「関屋駅 (新潟県)」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m JR東日本の駅構内図のサイトが公表された為、のりばの方面表記を再修正 |
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|画像説明 = 南口(2016年8月) |
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|よみがな = せきや |
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|ローマ字 = Sekiya |
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2020年2月15日 (土) 03:49時点における版
関屋駅 | |
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南口(2016年8月) | |
せきや Sekiya | |
◄青山 (1.5 km) (1.5 km) 白山► | |
所在地 |
新潟市中央区関屋大川前[1]二丁目2-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■越後線 |
キロ程 | 79.2 km(柏崎起点) |
電報略号 | セヤ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,881人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)11月15日[1] |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有[1] |
関屋駅(せきやえき)は、新潟県新潟市中央区関屋大川前二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅。
歴史
- 1913年(大正2年)11月15日:越後鉄道の駅として開業[2]。
- 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化。国鉄越後線となる。
- 1932年(昭和7年):先代駅舎竣工。当時の駅舎は南側にあった。
- 1943年(昭和18年)11月1日:信越本線(貨物支線) 新潟 - 関屋間開業。
- 1951年(昭和26年)
- 1982年(昭和57年)11月5日:貨物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本に移管。
- 1991年(平成3年)10月1日:みどりの窓口開設[4]。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
旧新潟競馬場
かつて北口側には新潟競馬場があった。1906年に開場し、週末には多くの人々が越後線を利用して来場していたといわれている。当駅周辺はかつて「競馬町」という通称で呼ばれていた。
しかし信濃川の分水路として関屋分水路が開削されるにあたり、計画ルート上にある住宅等を移転させる必要が生じたため、旧競馬場は1964年に閉鎖され、翌1965年5月から当時の北蒲原郡豊栄町笹山(市制施行を経て現新潟市北区笹山)に移転。跡地は掘削地の代替住宅地として再開発され、周辺には競馬場そのものの痕跡は残っていない。なお、信濃町地内にある関分公園内には「新潟競馬場跡の碑」が建立されている。
この“関屋”の名は、新潟競馬場開催の重賞競走「関屋記念」として遺されている。当駅周辺では、西側(内野寄り)にある「競馬場踏切」などの名称が、この周辺にかつて競馬場があったことを表している。この他、かつては青果店や鮮魚店、精肉店などが集積した「競馬町マーケット」が競馬場踏切北側に所在したが、老朽化等のため2007年6月30日をもって閉鎖となり、2008年2月に撤去された。
東関屋駅
南口から南西へ徒歩約5分のところに新潟交通電車線の東関屋駅があった[1]。現在は駅舎・駅施設とも既に撤去されており、跡地は市や民間に売却され、市営住宅(アパート)をはじめ福祉施設やマンションなどが建設された。
橋上駅舎化
当駅はこれまで南側にしか駅舎がなかったため駅北側からは利用しにくく、また合理化のため、夕方の通勤時間帯を過ぎると駅舎は施錠・消灯され窓口等が利用できないなど、利用者や周辺住民からは不評で、新潟市やJR東日本新潟支社には北口駅舎の開設や橋上駅舎化を求める意見がしばしば寄せられていた。
新潟市とJR新潟支社は2003年度から関屋駅の橋上化事業に着手し、2005年11月に改築工事に着工、2006年12月9日に橋上駅舎と自由通路が完成し供用を開始した。引き続き南北エントランス部に駅前広場を設ける工事を実施し、2007年夏に完工した。なお、改札口内には「関屋駅 いま・むかし」という案内板が設置されており、2007年及び1931年現在の地図及び旧駅舎の写真が描かれている。
駅構造
新潟駅が統括管理する業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。改札口には自動改札機が3通路設置されており、全通路でSuica等のICカードが利用できる。発車標(夕方以降は消灯される)が設置されており、有人改札を兼ねるみどりの窓口(営業時間:7時45分 - 17時45分、途中で営業を休止する時間帯あり)、自動券売機(タッチパネル式2台)、待合室(改札内。自動販売機あり)などがある。バリアフリー対策として、改札内コンコースとホームを連絡するエレベーター1基と誘導チャイムが設置されているほか、コンコースのトイレにはオストメイトに対応した多機能トイレが併設されている。
自由通路(関屋駅南北自由通路)は新潟市中央区建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設置されている。バリアフリー対策として、改札口正面には音声案内装置を備えた周辺地図が設置されているほか、南口・北口にエレベーター各1基が設置されている。なお改札外にはトイレは設置されていない。
橋上化前まではホーム上に待合室が設置されていた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■越後線 | 上り | 内野方面[5] | |
下り | 新潟方面[5] | 当駅始発 | ||
2 |
- 日中は、ほとんどの列車が当駅で交換する。
- 8時台に新潟 - 当駅間を折り返す列車が1往復設定されている(休日運休)。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は1,881人である[利用客数 1]。橋上化以降増加傾向で、2013年度(平成25年度)には2,000人を突破したが、2014年度(平成26年度)に再び2,000人を下回った。
