「大聖寺駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2006年10月) |
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|よみがな = だいしょうじ |
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2020年2月15日 (土) 04:56時点における版
大聖寺駅 | |
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駅舎(2006年10月) | |
だいしょうじ Daishōji | |
◄牛ノ谷 (5.7 km) (4.1 km) 加賀温泉► | |
所在地 | 石川県加賀市熊坂町イ136 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本)* |
所属路線 | ■北陸本線 |
キロ程 | 130.2 km(米原起点) |
電報略号 | タイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
927人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月20日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
大聖寺駅(だいしょうじえき)は、石川県加賀市熊坂町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。石川県最西端および最南端の駅である。
概要
北陸本線の起点の米原駅から見て、石川県に入り最初の駅である。事務管コードは、▲541438[1]。
一部の特急列車が停車する。1日1往復、金沢方面へ折り返す普通列車の始発駅としても設定されている。このため、福井県の芦原温泉駅と当駅までの間(細呂木駅・牛ノ谷駅)の普通列車は本数が少ない。
なお、北陸本線において金沢支社直轄となっている駅は当駅から金沢駅(2015年(平成27年)3月13日までは倶利伽羅駅)までの各駅で、隣の牛ノ谷駅から福井寄りは同支社福井地域鉄道部の管轄であり、当駅はその指令上の境界とされている。
かつては当駅から北陸鉄道山中線が、山中温泉・山代温泉方面へ延びていた。
歴史
加賀市の中心地に建つ駅だが、ほとんどの特急は隣の加賀温泉駅に停車している。以前、当駅は加賀温泉郷への玄関口として、動橋駅・粟津駅と共に特急が手分けして停まっていた。1960年代末期には特急「雷鳥」・「しらさぎ」が大聖寺駅と動橋駅の両駅に停車するダイヤとされていたことが特急の格やスピードアップの観点から問題視されたことから、1970年(昭和45年)10月1日に両駅の中間に位置する作見駅が加賀温泉駅と改称され加賀温泉郷の玄関口として一本化された。それ以降は急行以下の列車が停車するのみとなり、1982年(昭和57年)に急行が廃止されたため再び特急停車駅に返り咲いたが、その後も現在に至るまで特急の停車はごく一部の列車のみとなっている。この経緯については、鉄道と政治#停車駅争奪戦を参照されたい。
- 1897年(明治30年)9月20日 - 官設鉄道の福井駅 - 小松駅間延伸時に開業(一般駅)。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定、北陸本線所属駅となる。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2017年(平成29年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
小松駅が管理し、JR西日本金沢メンテックが業務を受託する業務委託駅である。みどりの窓口(営業時間7:30 - 17:30、昼休憩あり)設置駅。
IRいしかわ鉄道線、ならびにあいの風とやま鉄道線(富山駅まで)の連絡運輸は、北陸本線米原方では当駅までが発売範囲である(一部の通過連絡運輸を除く)[6][7]。
2017年(平成29年)4月15日から、ICOCAおよび相互利用を行う交通系ICカードでの利用およびチャージが可能になり、2018年9月15日から福井方面にエリア拡大し、関西圏と北陸本線のICOCAエリアが繋がった。ただし、IRいしかわ鉄道線に跨っての利用可能区間はあいの風とやま鉄道線の越中宮崎駅から当駅までに限られているため、従来通り同線から牛ノ谷駅方面へ通しての利用はできない[8]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■北陸本線 | 下り | 金沢方面 | |
2 | ■北陸本線 | 下り | 金沢方面 | 待避・始発列車のみ |
上り | 福井・米原方面 | 待避列車のみ | ||
3 | ■北陸本線 | 上り | 福井・米原方面 |
- 列車運転指令上では、1番のりばが「下り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「上り本線」とされる。2番のりばは金沢方面からの折返し列車や、当駅で特急の通過待ちを行う列車が使用する。
