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=== 評価 ===
=== 評価 ===
「ノイタミナ」作品中初回最高視聴率は『東京マグニチュード8.0』の5.8%<ref>[http://www.presepe.jp/anime_news/tv_programs/%E3%80%8E%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%898-0%E3%80%8F%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%8A%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE 『東京マグニチュード8.0』ノイタミナ史上最高の第1話視聴率5.8%を記録!!] - プレセペ 2009年7月10日</ref> 。全体における最高視聴率は『のだめカンタービレ 巴里編』第9話の6.6%、瞬間最高視聴率7.4%<ref><!-- {{要出典範囲|なお、この視聴率は1999〜2008年に放送された全ての深夜アニメ中、最高視聴率とされている|date=2011年5月}}リンク先記事も参照の事。 -->「[http://web.archive.org/web/20081207004444/http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20081205mog00m200036000c.html のだめカンタービレ 巴里編:視聴率6.6% 「NANA」超え深夜アニメ最高]」『毎日jp [[まんたんウェブ]]』2008年12月5日、[[毎日新聞]]。(2008年12月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>{{refnest|group="注"|『のだめ』第1シリーズも初回平均[[視聴率]]5.4%(関東地区、[[ビデオリサーチ]]調べ)を記録するなどしている<ref>「[http://web.archive.org/web/20070118003308/http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000001136 『のだめ』深夜アニメ初回視聴率の最高記録樹立]」『アニメイトTV』2007年10月13日、[[アニメイト]]。(2007年1月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。}}。
「ノイタミナ」作品中初回最高視聴率は『東京マグニチュード8.0』の5.8%<ref>[http://www.presepe.jp/anime_news/tv_programs/%E3%80%8E%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%898-0%E3%80%8F%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%8A%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE 『東京マグニチュード8.0』ノイタミナ史上最高の第1話視聴率5.8%を記録!!] - プレセペ 2009年7月10日</ref> 。全体における最高視聴率は『のだめカンタービレ 巴里編』第9話の6.6%、瞬間最高視聴率7.4%<ref><!-- {{要出典範囲|なお、この視聴率は1999〜2008年に放送された全ての深夜アニメ中、最高視聴率とされている|date=2011年5月}}リンク先記事も参照の事。 -->「[http://web.archive.org/web/20081207004444/http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20081205mog00m200036000c.html のだめカンタービレ 巴里編:視聴率6.6% 「NANA」超え深夜アニメ最高]」『毎日jp [[まんたんウェブ]]』2008年12月5日、[[毎日新聞]]。(2008年12月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>{{refnest|group="注"|『のだめ』第1シリーズも初回平均[[視聴率]]5.4%(関東地区、[[ビデオリサーチ]]調べ)を記録するなどしている<ref>「[http://web.archive.org/web/20070118003308/http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000001136 『のだめ』深夜アニメ初回視聴率の最高記録樹立]」『アニメイトTV』2007年10月13日、[[アニメイト]]。(2007年1月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。}}。


2007年には「ノイタミナ」枠自体が第13回[[デジタルメディア協会|AMD]]アワード年間コンテンツ賞・優秀賞を受賞。
2007年には「ノイタミナ」枠自体が第13回[[デジタルメディア協会|AMD]]アワード年間コンテンツ賞・優秀賞を受賞。
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2010年2月22日に行われた新作ラインナップ記者発表会で、同年4月より放送時間枠が30分拡大され、24:45 - 25:45の1時間枠・2部制になることが発表された。同年4月15日深夜(16日未明)には枠の拡大を記念した前半枠にてアニメ番組として史上初の生特番を行い、その模様は[[Ustream]]<ref name="nikkei_bp">[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100416/1031530/?P=1 フジテレビのUstream連携番組が話題に、生放送の舞台裏] [[日経トレンディ]] 2010年4月16日、2014年7月7日閲覧。</ref>や[[ニコニコ生放送]]でネット生配信された。翌週以降より週2作品の放送体制となった(これよりロゴタイトルをリニューアル。また、前半枠終了直前にミニコーナーを設けた)。そのきっかけとして、当枠開始当初より関与している[[山本幸治 (プロデューサー)|山本幸治]](当時フジテレビ所属)曰く、それ以前に同じく深夜アニメ枠として存在していた『[[NOISE (フジテレビ)|NOISE]]』の放送時間帯が深さ故に「より多くの人に観てもらいたい思いが叶えられ辛かった」点を挙げている<ref name="web_animestyle_2">{{Cite web|author=小黒祐一郎、岡本敦史|date=2010-03-19|url=http://www.style.fm/as/13_special/mini_interview/noitamina_2.shtml|title=フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る“ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(後編)|publisher=アニメスタイル|accessdate=2014-07-07}}</ref>。
2010年2月22日に行われた新作ラインナップ記者発表会で、同年4月より放送時間枠が30分拡大され、24:45 - 25:45の1時間枠・2部制になることが発表された。同年4月15日深夜(16日未明)には枠の拡大を記念した前半枠にてアニメ番組として史上初の生特番を行い、その模様は[[Ustream]]<ref name="nikkei_bp">[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100416/1031530/?P=1 フジテレビのUstream連携番組が話題に、生放送の舞台裏] [[日経トレンディ]] 2010年4月16日、2014年7月7日閲覧。</ref>や[[ニコニコ生放送]]でネット生配信された。翌週以降より週2作品の放送体制となった(これよりロゴタイトルをリニューアル。また、前半枠終了直前にミニコーナーを設けた)。そのきっかけとして、当枠開始当初より関与している[[山本幸治 (プロデューサー)|山本幸治]](当時フジテレビ所属)曰く、それ以前に同じく深夜アニメ枠として存在していた『[[NOISE (フジテレビ)|NOISE]]』の放送時間帯が深さ故に「より多くの人に観てもらいたい思いが叶えられ辛かった」点を挙げている<ref name="web_animestyle_2">{{Cite web|author=小黒祐一郎、岡本敦史|date=2010-03-19|url=http://www.style.fm/as/13_special/mini_interview/noitamina_2.shtml|title=フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る“ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(後編)|publisher=アニメスタイル|accessdate=2014-07-07}}</ref>。


