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北海道胆振東部地震 | |
---|---|
地震の震央の位置を示した地図 | |
本震 | |
発生日 | 2018年9月6日 |
発生時刻 | 3時8分(JST) |
震央 |
日本 北海道胆振地方 北緯42度40分15.6秒 東経141度55分58.8秒 / 北緯42.671000度 東経141.933000度座標: 北緯42度40分15.6秒 東経141度55分58.8秒 / 北緯42.671000度 東経141.933000度付近[1] |
震源の深さ | 37 km |
規模 | 気象庁マグニチュード Mjma6.7/モーメントマグニチュード Mw6.6[1] |
最大震度 | 震度7:厚真町[2] |
津波 | なし |
余震 | |
回数 |
震度1以上:44回 (2018年9月6日10:00時点) |
被害 | |
死傷者数 | 本文参照 |
被害地域 | 北海道 |
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)とは、2018年(平成30年)9月6日3時7分頃、日本の北海道胆振地方を震源として発生した地震[4]。気象庁により震度7が記録された事例としては、6例目(北海道地方では初)。
地震の規模はMj 6.7で、震源の深さは37km(暫定値)。当初の発表では、震度データを入手できていない地点があり、安平町で観測された震度6強が最大震度として発表されたが、15時30分、厚真町で震度7を観測していた事が発表された[2]。
地震のメカニズム
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観測された揺れ
震度 | 都道府県 | 市町村 |
---|---|---|
7 | 北海道 | 厚真町 |
6強 | 安平町、むかわ町 | |
6弱 | 新千歳空港、日高町、平取町 | |
5強 | 札幌市、苫小牧市、江別市、三笠市、千歳市、恵庭市、長沼町、新冠町、新ひだか町 | |
5弱 | 函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、白老町 | |
出典:[5][6] |
階級 | 地域 |
---|---|
階級4 | 石狩地方南部 |
階級2 | 石狩地方北部・中部、後志地方北部・東部、空知地方南部、上川地方南部、胆振地方中東部、十勝地方中部 |
出典:[4] |
被害・影響
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大規模停電
地震により北海道内全ての火力発電所が緊急停止した影響により、道内全域約295万戸で停電が発生した[7]。道内全域停電は1951年の北海道電力創設以来初の出来事である[7]。
道内全域の復旧には1週間以上かかるという。
交通
北海道旅客鉄道(JR北海道)は、本地震により北海道全域に於いて始発からの全列車の運行を停止した状態である[8]。
液状化現象
札幌市で水道管の破裂により液状化現象が破裂し、マンホールが浮き出るほどの被害が出ている[9]。
行政の対応
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気象庁
気象庁は、緊急地震速報(警報)を地震検知から7.3秒後の3時8分12.6秒には北海道に、14.7秒後の3時8分20.0秒には北海道と青森県に発表した[4][10]。また、JETT(気象庁防災対応支援チーム)を派遣し活動支援を実施。[11]。
国土交通省
国土交通省では、災害対策本部会議を数度にわたって開催。災害対策用ヘリコプターを3機派遣し、情報収集。測量用航空機により、上空からの撮影作業を実施。緊急災害対策派遣隊を派遣。[12]。
内閣府
地震発生直後、災害対策室を設置[13]。また、安倍晋三内閣総理大臣は総理大臣官邸で記者団にコメントを発表し、「政府として人命第一で政府一丸となって災害応急対応に当たる」と語った[14][15]。
消防
胆振東部消防組合消防本部では、地震後に通信機材が被害を受け、119番通報が受信できない状態となった[16]。警察からの転送や、職員が巡回するなどし被害の把握にあたった。 総務省消防庁では、消防庁長官の求めにより東京消防庁・横浜市消防局・川崎市消防局の緊急消防援助隊(航空小隊)、東北地方各県の防災ヘリ、統合機動部隊が出動、現地で救助活動を実施[17]。 東京消防庁は、エアハイパーレスキューを派遣。
警察
警視庁では、特殊救助隊員9名と警備犬1頭が出動した[18]。
脚注
- ^ a b “M 6.6 - 27km E of Tomakomai, Japan”. アメリカ地質調査所 (2018年9月5日). 2018年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月5日閲覧。
- ^ a b “平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について(第3報)” (PDF). 気象庁 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ “平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について(第2報)” (PDF). 気象庁 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ a b c “平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について” (PDF). 気象庁 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ “北海道胆振地方中東部を震源とする地震について”. 首相官邸 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ “地震情報(震源・震度に関する情報)”. 気象庁 (2018年9月6日). 2018年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月6日閲覧。
- ^ a b "北海道地震、なぜ全域停電 復旧少なくとも1週間". 日本経済新聞. 6 September 2018. 2018年9月6日閲覧。
- ^ a b “道内の全鉄道がストップ”. 産経ニュース. 産業経済新聞社. (2018年9月6日) 2018年9月6日閲覧。
- ^ TBSテレビ「Nスタ」2018年9月6日放送分参照
- ^ “緊急地震速報の内容”. 気象庁 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ 気象庁|JETT(気象庁防災対応支援チーム)の派遣について (2018年9月6日)2018年9月6日閲覧
- ^ 胆振地方中東部を震源とする地震について 第7報 国土交通省 (PDF) (2018年9月6日)2018年9月6日閲覧
- ^ “北海道胆振地方中東部を震源とする地震に係る被害状況等について” (PDF). 内閣府 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
- ^ “安倍首相「しっかり危機管理対応する」 記者団とのやり取り全文”. 産経ニュース. (2018年9月6日) 2018年9月6日閲覧。
- ^ “安倍首相「人命第一で政府一丸となって対応」北海道地震”. 朝日新聞. (2018年9月6日) 2018年9月6日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2018年9月6日). “住宅倒壊などの情報 北海道 厚真町 | NHKニュース” (日本語). NHKニュース 2018年9月6日閲覧。
- ^ 北海道胆振地方中東部を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第10報) 総務省消防庁 (PDF) (2018年9月6日)2018年9月6日閲覧
- ^ 警視庁警備部災害対策課 Twitter (2018年9月6日)2018年9月6日閲覧
関連項目
外部リンク
- “北海道胆振地方中東部を震源とする地震について”. 首相官邸 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。