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「ミュージックフェア」の版間の差分

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* 2013年7月20日 - [[サッカー]][[EAFF東アジアカップ2013|東アジアカップ2013]] 女子 『日本×中国』を放送のため休止。
* 2013年7月20日 - [[サッカー]][[EAFF東アジアカップ2013|東アジアカップ2013]] 女子 『日本×中国』を放送のため休止。
* 2017年4月1日 - [[世界フィギュアスケート選手権]]2017 男子フリーを放送のため休止。
* 2017年4月1日 - [[世界フィギュアスケート選手権]]2017 男子フリーを放送のため休止。
* 2020年2月29日 - [[2019年-2020年中国武漢における肺炎の流行|新型コロナウイルス肺炎問題]]の関連続報や、18時から行われた[[安倍晋三]]・内閣総理大臣の会見などを盛り込む『[[フジニュースネットワーク|FNN]] 新型コロナ[[報道特別番組|緊急特報]] 安倍首相“国民へ呼びかけ”』を放送するために急遽放送休止。同日放送予定の[[ゆず (音楽グループ)|ゆず]]特集は4月4日に予定変更となった<ref group="注">同時ネット局は報道特番内でスポンサーCMをそのまま消化したほか、FNN冠が付いた都合上当番組未ネット局でもネットされた。</ref><ref>{{Cite web|title=MUSIC FAIR@MUSICFAIR_Fujiのツイート(2020年2月29日作成)|url=https://twitter.com/MUSICFAIR_Fuji/status/1233602796332687360|accessdate=2020年2月29日}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202002290000407.html|title=「MUSIC FAIR」が緊急報道特番で休止|accessdate=2020年2月29日|publisher=日刊スポーツ(2020年2月29日作成)}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2020/03/05/0013169005.shtml|title=フジ コロナ禍で放送休止「ゆず特集」を4月4日に…「ミュージックフェア」|accessdate=2020年3月5日|publisher=デイリースポーツ(2020年3月5日作成)}}</ref>。
* 2020年2月29日 - [[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルス肺炎問題]]の関連続報や、18時から行われた[[安倍晋三]]・内閣総理大臣の会見などを盛り込む『[[フジニュースネットワーク|FNN]] 新型コロナ[[報道特別番組|緊急特報]] 安倍首相“国民へ呼びかけ”』を放送するために急遽放送休止。同日放送予定の[[ゆず (音楽グループ)|ゆず]]特集は4月4日に予定変更となった<ref group="注">同時ネット局は報道特番内でスポンサーCMをそのまま消化したほか、FNN冠が付いた都合上当番組未ネット局でもネットされた。</ref><ref>{{Cite web|title=MUSIC FAIR@MUSICFAIR_Fujiのツイート(2020年2月29日作成)|url=https://twitter.com/MUSICFAIR_Fuji/status/1233602796332687360|accessdate=2020年2月29日}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202002290000407.html|title=「MUSIC FAIR」が緊急報道特番で休止|accessdate=2020年2月29日|publisher=日刊スポーツ(2020年2月29日作成)}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2020/03/05/0013169005.shtml|title=フジ コロナ禍で放送休止「ゆず特集」を4月4日に…「ミュージックフェア」|accessdate=2020年3月5日|publisher=デイリースポーツ(2020年3月5日作成)}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2020年3月6日 (金) 22:46時点における版