利用状況
「石川県統計書」と「加賀市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1996年 | 1,437 |
1997年 | 1,372 |
1998年 | 1,347 |
1999年 | 1,310 |
2000年 | 1,283 |
2001年 | 1,239 |
2002年 | 1,214 |
2003年 | 1,182 |
2004年 | 1,143 |
2005年 | 1,105 |
2006年 | 1,070 |
2007年 | 1,058 |
2008年 | 1,047 |
2009年 | 985 |
2010年 | 942 |
2011年 | 877 |
2012年 | 881 |
2013年 | 935 |
2014年 | 923 |
2015年 | 902 |
2016年 | 904 |
2017年 | 927 |
駅周辺
- 加賀市役所
- 加賀市民会館
- 加賀郵便局
- 大同工業本社工場
- APAホテル加賀大聖寺駅前
- 国道8号
- 国道305号
- 石川県立大聖寺高等学校
- 石川県立大聖寺実業高等学校
バス路線
1番のりば
- 山代大聖寺線
- 大聖寺実業高校前行き
- 吉崎線
- (かが交流プラザさくら経由) 塩屋行き
- 温泉大聖寺線
- かが交流プラザさくら行き
2番のりば
- 山代大聖寺線
- 山代温泉・山中温泉行き
- 吉崎線
- (保賀西・イオン加賀の里前経由) 加賀温泉駅行き
- (河崎上神社前・イオン加賀の里前経由) 加賀温泉駅行き
- 温泉大聖寺線
- (耳聞山・中央公園口経由) 加賀温泉駅行き
隣の駅
※特急「しらさぎ」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」(「しらさぎ」は上り一部のみ停車)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
北陸鉄道 大聖寺駅
概要
山中線の乗換駅で、国鉄の南側に位置していた。山中線の起点駅は当駅ではなく山中駅であり、動橋駅で接続する動橋線 (後の山代線)、粟津駅で接続する粟津線とともに温泉の最寄駅を起点駅としていたが、片山津線だけは国鉄との接続駅の動橋駅が起点駅であった。
駅構造
国鉄の駅舎・ホームとつながる跨線橋を降りたところに1面2線のホームがあった。加南線では唯一国鉄との接続線があり、直江津方で線路がつながっていた。中間改札が設けられていたが、北陸鉄道側には独自の出入口はなかった。
歴史
- 1900年(明治33年)5月16日 - 山中馬車鉄道の河南駅から当駅までの間が開業。当初は三木村駅を名乗っていた。
- 1913年(大正2年)
- 1943年(昭和18年)10月13日 - 会社合併により北陸鉄道成立。同社の駅となる。
- 1954年(昭和29年)9月20日 - 跨線橋新設、ホーム上屋延長、駅務室増設
- 1968年(昭和43年)9月1日 - 駅業務を株式会社北鉄交通社に委託
- 1971年(昭和46年)7月11日 - 加南線全線廃止により廃駅となる。
廃止後
ホームと跨線橋、山中線の線路が撤去されているが、敷地はそのまま残されて資材が置かれ、除雪用車両が留置されている。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 山中線
- 帝国繊維前駅 - 大聖寺駅
関連項目
脚注
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ “第1回 いしかわ並行在来線金沢以西延伸対策検討会について”. 石川県 (2017年4月11日). 2018年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月24日閲覧。
- ^ “金沢以西の並行在来線の概要について” (PDF). 石川県 (2017年4月11日). 2018年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月24日閲覧。[2]
- ^ "北陸線(大聖寺駅~金沢駅間)IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡駅~新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始~石川と富山がICOCAでつながる~" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道/IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ "交通ICカード「ICOCA」の利用範囲拡大等について" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ IRいしかわ鉄道株式会社「きっぷの取扱い・購入方法」
- ^ あいの風とやま鉄道株式会社「あいの風とやま鉄道 利用者説明会」 (PDF)
- ^ この場合は予め金沢駅で一旦出場し、再入場して利用することになる。IR線から牛ノ谷駅以西を利用する場合は乗継割引がなく合算運賃となるため、運賃に差異は発生しない。