2011年10月より、「ノイタミナ」作品を放送する'''全放送局'''において、番組枠に「ノイタミナ」の枠名称を用いて放送する事となった。また、放送局が15局に拡大した<ref>[http://web.archive.org/web/20111028132309/http://noitamina.tv/news/110908_housoukyoku.html ノイタミナ放送局一挙拡大!] - ノイタミナ公式サイト(2011年10月28日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。当枠開始以来、フジテレビにおける放送開始日は1月・4月・10月期は第2・3週目、7月期は第1週目からとなる。
2011年10月より、「ノイタミナ」作品を放送する'''全放送局'''において、番組枠に「ノイタミナ」の枠名称を用いて放送する事となった。また、放送局が15局に拡大した<ref>[http://web.archive.org/web/20111028132309/http://noitamina.tv/news/110908_housoukyoku.html ノイタミナ放送局一挙拡大!] - ノイタミナ公式サイト(2011年10月28日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。当枠開始以来、フジテレビにおける放送開始日は1月・4月・10月期は第2・3週目、7月期は第1週目からとなる。


2012年4月より、テレビ西日本が2年半振りにネット局に復活、現在の地上波16局体制となった。また、遅れネット局では東海テレビが同日ネットに戻るなど、遅れの日数を7日以内に短縮した。
2012年4月より、テレビ西日本が2年半振りにネット局に復活、現在の地上波16局体制となった。また、遅れネット局では東海テレビが同日ネットに戻るなど、遅れの日数を7日以内に短縮した。
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* 『[http://web.archive.org/web/20070203140943/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20070201et07.htm 深夜アニメ枠「ノイタミナ」好調 フジテレビ]』 [[読売新聞]]、2007年2月1日。(2007年2月3日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
* 『[http://web.archive.org/web/20070203140943/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20070201et07.htm 深夜アニメ枠「ノイタミナ」好調 フジテレビ]』 [[読売新聞]]、2007年2月1日。(2007年2月3日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2017年9月4日 (月) 14:41時点における版

ノイタミナ(noitaminA) は、フジテレビほかフジテレビ系列地上波一部局で放送されている日本の深夜アニメ放送枠名称である。

放送開始から2011年9月までは「ノイタミナ」の名称を用いない形でフジテレビ系列地上波各局でも放送。2009年11月から2013年3月まではBSフジでも放送されていた(詳細は放送局の節を参照)。

内容

誕生への経緯

アニカンR Vol.3』での豊島雅郎アスミック・エース エンタテインメント社長(当時)へのインタビュー記事によると、本枠誕生の発端はアスミックが人気少女コミック『ハチミツとクローバー』の実写版を制作したいと集英社と交渉したところ、集英社側は「アニメ化が先」という条件を出してきたことに始まった。

このころ、タイミングよくジェンコからアニメ化の希望を聞いていたアスミックは、再度集英社と『ハチミツとクローバー』アニメ化についての交渉を行う。集英社側はアニメ化において「放送時刻は遅くとも25時台まで」と提示した。当初は2004年秋からの放送を予定していたジェンコ・アスミック両社であったが、この条件を満たす放送局が決まらず企画は一時中断した。

しかし直後に女性向けの作品を探していたフジテレビから声がかかり、アニプレックス(作品によっては不参加もしくは間接的に参加)、SME等のソニーグループ企業や電通などが製作に参加して2005年4月より『ハチミツとクローバー』をテレビ放送する計画が本格始動。その後、別企画として動いていた人気少女漫画家・矢沢あいの作品『Paradise Kiss』も『ハチミツとクローバー』の後番として放送する事が決定。そして両作品を放送する枠にブランドを冠する流れが出来上がり、最終的には“ノイタミナ”という名称が与えられた。

語源

枠名称である「ノイタミナ」とは、「Animation」(アニメーション)を逆さ読みでローマ字読みしたもので、「アニメの常識を覆したい」「すべての人にアニメを見てもらいたい」という制作スタッフの想いに由来する。後述するジングルにおいても、「Animation」と表示された後、並び順が逆になる演出がなされている。

映像ジングル

枠放送冒頭には「ノイタミナ」の映像ジングルが5秒間流れる。放送開始時から2011年9月までは原則としてノイタミナを明示して放送されるフジテレビ、BSフジのみで流れた(『のだめカンタービレ』のみ、岩手めんこいテレビでは映像ロゴが使われた事がある)。同年10月からは全放送局がノイタミナ枠として放送することになったので、全局において用いられる様になった。

初代の映像ジングルはノイタミナのロゴの色が作品によって異なる場合があった。2010年4月に映像がリニューアルされ、BGMは初代の音声をそのまま使用している。
2014年4月期からは、放送10周年を機に映像を変更(BGMはそのまま)。ノイタミナ10thスペシャルアニメ(詳細は#10周年企画アニメで後述)『ポレットのイス』に登場した女の子・ポレットとイスが登場している。

評価

「ノイタミナ」作品中初回最高視聴率は『東京マグニチュード8.0』の5.8%[1] 。全体における最高視聴率は『のだめカンタービレ 巴里編』第9話の6.6%、瞬間最高視聴率7.4%[2][注 1]

2007年には「ノイタミナ」枠自体が第13回AMDアワード年間コンテンツ賞・優秀賞を受賞。

2010年にはノイタミナ枠で放送された『四畳半神話大系』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で、テレビアニメ史上初となる大賞を受賞した。

放送枠

2010年2月22日に行われた新作ラインナップ記者発表会で、同年4月より放送時間枠が30分拡大され、24:45 - 25:45の1時間枠・2部制になることが発表された。同年4月15日深夜(16日未明)には枠の拡大を記念した前半枠にてアニメ番組として史上初の生特番を行い、その模様はUstream[4]ニコニコ生放送でネット生配信された。翌週以降より週2作品の放送体制となった(これよりロゴタイトルをリニューアル。また、前半枠終了直前にミニコーナーを設けた)。そのきっかけとして、当枠開始当初より関与している山本幸治(当時フジテレビ所属)曰く、それ以前に同じく深夜アニメ枠として存在していた『NOISE』の放送時間帯が深さ故に「より多くの人に観てもらいたい思いが叶えられ辛かった」点を挙げている[5]

2011年10月より、「ノイタミナ」作品を放送する全放送局において、番組枠に「ノイタミナ」の枠名称を用いて放送する事となった。また、放送局が15局に拡大した[6]。当枠開始以来、フジテレビにおける放送開始日は1月・4月・10月期は第2・3週目、7月期は第1週目からとなる。