シオノギ・ミュージックフェア
SHIONOGI MUSIC FAIR
ジャンル 音楽番組
企画 塩野義製薬
構成 玉井貴代志
大野ケイスケ
演出 浜崎綾(プロデューサー兼任)
島田和正
松永健太郎
塩谷亮
司会者 仲間由紀恵
アナウンサー 軽部真一
テーマ曲作者 保富康午山本直純
オープニング 歌:ゴスペラーズ
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
エグゼクティブ・プロデューサー 石田弘
三浦淳(チーフプロデューサー)
プロデューサー 土田芳美
浜崎綾(演出兼任の回もあり)
制作プロデューサー 湯瀬恵理子
製作 フジテレビジョン
放送
放送局フジテレビ系列
映像形式4:3→16:9
音声形式ステレオ放送
1978年10月3日 - )
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1964年8月31日 - 放送中
放送分30分
回数通算2700[1]
公式サイト
放送開始から1969年3月まで
放送期間1964年8月31日 - 1969年3月31日
放送時間月曜日 21:00 - 21:30
放送分30分
1969年4月から1981年9月まで
放送期間1969年4月1日 - 1981年9月29日
放送時間火曜日 21:30 - 22:00
放送分30分
1981年10月から1983年9月まで
放送期間1981年10月1日 - 1983年9月29日
放送時間木曜日 22:30 - 23:00
放送分30分
1983年10月から2001年3月まで
放送期間1983年10月2日 - 2001年3月25日
放送時間日曜日 23:00 - 23:30
放送分30分
2001年4月から現在
放送期間2001年4月7日 - 現在
放送時間土曜日 18:00 - 18:30
放送分30分

特記事項:
シオノギヘルスケア単独スポンサー番組
1967年5月1日放送分よりカラー化。
放送回数は2018年3月31日放送分まで。
テンプレートを表示
2008年以降に放送回数が節目を迎えた記念コンサートの会場として使用して番組の公開収録を行っている東京国際フォーラム千代田区丸の内

シオノギ・ミュージック フェア』( : SHIONOGI MUSIC FAIR)は、1964年昭和39年)8月31日よりフジテレビ系列(一部は除く)で放送されている音楽番組である。

現在の放送時間は毎週土曜日 18:00 - 18:30(JST)。放送開始から56年を経た2020年令和2年)現在でも放送されており、かつ日本の民放でレギュラー放送されている全ての音楽番組の中でも最長寿番組[注 1]である。ハイビジョン制作および字幕放送も実施され、フジテレビ系列局で地域限定スポンサードネットによる同時ネット番組ではあるが、スポンサードネットの対象から漏れた一部の系列局では放送していない(後述のように、過去ネットワークセールス枠だったため、ほとんどの系列局で放送経験がある)。

タイトルが示すように、開始当初から塩野義製薬による一社提供番組[注 2]であり、冠スポンサー番組でもある。新聞番組表などでは、『MF』『ミュージックフェア』『Mフェア』などの略称で表記される場合もある。

概要

1964年昭和39年)3月29日に、特集番組として放送されたことに端を発し、同年8月31日よりレギュラー番組として、特集版の司会を担当した越路吹雪を司会役に据えて、本格的にスタート。落ち着いた雰囲気で、毎回違う歌手の共演を行う。

1967年5月1日放送よりモノクロからカラー放送に切り替え[2]1978年10月3日よりステレオ放送となる[2]2004年1月10日からハイビジョン放送開始[2]

トークコーナーでは、司会が季節やゲストにまつわるテーマを挙げてトークしたり、ゲスト同士が聞きたい質問でトークを展開している。また、スティーヴィー・ワンダージャネット・ジャクソンなどの海外の大物アーティストも多数出演している。

エグゼクティブプロデューサーで現役ディレクターの石田弘がスタッフにいる。2008年10月4日放送分(『MUSIC FAIR』改題後)は、エンディングのクレジットに『制作・フジテレビ音組』が入った。

現在の土曜18時台前半に枠移動するまでは、放送開始から1983年9月29日まで、それぞれ2回枠移動(月曜21時台前半→火曜21時台後半→木曜22時台後半)しながらゴールデンタイムプライムタイムで約19年間放送され、1983年10月2日から2001年3月25日まで、深夜(日曜23時)で約17年半放送されていた。日曜23時台前半の放送では、まずシオノギの30秒CM(『ポポンS錠』・『セデスA錠・セデス・ハイ』・『さわやかコレクト』)等のCMを放送し、本番組が始まるという構成だった。

日曜夜時代、参議院選挙および衆議院選挙の開票が即日になるまでは、当日の夜も放送していた。ただし、1989年1月8日は、昭和天皇崩御による報道特別番組のため休止され、翌週の1月15日に改めて放送された(この日は生前最後の同番組出演となる美空ひばり特集だった)。また、放送枠が選挙特別番組になった場合でも、23時台前半では、塩野義製薬の1社提供枠でセールスされていた(『スーパーナイトFNN選挙開票速報2時間スペシャル』も含む)。

