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2019年9月13日 (金) 01:30時点における版

窪川駅
JR窪川駅舎(2013年5月)
くぼかわ
Kubokawa
所在地 高知県高岡郡四万十町琴平町16-24
(JR四国)
高知県高岡郡四万十町琴平町16-28
(土佐くろしお鉄道)
北緯33度12分44.72秒 東経133度8分13.84秒 / 北緯33.2124222度 東経133.1371778度 / 33.2124222; 133.1371778 (窪川駅)
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
土佐くろしお鉄道(TKT)
電報略号 クホ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗降人員
-統計年度-
299人/日
-2015年-
開業年月日 1951年昭和26年)11月12日[1]
乗入路線 3 路線
所属路線 土讃線(JR四国)
駅番号 K26
キロ程 198.7 km(多度津起点)
岡山から251.4 km
高松から231.4 km
◄K25 仁井田 (1.5 km)
所属路線 中村線(TKT)
JR四国予土線直通含む)
駅番号 TK26
キロ程 0.0 km(窪川起点)
(4.4 km) 若井 TK27►
備考 共同使用駅(駅舎は別)
みどりの窓口
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窪川駅(くぼかわえき)は、高知県高岡郡四万十町琴平町にある、四国旅客鉄道(JR四国)・土佐くろしお鉄道(TKT)のである。駅番号はJR四国がK26、土佐くろしお鉄道がTK26。標高210 m[2]

四万十町(旧・窪川町)の代表駅であり、全特急列車が停車する。

概要

JR四国の土讃線と、土佐くろしお鉄道の中村線の2路線が乗り入れ、土讃線は当駅が終点、中村線は当駅が起点である。また、1駅隣の若井駅を線路名称上の起点とするJR四国予土線の列車も全て中村線経由で当駅まで乗り入れているため、事実上3路線の接続駅となっている。

1951年昭和26年)11月12日日本国有鉄道(国鉄)土讃線の終着駅として開業し、その事実上の延長として中村線が1963年(昭和38年)12月18日土佐佐賀駅までの部分開業)と1970年昭和45年)10月1日中村駅までの全線開業)の2回に分けて開業した。

中村線を土讃本線の一部とせず独立させたことが赤字83線特定地方交通線に指定される原因となり、国鉄分割民営化後の1988年(昭和63年)4月1日に中村線は土佐くろしお鉄道に移管された。

土讃線の特急列車は、当駅に乗り入れる9往復が全て中村線と相互直通運転を行っており、乗務員は当駅で交替する。

なお、普通列車の直通運転は行われておらず、全て当駅で乗り換えとなっており、何れの行き先も最終列車は18時半台と非常に早い[3]

歴史

駅構造

地上駅。JR四国と土佐くろしお鉄道の駅舎は別々になっており、土讃線から中村線への乗り換え時のみ、構内のホームにある中間改札が使用される。

四国旅客鉄道(JR四国)

終日社員配置駅。みどりの窓口、自動券売機設置。土佐くろしお鉄道の乗車券類は発売しないが、若井接続予土線連絡乗車券は当駅の窓口・券売機でも発売している(若井駅は土佐くろしお鉄道の管轄駅であるため同駅で降りる場合は土佐くろしお鉄道の窓口で購入する必要がある。青春18きっぷ利用者が当駅から乗車して予土線家地川駅以遠に向かう場合も同様である)。

駅舎は平屋建てで、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する。特急は2・3番のりば、宇和島方面の列車は4番のりばに停車する。日中は2番のりばに普通列車が1両停まっている。また、しまんトロッコは3番のりばから発車する。

かつてkioskが営業していたが2016年6月24日をもって閉店した。

土佐くろしお鉄道

簡易委託駅。早朝・夜間は駅員不在となる。自動券売機などの設備はない。

駅舎は2階建てで、JR四国の駅舎の北隣にある。ホームは1番のりばで単式ホーム1面1線を有する[2]。このホームに停車する列車は中村・宿毛方面行きの普通列車のみである。なお、夜間は3両の普通列車が1番のりばに泊する。1番のりばはJR四国とは線路がつながっていないため、TKTとJRを直通する特急列車はJRホームに発着する。

他にも留置線が4番線の向こう側に、引上線が中村方面側に設けられている[2]