2012年4月より、テレビ西日本が2年半振りにネット局に復活、現在の地上波16局体制となった。また、遅れネット局では東海テレビが同日ネットに戻るなど、遅れの日数を7日以内に短縮した。

2013年4月期は、BSフジがネット局から脱退して地上波のみの放送体制となった一方で、2010年度に制作・放送した旧作『刀語』をノイタミナでの放送用に再編集、主題歌等を一新して放送。この作品は1話約1時間作品でありノイタミナ1時間枠をフルに使用するため、期間中は完全新作の放送を休止していた。これは「実写ドラマの様に、毎週1話1時間のアニメ番組を放送してみたい」という山本の長年暖めていた構想への第一歩であると言う[7]。2014年7月期には『PSYCHO-PASS』の新編集版を下段の放送時間を1時間に拡大して放送する。

2014年4月期からは、サガテレビを除く遅れネットの地方局が同日ネットになり、関西テレビでは8年振りの放送枠移動となった。その結果、TBS木曜深夜アニメ枠と競合状態の関東広域圏・中京広域圏に加えて、近畿広域圏においても毎日放送の「アニメイズム」および同日のアニメ枠と競合状態になり、三大都市圏全てでフジテレビ系列とTBS系列の深夜アニメが同時間帯に競合することとなったが、2015年4月期に当枠との競合を回避するなどの理由で「アニメイズム」枠(とそれに付随する枠)自体が金曜深夜に移動している[8]

同年10月期の『四月は君の嘘』以降、2017年4月期の『冴えない彼女の育てかた♭』まで在阪準キー局である関西テレビが当枠の製作委員会に加わっていた[注 2][注 3]

2015年4月期より、放送枠が再び1枠に戻る[注 4]。これは「ノイタミナムービー」により力を入れるためである[9]。また、枠設立当初からノイタミナ枠に携わってきた山本がフジテレビを退職して独立した事に伴い[10]、同枠を担当していた森彬俊が“二代目編集長”になる事が2015年ノイタミプロジェクト発表会で明かされた。なお、山本は独立後も引き続き「ノイタミナムービー」を中心として関わり続けている。

ネット配信

webにおける様々な動画配信サービスにおいて、最新作・過去作を配信している。代表的なものを下記に列挙した。(より詳細なデータに関しては副節#BS/CS放送・ネット配信を参照)

  • YouTube - フジテレビチャンネル上で、過去作品を選抜して一定期間のみ全話無料配信される場合がある。
  • ニコニコ動画 - 『ブラック★ロックシューター』は同サイト発のコンテンツということもあり、ニコニコチャンネルにてテレビ放送と同時期の1週間無料配信が実施されたが、その後はニコニコ生放送でテレビ放送期間中に「振り返り」と題しての集中配信や、放送期間終了後に全話の一挙配信を行うなど、本放送やディスクメディア(BOX系)発売時における「フォローあるいはPR」としての配信が中心である。
  • FOD(旧名「フジテレビオンデマンド」)- 2016年3月までの全作品を有料配信している。
  • dアニメストア - 2014年3月以降、一部作品を除いて2016年3月までの作品を有料配信している。
  • Amazonプライム・ビデオ - 2016年4月以降の全作品を当面の間ネット独占的に配信する(Amazonプライム会員は年会費のみで「見放題」)。各作品の第1話は放送に約1日弱先行して配信する(2話以降は大半の放送局が放送を終えた直後の配信)[11]

放送作品の傾向

設立の経緯から、開始からしばらくは少女漫画原作作品が主流で、従来アニメを見ないと思われていたF1層を意識した展開を図っていた。ノイタミナの企画を担当している松崎容子プロデューサー(以下敬称略)は『アニメージュ』などのアニメ雑誌[要文献特定詳細情報]で「女性をターゲットにしている」とコメントした事もある。また、『アニメージュ』2007年8月号のノイタミナの特集において、以前企画を担当していた金田耕司元プロデューサー(現・制作局長)は、「普通の人たちに観てもらいたいという気持ちで、女性向けだけに立ち上げたつもりはない」とコメント。また、同様の内容を高瀬敦也がアニカンR TV2008春改編超特集号で説明していた。『月刊ニュータイプ』2008年4月号内の特集で松崎は「主な視聴者層を意識的に変化させてきた」ともコメントしている。

2009年の『東のエデン』は初のオリジナル作品となった[12]。同作品は「一般性とオタクカルチャー双方を狙うようになった」という試みが一番出た作品であるといい、それまでの視聴者だった女性層を引き継ぎつつ、アニメファンにも受け入れられる作品となった[12]。その後も原作のある作品とのバランスを取りつつ、アニメ好きの視聴者へ軸足を移している[12]

2012年の『ブラック★ロックシューター』以降、VOCALOID楽曲を原作とした作品も積極的に放送している。

その他

フジテレビの放送においては、製作委員会に関係ないタイアップ扱いに近いスポンサーが付くことがあり、遅れネットで放送の系列局でも珍しくスポンサーが付いている。

音楽制作・主題歌は枠を通してほぼ全てSony Musicグループが担当。アニプレックス制作作品においてしばしば行われる同業他社のランティスによる音楽制作・GloryHeavenレーベルでリリースという形態は、本枠では2014年4月期の『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』EDを除いて行われていない。初回放送時では音楽制作をランティスが担当した旧作『刀語』の本枠における放送も例外ではなく、主題歌をランティス制作のものから、SME所属のアーティストのものに差し替える措置が行われた(本編BGMに変更はないため、ランティスは音楽制作のクレジットには残っている)。各作品のサウンドトラックも、アニプレックス制作作品以外では、各作品の主題歌を担当するアーティストの所属レーベルから発売されることがあった。

実写ドラマ・映画連動

近年のエンターテイメント産業では一つの原作をアニメ・実写の別け隔てなく使用することが多く、「ノイタミナ」で使用されたコンテンツもその例に漏れず、アニメ化の後にドラマ・映画化(その他、舞台劇など)されることがある。しかし、その際に積極的な相互連動を行う例もあれば、そうでない場合もあり、コンテンツごとに温度差がある。それぞれの主な例を下に記す。

