・未就学児の女の子向け幼年漫画・情報雑誌『[[ぷっちぐみ]]』<ref group="注">『[[めばえ (雑誌)|めばえ]]』・『[[幼稚園 (雑誌)|小学館の幼稚園]]』・『[[小学一年生]]』([[小学館の学年別学習雑誌]])』の編集部が担当する。本誌と共にかつての『ぴょんぴょん』が取っていた路線を引き継いでいる。</ref>に次いで2番目、講談社の幼児の女の子向け絵本・漫画雑誌『[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たの幼ひめぐみ]]』<ref group="注">基本的に絵本が主体であるが、看板作品の『[[プリキュアシリーズ]]』に関しては漫画も掲載されている。</ref>を含めても3番目に低い。『ChuChu』休刊後、以前の本誌が採っていた小学校高学年・中学生向けの路線の作品は極力本誌に戻さず『[[Sho-Comi]]』が中高生に加えて小学校高学年にも読者層を拡大する形で引き継いでいる。


== 歴史 ==
== 歴史 ==

2017年9月4日 (月) 13:40時点における版

ちゃお
CIAO
ジャンル 少女漫画雑誌・幼年漫画雑誌
読者対象 少女(詳細は対象年齢の変遷を参照)
刊行頻度 月刊(毎月3日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本
定価 500円台
出版社 小学館
編集部名 ちゃお編集部
雑誌名コード 06139
刊行期間 1977年1月 -
発行部数 543,334部(2013年10月1日 - 2014年9月30日日本雑誌協会調べ)
レーベル ちゃおコミックス
ウェブサイト ちゃおランド
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ちゃお』は、小学館発行の日本月刊少女漫画雑誌1977年9月3日創刊。

概要

なかよし』(講談社発行)・『りぼん』(集英社発行)と並ぶ、三大小中学生向け少女漫画雑誌の一つと言われる。三誌の中では、本誌が最も後発である[注 1]。誌名の由来はイタリアの挨拶言葉「チャオ (ciào)」[注 2]

2002年頃以降、最も発行部数の多い少女漫画雑誌である。また、過去には100万部以上を発行していたが、2006年以降他の少女漫画雑誌とともに相対的に部数は落ち込んでいる(歴史を参照)。

対象年齢の変遷

創刊当初は小中学生向け雑誌ではあったが、上記の競合誌と比べて大人っぽい誌面であり[注 3]、女子高校生をターゲットにしていた時期もあった[1]。1980年代中盤はアニメ作品とのタイアップ漫画を積極的に載せ、低年齢層の取り込みを図った時期もあったが、1988年に『ぴょんぴょん[注 4]が創刊されてからは幼年漫画的な作品はそちらにシフトさせていた。1992年10月に『ぴょんぴょん』を併合した後は、再びそのような漫画を多く掲載するようになるが、対象読者は小学低学年~中学生のままであった。

だが、2000年代以降は原作・タイアップを問わずに幼年漫画的な作品がさらに増加、2006年に小学校高学年中学生の少女向けに『ChuChu』を独立創刊してからは読者の低年齢化が加速し、現在では小学生のうち中学年前後の女子児童が主な対象読者となっている[2]。そのため本誌の年齢層は小学校高学年と中学1年生前後の少女を対象読者とする『りぼん』・『なかよし』よりやや低く、少女漫画雑誌全体でも同社の小学校低学年・未就学児の女の子向け幼年漫画・情報雑誌『ぷっちぐみ[注 5]に次いで2番目、講談社の幼児の女の子向け絵本・漫画雑誌『たの幼ひめぐみ[注 6]を含めても3番目に低い。『ChuChu』休刊後、以前の本誌が採っていた小学校高学年・中学生向けの路線の作品は極力本誌に戻さず『Sho-Comi』が中高生に加えて小学校高学年にも読者層を拡大する形で引き継いでいる。

歴史

前身は1972年、『別冊少女コミック』(ベツコミ)の増刊として発行された『別冊少女コミック増刊 ちゃお』。1977年9月3日に『ちゃお』として独立創刊される。創刊号の表紙は上原きみこが描いた。また、創刊からしばらくの間、表紙は当時『少女コミック』で売り出し中だった河野やす子が担当していた。創刊から『ぴょんぴょん』との統合まではアニメとのメディアミックス展開は全くなく、特に本誌原作作品のアニメ化は『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』(赤石路代)の1作しか出せなかった。部数も長らく低迷が続き、最大50万部台[3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13]で頭打ちであり、1992年頃には10万部台以下に落ち[1]、マイナーな感じが拭えなかった。

1992年秋には、本誌と同様に部数の低迷に陥っていた『ぴょんぴょん』を併合し[1]、誌名は『ちゃお』を残したが、『ぴょんぴょん』の恋愛物が少なくギャグやショートストーリーの漫画が中心だった路線を取り入れ、『みい子で〜す!』→『こっちむいて!みい子』おのえりこ)などを引き継いだ。その一方で『水色時代』(やぶうち優)や『アリスにおまかせ!』(あらいきよこ)など合併前からの人気連載を継続させ、『ワン・モア・ジャンプ』(赤石路代)など有力作家による新作を投入し、低学年にも中学生にも読みやすい誌面構成にした。また『りぼん』や『なかよし』を追撃するために付録の強化を推し進めたが[1]、当時は『りぼん』の部数が250万部、『なかよし』が同じく200万部を超えて最盛期を迎えていた中、20万部程度しか売れていなかった[14]本誌がそれに食い入ることは難しかった。

そのため、アニメ化や漫画化などのメディアミックス展開は厳しい状況であったが[14]いがらしゆみこ[注 7]日本アニメーションとの協力で1993年には『ムカムカパラダイス』(原作:芝風美子、漫画:いがらしゆみこ)を投入することにこぎ着け[14]、それがヒットしたことで、翌1994年には『とんでぶーりん』(原案:森真理、原作・漫画:池田多恵子)と続けてテレビアニメを投入した。当時、大流行した変身バトルヒロインブーム[注 8]にあやかって『愛天使伝説ウェディングピーチ』(原作:テンユウ、漫画:谷沢直)も企画した。アニメ化重視の戦略を推し進めることによって低年齢層の読者を積極的に獲得し[15]、依然『りぼん』や『なかよし』には及ばないものの、部数は伸び始めた[1]

1990年代後半は沖縄アクターズスクールを題材として安室奈美恵SPEEDブームに乗った『はじけてB.B』(今井康絵)、男児に大ヒットした『ポケットモンスター』の主人公を女の子にして漫画化した『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』(漫画:月梨野ゆみ)などのタイアップ作品がヒット。本誌原作作品でも『エンジェルリップ』(あらいきよこ)などが人気を集めていた。その頃から部数が低下し始めた『りぼん』・『なかよし』に対して本誌の部数は伸び続け、1999年から2000年にかけて月刊少女漫画雑誌のシェアで『なかよし』を追い抜いて、『りぼん』に次ぐ2位に上昇した。だが、1990年代までの本誌は、本誌連載の漫画をテレビアニメ化した作品が当時の『りぼん』や『なかよし』と比べて大幅に少なく、読者の熱狂的な支持を得るまでには至らず[15]、このことは本誌の読者の定着やコミックス(単行本)の売上面、そして小学館における『ちゃお』事業そのものの収支に大きく影響するため[16] [注 9]、本誌で連載された原作漫画のアニメ化は長年の課題だった。『愛天使伝説ウェディングピーチ』でアサツー ディ・ケイ(ADK)との関係ができたことをきっかけに[15][注 10]、1996年に『水色時代』(やぶうち優)、2001年には『Dr.リンにきいてみて!』(あらいきよこ)と、ADKとの協力で本誌原作作品がテレビアニメ化された[注 11]

