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2017年9月23日 (土) 02:31時点における版
森永乳業本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 |
大証1部(廃止) 2264 2013年7月12日上場廃止 |
略称 | 森永乳 |
本社所在地 |
日本 〒108-8384 東京都港区芝五丁目33番1号 森永プラザビル本館 |
設立 |
1917年(大正6年)9月1日 (日本煉乳株式会社) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 8010401029662 |
事業内容 | 牛乳・ヨーグルト・チーズ・アイスクリームなどの製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 宮原道夫 |
資本金 |
217億0435万5355円 (2012年3月31日現在) |
売上高 |
単体4373億3000万円 連結5782億9900万円 (2012年3月期) |
純資産 |
単体806億4900万円 連結1139億3500万円 (2012年3月31日現在) |
総資産 |
単体3041億7800万円 連結3661億9000万円 (2012年3月31日現在) |
従業員数 |
単体3,091人 (2012年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
森永製菓株式会社(10.34%) (2012年3月31日現在) |
関係する人物 | 雲田康夫、稲生平八、門前貢 |
外部リンク | http://www.morinagamilk.co.jp/ |
森永乳業株式会社(もりながにゅうぎょう)は、東京都港区に本社を置く、日本の乳製品メーカーである。森永製菓とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。コーポレートスローガンは「おいしいをデザインする」。
概要
森永乳業のロゴでは、「永」に旧字体を用いている(上の「丶」が「一」になっており、ランドーアソシエイツによりデザインされた)。この他にも、販売商品に記されている「森永乳業(株)お客さま相談室」の一文にも同じ旧字体が使用されている。ただし、登記上は旧字体でない「永」となっている。
かつては乳業業界最大手のメーカーであったが、1955年(昭和30年)6月頃より「森永ヒ素ミルク中毒事件」を引き起こしたことで、雪印乳業に業界最大手の座を明け渡すことになった[1][2]。その後、長きにわたり業界1位であった雪印乳業が2000年(平成12年)に引き起こした「雪印集団食中毒事件」と、2001年(平成13年)に雪印乳業の子会社だった雪印食品が引き起こした「雪印食品牛肉偽装事件」とグループ企業による2件の事件により、業界1位は明治乳業となり、森永乳業は2008年(平成20年)現在で業界2位(2007年3月期売上高は5782億円)となっている。
競合会社として、明治乳業、雪印乳業、日本ミルクコミュニティ(メグミルク)が挙げられる。このうち明治乳業は、旧明治製糖から明治製菓とともに分離・独立した企業で、森永と同様に一つの母体から「乳業」と「製菓」に分離しており、また設立時期が近く製菓と乳業の2部門間の歴史や商品構成が類似していることから、業績面でよく比較対象として挙げられる。
なお明治乳業は、2009年(平成21年)4月に明治製菓と経営統合して明治ホールディングスを設立し、2011年(平成23年)4月に明治製菓の菓子・食品事業を継承して明治乳業は株式会社 明治に、また雪印乳業と日本ミルクコミュニティも、同年10月に経営統合し、雪印メグミルクが発足した(雪印メグミルクは2011年4月に雪印乳業と日本ミルクコミュニティを吸収合併し事業会社化)。森永乳業も、2008年(平成20年)12月に一部報道で「森永製菓と森永乳業が経営統合に向けて交渉に入った」と報道されたが、森永製菓によると、森永側が発表したものではなく事実関係もないとのことで、2010年現在もそのような動きはない[3] 。なお2017年2月24日には、兄弟会社である森永製菓との間で2018年4月をめどに持株会社形態で経営統合すると日本経済新聞により報じられた[1]。