積極的な連動例

『のだめカンタービレ』(2007年1月から放送)では、先行して放送された実写ドラマ版との相互連動が行われた。 アニメ版スタッフが製作した劇中アニメが実写ドラマ内で使用されたりするなどの新しい試みがなされた。

2014年1月期に放送された『銀の匙 Silver Spoon』(第2期)でも同時期に実写映画版が上映。連動企画として実写映画版で主演を務める中島健人Sexy Zone)がアニメに出演した。実写映画版ではTBS系列基幹局が製作委員会に入っているため、ネットワーク系列を超えた連動企画となった。

2015年には『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が実写化され、スペシャルドラマとしてフジテレビにて放送[13]。ノイタミナ枠で放送されたオリジナルアニメとしては初の実写化となった(詳細はあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#実写ドラマを参照)。

2017年の第1クールで放送した『クズの本懐』では同時期にアニメと同じくフジテレビで実写ドラマ化したことから、アニメとドラマが相互連携を実施。実写ドラマで主役を演じる吉本実憂がアニメにゲスト出演[14]。アニメ版で主演声優だった安済知佳もドラマ版の最終話にゲスト出演した。

特段に連動していない例

2007年に本枠でアニメで放送された『もやしもん』が2010年に本枠としては初めてドラマとして放送された。ただしアニメとドラマはそれぞれ独立した作品として制作されており、相互の連携は特にない。

2011年7月期に放送された『うさぎドロップ』は同時期に実写映画版が上映された。ただし、アニメと実写映画は主題歌を共通にした以外、特段に連携していない。

2016年1~3月期に本枠でアニメで放送された『僕だけがいない街』は同年3月に実写映画が公開されたが、アニメ版と映画版は特に連携したプロモーションは行われなかった。

このほか、ノイタミナでアニメ化された数年後に実写映画化される作品もある(『Paradise Kiss』・『海月姫』など)が、大抵の場合は制作体制がアニメ版と異なることから、全く連携のない独立した作品であることもある。

共通スタッフ

  • チーフプロデューサー:山本幸治→森彬俊(二代目)
  • 過去のスタッフ
    • 企画:金田耕司、松崎容子
    • プロデューサー:伊藤幸弘、細貝康介

放送・公開作品一覧

テレビアニメ

全作品字幕放送対応(フジテレビは全作品、『モノノ怪』より関西テレビ・テレビ西日本でも実施、『もやしもん』(アニメ版)より東海テレビでも実施、BSフジでも放送開始時(『空中ブランコ』)より実施、その他一部の局でも実施)、『怪〜Ayakashi〜』を除いてハイビジョン放送(2005年制作作品はフジテレビ・関西テレビのみ)。太字は関西テレビとの共同製作。