土曜18時に枠移動

2001年(平成13年)4月7日より、番組名を『MUSIC FAIR 21』にリニューアルし、日曜23時台前半からそれまで夕方の全国ニュース(『FNNスーパータイム』→『FNNニュース ザ・ヒューマン』→『FNNスーパーニュース』)を放送していた土曜18時台前半に移動した。テーマ曲の「今夜は夢のミュージックフェア」という歌詞はそのままであるものの、以前の放送時間よりもかなり早い時間での放送となっている。

リニューアル後は、旧来からのスタイルを残しつつもVTRを用いた過去のエピソードのコーナー(転機など)や、好きな食べ物を紹介する「この一食」コーナー[注 3]も企画されていたが、いずれも半年程で終了し、リニューアル前の状態に戻されている。また、新しくエンディングにて出演歌手との記念撮影のコーナーも新設され、その写真が応募した視聴者にプレゼントされるという企画も行われていたが(掛け声は「ミュージックフェア21」だったが、初期は「MF21」と言っていた)、こちらも2008年9月27日で終了している。

リニューアル前はほぼなかったジャニーズ事務所所属アーティストの様なアイドル歌手の出演も増え始め、往時の様に必ずしも歌唱力のある者ばかりが出演しているとは限らず、リニューアル前は常連だったベテラン・実力派歌手の出演も激減する。また、放送回によっては『FNS歌謡祭』や『FNSうたの夏まつり』といった同局の大型音楽番組でも行われている出演ゲスト同士のコラボレーション(共演)で楽曲を披露される場合もある。

FNS27時間テレビ』の放送日に関しては、2001年・2003年の場合は休止した。しかし、2004年以降は開始時間が18:30や19:00に繰り下がるようになったため、『FNS27時間テレビ』の放送日でも放送されており、2009年7月25日には『FNS26時間テレビ』の関連企画で「緊急特集ヘキサゴンファミリー総力コラボ」として放送され、同年以降の『FNS27時間テレビ』は通常放送となっている。

2004年8月には、放送40周年を迎えた。また、同年3月27日放送分で放送2,000回を達成した。2007年10月6日18:00(JST)から、音組とのコラボレーション企画で、公式サイトが開設。

2008年3月で放送2200回を迎えたことに伴い、3月は1か月にわたり、2,200回特別月間として豪華アーティストの共演(最終週のみ総集編)を放送した(2008年2月21日東京国際フォーラムにて収録)。

2009年4月から2014年までは1組だけの企画を「ワンマンショー」と題したり、2回連続企画を定期的に行っていた。2009年10月3日放送分(2,280回)からは地上アナログ放送ではレターボックスでの放送に移行した。それに伴い、再度リニューアルを実施した。

2010年3月で放送2300回を迎えたことに伴い、2月26日に大阪厚生年金会館ホールにて公開収録が行われ、3月に4週連続で2300回記念特番として放送された(翌週4月3日も総集編を放送)。

2010年12月4日放送分は同日のゴールデンタイム・プライムタイムに『2010 FNS歌謡祭』が生放送されたため、本番組も生放送編成で『2010 FNS歌謡祭』の出演歌手がゲスト出演する形式となり、実質『2010 FNS歌謡祭』のプレ番組のような扱いであった。『2010 FNS歌謡祭』の会場には本番組の司会者である鈴木杏樹・恵俊彰も姿を見せていた。なお、『もしもツアーズ』を挟む形で、本番組と『2010 FNS歌謡祭』と同日に2つの音楽番組が放送された。また、土曜日のゴールデンタイム・プライムタイムの編成を日本テレビ系列に定めているため『2010 FNS歌謡祭』を同時ネットできないテレビ大分でもこの回の本番組は通常通り同時ネットで放送された[注 4]