2000年前半は本誌の部数が大幅に躍進した。『ミルモでポン!』(篠塚ひろむ)は2001年夏に連載が開始されて間もなかったが、小学館プロダクション(当時)の手で抜擢され『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』のタイトルでアニメ化され、小学校低学年を中心にヒットし本誌を代表する看板作となった。同年には本誌の発行部数が100万部を突破[17]、遂に『りぼん』も抜いて少女漫画雑誌のトップに躍り出た。2000年代後半も『きらりん☆レボリューション』(中原杏)が2006年にアニメ化されて同様にヒットし、玩具やトレーディングカードなどの商業展開などにも成功した。2006年1月号をもって増刊時代から数えて30周年を、2007年10月号をもって独立創刊から30周年を迎えた[注 12]

しかし、2005年になると発行部数の伸びが止まり、2006年以降は部数が低下し始め、2007年度(2006年10月 - 2007年9月集計)には98万部[18]と100万部台を割り込んだ。その後も低下が続き、2013年度(2012年10月 - 2013年9月集計)には55万部[18]まで落ち込んでいる。

2007年5月に発表された、日本PTA全国協議会主催の2006年度「子供メディアに関する意識調査」で、「親が子どもに読ませたくない雑誌」の第2位にランクイン。なぜ本誌がランクインされたか定かではないが[16][注 13]、第1位の『少女コミック』(当時)と並び、小学館の少女漫画雑誌が上位2つを占める結果となった[19]

歴代編集長

  • 1992年 - 200?年 辻本吉昭
  • 200?年 - 2009年 細川祐司
  • 2009年 - 2011年 丸澤滋
  • 2011年 - 井上拓生

発行部数

  • 1978年6月、公称30万部[3]
  • 1979年7月、公称50万部[4]
  • 1980年7月、公称50万部[5]
  • 1981年9月、公称50万部[6]
  • 1982年12月、公称500,000部[7]
  • 1984年4月、公称500,000部[8]
  • 1985年3月、公称500,000部[9]
  • 1986年3月、公称500,000部[10]
  • 1987年3月、公称500,000部[11]
  • 1988年3月、公称500,000部[12]
  • 1989年2月、公称500,000部[13]
  • 1990年2月、公称400,000部[20]
  • 1991年2月、公称400,000部[21]
  • 1991年4月 - 1992年3月、公称400,000部[22]
  • 1992年、10万部以下[1]
  • 1992年4月 - 1993年3月、公称400,000部[23]
  • 1993年1月 - 12月、推定45万部[24]
  • 1993年4月 - 1994年3月、公称500,000部[25]
  • 1994年、20万部[14]
  • 1994年1月 - 12月、推定45万部[26]
  • 1995年1月 - 12月、推定48万部[27]
  • 1995年、50万部[28]
  • 1996年1月 - 12月、推定40万部[29]
  • 1997年1月 - 12月、推定44万部[30]
  • 1998年1月 - 12月、推定60万部[31]
  • 1999年1月 - 12月、推定65万部[32]
  • 2000年1月 - 12月、推定75万部[33]
  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日、1,065,000部[34]
  • 2004年9月 - 2005年8月、1,033,333部[34]
  • 2005年9月1日 - 2006年8月31日、1,008,500部[34]
  • 2006年9月1日 - 2007年8月31日、982,834部[34]
  • 2007年、98万部[18]
  • 2007年10月1日 - 2008年9月30日、930,834部[34]
  • 2008年10月1日 - 2009年9月30日、815,455部[34]
  • 2009年10月1日 - 2010年9月30日、745,455部[34]
  • 2010年、74.5万部(9月末時点)[18]、75万部(年間平均)[35]
  • 2010年10月1日 - 2011年9月30日、654,584部[34]
  • 2011年10月1日 - 2012年9月30日、620,000部[34]
  • 2012年10月1日 - 2013年9月30日、552,500部[34]
  • 2013年10月1日 - 2014年9月30日、543,334部[34]
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 920,000 部 866,667 部 820,000 部
2009年 855,000 部 793,334 部 806,667 部 773,334 部
2010年 770,000 部 726,667 部 720,000 部 680,000 部
2011年 680,000 部 606,667 部 651,667 部 637,500 部
2012年 635,000 部 596,667 部 610,000 部 557,500 部
2013年 565,000 部 543,334 部 546,667 部 545,000 部
2014年 565,000 部 533,334 部 536,667 部 537,500 部
2015年 555,000 部 526,667 部 493,334 部 490,000 部
2016年 540,000 部 478,333 部 480,000 部 455,000 部
2017年 475,000 部 436,667 部

連載作品

以下、2017年9月号現在連載中の作品。

作品名 作者 開始号 アニメ関連 備考
こつちむいてみいここっちむいて!みい子 おの えりこおのえりこ 1995年01月号 原作引用作
えりーとしやつくエリートジャック!! いわおか めめいわおかめめ 2012年09月号 アニメDVD 不定期連載
しゆうにさい12歳。 まいた なおまいた菜穂 2012年09月号 「12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~」のタイトルでアニメ化  シリーズ作品、最新シリーズは2017年4月号から掲載
こいしてるなきす恋して!るなKISS  なかはら あん中原杏 2014年04月号
からあすCOLORS! なかしま ゆか中嶋ゆか 2014年11月号 不定期連載
ふりふりちいちやんプリプリちぃちゃん!! しのつか ひろむ篠塚ひろむ 2015年04月号 原作引用作
おわるせかいてきみにこいする終わる世界でキミに恋する のとやま けいこ能登山けいこ 2015年10月号
ねこはしめましたねこ、はじめました。 かんほう このみ環方このみ 2015年11月号
けきかわてひるゲキカワ♥デビル やふうち ゆうやぶうち優 2016年04月号
しえいけいおやしJKおやじ! かとう みのり加藤みのり 2016年04月号
あいかつすたあすアイカツスターズ! きさらき ゆきの如月ゆきの 2016年05月号 コミカライズ
まんかにほんおかしはなしまんが日本おかしばなし  えひな しおえびなしお 2016年09月号 連載終了
かいちようさまとひよこちやん会長様とひよこちゃん きさらき ゆきの如月ゆきの 2016年11月号 シリーズ作品、不定期連載
へろつてはくみちやんペロって! バグ美ちゃん♪ つきすす ちやこ月鈴茶子 2016年11月号
あいとるせんしみらくるちゆうんすきらきらふいいはあらいふアイドル×戦士 ミラクルちゅーんず! 〜キラキラフィーバー☆LIVE〜 おくら あすか小倉あすか 2017年05月号 コミカライズ
※特撮
あいとるたいむふりはらアイドルタイムプリパラ  つしなか ひつし辻永ひつじ 2017年06月号 コミカライズ
すいいつかいとうはにらむうんスイーツ怪盗バニラムーン にしむら ともこにしむらともこ 2017年07月号 連載終了
まるもふひよりしろくまもつふのゆるふわたいありいまるもふびより しろくまモップのゆるふわダイアリー しせ はるな詩瀬はるな 2017年07月号
きらめきらんうえいきらめきランウェイ! ふした はすみふじたはすみ 2017年08月号
ほおいふれんとボーイフレンド もりた ゆき森田ゆき 2017年09月号
とうきようましよはうすTOKYO★魔女ハウス いわおか めめいわおかめめ 2017年09月号