放送内で特に用いてはいないものの、主にラインナップ発表において前半枠を「上段」、後半枠を「下段」と表記しているため[15]、当項でもこの表記を用いる。

放送期間はフジテレビと、同日放送の放送局の場合。遅れネットの場合は翌月になる場合がある。

タイトル 放送時期 放送枠 放送期間 話数 アニメーション制作
1 はちみつとくろおはあ1/ハチミツとクローバー 2005年04月 - 09月 0 2クール 全24話 J.C.STAFF
2 はらたいすきす/Paradise Kiss 2005年10月 - 12月 1クール 全12話 マッドハウス
3 あやかし/怪 〜ayakashi〜 2006年01月 - 03月 全11話 東映アニメーション
4 しゆうおうせい/獣王星 2006年04月 - 06月 ボンズ
5 はちみつとくろおはあ2/ハチミツとクローバーII 2006年06月 - 09月 全12話 J.C.STAFF
6 はたらきまん/働きマン 2006年10月 - 12月 全11話 ぎゃろっぷ
7 のためかんたあひれ1/のだめカンタービレ 2007年01月 - 06月 2クール 全23話 J.C.STAFF
8 もののけ/モノノ怪 2007年07月 - 09月 1クール 全12話 東映アニメーション
9 もやしもん1/もやしもん 2007年10月 - 12月 全11話 白組
テレコム・アニメーションフィルム
10 はかはきたろう/墓場鬼太郎 2008年01月 - 03月 全11話 東映アニメーション
11 としよかんせんそう/図書館戦争 2008年04月 - 06月 全12話 Production I.G
12 せいようこつとうようかしてん/西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~ 2008年07月 - 09月 日本アニメーション
白組
13 のためかんたあひれ2/のだめカンタービレ 巴里編 2008年10月 - 12月 全11話 J.C.STAFF
14 けんしものかたりせんねんき/源氏物語千年紀 Genji[注 5] 2009年01月 - 03月 トムス・エンタテインメント
手塚プロダクション
15 ひかしのえてん/東のエデン 2009年04月 - 06月 Production I.G
16 とうきようまくにちゆうとはちてんせろ/東京マグニチュード8.0 2009年07月 - 09月 ボンズ
キネマシトラス
17 くうちゆうふらんこ/空中ブランコ 2009年10月 - 12月 東映アニメーション
18 のためかんたあひれ3/のだめカンタービレ フィナーレ[注 6] 2010年01月 - 03月 J.C.STAFF
19 よしようはんしんわたいけい/四畳半神話大系 2010年04月 - 06月 上段 マッドハウス
20 さらいやこよう/さらい屋 五葉 下段 全12話 マングローブ
21 もやしもんとらまはん/もやしもん(ドラマ版) 2010年07月 - 09月 上段 全11話 白組
22 しき/屍鬼 2010年07月 - 12月 下段 2クール 全22話 童夢
23 くらけひめ/海月姫 2010年10月 - 12月 上段 1クール 全11話 ブレインズ・ベース
24 ふらくたる/フラクタル 2011年01月 - 03月 A-1 Pictures
25 ほうろうむすこ/放浪息子 下段 AIC Classic
26 しい/C 2011年04月 - 06月 上段 タツノコプロ[注 7]
27 あのひみたはなのなまえをほくたちはまたしらない/あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 2011年04月 - 06月
2013年07月 - 09月(再)[注 8]
下段
下段
A-1 Pictures
28 うさきとろつふ/うさぎドロップ 2011年07月 - 09月 上段 Production I.G
29 なんはあしつくす/NO.6 下段 ボンズ
30 あんこ/UN-GO 2011年10月 - 12月 上段
31 きるていくらうん/ギルティクラウン 2011年10月 - 2012年03月 下段 2クール 全22話 Production I.G 6課
32 てるまえろまえ/テルマエ・ロマエ 2012年01月 上段 0.3/約0.3クール 全3話 DLE
33 ふらつくろつくしゆうたあ/ブラック★ロックシューター 2012年02月 - 03月 0.7/約0.7クール 全8話 Ordet
サンジゲン
34 さかみちのあほろん/坂道のアポロン 2012年04月 - 06月 1クール 全12話 MAPPA
手塚プロダクション
35 つりたま/つり球 下段 A-1 Pictures
36 もやしもん2/もやしもん リターンズ 2012年07月 - 09月 上段 全11話 白組
テレコム・アニメーションフィルム
37 なつゆきらんてふう/夏雪ランデブー 下段 動画工房
38 さいこはす1/PSYCHO-PASS 2012年10月 - 2013年03月
2014年07月 - 09月(再)[注 9]
上段
下段
2クール
1クール
全22話
全10話[注 10]
Production I.G[注 11]
39 ろほていくすのおつ/Robotics;Notes 2012年10月 - 2013年03月 下段 2クール 全22話 Production I.G
40 かたなかたり/刀語(ノイタミナ版)[注 12] 2013年04月 - 06月 1時間枠 1クール 全12話 WHITE FOX
41 きんのさししるはあすふうん/銀の匙 Silver Spoon 2013年07月 - 09月(前半)
2014年01月 - 03月(後半)
上段 2クール 全22話
前半:全11話
後半:全11話
A-1 Pictures
42 かりれいとんな/ガリレイドンナ 2013年10月 - 12月 1クール 全11話
43 さむらいふらめんこ/サムライフラメンコ 2013年10月 - 2014年03月 下段 2クール 全22話 マングローブ
44 ひんほん/ピンポン THE ANIMATION 2014年04月 - 06月 上段 1クール 全11話 タツノコプロ
45 りゆうかしようなななのまいそうきん/龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 下段 A-1 Pictures
46 さんきようのてろる/残響のテロル 2014年07月 - 09月 上段 MAPPA
47 さいこはす2/PSYCHO-PASS 2 2014年10月 - 12月 タツノコプロ
48 しかつはきみのうそ/四月は君の嘘 2014年10月 - 2015年03月 下段 2クール 全22話 A-1 Pictures
49 さえないひろいんのそたてかた1/冴えない彼女の育てかた 2015年01月 - 03月 上段 1クール 全13話
50 はんちらいん/パンチライン 2015年04月 - 06月 0 全12話 MAPPA
51 らんほきたん/乱歩奇譚 Game of Laplace 2015年07月 - 09月 全11話 Lerche
52 すへてかえふになる/すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 2015年10月 - 12月 A-1 Pictures
53 ほくたけかいないまち/僕だけがいない街 2016年01月 - 03月 全12話
54 こうてつしようのかはねり/甲鉄城のカバネリ 2016年04月 - 07月 WIT STUDIO
55 はつてりい/バッテリー 2016年07月 - 09月 全11話 ゼロジー
56 ふねをあむ/舟を編む 2016年10月 - 12月 ZEXCS
57 くすのほんかい/クズの本懐 2017年01月 - 03月 全12話 Lerche
58 さえないひろいんのそたてかた2/冴えない彼女の育てかた♭ 2017年04月 - 06月 全11話 A-1 Pictures
59 だいぶ/DIVE!! 2017年07月 - 不明 不明 ゼロジー
60 いぬやしき/いぬやしき 2017年10月 - MAPPA
61 こいわあめあかりのように/恋は雨上がりのように 2018年01月 - 不明
62 をたくにこいはむすかしい/ヲタクに恋は難しい 2018年04月 - A-1 Pictures

ノイタミナムービー(劇場アニメ)

公開日順に記載。映倫のレイティングは備考欄に記載。

タイトル[17] 公開日 アニメーション制作 配給 備考
1 けきしようはんさいこはす/劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス 2015年01月09日 Production I.G 東宝映像事業部 R15+指定
2 たいふうののるた/台風のノルダ 2015年06月05日 スタジオコロリド 3週間限定上映
陽なたのアオシグレとセットで上映
3 こころかさけひたかつてるんた/心が叫びたがってるんだ。 2015年09月19日 A-1 Pictures アニプレックス 2017年7月に同名の実写映画版を公開
4 ししやのていこく/屍者の帝国 2015年10月02日 WIT STUDIO 東宝映像事業部 「Project Itoh」三部作
5 はあもにい/ハーモニー 2015年11月13日 STUDIO 4℃ PG12指定
「Project Itoh」三部作
6 きやくさつきかん/虐殺器官 2017年02月03日 マングローブ
ジェノスタジオ
R15+指定
「Project Itoh」三部作
7 よるはみしかしあるけよおとめ夜は短し歩けよ乙女 2017年04月07日 サイエンスSARU
8 よあけつけるるうのうた夜明け告げるルーのうた 2017年05月19日

放送局

放送形態はスポンサードネットもしくは番組販売の2種類である[注 13](2015年1月現在)。

  • 放送局によっては編成の都合で放映時間の変更、もしくは設備不足で4:3サイズのダウンコンバート放送となる場合がある。

地上波

太字はレギュラーネット局。
★は同時ネット、☆は時差同日ネット、△は時差ネット。
掲載されている放送局(ネット局)、または放送内容は2017年5月現在のもの。

放送地域 放送局 放送有無(2017年5月現在) 備考 放送作品履歴 字幕
関東広域圏 フジテレビ 有り 製作委員会参加 全作品放送(合計58本)※放送時間は各作品の項目を参照のこと。
近畿広域圏 関西テレビ 2014年10月期新規開始作品以降、製作委員会参加[注 14][注 15][注 16]
中京広域圏 東海テレビ
北海道 北海道文化放送 一時期スポンサードネットの時期あり。
岩手県 岩手めんこいテレビ
宮城県 仙台放送 2010年10月より「ノイタミナ」枠名を使用。 ×
秋田県 秋田テレビ
山形県 さくらんぼテレビ
福島県 福島テレビ
新潟県 新潟総合テレビ スポンサードネットで2009年9月まで放送、以後2年間放送中断
石川県 石川テレビ 無し
福井県 福井テレビ
長野県 長野放送 有り 2015年より番組販売でのネットを開始。
静岡県 テレビ静岡
島根県鳥取県 山陰中央テレビ 2017年5月より「ノイタミナ」枠名を使用。
岡山県・香川県 岡山放送 無し 2013年7月より番組販売での放送を開始。以後、断続的に放送[注 17]
広島県 テレビ新広島 有り
愛媛県 テレビ愛媛
高知県 高知さんさんテレビ 無し
福岡県 テレビ西日本 有り スポンサードネットで2009年9月まで放送、以後2年半放送中断。
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎 無し
熊本県 テレビ熊本 有り [注 18]
鹿児島県 鹿児島テレビ

