「岩根橋駅」の版間の差分
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2020年2月15日 (土) 07:53時点における版
岩根橋駅 | |
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待合所 | |
いわねばし Iwanebashi | |
◄晴山 (5.8 km) (3.4 km) 宮守► | |
所在地 |
岩手県遠野市宮守町下宮守20 北緯39度21分19.16秒 東経141度19分7.14秒 / 北緯39.3553222度 東経141.3186500度 座標: 引数: "region=" は "region:" という形式でなければいけません 座標: 北緯39度21分19.16秒 東経141度19分7.14秒 / 北緯39.3553222度 東経141.3186500度 座標: 引数: "region=" は "region:" という形式でなければいけません |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■釜石線 |
キロ程 | 21.7 km(花巻起点) |
電報略号 | ネハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1914年(大正3年)12月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
岩根橋駅(いわねばしえき)は、岩手県遠野市宮守町下宮守にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線の駅である。
歴史
花巻と釜石を鉄道連絡することを目指して建設された岩手軽便鉄道により1914年(大正3年)12月15日に晴山 - 岩根橋間延伸と共に終点駅として開業した[1]。当初は762 mm特殊狭軌の軽便鉄道であった[1]。1915年(大正4年)11月23日に柏木平駅まで開通して岩手軽便鉄道が全通し、当駅は中間駅となった[1]。1936年(昭和11年)8月1日に国有化されて国鉄の駅となり、その後は国鉄標準の1,067 mm軌間への改軌工事が進められた[1]。1943年(昭和18年)9月20日から1,067 mm軌間での運行が開始されている[2]。
年表
- 1914年(大正3年)12月15日:岩手軽便鉄道の駅として開業、終点駅[1]。
- 1915年(大正4年)11月23日:柏木平まで延伸開業して中間駅となる、岩手軽便鉄道全通[1]。
- 1936年(昭和11年)8月1日:岩手軽便鉄道の国有化により国鉄釜石線の駅となる[1]。
- 1943年(昭和18年)9月20日:1,067 mm軌間への改軌工事完成[2]。
- 1944年(昭和19年)10月11日:国鉄釜石東線の開業に伴い、所属の路線名が釜石西線に変更となる[2]。
- 1950年(昭和25年)10月10日:国鉄釜石線の全通により、再び釜石線の駅となる[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる[2]。
- 2018年(平成30年)6月1日: 遠野駅の業務委託化に伴い、北上駅長管理下となる。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅である。北上駅管理の無人駅で、側線の跡が残る。
駅周辺
- 国道283号
- 岩根橋
その他
- エスペラントによる、「Fervojponto(フェルヴォイポント:鉄道橋)」という愛称がついている。これは当駅の釜石寄りにあるアーチ形の宮守川橋梁(「めがね橋」の異名でも知られる)に由来している。現在のこの橋は改軌時に建設されたもので、岩手軽便鉄道時代の橋脚が1本だけ隣に現存している。また、同じくアーチ形の達曽部(たっそべ)川橋梁も近くにあり、二つの橋はいずれも2002年(平成14年)に土木学会選奨土木遺産に指定された。
隣の駅
脚注
参考文献
- 白土 貞夫「岩手軽便鉄道 歴史拾遺」『鉄道ピクトリアル』No.813(2009年1月) pp.130 - 137 電気車研究会
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。