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「全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」の版間の差分

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2020年3月6日 (金) 22:51時点における版

全国高等学校
選抜ラグビーフットボール大会
開始年 2000
主催 日本ラグビーフットボール協会
チーム数 32チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 桐蔭学園高等学校(3回目)
最多優勝 東福岡高等学校(5回)
公式サイト
全国高等学校体育連盟ラグビー専門部公式サイト
1994年より1999年まで東日本選抜大会として開催
第1回(2000年)大会は決勝のみ秩父宮ラグビー場で開催
第12回(2011年)は東日本大震災のため中止
第21回(2020年)は新型コロナウイルス流行のため中止
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全国U18女子セブンズ
開始年 2012
主催 日本ラグビーフットボール協会
チーム数 12チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 石見智翠館高等学校(初)
最多優勝 石見智翠館高等学校(1回)
公式サイト
全国高等学校体育連盟ラグビー専門部公式サイト
テンプレートを表示

全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(ぜんこくこうとうがっこうせんばつラグビーフットボールたいかい)は、毎年3月末から4月の始めにかけて埼玉県熊谷市熊谷ラグビー場で開催される日本の高校ラグビーの大会である。通称「春の高校ラグビー」「春の熊谷」「センバツ」。

本項では2012年より併催されている全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会も併せて記述する。

概説

全国高等学校ラグビーフットボール大会(冬の花園)は全国高等学校総合体育大会の一環であるのに対し、この大会は全国高等学校選抜大会の位置づけにある。また、冬の花園の主催社である毎日新聞社は当大会の後援社として加わっている[1]

東日本の学校を中心に、西日本の有力校を招待して1994年より行っていた「東日本選抜大会」を発展的に解消し、春の高校ラグビー日本一を決める大会として2000年に第1回大会が開催された。第1回大会は決勝のみ秩父宮ラグビー場で開催。第5回大会(2004年)は第59回国民体育大会(彩の国まごころ国体)ラグビーフットボール競技のリハーサル大会も兼ねて行われた[2]2005年には総務省・文部科学省の「スポーツ拠点づくり推進事業」に承認された。

第10回大会(2009年)からは複数校による合同チームの出場も解禁された。

第12回大会(2011年)は、東北地方太平洋沖地震の影響により出場辞退が相次ぐなどしたため、開催が中止された。

予選グループは熊谷ラグビー場のA・B・C全3グラウンドを使用し、決勝トーナメントはAグラウンドで行う。

第18回(2017年)は、熊谷ラグビー場Aグラウンドが2019年ラグビーワールドカップ及び2020年東京オリンピックへ向けた改修工事のため、B・Cグランドと同じ熊谷スポーツ文化公園内にある陸上競技場と補助陸上競技場を使用。

第21回(2020年)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、12回以来の開催中止となった。

女子セブンズの部

第13回大会(2012年)より女子セブンズの部が「全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会」として創設された[3]。この大会はクラブチームにも出場資格あり。

12チームを4プールに分けてプール戦を行い、各プール上位から「カップ」「プレート」「ボウル」でトーナメントを行う。試合はすべて選抜大会最終日にまとめて行う。グラウンドはAとBを使用。

出場校数の変遷

第1回大会から第4回大会までは全国9ブロックの新人大会上位チーム16校が出場。第5回大会からは前年度優勝ブロック枠と「チャレンジ枠」(選抜高等学校野球大会における「21世紀枠」に近い)2枠が新設されたほか、一部ブロックで1枠ずつ増えて24校が出場。さらに第8回と第9回大会は出場枠が1枠の北海道・北信越・中国・四国の4地区から隔年で2地区を選び、当該2地区の地区大会2位校が出場する「新規チャレンジ枠」が新設されたため、出場校数は26校に増加した。第10回から新規チャレンジ枠を廃止して、一般枠として北海道・北信越と中国・四国から隔年で2校ずつ出場。これに「実行委員会推薦枠(第10回のみ「第10回記念大会枠」)」を設け、出場校は32校に増加した。各ブロック別の出場校数は以下の通り。

大会
回数
北海道 東北 関東 北信越 東海 近畿 中国 四国 九州 開催
県枠
前年度優勝
ブロック枠
チャレンジ
新規
チャレンジ枠
実行委
推薦枠
合計
1-4 1 2 3 1 1 3 1 1 2 1 - - - - 16
5-7 1 3 4 1 2 4 1 1 3 1 1 2 - - 24
8・9 1 3 4 1 2 4 1 1 3 1 1 2 2 - 26
10・11 1.5 4 5 1.5 2 5 1.5 1.5 4 1 1 2 - 2 32
12-16 1.5 3 5 1.5 2 5 1.5 1.5 5 1 1 2 - 2 32
17- 1.5 3 5 1.5 2 5 1.5 1.5 5 1 1 - - 4 32

