「只見駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2005年5月) |
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|よみがな = ただみ |
|よみがな = ただみ |
2020年2月15日 (土) 05:37時点における版
只見駅 | |
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駅舎(2005年5月) | |
ただみ Tadami | |
◄会津蒲生 (4.5 km) (20.8 km) 大白川*► | |
所在地 |
福島県南会津郡只見町大字只見字上ノ原1827 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■只見線 |
キロ程 | 88.4 km(会津若松起点) |
電報略号 | アミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
20人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1963年(昭和38年)8月20日 |
備考 | 直営駅 |
只見駅(ただみえき)は、福島県南会津郡只見町大字只見字上ノ原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
2013年3月16日ダイヤ改正で、西隣の田子倉駅(臨時駅)が廃止になったため、以後東北地方で最も西に位置する駅となった。
歴史
- 1957年(昭和32年)12月:電源開発専用鉄道開業。
- 1961年(昭和36年)12月:電源開発専用鉄道貨物輸送終了。
- 1963年(昭和38年)8月20日:専用鉄道の施設を利用して開業。一般駅。
- 1971年(昭和46年)8月29日:当駅・大白川間延伸開業。只見線全通。
- 1982年(昭和57年)8月1日:貨物取り扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取り扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、 東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2008年(平成20年)9月26日:大白川方が特殊自動閉塞化される。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)10月1日:当駅 - 大白川駅間復旧に伴い、小出方面営業再開[2]。
- 2019年(令和元年)6月1日:管理駅が会津坂下駅から会津若松駅に変更。
駅構造
島式ホーム1面2線に側線を有する地上駅で、構内は広い。駅舎はコンクリート平屋で、保線詰所も入った大きなものである。ホームは広い構内の中に鋼製の骨組みにコンクリートのパネルを敷いたものがぽつんとある形となっており、駅舎からホームまで構内通路の上を60メートル程歩かねばならない。しかし豪雪時はこの通路両脇が除雪した雪で壁となりホームから駅舎の屋根も見えなくなる。
会津若松駅が管理する直営駅(管理助役配置)である。みどりの窓口や自動券売機は未設置であるが、POS端末が設置されている。指定席の発売は、料金専用補充券を使用して行なわれている。駅舎内部の待合所に出札窓口がある。
構内の大白川方の線路の東側には、珍しい人力で動かす転車台もあり、夏季などに運転される観光列車「SL会津只見号」の蒸気機関車の向きを変えるときにも使用されている。只見線は昭和40年代後半頃までC11形蒸気機関車による貨物列車が運行されていた。転車台はその名残である。
豪雨災害前は夜間滞泊が設定されていた。大白川駅 - 当駅間の復旧ダイヤでは始発・最終列車は大白川駅始発・終着に見直されたために廃止された。
只見町観光まちづくり協会
2008年(平成20年)2月10日に竣工した改築工事では、待合所に只見町インフォメーションセンター(只見町観光まちづくり協会)が併設された。土産品などを扱うほか、夏期はレンタサイクル等も扱う[3][4]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | (災害のため使用停止中) | ||
反対側 | ■只見線 | 下り | 小出方面[5] |
- 豪雨災害により会津川口方面は不通になっているため、小出からの定期列車はすべて駅舎と反対側のホームに入線し、折り返している。本来はホームの駅舎側が会津川口方面、反対側が小出方面である。
- 「SL会津只見号」は当駅折り返しのため上りホームに入線後、蒸気機関車の機回しを行っていた。その間、小出方面の接続列車は下りホームに入線して折り返していた。
-
ホーム(2008年3月22日)
-
ホームから駅舎までの歩道(2006年12月下旬)
-
転車台(2006年12月下旬)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は20人である[利用客数 1]。乗車人員を把握できる福島県内のJRの駅の中では、最も少ない駅である。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 38 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 37 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 38 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 34 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 25 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 26 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 29 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 30 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 25 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 29 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | ||
2011年(平成23年) | ||
2012年(平成24年) | 9 | [利用客数 12] |
2013年(平成25年) | 15 | [利用客数 13] |
2014年(平成26年) | 22 | [利用客数 14] |
2015年(平成27年) | 24 | [利用客数 15] |
2016年(平成28年) | 23 | [利用客数 16] |
2017年(平成29年) | 22 | [利用客数 17] |
2018年(平成30年) | 20 | [利用客数 1] |
駅周辺
只見町の中心部にあり、駅前にはタクシー会社があり、町内の各観光スポットへの交通の便が確保されている。駅周辺の地図は「パンフレット紹介(只見町観光まちづくり協会)」を参照。
- 地理・交通
- 観光・名所・レジャー・商業
- その他
-
- 只見町役場
- 只見郵便局
- 只見町立只見小学校
- 只見町立只見中学校
- 福島県立只見高等学校
- 南会津警察署只見駐在所
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ 越前勤『東日本大震災「復興」時刻表』講談社、2012年、174-175頁。ISBN 978-4-06-217570-8。
- ^ “新潟・福島豪雨:被害で不通のJR只見線・只見−大白川駅、来月から運転再開 /福島”. 毎日新聞. (2012年9月11日) 2012年9月21日閲覧。
- ^ 只見駅でできること、まとめました - 只見町観光まちづくり協会、2018年10月19日閲覧
- ^ レンタサイクル始まりました! - 只見町観光まちづくり協会、2018年10月19日閲覧
- ^ “時刻表 只見駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月20日閲覧。
- ^ a b “只見駅からサイクリング&おさんぽMAP” (PDF). 2018年10月19日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。