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|画像説明 = 小松駅東口(2011年6月6日) |
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|よみがな = こまつ |
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2020年2月15日 (土) 04:45時点における版
小松駅 | |
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小松駅東口(2011年6月6日) | |
こまつ Komatsu | |
◄粟津 (5.8 km) (2.8 km) 明峰► | |
所在地 | 石川県小松市土居原町466 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■北陸本線 |
キロ程 | 148.2 km(米原起点) |
電報略号 | マツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,329人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月20日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
小松駅(こまつえき)は、石川県小松市土居原町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。事務管コードは▲541442[1]。
本項では、かつて存在した北陸鉄道の小松駅や、尾小屋鉄道の新小松駅(しんこまつえき)についても記述する。
歴史
官設鉄道北陸線(現在の北陸本線)が福井駅から当駅まで延伸開業したのに伴い、石川県内初の鉄道駅として開業した。特急列車の大半が停車する。また、当駅で半数ほどが金沢方面へ折り返しており普通列車は金沢方面へは日中でも1時間に2本の普通列車がある。将来は北陸新幹線の停車駅となる予定である。
- 1897年(明治30年)9月20日:官設鉄道北陸線 福井駅 - 当駅間延伸開業に伴い、終着駅として開設(一般駅)。石川県内で初の鉄道駅。
- 1898年(明治31年)4月1日:官設鉄道北陸線 当駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、途中駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、官設鉄道北陸線 米原駅 - 魚津駅間が北陸本線となる。当駅も北陸本線所属駅となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1962年(昭和37年)12月10日:北陸本線 粟津駅 - 当駅間が複線化。
- 1963年(昭和38年)
- 1966年(昭和41年)3月:2代目駅舎に改築。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止。旅客駅となる。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承。
- 1998年(平成10年)10月4日:高架化工事着工。
- 2002年(平成14年)11月18日:駅高架化[2]、3代目の現駅舎に改築。
- 2017年(平成29年)
- 2019年(令和元年)9月17日:北陸新幹線建設に伴い、東口広場を閉鎖(2022年まで)。同時に東口のバスのりばをこまつアズスクエアの東側に移設[5]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する高架駅。改札口は1か所のみ。ホームは全体が屋根に覆われている。
列車運転指令上では、1番のりばが「下り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「上り本線」となっている。主に1番・3番のりばが使われ、2番のりばは特急列車の待ち合わせや金沢駅 - 当駅間の区間列車の折り返しに使われている。
当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大聖寺駅 - 美川駅間の各駅を管理している。
北陸新幹線は相対式ホーム2面2線を持つ高架駅として計画されている。
のりば
駅自動放送は、北陸本線主要駅標準の詳細型自動放送となっている。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■北陸本線 | 下り | 金沢・富山方面 | 一部2番のりば 富山方面は金沢駅で北陸新幹線に乗換 |
2・3 | 上り | 福井・大阪・米原方面 |
駅構内の施設
各階の移動は階段のほか、エスカレータとエレベーターが設置されている。
- 1F コンコース
- 駅事務所
- みどりの窓口