タイアップ

創刊当初はあまりタイアップには熱心ではなかったが、1992年に『ぴょんぴょん』を併合し、その内容を引き継いで以降は、一転して積極的にタイアップを行うようになり、今ではむしろ本誌を語る上で欠かせない要素となっている。

テレビアニメ

掲載漫画を原作としたアニメ化もあるが、アニメの漫画化やアニメ・グッズ製作を前提としての先行掲載などのタイアップ物も多く、他の少女漫画誌に比べてその比率が高い。タイアップされるアニメ作品は、その時点での読者の平均年齢以下向けの作品がほとんどだが、『少女革命ウテナ』・『デ・ジ・キャラットにょ』・『魔法少女隊アルス』・『電脳コイル』など、対象年齢が高めのアニメ作品とのタイアップを行ったこともある。

本誌の作品が初めてテレビアニメ化されたのは1985年4月の『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』(フジテレビほか、製作・タツノコプロ)である。当時連載中だった「アルペンローゼ」という作品をテレビアニメ化したものだった。ただこの作品はわずか6カ月で終了した。

その後1985年7月から1986年8月にかけてスタジオぴえろ製作・NTVほかで放映されたぴえろ魔法少女シリーズのうちの『魔法のスターマジカルエミ』→『魔法のアイドルパステルユーミ』の漫画版を掲載したことがあったが、『魔法のアイドルパステルユーミ』を最後に、本誌が絡むテレビアニメはいったんは途絶えた。

再びテレビアニメに絡むようになったのは、『ぴょんぴょん』併合後の1993年のこと。日本アニメーションおよび毎日放送が製作した『ムカムカパラダイス』の漫画版を掲載したことがきっかけだった。翌1994年の『とんでぶーりん』の漫画版も同様に本誌に掲載された。なお、この2作品はTBS系列で放送(ただしテレビ山口除く)されている。1995年にはテレビ東京・ケイエスエスと組んで『愛天使伝説ウェディングピーチ』を製作、アニメはテレビ東京系列ほかで放送され、本誌は漫画版の連載を行っている。ただ3作品とも「まずテレビアニメありき」という形の作品だった。もっとも、『愛天使伝説ウェディングピーチ』に関しては、『ちゃお』連載漫画版が原作とされている。該当項目も参照。

1996年には『水色時代』がアニメ化(スタジオコメット製作、テレビ東京系列ほかで放送)されたが、アニメ化が決まったときには、原作漫画の連載は既に終了していた。そのため、原作者のやぶうち優はアニメ化決定時点での連載作だった『KAREN』を終了させ、スピンオフ作品である『新水色時代』を立ち上げている[注 14]

その後1997年には『キューティーハニーF』(東映動画製作、一部系列局除くテレビ朝日系列で放送)と『少女革命ウテナ』(J.C.STAFF製作、テレビ東京系列で放送)の漫画版が連載されたが、前者はアニメ・漫画版いずれも成功したとは言えない結果に終わり、後者もアニメの方は青少年男性を中心にヒットした[注 15]が、漫画版は年齢層や画風がちゃおの他の作品と大幅に異なることもあり本誌では人気が出ず、続編の『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』では「別冊少女コミックSpecial」で連載し、続続編は月刊フラワーズで掲載した。

そして1998年2月に「こっちむいて!みい子」と「ヘリタコぷーちゃん」の2作品がアニメ化された。本誌連載中の漫画作品のアニメ化としては『炎のアルペンローゼ』終了以来、約12年半ぶりとなる。ただこの2作品は、(一部系列局除く)テレビ朝日系列で放送された東映動画製作のアニメコンプレックス番組『アニメ週刊DX!みいファぷー』の構成作品でしかなかった。なお、このアニメコンプレックス番組のメイン作品とも言える『ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー』についても、漫画版が本誌に掲載されている。なお、原作は同社の幼児向け絵本雑誌『おひさま』に掲載されていたが、アニメ版・漫画版いずれも原作とは似ても似つかぬ作品になっていた。

『みいファぷー』放送期間中からNHK教育ともタイアップを行うようになり、『おじゃる丸』の4コマ漫画版、『コレクター・ユイ』と『スージーちゃんとマービー』の漫画版が連載された。それ以降も『カスミン』の漫画版、『魔法少女隊アルス』も2ページ漫画として漫画版が連載され、2007年には別冊付録に『電脳コイル』の漫画版が掲載された。なお、これらの作品のうち、『コレクター・ユイ』と『電脳コイル』の2作が単行本化されている。

2001年から2002年にかけてテレビ東京系列で放送された『Dr.リンにきいてみて!』(制作・スタジオコメット)は、本誌連載中の漫画作品のテレビアニメ化だった。その他にもテレビ東京と関わったものでかつ本誌連載中の漫画作品でアニメ化されたのは、2002年4月から2005年9月までの『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』シリーズ(制作・スタジオ雲雀)を経て2006年4月から2009年3月までの『きらりん☆レボリューション』シリーズ(制作・シナジーSP、途中まではG&G Entertainmentも制作に参加)、2009年4月から2011年3月までの『極上!!めちゃモテ委員長』(制作・小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント)へと至った。2011年10月10日から2014年2月17日までNHK Eテレで放送中のバラエティ番組「大!天才てれびくん」の番組内アニメという形で『ちび☆デビ!』(制作・シナジーSP)が放送されていた[36]

その一方で、テレビ東京と組んだ「テレビアニメの漫画化」作品としては、2003年の『デ・ジ・キャラットにょ』(制作・マッドハウステレビ大阪が製作ホスト局)と2005年の『ふしぎ星の☆ふたご姫』(制作・ハルフィルムメーカー)が存在する。しかし、前者はネットした系列外テレビ局の多くは放送途中で打ち切りという目に遭い、後者はアニメそのものは続編が作られるほど人気が高かったが、漫画版はアニメが続編になる前に終了した。また、漫画ではないが、2000年7月に学習雑誌掲載作品の『とっとこハム太郎』(河井リツ子)がテレビアニメ化された時にも、本誌で『ハム太郎』が1ページ連載として2001年から2002年まで取り上げられたことがある。

他にも、2002年には『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』(アニマックスほかで放映)の漫画版が連載されたことがあり、さらに2007年には『はぴはぴクローバー』(制作・グループ・タック)がアニメ化されキッズステーションほかで放映された。

