「磐田駅」の版間の差分
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|ローマ字 = Iwata |
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2020年2月15日 (土) 03:30時点における版
磐田駅 | |
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北口 | |
いわた Iwata | |
◄CA29 袋井 (7.8 km) (2.9 km) 豊田町 CA32► | |
所在地 | 静岡県磐田市中泉633-1 |
駅番号 | CA 31 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 245.9 km(東京起点) |
電報略号 | ワタ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,157人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)4月16日 |
備考 |
駅長配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば 有 * 1942年に中泉駅から改称。 |
磐田駅(いわたえき)は、静岡県磐田市中泉にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。駅番号はCA31。
本項では、かつて当駅が中泉駅だった時代に併設されていたことのある光明電気鉄道の新中泉駅(しんなかいずみえき)についても解説する。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
- 1889年(明治22年)4月16日:中泉駅(なかいずみえき)として、官設鉄道 静岡 - 浜松間開通時に開業。一般駅。
- 当時は、駅舎が現在よりもやや西にあったとされている。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1915年(大正4年)6月:2代目の駅舎に改築。
- 1928年(昭和3年)11月20日:光明電気鉄道の新中泉駅開業。
- 1935年(昭和10年)1月21日:新中泉駅営業停止(同年7月20日正式廃止)。
- 1942年(昭和17年)10月10日:磐田駅に改称。
- 1957年(昭和32年)10月25日:3代目の鉄筋2階建駅舎に改築。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海・JR貨物が継承。
- 1992年(平成4年)11月14日:自動改札機を導入[1]。
- 1996年(平成8年)2月26日:貨物列車発着の最終日。
- 2000年(平成12年)1月30日:4代目の橋上駅舎に改築。
- 2006年(平成18年)4月1日:南口バスターミナル使用開始。
- 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
- 2016年(平成28年) 3月12日:北口広場が完成。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、橋上駅舎を備える地上駅。構内は北側から単式ホーム(1番線・副本線)、島式ホーム(2・3番線本線)の順に並んでいる。ただし、コンコースにも1番線への案内はなく、1番線への通路も通常はシャッターが閉じられている。2014年3月改正ダイヤでは1番線に発着する定期旅客列車の設定はない。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、豊田町駅を管理している。JR全線きっぷうりばがある。
駅舎横に本駅で1915年(当時は中泉駅)から1986年7月まで使用されていた跨線橋の鋳鉄柱が保存展示されている。「明治四十四年」「鉄道院」「川崎造船所兵庫分工場鉄道部製造」の刻印がある。製造から設置まで間があるが、理由は不明。
また、平成23年(2011年)度より北口広場の整備事業が始まり、2016年(平成28年)3月12日に完成を記念する式典が行われた[2]。バス・タクシー・自家用車のロータリーが整備された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | (予備ホーム) | ||
2 | 東海道本線 | 上り | 静岡・沼津方面[注釈 1] |
3 | 下り | 浜松・豊橋方面[注釈 1] |
貨物取扱
JR貨物の駅は現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており貨物列車の発着はない。
1996年(平成8年)2月まで、駅西側にある日本たばこ産業磐田倉庫へ続く専用線が存在した。1995年(平成7年)10月に日本たばこ産業向けの有蓋車による製品輸送は廃止されたが、最後まで日本アルコール産業磐田工場で生産されたアルコールの輸送が行われていた。
また国鉄分割民営化のしばらく後まで駅舎東に有蓋車用貨物ホームがあったほか、1980年代まで駅南側にあった遠州日石磐田油槽所や富士製粉(現・日東富士製粉)磐田工場(1990年閉鎖・メルシャン磐田工場東隣)へ続く専用線も存在した。
新中泉駅
新中泉駅 | |
---|---|
しんなかいずみ Shin-Nakaizumi | |
所属事業者 | 光明電気鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月20日 |