- 自動券売機・みどりの券売機
- 改札
- 待合室 (改札内)
- 加賀白山そば
- コンビニエンスストア「セブン-イレブン ハート・イン JR小松駅店」
- ショッピングフロア
- 観光案内所(現在は待合室のみ)
- トイレ
- 中2F コンコース (改札内)
- トイレ
- 3F ホーム
利用状況
「石川県統計書」によると、2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は4,329人である。石川県内の主要鉄道駅では乗客数が金沢駅、津幡駅に次いで3位にのぼる。
近年の推移は下表の通り[6]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年(平成 | 7年)4,977 |
1996年(平成 | 8年)4,772 |
1997年(平成 | 9年)4,537 |
1998年(平成10年) | 4,464 |
1999年(平成11年) | 4,323 |
2000年(平成12年) | 4,138 |
2001年(平成13年) | 4,044 |
2002年(平成14年) | 3,955 |
2003年(平成15年) | 4,078 |
2004年(平成16年) | 4,049 |
2005年(平成17年) | 4,085 |
2006年(平成18年) | 4,183 |
2007年(平成19年) | 4,199 |
2008年(平成20年) | 4,209 |
2009年(平成21年) | 3,941 |
2010年(平成22年) | 3,893 |
2011年(平成23年) | 3,901 |
2012年(平成24年) | 3,922 |
2013年(平成25年) | 3,985 |
2014年(平成26年) | 3,825 |
2015年(平成27年) | 4,002 |
2016年(平成28年) | 4,110 |
2017年(平成29年) | 4,329 |
駅周辺
西口側
- こまつアズスクエア
- ロータリー (バス停留所、一般車・タクシー乗降場)
- 小松市営駐車場
- 石川県こまつ芸術劇場うらら
- こまつ曳山交流館みよっさ
- 市民広場
- 小松駅前郵便局
- 小松大文字郵便局
- 小松京町郵便局
- 小松運動公園
- マルエー土居原店
- 土居原ボンネット広場
東口側
駅前には北陸新幹線用の駅舎用地が確保されている。また、2020年12月にはエイチ・アイ・エスグループのH.I.S.ホテルホールディングスが「変なホテル石川小松駅前」を東口に開業させる予定となっている[9]。
- ロータリー (タクシープール、一般車・大型バス乗降場)
- 小松製作所こまつの杜(コマツウェイ総合研修センタ・わくわくコマツ館)
- サイエンスヒルズこまつ
- 小松村田製作所
- 小松郵便局
- 石川県小松総合庁舎
- 小松バス駅前案内所
バス路線
主に駅西口ターミナルから発着する。
1990年代前半頃まで北陸鉄道バスが主流だったが、その後の路線移管などにより小松バスがメインである。
西口広場
小松駅南バスのりば
前述のとおり、2019年に北陸新幹線建設のため東口にあったバスのりばはこまつアズスクエア東側の「小松駅南バスのりば」に移設となっている。
- 高速バス
- シャトルバス(送迎バス)
隣の駅
※特急「サンダーバード」・「しらさぎ」・「ダイナスター」・「おはようエクスプレス」・「おやすみエクスプレス」(うち、「サンダーバード」は一部通過)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
建設中の路線
新幹線駅デザインは「白山」をイメージするデザインに決定している[12]。
北陸鉄道 小松駅
概要
小松線の始発駅で、国鉄の東側に位置し、車庫と乗務区が置かれていた。駅舎正面には「北鉄電車 鵜川遊泉寺行」と表示していた[13]。一部文献・webサイトでは「新小松駅」と表記されているものがあるが、開業から廃止まで一貫して「小松駅」である。
歴史
- 1907年(明治40年)11月:遊泉寺銅山専用鉄道 小松駅 - 遊泉寺駅 - 鉱山口駅間開通。
- 1929年(昭和4年)5月15日:白山電気鉄道 小松駅 - 遊泉寺駅間開業に伴い開設。
- 1937年(昭和12年)11月4日:白山電気鉄道が小松電気鉄道に社名変更。
- 1945年(昭和20年)7月20日:戦時統合に伴い、小松電気鉄道が路線を北陸鉄道に譲渡、同社小松線となる。
- 1986年(昭和61年)6月1日:北陸鉄道小松線廃止に伴い廃駅。
駅構造
路線の規模にしては大きな木造駅舎を持ち、留置線と車庫線が各1本と、車庫線からスイッチバックする形で短い留置線があった。ホームは1面1線だが、1960年代の一時期は南側の留置線にも板張りのホームを設けていたことがあった[13]。国鉄とは線路がつながっておらず、車両を転属させる際にはその都度仮線を敷設していた。国鉄の駅舎・ホームとは地下道で連絡していたが、北鉄側には独自の出入口はなく、鵜川遊泉寺方面からの電車を降りて尾小屋鉄道の新小松駅へ行くには一旦国鉄の駅を出て踏切を渡る必要があった。また当駅に隣接する小松製作所の従業員専用の出入口があり、定期券所持者に限って通行が認められていた。