2016年に『12歳。』が『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』というタイトルでテレビアニメ化され、AT-Xほかで同年4月から6月まで第1期が、同年10月から12月まで第2期が放送された。

2017年には『プリプリちぃちゃん!!』がMBS制作・TBS系列の『アニメサタデー630』枠内で『100%パスカル先生』(月刊コロコロコミック連載)と枠を分け合う形で放送している。

また、同じ版元の雑誌『週刊少年サンデー』に連載されていた『金色のガッシュ!!』が、フジテレビで『金色のガッシュベル!!』というタイトルでアニメ化された際、牧原若菜による4コマ漫画版が2004年3月号から2005年4月号まで連載されている。本誌に連載される前にアニメ化されていた作品としては学習雑誌の人気作で出張連載していた「あさりちゃん」がある(1982年にアニメ化)。

ドラマ

ぴょんぴょん』併合前の1986年に、TBS系列で放送された『セーラー服通り』とのタイアップ作品が掲載され、ドラマでも本誌や漫画版の原稿などが出てきた。しかしこれは『ちゃお』原作作品ではなく、漫画の内容もあまりシンクロしていない。

その後も実写ドラマ化された本誌発祥の作品は長らく存在しなかったが、2005年以降、テレビ東京系列および関西地方の一部の独立UHF局で放送されている朝の子供向けバラエティ番組『おはスタ』のミニドラマに、何らかの形で関わっている。以下、それをここに記す。

  • 2005年 - 2006年 『ふしぎ少女探偵 キャラ&メル』(漫画版を『ちゃお』本誌に連載、作画は北村有香)
  • 2006年春 - 2009年3月 『きらりん☆レボリューション』(実写ミニドラマ版が主に関連CDの発売前などに放送された)
  • 2009年4月 - 2011年『極上!!めちゃモテ委員長』(実写ミニドラマ版が放送されていた)

『極上!!めちゃモテ委員長』に関しては、2010年4月から2011年4月に放送されたアニメ第2期において、1カ月に1度『MMTV』と称した実写ドラマとオシャレ情報を放送する回でもミニドラマが放送された。

2017年にはタカラトミーLDH JAPANぷっちぐみと共同で『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』が放送され、本格的なドラマとのタイアップは初であり、『おはスタ』でも関連コーナーが設けられている。

玩具

本誌作品のアニメ化や、アニメ作品の本誌内でタイアップで、玩具メーカーやテレビ東京などのテレビ局などと積極的に連携してきたことが実り、男児向けの『月刊コロコロコミック』と同様、ホビーの要素を漫画雑誌に取り入れることに成功している。

タカラトミーとは合併前の旧トミー・旧タカラ時代から縁が深く、掲載漫画のアニメ化ではいずれかがメインスポンサーになることが多く、旧トミーは『愛天使伝説ウェディングピーチ』・『Dr.リンにきいてみて!』・『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』、旧タカラは『水色時代』のメインスポンサーだった。両社の合併後も変わらず、2006年から2009年まで『きらりん☆レボリューション』[注 16]に参入した。その後2011年4月号から2012年3月号までタカラトミーシンソフィア共同開発のアーケードゲーム「プリティーリズム」とのタイアップ作品が連載されたが、小学館が製作委員会に参加していたアニメ化作品『プリティーリズム・オーロラドリーム』のテレビ放送開始に先行する形での連載開始だったため「アーケードゲームの漫画化」というより「テレビアニメの漫画化」という色合いが強かった[注 17]。2014年からは後継作品『プリパラ』のタイアップ漫画を展開している。

コナミとも関係が深く、こちらは連載作品がテレビゲーム化されることが多く、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』や『きらりん☆レボリューション』のゲームソフト全てを発売しており、『極上!めちゃモテ委員長』ではゲームソフトのみならず、カードゲームにも参入した。

対してバンダイは1990年代に競合誌の『なかよし』・『りぼん』原作漫画のアニメのスポンサーに就くことが多く、本誌関連のアニメ作品では『とんでぶーりん』、『キューティーハニーF』、『アニメ週刊DX!みいファぷー』のスポンサーとなったが、『ぶーりん』以外は商業的に不振であった。その一方で大ヒットした携帯ペットゲーム機「たまごっち」のタイアップを手がけた(後述)。2001年から2002年にかけてプリモプエルというぬいぐるみのタイアップ作を連載、こちらもまた不振に終わった。その後2004年に「たまごっち」が再発売され、成功したのをきっかけに再び関係を深めるようになった。2005年には「ちゃおスタイル」(別途後述)を立ち上げ、これと同時期にフコウモリとのタイアップも行われた。2009年から2011年にかけて『極上!!めちゃモテ委員長』のスポンサーに就いた。2013年から2016年までは『アイカツ!』、2016年からはそれの後継作品『アイカツスターズ!』のタイアップ漫画を展開している。

任天堂とは、『ポケットモンスター』(ポケモン)の漫画で関わり合うようになった。『ポケモン』漫画終了後は、『どうぶつの森』シリーズとのタイアップ作品の「おいでよ どうぶつの森 〜しあわせ通信〜」(2006年10月号 - 2007年12月号)→「街へいこうよ どうぶつの森 〜たんぽぽ村だより〜」(2009年1月号 - 2010年3月号)を掲載した。なお、「どうぶつの森」シリーズとのタイアップ作品に関しては、いずれも森江真子が手掛けている。「ポケットモンスター」についての詳細は後述。

セガトイズセガゲームスの子会社)とは、『ぷっちぐみ』で発祥した『リルぷりっ』のタイアップ漫画が、キャラクターデザインを担当した陣名まいの執筆で2010年5月号から2011年3月号まで掲載されていた。同社とサンリオで共同開発したキャラクター「ジュエルペット」も2009年のテレビアニメ化を経て本誌でも2010年にタイアップ作が連載されたが、こちらは同年2月号から9月号までと短命に終わった。その他に2002年に「ココロボ」(ロボット型玩具)のタイアップ作を連載したがわずか半年で終了した。

ポケットモンスター

玩具の中でも、任天堂のゲームソフト「ポケットモンスター」(ポケモン)と本誌は深い関係にあった。1997年7月号から連載が始まった『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』は、折からのポケモンブームに乗ってヒット、本誌の奇跡の大躍進に大きく貢献した。その後ポケモンとのタイアップ漫画は、2006年9月号まで連載された『ポケットモンスター チャモチャモ☆ぷりてぃ♪』まで続いた。

たまごっち

バンダイが発売している『たまごっち』も本誌と深いかかわりがある。1996年版では漫画「ゆでたてたまごっち」(漫画担当は「りっち」こと河井りつ子)を展開していたが、1999年6月号で終了した。ちょうど1996年版のブーム終焉が取りざたされていたころの出来事だった。

その後2004年版では『あっちこっち たまごっちタウン』シリーズ(「あっちこっち たまごっちタウン」→「あっちこっち たまごっちタウン はいぱー」)が2005年4月号から2009年3月号まで、本誌に連載された。その後2010年3月号から2011年12月号まで「あっちこっち たまごっち!カーニバル」というタイトルで再び本誌でタイアップ漫画が連載された。なお、これらの作品は、いずれもかがり淳子が手掛けている。

