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2019年10月1日 (火) 16:07時点における版

しおばら つねお
塩原 恒夫
プロフィール
愛称 ポエマー
出身地 日本の旗 日本 福島県会津若松市
生年月日 (1963-06-12) 1963年6月12日(61歳)
血液型 AB型
最終学歴 福島県立会津高等学校
埼玉大学
勤務局 フジテレビBSフジ
職歴 アナウンス室スポーツ統括担当部長
BSフジ広報局専任局次長
BSフジ編成局広報担当局長
活動期間 1987年2017年
ジャンル スポーツ
出演番組・活動
出演中冗談騎士』(ナレーション)
出演経歴スポーツ中継
『シネマホリック』
FNNスーパータイム
ニュースJAPAN』(リポート)など

塩原 恒夫(しおばら つねお、1963年6月12日 - )は、福島県会津若松市出身の元フジテレビアナウンサー

来歴・人物

実家は酒屋である。趣味は映画鑑賞で年間100本以上は鑑賞するといい、この趣味が日本映画専門チャンネルの番組出演時などに活かされている。

福島県立会津高等学校を経て埼玉大学卒業後、1987年、フジテレビに入社。1999年には第15回FNSアナウンス大賞の大賞を受賞している。

入社時からスポーツ番組に携わっており、フィギュアスケート世界選手権の女子シングルやオリンピックなどの大きな国際大会では前述の女子シングルとともにペアの実況も担当している。

2014年2月のソチオリンピックではジャパンコンソーシアムの一員として主にフィギュアスケートを実況しており、フィギュアスケート男子シングル・フリーで羽生結弦が同種目としては日本人初となる金メダルを獲得した瞬間を伝えた。

2017年7月1日付でBSフジに出向[1]し、広報局専任局次長となり、2018年4月30日付でBSフジ編成局広報担当局長に昇格。特別番組の司会やナレーションなど、同局で引き続きアナウンス業務を行っている。

競馬実況

長年競馬中継を担当しており、2005年には念願の日本ダービーを初実況。以降、2012年まで8年連続で実況を担当した[2](2013年から2017年まで青嶋達也、2018年以降は福原直英に譲っている)。

2007年の日本ダービーではウオッカが優勝し、64年ぶりとなる牝馬のダービー制覇の瞬間を伝えたが、レーススタート時に「東京ダービー」[3]と言ってしまった。

2012年のジャパンカップでは、先頭でゴールした馬をルーラーシップ(本来はジェンティルドンナ)と言い間違えるハプニングが発生。その影響からか、翌年はGIの担当から外された。

その一方で有馬記念の実況は同時期に行われている全日本フィギュアスケート選手権(女子)の実況を2013年まで担当していた関係で実現していなかったが[4]、2014年の第59回[5]から2016年の第61回まで実況を担当した[6]

この競馬実況キャリアの中で、1998年11月1日東京競馬場で開催された第118回天皇賞(秋)を担当した際、サイレンススズカの故障事故が発生。この時、観客席の雰囲気を表現した「沈黙の日曜日」というフレーズは、現在でも同レースを形容する言葉として用いられている[7]

競馬GI競走実況歴

日本
海外

F1実況

1993年からF1中継を担当しており、2002年からは日本グランプリの実況をCS放送も含めて担当している。スタートの際にシグナル点灯の様子などは実況せず、口上とレース名を述べるスタイルが特徴。

翌年からの担当が決定した際に研修で訪れた1992年イタリアグランプリのウォームアップ走行中に行った実況のテストでは、「カーナンバー」を「ゼッケン」、人物が映し出されると「彼はウィリアムズのテクニカルディレクター、パトリック・ッド!」などと口走り、教育係の三宅正治に正される様子がみられたほか、青っぽいマシン(ジョーダンマーチミナルディなど)を見ると何でも「リジェ!」と実況してしまいディレクターの松野博文から「おめえリジェすきだなぁ」と揶揄されていた。

担当番組

同局の看板種目のバレーボールは基本的にノータッチ、ただし例外として2000年シドニー五輪では決勝戦を担当した。

同期アナ

脚注

  1. ^ 文化通信(文化通信社)2017年6月29日号。
  2. ^ 2005年のダービー馬・ディープインパクトと、2011年のダービー馬・オルフェーヴルは後に三冠馬になっている。
  3. ^ 東京ダービー大井競馬場の重賞(SI)競走である。
  4. ^ フジ・中村光宏アナ、『全日本フィギュア選手権』実況に抜てき - オリコンスタイル、2014年12月2日閲覧
  5. ^ 競馬BEAT【有馬記念(GI)今年を締めくくるドラマは!?】 - ヤフーテレビ、2014年12月25日閲覧
  6. ^ 初実況となった2014年はジェンティルドンナのラストランを勝利で収めた瞬間を伝えると同時にゴール後は同馬の中山競馬場での最初で最後のレース参戦にちなんで「こんにちはとさようならを同時にやってのけました!」とコメントした。2015年の第60回では勝ち馬のゴールドアクターに対して「なんと、主役はゴールドアクター、スクリーンヒーロー産駒!4連勝でこの夢の舞台を制しました!これは驚きの主演男優賞、ゴールドアクターです!」とコメントしている。ちなみにゴールドアクターの父、スクリーンヒーローは2008年のジャパンカップを制覇しており、親子2代のGI制覇を伝えたことになる。また、最後のGI実況となった2016年の第61回では、この年の菊花賞馬・サトノダイヤモンド、天皇賞春とジャパンカップを制したキタサンブラック、前年の覇者・ゴールドアクターの一騎討ち(勝ったのはサトノダイヤモンド)を伝えた。なお、キタサンブラックはのちに年度代表馬に輝いている。
  7. ^ サイレンススズカという馬 - フジテレビNEXT音組スタッフルーム 2009年10月31日
  8. ^ 前年までの担当だった吉田伸男が2015年8月31日付でフジテレビを退社したため。自身にとっては10年ぶりの実況復帰となった(このときの勝ち馬はラブリーデイ)。
  9. ^ すぽると!SP 凱旋門賞〜ディープ、オルフェの夢を乗せた挑戦〜 - ヤフーテレビ、2014年9月29日閲覧

関連項目

外部リンク