「行川アイランド駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅入口([[2009年]][[6月18日]]) |
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|よみがな= なめがわあいらんど |
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|ローマ字= Namegawa-Island* |
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2020年2月15日 (土) 01:25時点における版
行川アイランド駅 | |
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なめがわあいらんど Namegawa-Island* | |
◄上総興津 (3.3 km) (3.8 km) 安房小湊► | |
所在地 | 千葉県勝浦市浜行川 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 80.5 km(千葉起点) |
電報略号 | ラン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
19人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1970年(昭和45年)7月2日[1] |
備考 | 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有) |
*かつてはNamegawa-Airandoとも表記。 |
行川アイランド駅(なめがわアイランドえき)は、千葉県勝浦市浜行川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
概要
旧国鉄時代に商用施設の名前を付けた、数少ない駅の一つである。
行川アイランドを訪れる観光客のために設置された臨時乗降場で、勝浦市と鴨川市の境界(旧上総・安房国境)に近い山間部にホームが作られている。外房線沿線の行川アイランド付近で唯一国道128号側に開けた場所である。2001年(平成13年)8月に行川アイランドは閉園したが、その後も駅名は改名されておらず、無人駅として残されている。周囲は山に囲まれた地形であり、近くの集落までは約1キロメートル離れている。特急わかしおは、行川アイランド閉園前は一部停車だったが現在は全列車が通過し、各駅停車の普通列車のみが停車する。
行川アイランド跡地は2004年(平成16年)に共立メンテナンスが取得して高齢者定住ホームの建設を予定していたが、2018年(平成30年)5月にリゾートホテルに計画変更し、同年8月29日の審議会の結論で勝浦シーサイドパークリゾートとして整備することが決定し、2020年(令和2年)春より着工予定である[3]。
歴史
- 1970年(昭和45年)
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 2001年(平成13年)9月1日:行川アイランド閉園に伴い無人化[4]。特急はこの時から通過となる[4]。ただし、勝浦駅 - 安房鴨川駅間を普通列車として運行する特急列車は停車する。
- 2008年(平成20年)1月:駅舎を撤去。新築する。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[5]。東京近郊区間に組み込まれる[5]。
-
旧駅入口(2007年1月8日)
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旧待合室(2007年1月8日)
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閉鎖された行川アイランド園内入口トンネル(2005年11月24日)
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駅前から行川アイランド跡地へ続く道(2005年11月24日)
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅になっている。ホームは11両編成までに対応する。
勝浦駅管理の無人駅で、簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。当駅 - 安房小湊駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。
利用状況
2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員は19人であり、県内のJR駅の中では最も少なかった。1990年代前半は200人超であったが、1994年に200人を割ってからは、年々減少の一途をたどっている。駅名の通りに実質的に行川アイランドの来園のための専用駅で、行川アイランドの閉園で一気に利用客が減少した。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)266 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)235 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)241 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)236 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)195 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)161 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)140 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)121 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 117 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 106 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 84 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [備考 1]59 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 28 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 26 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 20 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 21 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 19 | [* 17] |
- 備考
- ^ 2001年8月31日に行川アイランドが閉園。
駅周辺
- 国道128号
- 旧勝浦市立行川小学校(上総興津駅方向へ約500m) - 2009年に市立興津小学校と合併のため閉校。 2010年から2014年は、かつうらビッグひな祭りの主要会場のひとつとなっていた。
- 新勝浦市漁業協同組合浜行川支所
- 勝浦中継局
- 浜行川漁港
- 大沢漁港
- おせんころがし
- 浜行川岬
バス路線
2019年(令和元年)9月30日をもって、鴨川日東バス「市内線」の一部区間(誕生寺入口 - 行川アイランド - 興津駅)が廃止となった。
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、23頁。
- ^ “無人駅に「名誉駅長」 OBが美化活動など展開 JR千葉支社”. 千葉日報(千葉日報社). (2012年4月14日)
- ^ “共立メンテ 「勝浦シーサイドパークリゾート」計画始動へ | 企業情報-JC-NET(ジェイシーネット)”. n-seikei.jp. 2019年11月13日閲覧。
- ^ a b “「行川アイランド駅」存続決定 来月から無人駅 各駅停車のみ利用可に”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 19. (2001年8月28日)
- ^ a b "Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 22 December 2008. 2019年5月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年7月30日閲覧。
利用状況
- 千葉県統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(行川アイランド駅):JR東日本