なお、1996年版たまごっちに関しては競合誌の『なかよし』や『たのしい幼稚園』などの講談社の子供向け雑誌でもタイアップ作品が掲載されていたが、2004年版以降はタイアップ先が小学館のみに絞り込まれ、本誌と『(小学館の)幼稚園』、『小学館の学年別学習雑誌』など小学館の子供向け雑誌のみの掲載となった。

追記

『ポケットモンスター』と『ジュエルペット』に関しては、タイアップ漫画の終了後も、(2010年10月号現在)情報ページが本誌に掲載(連載)されている。また、「ポケットモンスター」については、後述の「ちゃおスタイル」とのコラボレーション商品が発売されたことがある。

ドラマCD

テレビアニメOVA化こそされなかったが、市販のドラマCD化された作品として『ビューティー・ポップ』(皆川純子主演)がある。また、イメージCDのプログラムのひとつとしてドラマCD化された作品には『ちゃーみんぐ』(久川綾主演)や『I LOVE YOU』(白鳥由里主演)などがある。

「ちゃお」ブランド

近年は、掲載作品単独のみならず、本誌名をブランドとして展開、玩具・文具・アクセサリー・ゲームソフトなどのグッズをタカラトミーバンダイエポック社といった複数の玩具メーカーと共同で展開している。ただし、アニメ化され、放送している作品ではスポンサーの兼ね合いから、キャラクターがグッズから省かれることがある。実例としては、旧トミーがスポンサーをしていた『Dr.リンにきいてみて!』、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』のキャラクターは、旧タカラやバンダイから発売された「ちゃお」ブランドの玩具商品には使用されなかった。また、『きらりん☆レボリューション』もタカラトミーが関わっていたため、バンダイ及びエポック社から発売されている商品には使用されていなかった。さらに『極上!!めちゃモテ委員長』に関しては、バンダイから発売されている商品のみに使用されているが、アニメ化以前はタカラトミーやエポック社からもキャラクターを使用した玩具が発売されていた。

2009年から2011年にかけてセガ(後のセガ・インタラクティブ)から「ちゃお」ブランドとしては初のアーケードゲームである『ちゃおまんがステーション』が稼動していた。

なお、「ちゃお」ブランドのゲームソフトは以下の2本が発売中である。カッコ内は左から機種/発売元/発売日/ジャンル/税別価格の順。

ちゃおまんがスクール(ニンテンドーDS/日本コロムビア/2006年11月9日発売/シミュレーションゲーム/4800円)
本誌連載の同名の新人賞を題材にしたゲーム。
ちゃおドリームタッチ! ハッピーあにばーさりー(ニンテンドーDS/マーベラス/2006年12月7日発売/アドベンチャーゲーム/4800円)
創刊30周年を記念して作られた。当時およびその1〜2年ほど前の人気連載作9作品から、動物・妖精などの人間ではないキャラクターが登場する。

また、「ちゃお」ブランドのアーケードゲームは以下の1本が稼動していた。カッコ内は左から発売元/稼動開始日・稼働終了日/ジャンル/プレイ料金の順。

ちゃおまんがステーション(セガ/2009年9月15日稼動開始・2011年3月31日稼働終了/漫画家アシスタント体験シミュレーションゲーム/1ゲーム100円)
ゲーム中に登場する漫画作品は連載中及び連載終了の原稿を使用していた。

ファッション

ファッションに関しては、2002年から2005年にかけて、子供向けアパレルメーカーの代表的な企業であるナルミヤ・インターナショナル(ナルミヤ)と連携、ナルミヤの代表格的なブランドである「メゾピアノ」をとりあげた『シンデレラコレクション』(今井康絵)というタイアップ作品を連載(掲載)していた。

しかし同作の連載終了以後、ナルミヤとの連携は一切行われていない。しかも後に本誌側が「ちゃおスタイル」(後述)を立ちあげ、価格帯はやや異なるがナルミヤと競合していた。

ちゃおスタイル→ちゃおガールセレクト

2005年12月、「ちゃおスタイル」というトータルコーディネートブランドを立ち上げた。これは、文房具や小物ばかりでなく、アパレル製品にまでグッズの幅を広げたもの。さらにPHSも商品のラインナップに存在していた時期がある。

2006年8月25日からは全国のマイカル(現:イオンリテール)のチェーン店のうちサティ14か所および北大路ビブレ京都市)に、小規模な販売コーナーが設置された。さらに2006年9月以降は、全国のサティ新規出店店舗に大規模な販売コーナーが順次設置されていた。また、売り場の改装に合わせて従来のコーナーを大規模化した店舗もあった。

さらに2007年7月には原宿、2008年3月には大阪心斎橋、2008年8月には名古屋・栄に、それぞれ単独での店舗を開設した。その一方で、マイカルのチェーン店での販売は段階的に縮小された。北大路ビブレの販売コーナーが先に廃止され、さらに2008年度までにサティにおいて販売終了となった。なお、北海道九州にはサティ内の販売コーナーすら存在せず[注 18]、販売コーナーの規模によってはアパレル製品は取り扱っていなかった。その後2011年2月に心斎橋店が閉店した。

近くに店舗のない地域でも、公式サイトから通販で購入できた。さらに本誌2009年4月号では綴じ込みで通信販売カタログが付いた。

アパレル製品に関しては、新潮社のファッション雑誌『ニコラ』2009年9月号で紹介された。この号では小学館の少女漫画雑誌とのコラボレーションが行われており、ほかに『sho-comi』とのコラボレーション漫画も別冊付録で付いていた。小学館と該当誌の版元の新潮社は競合関係にある[注 19]ため、このようなコラボレーションはきわめて異例であった。

2011年7月1日に、これまでの「ちゃおスタイル」のほか、ヘアーアクセサリーの「カールシーガール」と、後述のDVDと連携したグッズブランド「ちゃおちゃおTV!」を加えた上で「ちゃおガールセレクト」としてリニューアルした。これに伴い、原宿と栄のちゃおスタイルショップは同年7月23日にちゃおガールセレクトショップにリニューアルされ、さらに2011年7月23日に大阪・梅田(阪急三番街)に店舗を開店した。2013年11月24日に栄店を閉店し、代わりに2013年12月20日に千葉・幕張(イオンモール幕張新都心)に開店した。

しかし、2014年9月23日には原宿本店を閉店し、ちゃおガールセレクトの展開終了にともない2015年5月24日に梅田店と幕張店を閉店、バンダイグループの通販サイト「プレミアムバンダイ」での販売も終了した。

ハロー!プロジェクト

ハロー!プロジェクト公認のショート漫画を計3作品、2001年7月号から2006年1月号にかけて連載していた。対象年齢を考慮し、幼年層向けのグループが題材になっている。

  • ミニモニ。やるのだぴょん! (2001年7月号 - 2004年6月号、作者:もりちかこ
  • I LOVE W(2004年8月号 - 2005年7月号、作者:北村有香
  • ふしぎ少女探偵 キャラ&メル(2005年8月号 - 2006年1月号、作者:北村有香)