乳飲料やヨーグルトをはじめ、アイスクリームやデザート商品、栄養食品などを手がける。中でも、チルド飲料の「マウントレーニア」シリーズは、1993年(平成5年)に発売されたチルドカップコーヒーの元祖と言える存在であり、チルドコーヒー市場のシェアNo.1である。主力製品の「アロエヨーグルト」は2008年(平成20年)現在、累計44億個を販売。2008年度のモンドセレクションで金賞を受賞した。
デザート事業も好調であり、アイスクリーム部門ではユニリーバと提携した「エスキモー(Eskimo)」ブランドで多様な製品を世に送り出し、現在業界の先端を走っているが、2010年に森永ブランドの価値向上を目的として「エスキモー」ブランドを廃止、同年度下半期以降の製造・発売品を順次森永ブランド(Mマーク・Morinaga)へ置き換えている。兄弟会社の森永製菓も森永乳業とは別にアイスクリームを発売している。
沿革
- 1917年(大正6年)9月1日 日本煉乳株式会社として創立される。
- 1920年(大正9年)5月 森永製菓株式会社と合併。
- 1927年(昭和2年)9月 森永製菓株式会社煉乳部を分離し、森永煉乳株式会社設立。
- 1929年(昭和4年)12月 「森永牛乳」発売開始。
- 1933年(昭和8年)9月 「森永チーズ」発売開始。
- 1937年(昭和12年)7月 「森永ヨーグルト」発売開始。
- 1941年(昭和16年)5月 森永煉乳株式会社を森永乳業株式会社(初代)に改称。
- 1942年(昭和17年)10月 森永製菓株式会社と合併。
- 1943年(昭和18年)11月 森永製菓株式会社を森永食糧工業株式会社に改称。
- 1947年(昭和22年)6月 「森永アイスクリーム」発売開始。
- 1949年(昭和24年)4月13日 森永食糧工業株式会社から森永乳業株式会社(2代目・現法人)として独立する。
- 1949年(昭和24年)10月 森永食糧工業株式会社乳業部門が分離し、森永乳業株式会社に譲渡される。
- 1955年(昭和30年)8月 森永ヒ素ミルク中毒事件を引き起こしたことにより企業イメージを著しく失墜させる。これにより業界トップの座から転落、長らく雪印乳業・明治乳業に次ぐ業界3番手に甘んじることとなる。
- 1961年(昭和36年)4月 コーヒー用粉末クリーム「クリープ」発売開始。
- 1967年(昭和42年)10月 森永商事株式会社より乳製品販売部門を譲渡される。
- 1971年(昭和46年) 米国サンキスト・グローワーズ社と商標契約。
- 1974年(昭和49年)4月 財団法人ひかり協会設立。
- 1975年(昭和50年) ブランドマークをランドーアソシエイツ製作の「M」に変更。それまでは森永製菓と同じエンゼルのマークを使用していた。
- 1977年(昭和52年)5月 ヨーグルト「森永ビヒダス」発売開始。
- 1979年(昭和54年)3月 オランダ・ユニリーバ社と技術提携、アイスクリームブランド「Eskimo(エスキモー)」立ち上げ。
- 1981年(昭和56年)4月 パック入飲料「ピクニック」発売開始。
- 1985年(昭和60年) Morinaga Nutritional Foods, Inc.(米国)を設立。
- 1993年(平成5年) 低リンミルクL.P.Kが特定保健用食品の第1号として厚生省から許可を受ける。
- 1994年(平成6年) 中国・黒龍江省・ハルビン市に合弁会社のハルビン森永乳品有限公司を設立。
- 1996年(平成8年) アロエヨーグルトがSIAL(パリ国際食品見本市)で金賞受賞。
- 1997年(平成9年) 門前貢前社長が勲三等瑞宝章を受章。
- 2000年(平成12年) 雪印集団食中毒事件によって雪印乳業の企業イメージが著しく失墜。同社が業界トップから転落した結果、業界2位に浮上。
- 2002年(平成14年)「消費者志向優良企業」として経済産業大臣表彰を受賞。
- 2006年(平成18年) 大野晃会長が旭日中綬章を受章。
- 2008年(平成20年) アロエヨーグルトが2008年モンドセレクション金賞受賞。(なお、2009年も金賞を連続受賞)
- 2010年(平成22年)10月 エスキモーブランド廃止。既存製品は順次森永乳業ブランドに変更。