BS/CS放送・ネット配信

放送局 放送有無
(2016年12月現在)
備考 放送作品履歴
BSフジ 有り BSデジタル放送
フジテレビ721→
フジテレビTWO ドラマ・アニメ
有り CSデジタル放送
フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
アニマックス アニメ専門BS/CS放送
BS11 無し BS放送
WOWOWプライム
女性チャンネル♪LaLa TV CS放送
ファミリー劇場
ニコニコ動画 ネット配信
バンダイチャンネル 有り
フジテレビオンデマンド 2016年7月以前の作品のみ配信(合計54本)
dアニメストア
Amazonプライム・ビデオ 有り

2014年4月以降からは「ピンポン THE ANIMATION」を除く全ての作品をdアニメストアで定額配信していたが、2016年4月以降からはAmazonプライム・ビデオに配信サイトが変更された。

甲鉄城のカバネリ」まではdアニメストア、バンダイチャンネル、自局の配信サービスであるフジテレビオンデマンドでも配信されていたが、2016年7月以降からはいずれのサイトでも配信が行われなくなり、現時点で2016年7月以降の作品でインターネット配信を行っているのはAmazonプライム・ビデオのみとなっている。

10周年企画

2014年からは“ノイタミナ 10th Anniversary”として、ノイタミナブランドをテレビアニメのみならず映画やwebなど他媒体で展開する事を発表している。詳細は各作品の項目を参照のこと。特に映画は「ノイタミナムービー」と称し、テレビアニメシリーズを経ず直接映画化する作品にも「ノイタミナ」のブランドを与え、今後も劇場作品の制作を活発化する事を標榜している。

webアニメーション
スタジオコロリド製作による短編アニメ『ポレットのイス』をYouTubeノイタミナ公式チャンネルで無料配信中。
劇場用アニメーション(ノイタミナムービー)
劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が2015年1月より公開、同年には『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再集結して制作される『心が叫びたがってるんだ。』、及び“Project Itoh”と銘打って伊藤計劃による小説『虐殺器官』・『ハーモニー』・『屍者の帝国』が劇場用アニメーション作品として公開予定。

Webラジオ

ノイタミナラジオ』はノイタミナ公式サイトおよび音泉2011年から2015年まで配信されていたインターネットラジオ。ニッポン放送アナウンサー吉田尚記が務めている。業界屈指のオタクでもある吉田の担当番組『ミュ〜コミ+プラス』が、アニメ・漫画の話題を扱う『ただの音楽番組ではない番組』というところが、『ただのアニメ枠ではない』ノイタミナのコンセプトと共通したことから、起用に至った。

吉田を起用した番組では、「『ノイタミナ』を起点として、何をやってもよい!」ということをコンセプトとしている。そのため「ノイタミナ」以外のアニメ作品の話題も扱ったり、時にはノイタミナと関係ない話もする。また、「クリックしたら自己責任!」という言葉を掲げて、webラジオであることをいいことにAM放送でできないことをやったりもする。

基本的に吉田・第2回で公募したアシスタント2人(通称「放浪息子」「ニート[注 21]、第3回から)・ゲストで話は進む。

また、第4回放送分ではリスナーからのメールによる提案、あおきえい監督プロデュース[注 22]による番組のプロモーションを兼ねた池袋闊歩、第7回放送分では吉祥寺「ノイタミナショップ」で1日店長を務めた小林ゆうの密着ロケなど、スタジオ外での収録も実施している。

2013年3月21日、100回配信にて一時休止を宣言する。

2013年7月11日、リニューアルして第2期を開始。第101回配信からゲストとtwitterとの連動企画でゲストのサイン入りグッズをプレゼントする企画が始まった。

なお、第2期開始直後の2013年7月期は、ノイタミナ上段枠『銀の匙(第1期)』の話題を中心に扱った。下段枠『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(スペシャルオンエア版)』については『あの花 neets ノイタミナラジオ』として同日配信された。

第127回では、吉田とゲストとのスケジュールが合わなかったため、緊急特番としてアシスタント2人とノイタミナ商品化担当の阿久津をゲストに向かえ収録を行った。

第135回以降の下段枠はアニメ『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』龍ヶ嬢七々々役の田辺留依をアシスタントとして毎週迎えている。

2014年7月5日、ニコニコ生放送『インターネットラジオステーション<音泉>10周年記念24時間生放送』内にて当番組が参加番組として動画生配信された。出演は吉田尚記、関智一、西部慎也。

第174回上段・175回・176回下段では、吉田がインフルエンザのため不在となり、ゲストであった茅野愛衣がパーソナリティとして進行し、ゲストにアシスタント2人を招いて収録を行った[注 23]。また、吉田がパーソナリティーを務めるミュ〜コミ+プラス(2015年3月5日(木)分)で茅野に謝罪として寿司を約1万円分振舞った[18]