2010年代に入ってからの関東地区における視聴率は、5 - 6%台で推移している[3]。『サイゾー』2013年8月号は「(本番組の)視聴率は下降気味だが、塩野義製薬が本番組の提供を続ける意向であることと、フジテレビが塩野義製薬から年間10億単位のスポンサー料を得ているという事情から、本番組は打ち切りの対象にならない」と報じている。

2014年8月には、放送50周年を迎えた。2016年2月19日に、東京国際フォーラムで行われた2600回記念コンサートが公開収録された。その際、収録終盤には、当時の番組の司会を務める鈴木杏樹と恵俊彰が、番組を引退することが発表された。両者は、同年3月26日放送分を以て番組を降板した。同年4月以降の後任の司会は、同年2月24日にフジテレビから発表され、8代目司会として仲間由紀恵軽部真一フジテレビアナウンサーが務め、タイトルロゴ及びトーク時のセットを変更した。

2016年6月18日は、19:00から生中継した[注 5]AKB48 45thシングル 選抜総選挙』の事前番組を兼ねた連動企画で、AKB48の特集放送となった。同イベントの開票が毎年6月の土曜に移ったのは2013年度からだが、以降の2015年度までの三度の開催日には、そのような連動企画を一切しておらず、この日の放送が史上初となった。

2016年10月1日放送分から解説放送を開始。

2019年(令和元年)8月31日放送分で、放送55周年を迎えた。

番組名について

1999年まで『ミュージックフェア』の後に西暦の下2桁('yy)を付して用いていたが、2000年以降は行っていない(これは、同局の『ドリフ大爆笑』『ニュースJAPAN』(終了)[注 6]にも同じ措置がなされている)。

4度目の枠移動に合わせて、2001年4月7日から2008年9月27日までの7年半の間は世紀を示す数字を加えて『MUSIC FAIR 21』(-にじゅういち)となっていたが、2008年10月4日から、再度『MUSIC FAIR』に戻っている。

公開収録

初期10年程は公開収録を行っていたが、その後は番組の節目ごとに行われるのみとなり(2001年3月までの日曜日時代の23時台前半でも番組の節目ごとに行われていた)、通常の収録は限られた関係者しかスタジオに入ることができない(観客の拍手・笑い声があるが、いずれも編集時にインサートしたもので実際にはスタジオ内に観客はいない)。ただし、『MUSIC FAIR 21』では開始から半年程はスタジオに100名前後の観客を入れた公開収録が行われていたほか、その後も不定期ながらも行われていた(記念撮影のコーナーでは、一時期観客席でも行われていた)。なお、『MUSIC FAIR』改題後は今のところスタジオでの公開収録は行われていない。

公開収録は東京のほか、スポンサーの塩野義製薬やシオノギヘルスケアが本社を置く大阪フェスティバルホールなど)でも行われている[注 7]。公開収録はこれまで1日のみだったが、2014年2・3月に放送された2,500回記念特別月間では放送開始50周年を記念して初めて1月30・31日の2日間公演として行われた[4]

なお、大阪厚生年金ホールで収録された放送1,100回記念(1986年3月23日・30日放送分/全2回)と、前述の放送2,000回記念(2004年3月6日・13日・20日・27日放送分/全4回)は、横浜市にある放送ライブラリーに所蔵されており、無料で視聴することが可能である[5]

その他

前番組のプロ野球中継が混戦のまま勝敗が見えないときは番組を中止してそのまま野球中継を塩野義提供で続けてミュージックフェアを休止した。このときの断り書きである「スポンサーのご厚意により」は後に流行語になった。当時は録画機器は時間予約だったので30分延長機能などがあったが、今はすべてデジタルになったので予約もEPG追随になったため問題はほとんどなくなっている。