- 2017年(平成29年)2月 日本経済新聞により、兄弟会社である森永製菓との間で2018年4月をめどに持株会社形態で経営統合すると報じられた。
工場
- 佐呂間工場(北海道佐呂間町)
- 別海工場(北海道別海町)
- 札幌工場(北海道恵庭市)
- 盛岡工場(岩手県盛岡市)
- 福島工場(福島市)
- 利根工場(茨城県常総市)
- 東京工場(東京都葛飾区)
- 東京多摩工場(多摩サイト、東京都東大和市)★
- 大和工場(東京都東大和市)
- 村山工場(東京都東大和市)
- 松本工場(長野県松本市)
- 富士工場(静岡県富士宮市)
- 中京工場(愛知県江南市)★
- 近畿工場(兵庫県西宮市)★
- 神戸工場(兵庫県神戸市)
- ★のついている工場は見学を行っている(事前申し込みが必要)。
研究・開発施設
- 研究・情報センター(神奈川県座間市)
- 食品総合研究所-牛乳やチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品を中心とした食品の開発
- 栄養科学研究所-ドライミルク、医療の現場で活躍する高栄養流動食などの研究・開発
- 食品基盤研究所-プロバイオティクスや乳由来多機能蛋白質ラクトフェリンといった物質の研究、さまざまな機能成分の探索研究等
関連会社
日本国内
- 森永製菓株式会社 - 兄弟会社。株式の約10%を保有。2018年4月をめどに持株会社形態で経営統合すると2017年2月24日に報じられた。
- 株式会社クリニコ(東京都目黒区) - 森永乳業100%出資の流動食販売会社。食品タイプ医療食の分野でトップクラスのシェア。
- 森永リブウエル事業部
- 森永エンジニアリング株式会社(東京都港区)
- 森乳コミュニケーション株式会社(東京都港区芝)
- 株式会社デイリーフーズ(東京都港区芝浦)
- 森永酪農販売株式会社(東京都港区芝浦)
- 株式会社フリジポート(東京都千代田区神田)
- 株式会社サンフコ(東京都千代田区)
- 株式会社東京デーリー(東京都江東区)
- 株式会社森乳サンワールド(東京都品川区西五反田)
- 株式会社ナポリアイスクリーム(東京都新宿区)
- 北海道保証牛乳株式会社(北海道札幌市)
- 東北森永乳業株式会社(宮城県仙台市)
- 日本製乳株式会社(山形県東置賜郡高畠町)
- 横浜乳業株式会社(神奈川県綾瀬市)
- エムケーチーズ株式会社(神奈川県綾瀬市)
- JA神奈川経済連(神奈川県)
- 冨士乳業株式会社(静岡県駿東郡長泉町)
- 森永北陸乳業株式会社(福井県福井市)
- 東洋乳業株式会社(広島市安佐北区)
- 熊本乳業株式会社(熊本市東区鹿帰瀬町)
- 球磨酪農業協同組合(熊本県球磨郡相良村)
- 沖縄森永乳業株式会社(沖縄県中頭郡)
ほか
- 以下は解散
- 井村屋乳業(2005年3月付で井村屋製菓に吸収合併・会社解散)
- 新潟乳工業(2006年10月付で清算結了)
- 日酪(2008年9月付で会社解散・清算)
- 森永宮崎乳業(2009年3月付で会社解散・清算)
- ミック(2011年4月付で森永酪農販売に吸収合併)
- 九州森永乳業(2011年10月付で会社解散・清算)
- 清水乳業株式会社(2014年3月付で会社解散)
日本国外
- モリナガ・ニュートリショナル・フーズ - アメリカでの森永乳業の現地法人
- ミライ(ドイツ)
- ハルピン森永(中国)
事業提携
主力製品
飲料
- 森永のおいしい牛乳
- 森永牛乳
- 森永カフェオレ
- 森永ココア - 森永製菓から発売の同商品とコラボレーション。
- 森永マミー[4]
- 森永コーラスアクア(←コーラスウォーター[5])
- 森永ヨーゴ
- 森永カルシウムの達人
- まきばの空
- Sunkist [6]
- タンタ(フルーツ味、ヨーグルト味、コーヒー味、とびメン(めんこ)のおまけあり)
チルド飲料
- マウントレーニアシリーズ
- マウントレーニア カフェラッテ
- マウントレーニア カフェラッテ エスプレッソ
- マウントレーニア カフェラッテ ノンシュガー
- マウントレーニアダブルエスプレッソシリーズ
- マウントレーニアダブルエスプレッソ カフェラテ
- マウントレーニアダブルエスプレッソ エスプレッソ
- 森永ピクニック
- 贅沢倶楽部シリーズ
- TBCシリーズ
- やすらぎ茶房
- リプトンティーシリーズ [7]