乗車券の取り扱い
乗車券は国鉄の出札口で発売していたが、1970年代後半には小松線専用の自動券売機が、国鉄線用の券売機群とは離れた場所(正面入り口入ってすぐの柱付近)に設置されていた。小松線の乗車券では鵜川遊泉寺行きが発車する10分前くらいにならないと国鉄の改札を通してもらえなかった。国鉄から乗り継ぐ場合には当駅の改札口で国鉄の乗車券を回収し、目的地までの運賃を支払って「運賃精算済証」と記された乗車券大の券片を受け取っていた。降車時には当駅までの乗車券は検認のみ行なって国鉄の改札で回収していたが、当駅では国鉄の乗車券の発売を行っていなかったため、北陸本線の列車に乗り継ぐ場合には国鉄の車内で車掌から購入、もしくは着駅で精算する必要があった。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 小松線
- 小松駅 - 沖駅
廃止後
廃止後間もなくしてすべての施設が撤去され、しばらく更地になった後、現在の東口駅前広場になるまでは駐車場となっていた[13]。連絡地下道は小松線の廃止後に閉鎖されていたが、高架化の前に仮設の東口が開設された際には一時的に復活していた。
尾小屋鉄道 新小松駅
歴史
- 1919年(大正8年)11月26日:尾小屋鉱山の鉱山鉄道 尾小屋駅 - 新小松駅間開業に伴い開設[14]。
- 1920年(大正9年)6月11日:尾小屋鉱山の鉱山鉄道が横山鉱業部へ譲渡され、横山鉱業部鉄道となる[15]。
- 1929年(昭和4年)7月2日:横山鉱業部鉄道が尾小屋鉄道に譲渡[16]。
- 1977年(昭和52年)3月20日:尾小屋鉄道廃止に伴い廃駅。
隣の駅
- 尾小屋鉄道
-
- 新小松駅 - 西吉竹駅
脚注
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 外山勝彦「鉄道記録帳2002年11月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、21頁。
- ^ a b "北陸線(大聖寺駅~金沢駅間)IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡駅~新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始~石川と富山がICOCAでつながる~" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道/IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ "交通ICカード「ICOCA」の利用範囲拡大等について" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ “北陸新幹線工事に伴うJR小松駅東口広場の利用制限について”. 小松市 (2019年8月28日). 2019年10月18日閲覧。
- ^ 出典:石川県統計書、小松市統計書
- ^ 小松市統計書一覧 - 小松市
- ^ JR小松駅前にホテルや育児施設 市街地活性化へ複合施設開業「こまつアズスクエア」、22年度末の北陸新幹線延伸開業にらみ日本経済新聞ニュースサイト(2017年12月1日)
- ^ “小松駅前に「変なホテル」 HIS、来年12月開業”. 日本経済新聞. (2019年7月2日) 2019年10月18日閲覧。
- ^ 無料シャトルバスのご案内 - イオンモール新小松
- ^ 交通アクセス(本学・金沢駅前オフィス・東京サテライト) - 北陸先端科学技術大学院大学
- ^ “北陸新幹線6新駅のデザイン決まる ホームやコンコースのイメージ”. 福井新聞ONLINE (福井新聞社). (2019年4月17日). オリジナルの2019年4月22日時点におけるアーカイブ。 2019年5月4日閲覧。
- ^ a b c 鉄道ジャーナル 2017年10月号 p.152 - 155「消えた地方私鉄 晩年の日々 第3回 北陸鉄道小松線」
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1919年12月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道敷設権譲渡」『官報』1920年6月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道統計資料. 昭和4年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
関連項目
外部リンク
- JRおでかけネット 小松駅 - 西日本旅客鉄道
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