歴代司会者・正式タイトル・放送時間

「ミュージックフェア」司会者・正式タイトル・放送時間一覧
期間 司会者[2] 正式タイトル 放送時間
(すべて30分)[2]
女性 男性
1964年08月31日 1964年12月28日 越路吹雪 (不在) シオノギ・
ミュージックフェア
'64〜'95
毎週月曜日
21:00 - 21:30
1965年01月04日 1965年05月31日 左幸子
1965年06月07日 1969年03月31日 南田洋子 長門裕之
1969年04月01日 1981年09月29日 毎週火曜日
21:30 - 22:00
1981年10月01日 1981年12月24日 毎週木曜日
22:30 - 23:00
1982年01月07日 1983年09月29日 星野知子 (不在)
1983年10月02日 1988年03月27日 毎週日曜日
23:00 - 23:30
1988年04月03日 1995年03月26日 古手川祐子
1995年04月02日 1995年10月01日 シオノギ
MUSIC FAIR
'95・'96
1995年10月08日 1996年09月29日 鈴木杏樹
1996年10月06日 1999年12月26日 SHIONOGI
MUSIC FAIR
'96〜'99
2000年01月02日 2001年03月25日 SHIONOGI
MUSIC FAIR
2001年04月07日 2008年09月27日 恵俊彰 SHIONOGI
MUSIC FAIR 21
毎週土曜日
18:00 - 18:30
2008年10月04日 2016年03月26日 SHIONOGI
MUSIC FAIR
2016年04月02日 現在 仲間由紀恵 軽部真一[注 8]
  • 長門・南田時代は長門がトップクレジット扱い。週によって長門または南田が単独で進行するケースがあった[注 9]
  • フジテレビ公式サイトでは、鈴木は、単独司会時代を6代目とし、土曜18時に枠移動した際、恵と共同司会した時代を7代目として表記している。(それに併せて、鈴木・恵の後任である仲間と軽部は8代目司会と扱われている)[6]
  • 2018年5月5日から2019年2月23日放送分まで仲間が産休に入ったため、加藤綾子(フリーアナウンサー、元フジテレビアナウンサー)が代理で担当していた。

最多出演者

女性最多出演者
森山良子:1967年8月14日初出演以降127回出演(2014年2月14日時点)[7]
男性最多出演者
さだまさし:1976年3月23日初出演以降97回出演(2016年11月19日時点[8]/2014年2月14日時点82回出演[7][9]

テーマ曲

オープニングテーマ曲は保富康午作詞・山本直純作曲によるもの。オリジナル版では服部克久編曲によるものだが、編曲はその都度変わり、現在は武部聡志が担当している。

歌い手はザ・ピーナッツ森山良子サーカスを経て、2019年時点ではゴスペラーズが受け持っている。また、過去映像を使用した名曲セレクション形式での放送回では、2016年10月からサーカス版が再度使用されるようになった[10]

番組中で歌われる歌詞についてはオープニングタイトルの変更や歌手の交代に際して改定されている。1997年3月までは「♪歌おう踊ろう今夜はみんなのラララミュージックフェアー輝く喜び今夜は夢のラララミュージックフェアー」で始まっていた(後に塩野義製薬の30秒CMを挟んでからのスタートだった)。同年4月以降は一部歌詞が改められ、現在の「♪歌おう踊ろう今夜は夢のラララミュージックフェアー」となった。 フルバージョンの歌詞も存在し、これは開始初期のオープニングにおけるスタッフクレジットで使われ、使用しなくなった後も記念回ライブで1曲目[11]として出演者全員で披露される。

なおこれとは別に、ミュージカル・アカデミーが歌唱したテーマ曲も使用されていた。このテーマ曲は、旧・CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)から発売されていた「オリジナル版懐かしのテレビ番組テーマ大全集 昭和28〜43年」に収録されている。