乳製品(ヨーグルト)
- アロエヨーグルト - 2008年、2009年、モンドセレクション「金賞」連続受賞
- ビヒダスヨーグルトシリーズ
- ビヒダスヨーグルトBB536
- ビヒダスヨーグルト脂肪0
- ビヒダス4ポットヨーグルトシリーズ - アロエ、ナタデココ、角切りんご、角切ミックス、ブルーベリー、ストロベリー
- ラクトフェリン200ヨーグルト
- 濃密ギリシャヨーグルト PARTHENO(パルテノ)
- 森永ヨーグルト
- 練乳ヨーグルトシリーズ
- 具だくさんフルーツとヨーグルト
- 脂肪0ヨーグルトシリーズ
- やわらかクリーミィーヨーグルト
- 家計応援ヨーグルトプレーン3連
- ヨーグルト用フルーツソース - 旧森乳ラボラトリーズ(現:クリニコ)からの導入品で、導入後暫くも同社が製造していた。
デザート
- 喫茶モリナガ
- 天使のレシピシリーズ
- おいしいアジアンシリーズ
- まろやかレアチーズデザート
プリン
- 森永プリン
- 森永たっぷりプリン
- 森永牛乳プリン
- 森永の焼プリン
- 森永のふんわりプリン
- 黄金比率プリン
- プティポ とろふわプリン [8]
- 2秒のくちどけ - 口に入れてわずか2秒でとろける、くちどけのよいプリン。
- タニタ食堂の100kcalデザート - 計測器の大手メーカー・タニタとの共同開発。100kcalと低カロリーでありながらも『おいしさ』と『満足感』を実現。
- 森永ミルクココアプリン - 森永製菓から発売の同商品とコラボレーション。
- ぷるぷるプリンシリーズ
- マジックスパイスプリン
- 過去に発売されていた商品
- 森永バナナプリン - 黄色いパッケージの猿のイラストが特徴。16パターン製作された(1990年代末期)
- 森永パンプキンプリン
- 森永スイートポテトプリン
- 森永ミルクキャラメルプリン - 森永製菓から発売の同商品とコラボレーション。製菓と共同開発(1990年代末期)
ゼリー
- フルーツゼリー(3種類3連パック)
- Sunkistゼリー
- 森永珈琲ゼリー
- 果物が食べたい!シリーズ
- ドラえもんゼリー
アイスクリーム
- 森永れん乳氷
- 森永みぞれ
- 旧・Eskimo(エスキモー)ブランド(2010年10月以降順次編入)
- Pino
- MOW
- ビエネッタ
- PARM(パルム)
- クリスピーナ
- チェリオ
- 涼風堂
- ミニミルク
- Fami
- Zakuri
- 板チョコモナカ
- MUKU
- 真夜中の贅沢
- フローズンスイーツ
- Mixing
- 北海道あずき
- 過去に発売された商品
- エスキモー
- イタリアンジェラート
- パリッコ
- ダブルソーダ
ほか多数
- 森永
- 森永アイスクリーム
- 森永アイスバー
- ソーダアイス
ほか多数
ドライフード
- クリープ
- スキムミルク
- 牛乳にまぜよう
- 森永ミルク(加糖練乳)
- コラーゲンスキム
- ラクトフェリンスキム
- 食卓サプリ
- オーラバリア
- リプトンティーバッグ・リーフティー・インスタントティーシリーズ
- サー・トーマス・リプトン
- 過去に発売された商品
- コーラス
- 純コーラス
- 森永ツイスト
- アスパラギンサンドリンク
- 本日開店パン屋さん(オーブントースターでパンを作る生地。旭フーズ(現・テーブルマーク)が製造、後に発売元を旭化成に譲渡。現在は終売)
- ソネット(クリープの姉妹品、現在は終売)
- クリスティ(クリープの姉妹品、現在は終売)
- スキムCa&Fe(処方改良により下記「ばっちりバランス」へ継承)
- スキムスーパーカルシウム(カルシウムを強化したスキムミルク。現在は終売)
- ばっちりバランス(女性の美容と健康を考えたカルシウム・鉄分強化スキムミルク。現在は終売)
- クラフトポーションジャム
- レギュラーコーヒー
チーズ&バター
- KRAFT Foods(クラフト)チーズ(モンデリーズ・インターナショナルと提携。合弁会社のエムケーチーズが製造)
- スライスチーズ
- 6Pシリーズ
- 切れてるチーズ
- とろけるチーズ
- 彩りコロコロチーズ
- フレッシュモッツァレラ
- 細切りチーズ
- 100%パルメザンチーズ
- フィラデルフィアクリームチーズ - 2011年1月から、プラスチック容器に変更