さらに、ハロー!プロジェクトの中心グループであるモーニング娘。の一員で、『きらりん☆レボリューション』シリーズで、主人公・月島きらりの声をあてた久住小春をとりあげたセミドキュメンタリーコミックが、本誌2009年7月号に掲載された。

おはスタ

テレビ東京系列および関西地方の一部の独立UHF局で放送され、小学館がメインスポンサーを務めている朝の子供向けバラエティ番組『おはスタ』では、2000年以降本誌をたびたび取り上げている。

そのきっかけは、「Dr.リンにきいてみて!」が題材にしていた風水を取り上げたことだった。さらに、2003年から2005年頃にかけて、本誌の執筆陣が出演する企画が存在した。放映日は基本的に毎月最終金曜日だった。

また、本誌では毎月1ページ、『おはスタ』の情報を取りあつかうページがあるほか、番組マスコットのおはガールを取り上げた漫画として五十嵐かおるの「未来♥Pureボイス」と清水真澄の「すてきに!ドリームステージ」を連載していたことがある。

なお、「ふしぎ少女探偵 キャラ&メル」は実写版が『おはスタ』で放送されていたので、『おはスタ』とのタイアップ作品でもある。さらに、「きらりん☆レボリューション」のミニドラマも、先述の通り『おはスタ』で放送されている。

ニコ☆プチ

新潮社の情報雑誌『ニコ☆プチ』と連携した企画を行った事がある。該当項目を参照。なお、先述の通り、小学館と新潮社は競合関係にある[注 19]。逆にちゃお作家である葵みちるが『ニコ☆プチ』でイラストを手がけていたこともある。

その他

1997年から1999年にかけて、沖縄アクターズスクールを題材とした作品シリーズ「B.Bシリーズ」(今井康絵)が、2000年には、北海道で活動していたローカルタレントコンビ「雪ん子」を題材にした前後編作品「雪ん子!!」(五十嵐かおる)が掲載されたことがあり、同時期に「電波少年シリーズ」を題材にした作品「恋はオン・エア!」(篠塚ひろむ)が短期集中連載されたことがある。そして2009年2月号から2016年6月号にかけて、ジャニーズ事務所とのタイアップ作品「わいわいっ☆Hey! Say! JUMP」(能登山けいこ)が連載されている。

2009年1月には、「まんがみたいな恋したいっ!」(八神千歳)が小説化されている。こちらは別途後述。

ちゃおまんがスクール

本誌でまんが家デビューを目指す人のための作品投稿コーナー。

入賞者には担当者がついたり賞金などがもらえるほか、「ちゃお銀賞」以上を獲得するとデビューが決定する。また、上半期・下半期それぞれの半年間の中で「ナイス賞」「ちゃお銅賞」を獲得した作品の中から一番優秀な作品が「ベスト賞」に選ばれ、デビューすることができる。

なお、本誌でのデビューは、小学館新人コミック大賞の少女・女性部門からも可能である。

急激な成長や、少女漫画誌発行部数トップということもあってか、このところ、小中学生向け少女漫画雑誌でのデビューを目指す投稿者が、投稿先を『なかよし』・『りぼん』から本誌へ変更する例が続出している。その一例として、最初『なかよし』でデビューしたが辞め、『ちゃお』で再デビューを果たしたまいた菜穂が挙げられる。

ただそのせいか、他誌に一度投稿したものを『ちゃおまんがスクール』に使い回しする二重投稿がしばしば見られるようになり問題化。2007年1月号以降、柱に「二重投稿は厳禁です」という趣旨の警告文が書かれている。

また、デビュー作が実は盗作だった、という不祥事が発生したことを受けてか、『ちゃおまんがスクール』2007年1月号では、「著作権」について採り上げている。

読者ページ

ファンコーナー
連載漫画のラストページの次ページは上半分がコミックの宣伝広告、下半分が「○○先生ファンコーナー」と呼ばれるお便り・イラストコーナーとなっており、漫画によって色々なコーナーがあるが、共通して読者からの質問にキャラが答えるコーナーがある(連載開始・終了時はキャラからの挨拶)。ただし、『こっちむいて!みい子』などごく一部の作品に関しては、広告、お便り・イラストコーナーが上下逆で、文字も手書きとなっており、読者の質問にキャラが答える形式はとっていない。また、2010年2月号以降に連載が開始された全3話の短期集中作品にはファンコーナーの設定を行っていない。
お便りコーナー
『ちゃお』本誌の最後の方に設定されている読者参加の応募企画記事である。1回全5ページ構成。
必ず西暦年号に合わせて作品名やキャラクター・イラスト執筆者が交替している。応募しているものについては、連載作の吹き出しや後述の服装考案などがある。漫画家インタビューも用意されており、月1人ずつ設定されている(募集内容は漫画家への意見などである)。また毎年作品名に合わせた企画名称にされるが名ばかりであり、そこにキャラの出番は一切ない。吹き出しについては、本誌の2号前に掲載された連載作の一場面が題となる。その年に見合った企画構成にされるため、11・12月号では固定企画である悩み相談と漫画家インタビュー以外応募できなくなる(吹き出しに至ってはほとんど変化がないにもかかわらずである)。主役キャラは少年少女各1人と決まっている。作中では仕事人(?)になっており、職業の種類も毎年変わる。服装は基本的に1・2月号はデフォルトで、3〜12月号はそれぞれ応募の優秀作から決まる[注 20]。なお必ず採用者の通りに描かれるわけではなく、アレンジされることもある。性格は基本的に少年が真面目で、少女は天然であることが多い。主役のどちらかがもう片方の主役を好きになるストーリーもあったが、最近はドタバタなラストが多い。次作の予告は、12月号の最後の部分で主役2人の姿のみ出る。作品名については、『ちゃおちゃお』(2回繰り返される理由は不明)の後に職業にちなんだ言葉が入る。項目がある年の名称とイラスト執筆者は下記の通り。もともとはちゃお本誌のラスト部分に掲載されていたが、2013年度からは綴じ込み別冊化している(綴じ込み別冊には、みんなでハッピー☆たまごっちイヌイさんッ!わいわいっHey!Say!JUMPが同時に掲載されている)。さらに2015年1月号からは「ちゃおちゃお編集部」に内容をリニューアルし、イラスト化された漫画家と新人編集者が中心になったため、主役キャラは一旦廃止された。
占いコーナー
お便りコーナーと同じく西暦年号に合わせてタイトルとキャラクターとイラスト執筆者が交替している。主役キャラはお便りコーナーとは違い基本1人である。またマスコットキャラクター(主に小動物)がいることも多い。十二星座占いが基本だが、年によっては違う種類の時もある。また、年によっては4コマ漫画が付いている。1回全3ページ構成。

ちゃおちゃおTV!

オリジナルアニメやオリジナルドラマ他関連情報を収録した本誌付録DVD。

ナビゲーター
主な収録作品
主なコーナー
  • ちゃおまんがスクール
  • ちゃおガールセレクトTV
  • 最新コミック見ちゃお!