ネット状況

1964年8月の放送開始以来一貫してネットしているのは制作局のフジテレビと塩野義製薬本社所在地の関西テレビの2局のみである。

放送対象地域 放送局 系列 放送時間 放送状況 備考
関東広域圏 フジテレビ(CX) フジテレビ系列 土曜 18:00 - 18:30 制作局
北海道 北海道文化放送(uhb) 同時ネット 1972年4月開局から
1981年10月 - 1982年3月の間は放送中断
岩手県 岩手めんこいテレビ(mit) 1991年4月開局から[注 10]
宮城県 仙台放送(OX) 1981年10月 - 1983年9月の間は放送中断
山形県 さくらんぼテレビ(SAY) 1997年4月開局から
静岡県 テレビ静岡(SUT) 1968年12月開局から
富山県 富山テレビ(BBT) 1969年4月開局から
1981年10月6日 - 1983年9月25日の間は放送中断[12][注 11]
中京広域圏 東海テレビ(THK) 1981年10月 - 1982年3月の間は放送中断
近畿広域圏 関西テレビ(KTV) 塩野義製薬の本社所在地[注 12]
岡山県
岡山県・香川県
岡山放送(OHK) 1969年4月開局から
香川県では1979年4月2日から放送
広島県 テレビ新広島(tss) 1975年10月開局から
愛媛県 テレビ愛媛(EBC) 1969年12月開局から
高知県 高知さんさんテレビ(KSS) 1997年4月開局から
福岡県 テレビ西日本(TNC) 1964年10月のネットチェンジ[注 13]から
長崎県 テレビ長崎(KTN) 1990年10月の日本テレビ系列脱退から
熊本県 テレビ熊本(TKU) 1969年4月開局から
大分県 テレビ大分(TOS) 日本テレビ系列
フジテレビ系列
1970年4月開局から

過去のネット局

  • 札幌テレビ(STV):日本テレビ系列。1972年3月まではフジテレビとのクロスネット局。
  • 秋田テレビ(AKT):1969年10月開局から。1981年9月打ち切り。
  • 山形テレビ(YTS):テレビ朝日系列。1970年4月開局から。1981年9月打ち切り。1993年3月まではフジテレビ系列。
  • 新潟総合テレビ(NST)[注 14]:1968年12月開局から。1973年12月打ち切り。
  • 長野放送(NBS):1969年開局から。1981年9月打ち切り。
  • 石川テレビ(ITC):1969年開局から。1981年9月29日打ち切り[13]
  • 福井テレビ(FTB):1969年10月開局から。1981年9月29日打ち切り[13]
  • 山陰中央テレビ(TSK):1970年4月開局から。鳥取県では1972年9月22日から放送。1981年9月打ち切り。
  • 広島テレビ(HTV):日本テレビ系列。1975年9月まではフジテレビとのクロスネット局。
  • テレビ山口(tys):TBS系列。1970年4月開局から。1981年10月 - 1983年9月の間は放送中断。2000年6月打ち切り。1987年9月まではフジテレビとのクロスネット局。
  • 九州朝日放送(KBC):テレビ朝日系列。1964年9月まではフジテレビとのクロスネット局。
  • サガテレビ(STS):1970年代には放送した実績あり(1975年3月25日の番組から)[注 15]
  • 沖縄テレビ(OTV):1981年9月打ち切り。

備考

かつては地域限定ではないネットワークセールス枠であり、大半の系列局で放送されていた。しかし2回目の枠移動後の1981年10月からは地域限定スポンサードネット枠に変更され、そのスポンサードネットの対象から漏れた多くの局では、2回目の枠移動前の1981年9月をもって途中打ち切りとなった。このときネット局が西日本を中心に9局まで減少し、北海道・東北・北信越地方では本番組が全く放送されない状態となった。

その後一部系列局では新たにスポンサードネットの対象となったことで放送再開となり、現在はフジテレビ系列17局での地域限定スポンサードネットによる同時ネット番組となっているが、残る11局では放送されていない。

スポンサードネットから漏れた系列局ではこの時間帯がローカルセールス枠となる上、タイトルロゴから「シオノギ」を省いた別素材を製作しての番組販売扱いでの放送を可能とする措置も取られていないため[注 16]、各局別に自主編成を行っている。

なお、現在スポンサードネットから漏れている系列局は、アナログ時代にVHF局であった福島テレビと沖縄テレビを除いて1970年前後のUHF大量免許期に開局した局であり、他系列優先編成のクロスネットだった局も含まれている。その一方で平成新局(岩手めんこいテレビ・さくらんぼテレビ(かつて山形テレビがネットしていた)・高知さんさんテレビ)では全局で開局当初からネットされている。

