「北海道医療大学駅」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 一部表記修正 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl= 300px |
|pxl= 300px |
||
|画像説明= 駅東側出入口(2013年5月) |
|画像説明= 駅東側出入口(2013年5月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな= ほっかいどういりょうだいがく |
|よみがな= ほっかいどういりょうだいがく |
||
|ローマ字= Hokkaidō-Iryōdaigaku |
|ローマ字= Hokkaidō-Iryōdaigaku |
2020年2月15日 (土) 05:52時点における版
北海道医療大学駅 | |
---|---|
駅東側出入口(2013年5月) | |
ほっかいどういりょうだいがく Hokkaidō-Iryōdaigaku | |
◄G13 石狩当別 (3.0 km) (2.2 km) 石狩金沢► | |
所在地 | 北海道石狩郡当別町字金沢 |
駅番号 | ○G14 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■札沼線(学園都市線) |
キロ程 | 28.9 km(桑園起点) |
電報略号 | イリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,700人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)12月1日[新聞 1] |
備考 | 無人駅 |
北海道医療大学駅(ほっかいどういりょうだいがくえき)は、北海道石狩郡当別町字金沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG14。電報略号はイリ。2020年に札沼線の当駅から新十津川駅の区間が廃止され、札沼線の終着駅となる。
概要
北海道医療大学当別キャンパスへの最寄駅。学園都市線(札沼線)におけるKitaca利用区間の最北端の駅であり、同路線の交流電化区間の終点となっている[注釈 1]。当駅以北では駅番号が設定されておらず、列車本数も激減する。車掌乗務も基本的に当駅までであるが、新十津川駅方面へ直通する列車は、隣の石狩当別駅からワンマン運転となる。
2018年(平成30年)3月現在、交通系ICカードが利用できる日本最北端の駅である。
歴史
北海道医療大学の前身、東日本学園大学による請願によって開設された[1]。
年表
- 1981年(昭和56年)12月1日:日本国有鉄道(国鉄)札沼線の大学前仮乗降場として開業[新聞 1]。旅客のみ取扱い。
- 1982年(昭和57年)4月1日:駅に昇格し、大学前駅となる[報道 1][報道 2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[2]。
- 1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][報道 2][3]。
- 1995年(平成7年)3月16日:前年に大学名が変更されたため、北海道医療大学駅に改称[2]。折り返しホーム新設(現在の2番線)。
- 1996年(平成8年)3月16日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む石狩当別駅 - 新十津川駅間でワンマン運転開始[3]。
- 2000年(平成12年):札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 石狩月形駅間に自動進路制御装置 (PRC) を導入[5]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅番号設定(G14)[報道 3]。
- 2008年(平成20年)10月25日:IC乗車券「Kitaca」使用開始[報道 4]。
- 2012年(平成24年)6月1日:札沼線(学園都市線)の桑園駅 - 当駅間が電化(交流20,000V・50Hz)[報道 5][報道 6]。
- 2020年(令和2年)5月7日:当駅 - 新十津川駅間の廃止とともに終着駅となる予定[報道 7][新聞 2][新聞 3][新聞 4]。
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅だが、双方のホームを連絡通路で結んでおり、頭端式ホームの形状をなしている。
どちらのホームも電化され、6両編成の発着に対応するが、当駅折り返し列車は一部を除き、行き止まりの2番線から発着し、1番線は新十津川方面発着の列車が主に用いている。
石狩当別駅管理の無人駅。簡易自動券売機、簡易Kitaca改札機設置。かつては駅舎が存在したが撤去された。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■札沼線(学園都市線) | 下り | 石狩月形・浦臼方面 | |
■札沼線(学園都市線) | 上り | 石狩当別・札幌方面 | ||
2 | 当駅始発 |
-
旧駅舎(2004年6月)
-
旧駅舎跡地
(2013年5月) -
駅東側
(2013年5月) -
改札口(2018年8月)
-
ホーム(電化後)
(2017年5月) -
1番線から石狩金沢方面を望む
(2013年5月) -
2番線に設置されている車止め(2018年8月)
-
駅名標(2番線)
(2017年5月) -
分岐器融雪ピット
利用状況
- JR北海道によると、乗車人員(特定の平日の調査日)平均は以下のとおりである。
調査対象の5年間 | 5年間の各調査日における 平均乗車人員 (人) |
出典 |
---|---|---|
2012 - 2016年(平成24 - 28年) | 2,033.0 | [報道 8] |
2013 - 2017年(平成25 - 29年) | 2,171.4 | [報道 9] |
2014 - 2018年(平成26 - 30年) | 2,283.8 | [報道 10] |
- 国土交通省による「当別町地域公共交通総合連携計画」によると近年の推移は下表のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999年(平成11年)[6] | 996 |
2000年(平成12年)[6] | 1,026 |
2001年(平成13年)[6] | 951 |
2002年(平成14年)[6] | 1,117 |
2003年(平成15年)[6] | 1,151 |
2004年(平成16年)[6] | 1,337 |
2014年(平成26年)[7] | 1,700 |
駅周辺
周辺には、大学のほかには民家および田畑が見られる。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 鶴 通孝「学園都市線の新しい夏 電化と輸送改善で変貌する札沼線」『鉄道ジャーナル』第46巻第8号(通巻550号)、鉄道ジャーナル社、2012年8月、pp.40-49。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、25頁。
- ^ a b 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。
- ^ 太田幸夫『北の保線 線路を守れ、氷点下40度のしばれに挑む』交通新聞社、2011年8月15日、121-122頁。ISBN 978-4-330-23211-9。
- ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
- ^ a b c d e f “当別町地域公共交通総合連携計画” (PDF). 国土交通省. p. 8 (2008年3月). 2010年3月閲覧。
- ^ [1]
- ^ “当別ふれあいバス 全体路線図”. 当別町. 2019年6月19日閲覧。
報道発表資料
- ^ a b "札沼線(学園都市線)の電化について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 September 2009. 2009年9月14日閲覧。
- ^ a b "札沼線(学園都市線)の電化開業時期について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2011年10月17日閲覧。
- ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧。
- ^ "Kitacaサービス開始日決定について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 10 September 2008. 2015年1月10日閲覧。
- ^ "学園都市線電化開業に伴う電車の投入(第一次)について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 14 March 2012. 2014年7月21日閲覧。
- ^ "平成24年10月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 3 August 2012. 2012年8月17日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 21 December 2018. 2018年12月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年12月24日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. 2017年12月31日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月31日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. 2017年12月31日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月4日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
新聞記事
- ^ a b “大学前駅が誕生 国鉄札沼線”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1981年12月1日)
- ^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年12月8日閲覧。
- ^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。
- ^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。