- まるごと北海道
- 小さなチーズケーキ
- まほろぼの里チーズ
- 職人のてづくりチーズ
- スモークチーズ
- 森永北海道バター
育児・栄養食品
- 森永ドライミルク はぐくみ
- 森永フォローアップミルク チルミル
- 森永ペプチドミルク E赤ちゃん
- 森永ペプチドミルク Eお母さん
- 森永MA-mi
- 森永ニューMA-1
- 森永ノンラクト
- 森永やさしい赤ちゃんの水
- 森永ベビー飲料
- 森永ベビーフード
豆腐
「森永の絹ごしどうふ」の名称で、日本国内を始め北米でも展開。1979年(昭和54年)に開発された、長期保存できる無菌包装パックで販売。北米市場では3位で、コンビニエンスストアでも販売されているが、日本国内では中小企業事業分野調整法によって店頭販売がほぼ不可能なため、原則として公式サイトまたは最寄の森永牛乳販売店から購入を申し込み(1ケース6丁から)、販売店からの宅配で入手する形となる。
広告活動
放送番組提供・CM
元々乳業メーカーはCMが少ないが、森永は特に森永ヒ素ミルク中毒事件の影響もあってか、長らく提供クレジットは自粛し、提供番組も非常に少なかった(PT扱い)。しかし2009年4月よりクレジットを再開し、以降多くの番組への提供を開始。かなりのCM出稿をしている。
テレビCMでは、番組によって、ロゴマークであるMの文字を頭に冠した「M 森永乳業」表示と社名のみの「森永乳業」と提供クレジットを分けている。また、過去には「ビビダスヨーグルト」と提供クレジットを出した番組もあった。
また、ADK(および、子会社のNAS)が広告代理を担当しているアニメ・特撮番組でも、PT扱いで不定期に放送されることがある(提携しているユニリーバも同様であり、マスターフーズもこのような扱いで放送することがある。コスモ石油も一時期この形態で放送していた)。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、翌4月まで一切の広告活動を自粛、提供番組はACジャパンに差し替えていた。5月から広告を再開すると同時にCM最後にサウンドロゴが入れられるようになった。
テレビ
TBS系
- 白熱ライブ ビビット
- ごごネタ!(水曜、クラフトフーヅ名義)
- 金曜ドラマ(2010年4月期『ヤンキー君とメガネちゃん』より提供、60秒でカラー表示)
- カラダの食育 そうなんだ研究所(一社提供、関東ローカル)
その他
ラジオ
過去の提供番組
- テレビ
- エンゼルのいる星 〜あなたの一番たいせつなもの〜(日本テレビ・BS日テレ)※森永グループ(森永製菓と共同)提供
- 午後は○○おもいッきりテレビ→おもいッきりイイ!!テレビ(日本テレビ系列)
- ママモコモてれび(日本テレビ)※不定(かんぽ生命保険と交代で提供)
- いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日系)
- ミュージックステーション(テレビ朝日系)
- 地球発19時(毎日放送制作・TBS系列)※PT
- クイズ!!ひらめきパスワード(毎日放送制作・TBS系列)※PT(後期)
- 敏感!エコノクエスト→ご存知!平成一番人気(毎日放送制作・TBS系列)※PT
- 笑っていいとも(フジテレビ系列)
- ザ・ベストハウス123(フジテレビ系列)
- 新諸国物語 紅孔雀(ドラマ版)(NET系)※一社提供。
- 朝日放送・テレビ朝日金曜9時枠の連続ドラマ
- M-1グランプリ(朝日放送制作・テレビ朝日系)
- ドラえもん(テレビ朝日系)
- はなまるマーケット(TBS系列)
- いっぷく!(TBS系列)
- ザ・チャンス!(TBS系列)
- ラジオ
- ビヒダス・レディオ・ハイスクール(FMヨコハマ、FM AICHI、FM OSAKA)
- 渡瀬マキのヒーリング・ヴィーナス(TOKYO FM)
- 川村結花のヒーリング・ヴィーナス(TOKYO FM)
ほか
CM出演者
- 桑田佳祐 - マウントレーニア・ダブルエスプレッソ(2011年9月 - 2012年)
- 田中麗奈 - Liptonエクストラショット(2010年)
- 少女時代 - Lipton(2011年)
- 黒木メイサ - アロエヨーグルト(2011年7月 - 2012年)
- 絵美里 - PARTHENO(2012年6月 - )