また、福島テレビおよびフジテレビ系列時代の福島中央テレビ(1971年10月に福島テレビとネット交換)と鹿児島テレビでは放送実績がない。

放送日時差し替えについて

  • 関西テレビでは日曜23時台前半時代の1983年10月 - 1984年3月の間、土曜日19時台前半にて先行ネットしていた。これは1984年4月改編でネットワークセールス枠から外れた自社制作番組『パンチDEデート[注 17]放送のための配慮とされている。
  • 現在では非ネット局であるテレビ山口では、1986年頃、一度だけ日曜夕方に先行放送をしたことがあり、日曜23時台前半時代にはフジテレビ系列がナイター中継で試合展開により放送時間が変更した場合、その分をVTRに録る。その場合は前に放送できなかった回を放送したことがある。
  • クロスネット局であるテレビ大分では、日本テレビの2004年アテネオリンピック野球予選の中継をした8月21日2010年バンクーバーオリンピック中継ネットに伴い2月20日および同月27日の回に関しては、いずれも翌日に放送日時を差し替えた。その他、日本テレビから特番(主にスポーツ番組等)をネットする場合に翌日や翌週に差し替える場合がある(ロンドンオリンピック中継、2012年日本シリーズ中継、ラグビーワールドカップ2019など)。
  • 現在では非ネット局である沖縄テレビでは、ネット開始当初は時差ネット(土曜21:30 - 22:00)で放送していた。

放送休止の事例

かつては年末年始であっても通常通り放送されたが、その後少なくとも1週は休止されている。以下は土曜夕方移行後において年末年始以外では珍しく休止・順延となった事例である。

脚注

注釈

  1. ^ ちなみに、NHKを含んだ音楽番組で最長寿の番組はNHKのど自慢、民放最長寿の番組は皇室アルバムMBSテレビ)である。
  2. ^ 2016年4月2日放送分からは塩野義製薬からコンシューマーヘルスケア部門(一般用医薬品・医薬部外品事業)を分社化して発足したシオノギヘルスケアと交代する形で移行したが、スポンサー表記上はそのまま「シオノギ製薬」単独である。
  3. ^ 食事ができる人は司会者および出演者に限られていたが、例外としてウルフルズが出演していた2001年5月12日放送分では観客にも配られたことがある。
  4. ^ なお、『2010 FNS歌謡祭』は12月12日13:00 - 17:10(JST)に時差ネットされた。
  5. ^ フジテレビを含む一部地域では、18:30から生中継。
  6. ^ 2000年以降は西暦4桁。
  7. ^ 2000年以降では、放送2,000回記念特別月間(2004年3月6日・13日・20日・27日放送分/全4回)、放送2,200回記念特別月間(2008年3月)、放送2,400回記念特別月間(2012年3月)、並びに放送2,600回記念特別月間(2016年3月)が東京国際フォーラムにて収録されている。
  8. ^ フジテレビアナウンサー。
  9. ^ 例として、1969年11月25日放送分は長門が単独で進行。
  10. ^ 県内に塩野義製薬の金ケ崎工場がある。
  11. ^ 富山県では製薬工場が多数あるため製薬業が盛んであり、富山駅近くには塩野義製薬富山分室がある。
  12. ^ 開始以来打ち切ることなくネットされ続けているのはこのような理由によるもの。なお、カンテレ自体はフジテレビ製作のローカルセールス番組のキー局同時ネットは極端に少ない。
  13. ^ 日本テレビ系列からネットチェンジ。
  14. ^ 新潟県の放送局は塩野義製薬グループとの広告取引が少ないため、他局も含めて塩野義製薬→シオノギヘルスケアのCMはスポットCMも含めて全く流れないわけではないが、頻度が比較的少ない。新潟市内に塩野義製薬新潟分室がある。
  15. ^ 演歌の花道』(テレビ東京制作)の時差ネットに伴い打ち切り。
  16. ^ スポンサーの関係で再放送および番販用に別素材を製作した実例としては『おでかけ!パレット』(東海テレビ。初回放送のみタイトルロゴに『JR東海プレゼンツ』が入っていたが、再放送や独立局への番販で使用した素材では省かれていた)がある。
  17. ^ フジテレビほか一部系列局では土曜19:00 - 19:30に先行裏送りネットとしていた。
  18. ^ 日本シリーズを中継しないテレビ大分でも休止となり、2年連続で別番組で穴埋めとなった。
  19. ^ 同時ネット局は報道特番内でスポンサーCMをそのまま消化したほか、FNN冠が付いた都合上当番組未ネット局でもネットされた。