増刊・派生誌

定期刊行の増刊として、隔月刊で『ちゃおデラックス』が発行されている。

ちゃおコミックス

『ちゃお』に掲載された作品を主に収録する漫画単行本レーベルのことを、「ちゃおコミックス」と名付けている。2004年に「フラワーコミックス」から独立する形で発足した。新刊は毎月1日頃発売。

『ちゃお』や『ちゃおDX』に掲載された作品を主として収録しているが、『ぴょんぴょん』の併合によって『ちゃお』に移籍連載された作品は「てんとう虫コミックス」に収録されている。この他『ちゃお』増刊時代の『ChuChu』掲載作品も収録されている。また例外として、主に『小学五年生』で発表された『ないしょのつぼみ』(やぶうち優)[注 21]および読売KODOMO新聞読売新聞東京本社)に連載されている『いろはにほへと新聞部』(春日あかね[注 22]の単行本も本レーベルからの発行となっている。

2012年9月からは独立創刊以後の『ChuChu』に掲載かつ、過去に「ちゅちゅコミックス」で発売され、現在『ちゃお』に所属している作家(やぶうち優・八神千歳など)の単行本も、重版発行の際にちゃおコミックスとして、表紙や記事の一部を改稿した新装版が発売されている。

元々はフラワーコミックスのサブレーベルとして「ちゃおフラワーコミックス」の名称で刊行されていたが、2004年にフラワーコミックスから独立、さらに同じ年にホラー作品のみを扱う「ちゃおホラーコミックス」も立ち上げている。背表紙のワンポイントは、ちゃおコミックスはピンク地に、「CIAO」が中に書かれているハートと「COMICS」の文字があしらわれ、ちゃおホラーコミックスは黒地にお化けの絵が描かれている。

ちゃおフラワーコミックス時代は『少女コミック』(現在は『Sho-Comi』と名乗っている)や『別冊少女コミック』(現在の『ベツコミ』)のフラワーコミックスと同じ26日頃発売で、背表紙のワンポイントの地も、他のフラワーコミックスと同じ赤色だった。2001年からワンポイントの地をピンクに変え、他のフラワーコミックスとの差別化を図ったものの、結局フラワーコミックスから分離、という形を取った。書店や通販では、フラワーコミックス扱いで、販売されているケースが多い。

なかよしKC少年サンデーコミックスの人気作品において積極的に発売されている、コミックスに付録を付けて値段を上げた豪華版(プレミアム版・特装版・限定版)の発売に関しては、2011年度までは『ボクのプラチナレディー』(八神千歳)1巻[注 23]のみと消極的な姿勢であったが、2012年度以降からは人気作でDVDなどの付録が付いた限定版が積極的にリリースされ、『ちびデビ!』(篠塚ひろむ)7巻から9巻[注 24]、『オレ様キングダム』(八神千歳)7巻から9巻[注 25]・10巻[注 26]・12巻[注 27]、『ドーリィ♪カノン』(やぶうち優)4巻及び5巻[注 28]、『にじいろ☆プリズムガール』(中原杏)7巻[注 29]で発売されている。

2006年11月に新刊として発売されたもの以降からは、小学館新人コミック大賞の募集要項が掲載されている。

ちゃおノベルズ

2008年8月に立ち上げられた本誌発の小説レーベルのこと。その第1弾は、女の友情をテーマにしたオリジナル作品「ウチらのキズナ」だった。この作品は、2007年から2008年にかけて、散発的に掲載された散文シリーズ「ココロ・あみーご」をベースにしたもの。栖川マキが手掛けた。

上記作品以外のラインナップは次の通り(2009年3月3日現在)。

  • きみとのさんぽ道(栖川マキ・著、飼い犬とのふれあいをテーマにしたオリジナル作品)
  • 小説・まんがみたいな恋したいっ!(栖川マキ・著、八神千歳による同名漫画の小説版。本誌の漫画作品が小説化されるのは大変珍しい)
  • よつばのハート(小出真朱・著、第1弾と同じテーマのオリジナル作品)

公式ファンクラブ

本誌には公式ファンクラブが存在していた。毎年4月号に付録のひとつとしてメンバーズカードが封入されており、それには会員番号なる数字が書かれていた。そしてその数字の組み合わせによって、プレゼントがもらえる、という特典があった。

また、下記の「ちゃお&ChuChuサマーフェスティバル」や、「次世代ワールドホビーフェア○○ Winter」(○○には年号が入る)にメンバーズカードを持参すると、来場記念品がもらえたことがある。

さらに、公式サイトの中に、ファンクラブ会員専用のコーナーが設けられていた。

公式ファンクラブの名称は、年によって変わっていた。その変遷は以下の通り(いずれも4月号 - 翌年3月号)。

  • 2005年:ちゃお☆プチセレブクラブ
  • 2006年:ちゃおクラブ2006
  • 2007年:ちゃおプレミアム
  • 2008年:ちゃおクラブ
  • 2009年:ちゃおスタークラブ

2009年度の「ちゃおスタークラブ」を最後に、この公式ファンクラブは廃止されたが2016年2月号にメンバーズカードが封入することが決定した。

ちゃおサマーフェスティバル

毎年夏休み期間中の7月下旬から8月下旬に、『ちゃお』編集部が読者の女の子を対象に関東と関西の2か所(例年は横浜国際平和会議場神戸国際展示場で開催)で本イベントを開催している。具体的には連載作家のサイン会(事前抽選制)、ステージイベント、オリジナルグッズやサイン入りコミックスの販売などが催される。『Sho-Comi(旧:少女コミック)』編集部と共同開催し、さらに2010年以降は『ぷっちぐみ』編集部も加わっている。2006年から2009年までは『ChuChu』編集部と共同開催(この間は『Sho-Comi』関連の出展はなし)し、「ちゃお&ChuChuサマーフェスティバル」と名乗っていた。

このイベントは『ちゃお』・『ぷっちぐみ』・旧『ChuChu』掲載作品に関してはあくまで中学生以下の女の子を対象とした漫画雑誌のイベントのため、無料のアトラクションやイベントに関しては高校生以上の女性と全ての男性は参加できないようになっており(ただし『Sho-Comi』関連は高校生以上の女性も参加できる。)、イベントによっては幼児の女の子も参加できないことがある。ステージイベントに関しても子供以外は保護者のみ入場ができる場合が多い(外から観覧するのは可)。また、下敷きやうちわ、玩具のサンプル品など無料で配布されるグッズも『ちゃお』『ぷっちぐみ』関連のものは基本的には中学生以下の女の子にしか配られない。

なお、イベント全体に参加制限があるわけではなく、女の子の保護者などの関係がない成人でも入場はでき、『ちゃお』『ぷっちぐみ』関連の有料商品(オリジナルグッズやサイン入りコミックスなど)の購入もできる。

2013年からちゃおサマフェスをコンパクトにし、全国のショッピングモールを巡回する『ちゃおツアー』として毎年秋に開催している。

この他にも毎年1 - 2月に開催される「次世代ワールドホビーフェア(年号) Winter」(2017年度は幕張メッセ大阪ドームナゴヤドーム福岡ドームで開催)でも『ちゃお』ブースを出展し、関連のイベントを開催している。一方で毎年7月頃に開催される「次世代ワールドホビーフェア(年号) Summer」(例年は幕張メッセで開催)では本イベントとの兼ね合いから『ちゃお』に関する出展はなく、タカラトミーバンダイなどの玩具メーカーが『ガールズアケード』と称した女の子向けのブースを出展している程度である。