廃止年月日 | 1936年(昭和11年)7月20日 |
乗入路線 | |
所属路線 | |
キロ程 | 0.0 km(当駅起点) |
(0.5 km) 中泉二之宮► | |
備考 | 営業そのものは1935年(昭和10年)1月21日に停止 |
新中泉駅(しんなかいずみえき)は、光明電気鉄道の駅であった。
この節の加筆が望まれています。 |
利用状況
「静岡県統計年鑑」及び「磐田市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1993年 | 9,494 |
1994年 | 8,948 |
1995年 | 8,751 |
1996年 | 8,658 |
1997年 | 8,389 |
1998年 | 8,231 |
1999年 | 8,451 |
2000年 | 8,100 |
2001年 | 8,088 |
2002年 | 7,823 |
2003年 | 7,845 |
2004年 | 7,983 |
2005年 | 7,946 |
2006年 | 8,028 |
2007年 | 8,066 |
2008年 | 8,040 |
2009年 | 7,795 |
2010年 | 7,692 |
2011年 | 7,776 |
2012年 | 7,845 |
2013年 | 7,953 |
2014年 | 7,771 |
2015年 | 7,980 |
2016年 | 8,003 |
2017年 | 8,157 |
駅周辺
バス路線
停留所名は南口は磐田駅南口、磐田線は磐田駅前、それ以外はすべて磐田駅である。
のりば | 路線名 | 系統 | 経由地 | 主な行先 | 備考 | バス種別 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 城之崎線 | 25 | 城之崎 ヤマハ発動機 | 磐田営業所 | スズキ磐田工場行きもある | 遠鉄バス |
27 | 城之崎 NTN磐田製作所 | 東新町 | 鎌田経由もある | |||
磐田市立病院福田線 | 31 | 磐田市役所 加茂川 | 磐田市立病院 | |||
2 | 中ノ町磐田線 | 80 | 磐田市役所 加茂川 見付 | 磐田営業所 | 東高校経由もある | |
城之崎線 | 21 | 磐田市役所 加茂川 見付 東高校 城之崎 ヤマハ | ||||
磐田天竜線 | 30 | 磐田市役所 加茂川 匂坂 新開 二俣駅 天竜区役所 | 山東 | ららぽーと磐田経由もある | ||
磐田市役所 加茂川 | ららぽーと磐田 | |||||
磐田線 | 見付 笠梅 山梨 遠州森駅前 | 遠州森町 | 森山入口経由と森町病院経由がある | 秋葉バスサービス | ||
3 | 磐田市立病院福田線 | 10 | 御殿 磐田駅南口 上大之郷 大原団地 福田車庫 | 豊浜郵便局 | 静岡産業大学経由や福田車庫止まりもある | 遠鉄バス |
掛塚さなる台線 | 92 | 豊田町駅 とつか 掛塚 芳川 アクトシティ | 浜松駅 | 掛塚止まりもある | ||
93 | 千手堂 掛塚 芳川 アクトシティ | |||||
4 | 中ノ町磐田線 | 80 | 長森 中ノ町 橋羽 浜松アリーナ 子安 相生 | |||
南口 | 磐田市立病院福田線 | 10 | 上大之郷 大原団地 福田車庫 | 豊浜郵便局 | 静岡産業大学経由や福田車庫止まりもある | |
31 | 御殿 磐田駅 磐田市役所 加茂川 | 磐田市立病院 |
ギャラリー
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ロータリー改修前の外観
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ロータリー改修前の北口駅前広場
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ロータリー改修後の北口駅前広場
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南口
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南口駅前広場
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改札口
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ホーム
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大正時代の中泉駅。1915年設置の跨線橋が見える。
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1915年設置の跨線橋に使用されていた柱
隣の駅
※2020年3月に、御厨駅 (CA30) が開業予定。 ※「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を参照のこと。
かつて存在した路線
- 光明電気鉄道
- 新中泉駅 - 中泉二之宮駅
脚注
注釈
出典
- ^ “浜松市史 五 第四章 国際化の進展と新たな課題 第六節 交通・通信 第一項 JR東海 自動改札機の導入”. 浜松市立中央図書館 浜松市文化遺産デジタルアーカイブ. 2017年5月31日閲覧。
- ^ 「JR磐田駅北口広場が完成〜市民に親しみやすく人が集う広場に〜」『広報いわた』第192号、2016年4月、6-7ページ。