出典

  1. ^ 鈴木杏樹『MUSIC FAIR』涙で卒業発表 恵俊彰と3月末でラスト”. 2016年2月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e ABOUT MUSIC FAIR”. 2016年7月2日閲覧。
  3. ^ ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
  4. ^ MUSIC FAIR 2500回記念コンサート”. フジテレビ. 2014年4月5日閲覧。
  5. ^ 放送ライブラリー公式サイト 検索結果”. 放送ライブラリー. 2016年7月2日閲覧。
  6. ^ MUSIC FAIR - フジテレビ”. 2016年3月26日閲覧。
  7. ^ a b 鶴田裕介「「ミュージックフェア」放送50年」『読売新聞』2014年2月14日付朝刊、12版、14面、文化面
  8. ^ 「極KIWAMI対談」『サンケイスポーツ』2016年12月13日付、7版、24面
  9. ^ 板垣麻衣子「歌おう踊ろう 2500回」『朝日新聞』2014年2月26日付夕刊、3版、14面
  10. ^ 2019年4月現在、ゴスペラーズ版と同様の尺に縮小したものを使用している。
  11. ^ 16/03/05 2600回記念コンサート 第一夜”. フジテレビ (2016年3月5日). 2016年7月2日閲覧。
  12. ^ 『富山新聞』1981年9月29日 - 1983年10月2日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ a b 『北國新聞』1981年9月29日、10月6日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ MUSIC FAIR@MUSICFAIR_Fujiのツイート(2020年2月29日作成)”. 2020年2月29日閲覧。
  15. ^ 「MUSIC FAIR」が緊急報道特番で休止”. 日刊スポーツ(2020年2月29日作成). 2020年2月29日閲覧。
  16. ^ フジ コロナ禍で放送休止「ゆず特集」を4月4日に…「ミュージックフェア」”. デイリースポーツ(2020年3月5日作成). 2020年3月5日閲覧。

関連項目

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同局の音楽番組
関連番組
  • とんねるずのみなさんのおかげです - 本番組のスタッフが関わっている。また、「ミュージカルフェア」と題した殺人事件タッチのパロディが同番組内で放送されたことがあった。内容は、当時司会になったばかりの鈴木杏樹(本人出演)の殺害を狙う(実際には、木梨憲武扮する別の芸能人が殺害されるという設定)というもので、容疑者が前任司会者の古手川祐子のパロディで石橋貴明扮する「古手川原祐子」であった。
直後で放送される際に本番組で特別企画が行われる場合がある特別番組(行われたもの含む)

外部リンク

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歌って踊って恋をして

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お茶の間寄席(第1期)
※平日21:45 - 22:00、
19:45 - 20:00へ移動
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ニューフェイス'81
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フジテレビ 木曜22:30 - 23:00
ミュージックフェア
(1981.10 - 1983.09)
本番組よりフジテレビ制作
時代劇スペシャル
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金曜20:02 - 21:48より移動
山本圭の小さな博物館
※22:48 - 22:54
寺のある風景
※22:54 - 23:00
フジテレビ 日曜23:00 - 23:30
唄子・啓助のおもろい夫婦
※土曜0:10 - 0:40(金曜深夜)へ移動
ミュージックフェア

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(1983.10 - 2001.03)
本番組までフジテレビ単独制作
EZ!TV
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同番組よりフジテレビ・関西テレビ共同制作
フジテレビ 土曜18:00 - 18:30
FNNスーパーニュース
※改題の上30分繰り上げ、
同番組まで報道番組
MUSIC FAIR 21

MUSIC FAIR(第2期)
(2001.04 - )
-