のりば

のりば 会社 路線 種別 行先 備考
1 TKT 中村線 普通 中村宿毛方面 このホームのみTKT管轄
2・3 特急  
JR四国 土讃線 特急・普通 須崎高知高松岡山方面  
4 JR四国 予土線 普通 江川崎宇和島方面 TKT中村線経由で直通

利用状況

1日乗降人員推移 [5]
年度 1日平均人数
2011年 293
2012年 293
2013年 299
2014年 281
2015年 299

駅周辺

  • 四万十ショッピングプラザ
  • 岩本寺 - 四国八十八箇所霊場の第三十七番札所。駅から徒歩約5分。列車で高知方面から来て中村方面に向かう場合、駅を出てカーブを曲がった右手に見下ろせる。昭和58年に新築された本堂の天井には一般市民が書いた575枚の天井絵が飾られている。
  • 四万十川 - 岩本寺を過ぎてすぐ右手に見え始め、次の若井駅まで併走する。列車で高知方面から来て中村方面に向かう場合、四万十川本流がこの次に見えるのは中村駅を過ぎた先になる。
  • 四万十交通[6]本社・車庫 - 四万十町を中心に路線を展開するバス事業会社。土佐くろしお鉄道の駅舎前からバスが発車する。土佐くろしお鉄道側駅舎の切符販売も受託している(切符販売については日・祝は休業)。
  • 高知県窪川警察署
  • 四万十町役場
  • 窪川郵便局
  • 国道56号
  • 国道381号

路線バス

高速バス

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  しまんとエクスプレス   新宿駅 高知西南交通小田急シティバス 夜行、季節運行
しまんとブルーライナー 三宮なんば梅田 京都駅 高知西南交通、近鉄バス 夜行

一般路線バス

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
    仁井田、神野々、本堂 土佐興津 四万十交通
見付、本堂 土佐興津
  仁井田、神野々、道徳 飯ノ川
見付、本堂、襟 飯ノ川
  見付、本堂、襟 志和
  仁井田、影野 床鍋 土休日運休
    中東川角、小野川、米奥小前 松葉川温泉 四万十交通
中東川角、小野川、滝本 松葉川温泉
  中東川角、小野川、滝本 大野見役場前
  大井野、南川口、(家地川駅前) 北の川
  大井野、南川口 折合
  大井野、小野川、勝賀野 影野 土休日運休
窪川中学校前、小野川、勝賀野 影野 土休日運休
  佐賀温泉、佐賀駅 佐賀
  東北ノ川線 志和分、奥川奥、東北ノ川奥 窪川駅 四万十町コミュニティバス 金曜運転
川ノ内線 志和分、勝賀野 川ノ内 水曜運転
奥呉地線 仁井田、替坂 奥呉地 火曜運転
床鍋線 仁井田、替坂、影野 床鍋 木曜運転
飯ノ川線 富岡、本堂、弘見 飯ノ川 金曜運転
道徳線 くぼかわ病院前、本堂、弘見 道徳 月曜運転
払川線 神ノ西 払川 月曜運転
神ノ川線 口神、水源地 奥神ノ川 木曜運転
折合線 口神、南川口 折合集会所 火曜運転
若井川線 若井駅 峰の上 水曜運転
相去線 大向、北ノ川 相去集会所 水曜運転

隣の駅

※両事業者を跨って運転される特急「南風」「しまんと」「あしずり」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

四国旅客鉄道
土讃線
仁井田駅 (K25) - 窪川駅 (K26)
予土線(当駅 - 若井駅間は土佐くろしお鉄道中村線)
窪川駅 (TK26) - 若井駅 (TK27)
土佐くろしお鉄道
中村線
窪川駅 (TK26) - 若井駅 (TK27)

関連項目

脚注

  1. ^ a b 「日本国有鉄道公示第282号」『官報』1951年11月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b c 『全国鉄道事情大研究 四国篇』123頁。
  3. ^ 2019年3月16日改正ダイヤでは中村線中村駅行きが当駅18時26分発、土讃線高知駅行きが同18時40分発、予土線宇和島駅行きが同18時43分発。特急列車の最終は下り中村駅行きが当駅23時00分発あしずり15号(中村駅で宿毛線最終普通宿毛駅行きに接続)、上り高知駅経由高松駅行きが当駅20時12分発しまんと10号。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第293号」『官報』1951年11月12日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年7月12日閲覧
  6. ^ 高知新聞2015年10月2日付「高知県四万十町のバス2社を統合した四万十交通が始動」

参考文献

  • 川島令三全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、103-134頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 

外部リンク