なお、近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,569 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,635 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,613 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,582 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,572 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,593 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,644 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,768 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,794 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,725 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,804 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,876 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,957 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,033 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,918 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,938 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,955 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,939 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,881 | [利用客数 1] |
駅周辺
周辺は古くからの住宅地であるが、近年マンション建設も盛んに行われている。
かつては工業地区でもあり、駅南東側には以前、工業用潤滑油などを加工する歴世礦油の工場があり、越後線が貨物輸送を行っていた頃には引込線も設置されていた。しかし1996年に発生した工場火災事故の影響もあり、新潟西港に近い同市平和町(現東区平和町)に移転・統合された。歴世礦油から譲渡された跡地は商業地として開発され、関屋ショッピングセンターとなった。
駅前広場には南口・北口ともにロータリーが設けられている。タクシーの常駐はない。
南口側
数軒の飲食店がある。
- 新潟県道139号関屋停車場線
- 新潟県道16号新潟亀田内野線
- 新潟第一中学校・高等学校
- 関屋ショッピングセンター(東へ徒歩約5分)
- セルテック新潟柔道整復師養成学園
- 新潟県庁(新潟第一高校前バス停から下記のバスで約5分)
北口側
- 新潟市道曽和インター信濃町線2号(西大通り)
- 国道402号
- 日本歯科大学新潟生命歯学部
- ウオロク 信濃店
- 第四銀行 関屋中央支店
- 北越銀行 関屋支店
- ツルハドラッグ新潟関屋店
バス
駅前にはバス停はないが、南口から徒歩約5分の第一高校前バス停と、北口から徒歩約5分の信濃町バス停から各方面への路線バスが運行されている。いずれも新潟交通と地域子会社の新潟交通観光バスの運行による。路線図や時刻表は「運行便別時刻表(新潟交通)」を参照。
南口側
南口から徒歩約5分、関屋大川前一丁目交差点角にバス停があり、2019年5月現在では新潟交通グループの路線が以下のように運行されている。
バス停名 | 乗り場位置・方面 | 路線名 | 系統・行先 |
---|---|---|---|
第一高校前 | フレンズ前 (青山方面) |
■ BRT 萬代橋ライン | B10 青山 ※一部便は青山から■ W3 寺尾線・■ W4 大堀線に直通 B11 青山・青山本村・青山一丁目 B13 青山・西部営業所 |
■ W4 大堀線 | W45 青山・大堀経由 内野営業所 | ||
■ W6 千歳大橋線 | W60 青山 | ||
白根方面へのダイレクト便 | W70 【快速】東青山・ふるさと村・大野経由 白根・潟東営業所 | ||
第一高校校舎前 (古町・新潟駅方面) |
■ BRT 萬代橋ライン | B10・B11・B13 市役所前・古町経由 新潟駅前 | |
白根方面からのダイレクト便 | W70 市役所前・古町経由 新潟駅前 | ||
モーニングライナー | W46 市役所前・笹出線経由 新潟駅南口 W70 学校町・市役所前・古町経由 新潟駅前 | ||
第一高校校舎前 (県庁方面) |
■ W4 大堀線 ■ W6 千歳大橋線 |
W45・W60 県庁前経由 美咲合同庁舎 |
- 萬代橋ラインの停留所番号は13。快速も停車する。
- 寺尾線・大堀線直通便の行先は「イオン新潟青山ショッピングセンター#青山バス停」を参照。
- 美咲合同庁舎発着便(W45・W60)は、平日のみ運行。W70系統の快速ダイレクト便およびモーニングライナーは、新潟駅前 - 当停留所間は各停留所に停車する。
北口側
北口から徒歩約3 - 5分、信濃町交差点周辺にバス停があり、新潟交通グループの路線が以下のように運行されている。
バス停名 | 乗り場位置・方面 | 路線名 | 系統・行先 |
---|---|---|---|
信濃町 | 第四銀行前 (小針・小新・内野方面) |
■ W2 西小針線 | W20・W23 西小針経由 坂井・内野営業所 W21・W23 西小針経由 新潟大学・内野営業所 W22 西小針経由 信楽園病院 |
■ C2 浜浦町線 ■ C3 信濃町線 |
C20・C30・C31 西部営業所 | ||
くすりのコダマ前 (有明・五十嵐方面) |
■ W1 有明線 | W10・W13 有明経由 内野営業所 W11 有明経由 グリーン団地前 W12 有明経由 信楽園病院 | |
■ 青山 青山循環線 | 青山 信濃町先回り 聖園病院・上山経由 青山 | ||
■ C2 浜浦町線 ■ W2 西小針線 |
C20・C21・W25 浜浦町経由 新潟駅前 | ||
ウオロク前 (古町・新潟駅・県庁方面) |
■ W1 有明線 ■ W2 西小針線 |
W10・W11・W12・W20・W21・W22 学校町経由 新潟駅前 W13・W23 県庁前経由 美咲合同庁舎 W14・W24 モーニングライナー 新潟駅南口 | |
ウオロク裏 (古町・新潟駅方面) |
■ C2 浜浦町線 ■ C3 信濃町線 |
C30・C31・C32 学校町経由 新潟駅前 |
- 西小針線のうちW21の一部は新潟大学(新大西門)発着。また快速は坂井方面、新潟大学方面とも当停留所には停車しない。
- ウオロク裏の停留所は、信濃町線および浜浦町線からの循環便のみが発着する。
隣の駅
脚注
記事本文
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。