2015年4月2日(第181回)配信分をもって休止した。

更新日(ノイタミナ公式サイト)
  • 2011年1月14日 - 2013年3月21日
毎週木曜日 25:45[19]
  • 2013年7月11日 - 2014年3月20日
毎週木曜日 25:50[20](フジテレビ「ノイタミナ」放送後)
  • 2014年3月27日 - 2015年4月2日
毎週木曜日 22:00
更新日(音泉)
  • 2011年1月15日 - 2015年4月3日
毎週金曜日 13:00[21](ノイタミナ公式サイト配信翌日)
配信先
  • ノイタミナ公式サイト
  • 音泉
番組ディレクター
  • 蝦名拓也
パーソナリティ
アシスタント
  • 西部慎也(無職)
  • まーざん(ニート)
ゲスト
2015年配信の詳細情報一覧
ゲスト 備考 配信日 タイトル
第169回上段 安野希世乃 アニメ「冴えない彼女の育てかた」加藤 恵役 2015年01月08日 AMラジオの権化!安野希世乃さんが久々の登場!
第169回下段 園崎未恵 アニメ「四月は君の嘘」瀬戸 紘子役 2015年01月08日 実験大好きなリケジョ?園崎未恵さん初登場!
第170回上段 安野希世乃 アニメ「冴えない彼女の育てかた」加藤 恵役 2015年01月15日 人生について考える
第170回下段 園崎未恵 アニメ「四月は君の嘘」瀬戸 紘子役 2015年01月15日 温泉ソムリエ園崎未恵さんによる温泉豆知識!
第171回上段 矢作紗友里 アニメ「冴えない彼女の育てかた」氷堂 美智留役 2015年01月22日 THE・千葉県民!矢作紗友里さん初登場!
第171回下段 興津和幸 アニメ「四月は君の嘘」斎藤役 2015年01月22日 興津和幸さんによる怪獣ソフビ講座
第172回上段 春奈るな
沢井美空
アニメ「冴えない彼女の育てかた」オープニングテーマ担当
アニメ「冴えない彼女の育てかた」エンディングテーマ担当
2015年01月29日 プロモーションにならないんだけど、アーティストさんありがとう。
第172回下段 興津和幸 アニメ「四月は君の嘘」斎藤役 2015年01月29日 利きカレー
第173回上段 矢作紗友里 アニメ「冴えない彼女の育てかた」氷堂 美智留役 2015年02月05日 妄想を現実にしてみました。
第173回下段 寺崎裕香 アニメ「四月は君の嘘」三池 俊也役 2015年02月05日 元アイドル?寺崎裕香さんが登場!!
第174回上段 茅野愛衣[注 24] アニメ「冴えない彼女の育てかた」霞ヶ丘 詩羽役 2015年02月12日 吉田インフルで倒れたってよ
第174回下段 寺崎裕香 アニメ「四月は君の嘘」三池 俊也役 2015年02月12日 バレンタインデー直前!チョコレートステークス!!
第175回 茅野愛衣[注 24] アニメ「冴えない彼女の育てかた」霞ヶ丘 詩羽役
アニメ「四月は君の嘘」相座 凪役
2015年02月19日 手紙〜拝啓、39のおっさんへ〜
第176回上段 森彬俊 アニメ「冴えない彼女の育てかた」プロデューサー 2015年02月26日 森は生きている
第176回下段 茅野愛衣[注 24] アニメ「四月は君の嘘」相座 凪役 2015年02月26日 尚記吉田の欠席裁判!!
第177回上段 赤﨑千夏 アニメ「冴えない彼女の育てかた」波島 出海役 2015年03月05日 鹿児島弁講座
第177回下段 水瀬いのり アニメ「四月は君の嘘」瀬戸 小春役 2015年03月05日 忍者声優?水瀬いのりさん初登場!
第178回上段 赤﨑千夏 アニメ「冴えない彼女の育てかた」波島 出海役 2015年03月12日 左手は添えるだけ
第178回下段 水瀬いのり アニメ「四月は君の嘘」瀬戸 小春役 2015年03月12日 水瀬いのりさんとネットサーフィン!
第179回上段 丸戸史明 アニメ「冴えない彼女の育てかた」著者 2015年03月19日 濃厚
第179回下段 種田梨沙 アニメ「四月は君の嘘」宮園かをり役 2015年03月19日 朝10時の収録による悲劇
第180回 丸戸史明 アニメ「冴えない彼女の育てかた」著者 2015年03月26日 シナリオライターに悪ふざけのシナリオを作らせてみた!
第181回 2015年04月02日 しばしのお別れ
ラジオCD
過去の放送分をMP3データで収録するとともに新規撮りおろし版も含めたCDがある。
CDタイトル 過去音源収録回 新規撮りおろしゲスト 備考
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ1 第1〜22回分 小林ゆう
畠山航輔
内山昂輝
茅野愛衣
アニメ「フラクタル」クレイン役
アニメ「放浪息子」二鳥修一役
アニメ「C」余賀公磨役
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」本間芽衣子役
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ2 第23〜33回分 土田大
梶裕貴
アニメ「うさぎドロップ」河地大吉役
アニメ「No.6」紫苑役
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ3 第34〜44回分
(第38回分除く)
山本希望
茅野愛衣
アニメ「UN-GO」海勝梨江役
アニメ「ギルティクラウン」楪いのり役
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ4 第45〜59回分 木村良平
内山昂輝
アニメ「坂道のアポロン」西見薫役
アニメ「つり球」宇佐美夏樹役
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ5 第60〜78回分 大原さやか
冬馬由美
アニメ「もやしもん リターンズ」オリゼ―役
アニメ「夏雪ランデブー」島尾ミホ役
アニメ「夏雪ランデブー」島尾六花役
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ6 第79〜100回分 関智一
塩谷直義
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」狡噛慎也役
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」監督
ラジオCD「ノイタミナWEBラジオ」 おまとめ7 第101〜111回分
あの花 neets ノイタミナラジオ全話
茅野愛衣
三宅麻理恵
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」本間芽衣子役
アニメ「銀の匙 Silver Spoon」御影アキ役