チャレンジ枠・実行委員会推薦枠出場校

太字は選出時、花園への出場が無かった高校

年度 チャレンジ枠 実行委員会推薦枠
5 2004 横須賀(神奈川) 小倉(福岡)
6 2005 進修館[4](埼玉) 都島工(大阪)
7 2006 東京朝鮮[5](東京) 福岡(福岡)
8 2007 男鹿工(秋田) 天理教校学園[6](奈良)
9 2008 明大中野(東京) 修猷館(福岡)
10 2009 県立浦和(埼玉) 同志社香里(大阪) 国学院栃木(栃木) 延岡星雲[7](宮崎)
11 2010 木本(三重) 合同B[8](岡山) 慶応(神奈川) 筑紫(福岡)
12(中止) 2011 市立船橋(千葉) 洛北(京都) 三好(愛知) 崇徳(広島)
13 2012 八戸西(青森) 洛北(京都) 大東大一(東京) 大阪桐蔭(大阪)
14 2013 明和(愛知) 摂津(大阪) 成蹊(東京) [9](京都)
15 2014 三好(愛知) 海星(長崎) 茗溪学園(茨城) 近大付(大阪)
16 2015 石巻工(宮城) 東海大五(福岡) 東海大相模(神奈川) 同志社(京都)
年度 実行委員会推薦枠(東) 実行委員会推薦枠(西)
17 2016 金足農(秋田) 慶応(神奈川) 大産大付(大阪) 山口(山口)
18 2017 東海大相模(神奈川) 旭野(愛知) 神戸科学技術(兵庫) 崇徳(広島)
19 2018 仙台工(宮城) 佐野日大(栃木) 関大北陽(大阪) 福岡工(福岡)
20 2019 県立太田(群馬) 北越(新潟) 関西福祉大金光藤蔭(大阪) 大分東明(大分)

歴代記録

太字は、同年度に全国高校ラグビーも優勝した高校。

年度 優勝校 スコア 準優勝校 備考
1 2000 埼工大深谷(埼玉) 41 - 33 国学院久我山(東京) 2ブロック制
仙台育英(宮城) 24 - 9 桐蔭学園(神奈川)
2 2001 啓光学園(大阪) 32 - 26 東福岡(福岡)
3 2002 大阪工大高(大阪) 52 - 31 佐賀工(佐賀)
4 2003 正智深谷(埼玉) 31 - 18 佐賀工(佐賀) 佐賀工は2年連続の準優勝
5 2004 天理(奈良) 41 - 12 深谷(埼玉)
6 2005 啓光学園(大阪) 24 - 10 東海大仰星(大阪)
7 2006 東海大仰星(大阪) 31 - 15 東福岡(福岡)
8 2007 伏見工(京都) 17 - 12 桐蔭学園(神奈川)
9 2008 常翔啓光学園(大阪) 36 - 21 御所工[10](奈良)
10 2009 東福岡(福岡) 61 - 17 常翔学園(大阪)
11 2010 東福岡(福岡) 31 - 24 大阪朝鮮(大阪)
12 2011 中止
13 2012 東福岡(福岡) 24 - 22 石見智翠館(島根) 大会3連覇
14 2013 大阪桐蔭(大阪) 33 - 14 東海大仰星(大阪) ベスト4を大阪勢[11]が独占した。
15 2014 東福岡(福岡) 62 - 10 桐蔭学園(神奈川) 大会最大の点差がついた
16 2015 東海大仰星(大阪) 21 - 0 大阪桐蔭(大阪) 決勝史上初の完封勝利
17 2016 東福岡(福岡) 33 - 17 桐蔭学園(神奈川)
18 2017 桐蔭学園(神奈川) 42 - 12 京都成章(京都)
19 2018 桐蔭学園(神奈川) 46 - 26 大阪桐蔭(大阪)
20 2019 桐蔭学園(神奈川) 29 - 19 御所実(奈良) 大会3連覇
21 2020 中止

女子セブンズの部

年度 優勝 スコア 準優勝 備考
1 2012 YRA/関東クラブ選抜 市立船橋/関東選抜 決勝ラウンドは総当たり
2 2013 石見智翠館 YRA中心神奈川県チーム
3 2014 石見智翠館 14 - 7 福岡レディース
4 2015 石見智翠館 24 - 14 福岡レディース
5 2016 石見智翠館 26 - 19 栃木県選抜
6 2017 国学院栃木 14 - 12 追手門学院

全国U18女子セブンズ

年度 優勝 スコア 準優勝 備考
1 2018 石見智翠館 17 - 0 福岡レディース 秋開催に変更
2 2019 石見智翠館 36 - 0 関東学院六浦 秋開催に変更

放送について

決勝戦の模様はJ SPORTSで中継されていた。

第17回(2016年)は、BS11にて4月10日20時より21時54分まで準決勝・決勝及び女子セブンズ決勝の4試合をダイジェスト放送した。

第18回(2017年)はBS11の決勝ダイジェストに加えJ SPROTSオンデマンドにて全試合ライブ配信を実施。

脚注

  1. ^ “高校選抜ラグビー 東福岡、圧倒展開力 5度目V、強さも巧みさも”. (2016年4月8日). http://mainichi.jp/articles/20160408/ddn/035/050/017000c 
  2. ^ 参考:高校スポーツデータ室
  3. ^ 「第13回 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」女子セブンズの部チーム紹介 日本ラグビーフットボール協会 2012年4月5日
  4. ^ 校名が行田工時代に花園への出場経験あり。
  5. ^ 2015年度の大会で花園初出場を果たす。
  6. ^ 校名が天理教校付時代に花園への出場経験あり。
  7. ^ 校名が延岡東時代に花園への出場経験あり。
  8. ^ 倉敷工鴨方興譲館倉敷南
  9. ^ 2013年度の大会で花園初出場を果たす。
  10. ^ 改組中につき新旧高校の合同チームとして出場
  11. ^ 大阪朝鮮・大阪桐蔭・常翔学園・東海大仰星

関連項目

外部リンク