- 田村正和 - Creap
- 京野ことみ - Creap(田村正和と共演)
- 藤井フミヤ - Creap
- 寺尾聰 - PARM(2008年4月 - )
- 足立梨花 - PARM(2014年5月 - )
- 山下智久 - MOW
- 木村カエラ - Pino
- 小池徹平 - アロエヨーグルト
- PUFFY - ビヒダス、MOW
- 谷原章介 - ビヒダス
- 田中美保 - フィラデルフィアクリームチーズ(2009年10月 - 2011年)
- Perfume - Pino
- 栗山千明 - アロエステロール、アロエステ
- カンニング竹山 - アロエステロール、アロエステ
- 井浦新・伊藤歩 - マウントレーニア(2012年9月 - )
- 井浦新・伊藤歩 - マウントレーニア(2012年9月 - )
- 香里奈 - PARTHENO(2014年3月 - )
- 木村文乃 - MOW(2015年4月 - )[9]
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命名権
2010年6月1日、渋谷プライム(SHIBUYA109の隣に立地)6階のライブハウス「SHIBUYA ENTERTAINMENT THEATER PLEASURE PLEASURE(プレジャープレジャー)」のネーミングライツ(命名権)を取得、「Mt.RAINIER HALL(マウントレーニアホール)」に改称した。ネーミングライツ契約を締結するのはこれが初めてで、契約期間は3年間(2013年5月31日まで)。同社がCM提供するドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』の制作発表会見がここで行われ、主題歌を歌うTHE RiCECOOKERSもライブを行った。
脚注
- ^ 同社はこの事件について、1970年(昭和45年)まで因果関係を認めようとはしなかった。1974年(昭和49年)に、被害者や厚生省(現・厚生労働省)との話し合いにより「財団法人ひかり協会」が作られ、以後同社は同協会を通じて、被害者を恒久的に救済し続けている。
- ^ 雪印乳業も同年、食中毒事件「雪印八雲工場脱脂粉乳食中毒事件」を引き起こしていた。
- ^ 森永製菓のプレスリリース(2008年12月16日))
- ^ 動物達が愛らしい"森永マミー"(男の浪漫伝説 Vol.95) | ドリームメール
- ^ 商品名変更の経緯について2012年5月現在サイト・ニュースリリースともに説明なし、2012年3月末-4月変更か?
- ^ 医療用の補助食品「サンキスト・ポチプラス」はグループ会社のクリニコが、調味料の「サンキスト・100%レモン」はミツカンが製造・販売。
- ^ 紙パック製品のみ。缶・ペットボトル製品はサントリーが製造し、サントリーフーズが販売している。
- ^ 1995年(平成7年)にテレビ東京系列で放送された『TVチャンピオン』の「中高生お菓子名人選手権」に出場し、後に森永乳業に入社した柳迫さやかが開発した。年を通して「たまごのとろふわプリン」、季節によって「抹茶」・「キャラメル」・「スイートポテト」・「バニラ」・「ロイヤルミルクティー」・「いちご」・「カフェラテ」・「マロン」味などがあわせて販売された。
- ^ “木村文乃がキュートすぎるCM”. ORICON (2015年4月5日). 2015年4月6日閲覧。
関連項目
- 森永ヒ素ミルク中毒事件
- グリコ・森永事件 - 脅迫対象は森永製菓だが、森永乳業も脅迫状の送り先にされるなど巻き添えを食らった。
- 林家木久扇 - 落語家になる前にサラリーマンとして働いていた。
- ユニリーバ - エスキモーアイス製品を展開する際、同社冷菓部門のうちアイスクリーム分野で事業提携を結んでいた外資系の日用品関連メーカー。2010年度下半期製造・発売分の同関連商品は順次「エスキモー」から森永乳業(Mマーク・Morinaga)ブランドへ統一。
- 樋口久子 森永レディス - 2014年に冠協賛(ただし森永製菓と共同)。
外部リンク
- 森永乳業株式会社
- 森永製菓・森永乳業の共同サイト MORINAGA.com
- 森永アイスクリームタウン
- 森永乳業 (@morinaga_milk_) - X(旧Twitter)