CD

ノイタミナ FAN BEST(SVWC-70046〜9)
2015年4月15日発売。収録曲はファンの投票により決定された。

関連項目

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 『のだめ』第1シリーズも初回平均視聴率5.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録するなどしている[3]
  2. ^ 2014年10月期の『PSYCHO-PASS サイコパス 2』および「ノイタミナムービー」シリーズには関与していない。
  3. ^ BD・DVDのパッケージには関西テレビの製作委員会参加後もフジテレビ表記のみになっている(2015年及び2016年1月期に放映された『暗殺教室』シリーズでも同様である)。
  4. ^ 2016年1月期放送のフジテレビ系深夜アニメ『暗殺教室』(第2期)はノイタミナ枠作品『僕だけがいない街』の直後枠で放送しているが、こちらは別枠(フジテレビからの!)扱い。(他局では大半が隣接していない。)
  5. ^ 元々は『あさきゆめみし』を放送する予定であったが、2008年11月10日、同じく源氏物語を題材としたオリジナルストーリーに企画変更される事が発表された[16]
  6. ^ 第二期『のだめカンタービレ 巴里編』最終回にて第三期放送決定の告知がされた際は2009年秋とされていた。2009年7月、アニメ公式サイトにて題名を『のだめカンタービレ フィナーレ』とし、2010年1月放送開始すると正式に発表された。
  7. ^ 当時は“竜の子プロダクション”名義での制作。ただし、OP・EDには“タツノコプロ”とクレジットされている。
  8. ^ 劇場版公開記念として、スペシャルオンエア版を放送。全11回の再放送ではあるが、オープニングは新作映像や副音声によるオーディオコメンタリー(第1 - 4話)を加えたものになる。ネット局ではフジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・テレビ熊本以外は初放送となる。
  9. ^ 新規カットを含む再編集版。下段を1時間に拡大。
  10. ^ 当初は全11話の放送予定だったが、4話が放送中止(フジテレビオンデマンドでの配信のみ)。
  11. ^ 新編集版アニメーション制作はタツノコプロ。
  12. ^ 2010年にフジテレビやMBS、BSフジなどで毎月1話ずつ放送した作品の再編集版。BSフジでは当番組枠を休止して放送した。10年の本放送時を含めれば、ネット局ではフジテレビ・BSフジおよび第1話のみ放送したサガテレビ以外は初放送となる。
  13. ^ BSフジのみ、厳密には番販ではなくサスネット(白ネット)に近い形である。
  14. ^ 2010年4月から2011年9月は「アニメわ〜く!」という独自の枠で放送。ただし『もやしもん』(ドラマ版)は実写ドラマだった為、「アニメわ〜く!」枠からは外れていた。
  15. ^ 2014年7月期は下段を木曜深夜、上段を金曜深夜に放送(冒頭のノイタミナ枠ジングルはカット)。
  16. ^ 2015年1月期は同日時差ネットながら上下段を入れ替えて放送(1月15日深夜の放送より、『四月は君の嘘』冒頭にノイタミナ枠ジングルを自局で挿入。代わりに『四月は君の嘘』のエンドカードをカット)。
  17. ^ 2013年7月期の『銀の匙 Silver Spoon』はキー局より26日遅れ。2013年10月期の『ガリレイドンナ』、2014年10月期の『PSYCHO-PASS 2』、『冴えない彼女の育てかた』からはキー局より12日遅れ。2016年1月期の『僕だけがいない街』より再度再開。
  18. ^ 2009年10月 - 2010年1月はノイタミナ枠アニメの放送無し。
  19. ^ 同時間帯はBS11の『スクールガールストライカーズ Animation Channel』と競合している。
  20. ^ 以降、1週間オンデマンド配信、有料配信無し。
  21. ^ アシスタント1人は正規の「ニート」に当てはまらないため「無職」とも呼ばれている。
  22. ^ 吉田が女装(初音ミクの姿)で、あおき作のプラカードを掲げて実施。
  23. ^ 第176回下段に関しては、自宅で静養中の吉田と電話での中継を行った。
  24. ^ a b c 事実上パーソナリティー代行として出演。

出典

  1. ^ 『東京マグニチュード8.0』ノイタミナ史上最高の第1話視聴率5.8%を記録!! - プレセペ 2009年7月10日
  2. ^ のだめカンタービレ 巴里編:視聴率6.6% 「NANA」超え深夜アニメ最高」『毎日jp まんたんウェブ』2008年12月5日、毎日新聞。(2008年12月7日時点のアーカイブ
  3. ^ 『のだめ』深夜アニメ初回視聴率の最高記録樹立」『アニメイトTV』2007年10月13日、アニメイト。(2007年1月18日時点のアーカイブ
  4. ^ フジテレビのUstream連携番組が話題に、生放送の舞台裏 日経トレンディ 2010年4月16日、2014年7月7日閲覧。
  5. ^ 小黒祐一郎、岡本敦史 (2010年3月19日). “フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る“ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(後編)”. アニメスタイル. 2014年7月7日閲覧。
  6. ^ ノイタミナ放送局一挙拡大! - ノイタミナ公式サイト(2011年10月28日時点のアーカイブ
  7. ^ ノイタミナ「刀語」 山本幸治(フジテレビジョン)岩上敦宏(アニプレックス)プロデューサー対談・「ノイタミナ」1時間枠放送への挑戦
  8. ^ maru0322のツイート(568333310230794240) 丸山博雄(MBSアニメ部門チーフプロデューサー) - 2015年2月19日、同20日閲覧
  9. ^ 「ノイタミナ」来年の新作アニメに「パンチライン」「すべてがFになる」「乱歩奇譚」など”. ねとらぼ. 2014年11月27日閲覧。
  10. ^ 山本幸治 Twitter”. Twiiter (2014年11月27日). 2014年12月1日閲覧。
  11. ^ 『ノイタミナ』新作は「青春」「情熱」「エロ」「オタク」魅惑の4タイトルを発表 テレビドガッチ 2016年3月18日。
  12. ^ a b c フジテレビという枠を超えて、「ノイタミナ」という「枠」をブランド化したい――変わりゆくテレビアニメ”. オルタナティブ・ブログ (2011年7月21日). 2016年1月2日閲覧。
  13. ^ 次世代を担う大注目の俳優たちが集結し、奇跡のファンタジーが待望のドラマ化!!『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』”. フジテレビ. 2015年6月17日閲覧。
  14. ^ 本日放送の第6話にドラマ版花火役・吉本実憂さんが出演!”. TVアニメ『クズの本懐』公式サイト. 2017年2月16日閲覧。
  15. ^ 2013 ノイタミナラインナップ発表会 開催決定!”. 2013年5月26日閲覧。
  16. ^ お知らせ”. アニメ「あさきゆめみし」公式サイト. 2013年1月27日閲覧。
  17. ^ ノイタミナムービー”. 2017年8月1日閲覧。
  18. ^ 茅野愛衣さんに謝罪のお寿司スペシャル!”. ミュ〜コミプラス (2015年3月5日). 2015年3月13日閲覧。
  19. ^ 2011年9月第2週 - 10月第1週、2012年3月第5週 - 4月第1週、2013年4月 - 2013年6月は休止。
  20. ^ 2013年9月19日、10月3日は休止。
  21. ^ 2011年9月第2週 - 10月第1週、2012年3月第5週 - 4月第1週、2013年4月 - 2013年6月は、2013年9月20日、10月4日は休止。

外部リンク