創刊40周年プロジェクト

2017年に創刊40周年を迎えるにあたり、創刊40周年記念プロジェクトを展開している。

脚注

注釈

  1. ^ 『なかよし』は1954年、『りぼん』は1955年に創刊であり、20年以上の間隔がある。
  2. ^ 目次にもこのことが記載されている。
  3. ^ 掲載陣は三浦浩子風間宏子池田さとみなど、登場人物を6〜7頭身で描く「大人っぽい」絵柄の作家が多かった。
  4. ^ 小学館の学習雑誌部門の編集部が1988年から1992年まで発刊していた女子小学生向け幼年漫画雑誌。本誌も一時期学習雑誌部門に異動していた。
  5. ^ めばえ』・『小学館の幼稚園』・『小学一年生』(小学館の学年別学習雑誌)』の編集部が担当する。本誌と共にかつての『ぴょんぴょん』が取っていた路線を引き継いでいる。
  6. ^ 基本的に絵本が主体であるが、看板作品の『プリキュアシリーズ』に関しては漫画も掲載されている。
  7. ^ 1970年代後半に『なかよし』にて大ヒットした『キャンディ・キャンディ』(原作:水木杏子)の作画を担当した漫画家。
  8. ^ ブーム元は1990年代前半から後半にかけて大流行した『なかよし』の『美少女戦士セーラームーン』であり、同作品のアニメ版スタッフが制作者に加わっている。
  9. ^ 左記のリンク先では、本誌だけで黒字化するには160万部以上必要と述べている。
  10. ^ 1990年代当時のADKは『りぼん』の作品のアニメ化に関わることが多かった。
  11. ^ 『愛天使伝説ウェディングピーチ』ともに子会社の日本アドシステムズ(NAS)名義。
  12. ^ 2006年1月号の表紙には「ありがとう30年」と記されていた。この「30年」というのは、『少女コミック』・『別冊少女コミック』の増刊時代も含めてのことである。
  13. ^ なお本誌の編集長として立て直しに尽力した辻本吉昭は、「性に関して真面目に描いた作品が、PTAには不謹慎に映ってしまったのでは。中身をろくに確かめずに判断する奴って、こんな調査をするたびにいるもんだなあ」と言う主旨の発言をしている。
  14. ^ 似たような例として、競合誌の『なかよし』に掲載された『まもって!ロリポップ』があげられる。こちらは続編が掲載された。
  15. ^ 一例として、徳間書店アニメ雑誌アニメージュ』の1997年年間アニメ人気ランキングの各部門で上位を獲得しており、特に奥井雅美が歌う主題歌『輪舞-revolution』が主題歌部門で1位を獲得した。
  16. ^ 2006年3月1日のタカラトミー発足前後に企画された作品のため、初期に発売した商品はブランド名の変更に間に合わず、旧タカラブランドのままで発売された。
  17. ^ ゲームとしての「プリティーリズム」のタイアップ漫画は競合誌の『りぼん』で2010年8月号から2012年6月号まで連載されていた。その結果、2011年3月から2012年2月までの1年間、同じゲームを原作とする漫画作品が競合する雑誌で同時期に並行して連載される、という異例の事態となっていた。なお、小学館はアニメの第2期『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』・第3期『プリティーリズム・レインボーライブ』及び『プリパラ』の製作委員会には参加せず、宣伝協力に留まる。
  18. ^ これは、北海道にはサティが存在せず、九州の場合はサティの運営先がマイカルではなくイオン九州で他地方とは異なるからである。
  19. ^ a b 若者向け漫画雑誌で『ビッグコミック』、『ビッグコミックスピリッツ』および『ビッグコミックオリジナル』と『月刊コミック@バンチ』、ゴシップ誌で『週刊ポスト』と『週刊新潮』が、それぞれ競合している。また、2009年から2010年にかけてはティーンズ向けファッション誌で『DiaDaisy』と『ニコラ』および『ニコ☆プチ』が競合していた。
  20. ^ アーケードでは服以外も募集されたことがあり、動物園では企画自体がなくなった。
  21. ^ 本来、学年誌に発表された作品に関しては、てんとう虫コミックスから刊行されるので、『ないしょのつぼみ』は例外に当たる。
  22. ^ 読売新聞グループには中央公論新社が存在し、漫画の単行本の刊行も行ってはいるが、読売KODOMO新聞の編集に小学館が関わっているせいか、このような形態となっている。
  23. ^ 2005年11月発売・付録はお小遣い帳。初版限定のため現在は入手困難
  24. ^ 7巻は2012年6月発売、8巻は2013年1月発売、9巻は2013年10月発売・付録はいずれもテレビアニメ版を抜粋収録したDVD
  25. ^ 7巻は2012年8月発売、8巻は2012年10月発売、9巻は2013年5月発売・付録はちゃお本誌の付録DVDとして制作された同作品のOVAを収録したDVD
  26. ^ 2013年10月発売・付録はドラマCD及びノートとメモ帳
  27. ^ 2014年7月発売・付録は『ちゃお』公式の通販で発売されたドラマCDの1巻から3巻の再録
  28. ^ 4巻は2013年12月発売、5巻は2014年4月発売・付録はちゃお本誌のDVD用に製作された同作品のオリジナルドラマを収録したDVD
  29. ^ 7巻が最終巻、2014年1月発売・付録はちゃお本誌の付録DVD用に製作された同作品のOVA全4話を収録したDVD

出典

  1. ^ a b c d e f 私の少女漫画史 辻本吉昭 第37回 「ちゃお」と「ぴょんぴょん」の合併”. eBookJapan. イーブックイニシアティブジャパン (2013年3月1日). 2013年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月25日閲覧。
  2. ^ 日本雑誌協会公式HP・JMPAマガジンデータから(2006年7月8日時点のアーカイブ
  3. ^ a b 『雑誌新聞総かたろぐ 1979年版』
  4. ^ a b 『雑誌新聞総かたろぐ 1980年版』
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  14. ^ a b c d 私の少女漫画史 辻本吉昭 第38回 掲載作品のアニメ化”. eBookJapan. イーブックイニシアティブジャパン (2013年3月15日). 2013年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月25日閲覧。
  15. ^ a b c 私の少女漫画史 辻本吉昭 第40回 テレビアニメの宣伝効果”. eBookJapan. イーブックイニシアティブジャパン (2013年4月19日). 2013年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月25日閲覧。
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  28. ^ 『雑誌新聞総かたろぐ 1995年版』
  29. ^ 『1997年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
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  31. ^ 『1999年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
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  35. ^ 出版指標年報2011より
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  37. ^ "「リカルデント キッズガム」リニューアル発売記念 まんが雑誌「コロコロコミック」&「ちゃお」とコラボ決定! リカルデント キッズガム"パイナップル味"&"ブルーベリー味"登場" (Press release). モンデリーズ・ジャパン. 15 February 2017. 2017年8月17日閲覧

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外部リンク