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2020年6月16日 (火) 00:49時点における版
青山 周平 あおやま しゅうへい | |
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2014年3月23日撮影(36歳)。 国道23号蒲郡バイパス開通式典にて。 | |
生年月日 | 1977年4月28日(47歳) |
出生地 | 愛知県岡崎市福岡町 |
出身校 | 法政大学社会学部 |
前職 | 幼稚園職員 |
所属政党 | 自由民主党(細田派) |
親族 | 父・青山秋男(元愛知県議会議員) |
公式サイト | 衆議院議員 あおやま周平【青山周平】 |
選挙区 |
(愛知12区→) 比例東海ブロック |
当選回数 | 3回 |
在任期間 |
2012年12月 - 2017年9月28日 2019年2月5日 - 現職 |
青山 周平(あおやま しゅうへい、1977年4月28日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(3期)、文部科学大臣政務官兼内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官。
来歴
愛知県岡崎市福岡町字下西野に生まれる[1][2]。父親は当時岡崎市議会議員だった青山秋男[注 1]。就学前の1980年(昭和55年)7月14日、父の秋男は衆院選にからみ他の自民党市議とともに被買収容疑で逮捕された[8]。岡崎市立福岡小学校から岡崎市立福岡中学校へ進学。中学在学中に父親は愛知県議会議員に初当選した。1996年(平成8年)3月、愛知県立岡崎高等学校卒業。
2000年(平成12年)3月、法政大学社会学部卒業。同年4月、株式会社ジェイアール東海髙島屋に就職。同年9月10日に行われた岡崎市長選挙で、父親と衆議院議員の杉浦正健が全面支援した柴田紘一県議が現職の中根鎭夫を打ち破る[7][6]。これによって岡崎の保守勢力の分布図が塗り変わり、翌2001年(平成13年)、青山はわずか1年足らずで退職。父親が経営する学校法人青山学園に入社した[9][10]。
2001年(平成13年)、杉浦正健が岡崎市に設立した政治塾「ポセヤ」(ポリティカル・セミナー・オブ・矢作の略称)に参加。自民党県連会長だった杉浦の発案で党内に作られた愛知政治大学院[11]にも参加し、政治家を真剣に志すようになる[12]。
2002年(平成14年)、高校・大学の同窓生と結婚[13][9]。青山学園でははずみやこ幼稚園、ながら幼稚園、みやこ第二幼稚園の園長や事務長などを務めた。
2009年(平成21年)11月、杉浦正健が政界引退を表明[注 2]。2010年(平成22年)秋、自由民主党が愛知12区の候補者を公募すると、これに応募。2011年(平成23年)1月9日、自民党県連は4人の応募者の中から青山を同選挙区の支部長に内定した[18]。
衆議院議員に初当選
2012年(平成24年)12月16日の第46回衆議院議員総選挙に愛知12区から自民党公認で立候補。初当選を果たすも、民主党現職の中根康浩、日本維新の会新人の重徳和彦の両名に比例復活を許した[19]。
2014年(平成26年)12月14日の第47回衆議院議員総選挙では維新の党の重徳に敗れるが、惜敗率89.778%で比例復活により再選[20]。
2017年(平成29年)10月22日の第48回衆議院議員総選挙は幸田町が愛知14区に移動。愛知12区の有権者数は減少したものの、無所属で立候補した重徳は全国で4番目の得票数を獲得し[21][22]、青山は大差で敗れた。比例東海ブロックでも愛知2区の田畑毅に競り負け(青山が70.066%、田畑が71.945%)、落選した[23][24]。
前回の敗戦の教訓から「露出を増やす」ことを目標に掲げた青山陣営であったが、戦略に変化は見られなかった[25]。岡崎市議会の保守系議員の間で派閥抗争が進行しており[注 3]、一体感を欠いていたことが指摘されている[25]。また公明党の推薦を受けたものの、投票日に新聞社が行った出口調査で、公明支持層の4割弱が重徳に票を投じていたことが明らかとされた[27]。一族が経営する幼稚園の教諭が園児に対し虐待行為をしていたことが広く報道されたことも選挙戦に影を落とした[28][29]。青山は愛知県下の15選挙区の自民党候補者中、唯一の落選者となった[21]。なお比例復活で辛勝した田畑は、2019年(平成31年)2月に会社員女性への準強制性交と盗撮、未成年に対する淫行疑惑などが明らかとなり、同年3月1日付で議員辞職した[30][31][注 4]。
2018年(平成30年)12月14日、比例東海ブロックの大見正衆議院議員が、任期満了による安城市長選挙に出馬する意向を正式に表明。大見は告示日となる2019年(平成31年)1月27日に立候補したことにより衆議院議員を退職(失職)となり[33][34]、2月4日の選挙会において青山の繰り上げ当選が決定。翌5日付で告示された[35]。
2019年(令和元年)9月13日、 第4次安倍第2次改造内閣において、文部科学大臣政務官兼内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官に就任[36]。
政策・主張
- 日本国憲法の9条改正に賛成[37]。
- 新規制基準を満たす原発は再稼働すべきと主張[37]。
- 集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を見直すことに賛成[38]。
- 日本の核武装について検討すべきでないとしている[38]。
- 女性宮家の創設に反対[38]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に反対[39]。
- 特定秘密保護法は日本に必要である[40]。
- カジノ解禁に賛成である[40]。
人物
- 喫煙者であり、超党派の愛煙家国会議員からなる議員連盟「もくもく会」に所属している[41]。
- 高校、大学共にラグビー部に所属。高校ではキャプテンを務めた[9]。
- 杉浦正健の秘蔵っ子として知られ、2012年(平成24年)の総選挙における青山の選対事務長は杉浦が務めた[42]。ところが衆議院解散から間もない同年11月27日、対立候補の重徳和彦が自身に出馬を促した張本人が杉浦であることを明かし[43][44]、複雑な選挙戦が展開された。議席を失うこととなった2017年(平成29年)の総選挙では、元岡崎市義の中根勝美が青山の選対事務長を務めた[45]。中根は杉浦と親しい関係にあり、杉浦が代表および会計責任者を務める小池百合子の政治団体「百乃会」に対し多額の献金を行っている[16][46]。
所属団体・議員連盟
- 自民党たばこ議員連盟[47]
- もくもく会[41]
- 日本会議国会議員懇談会[48]
- 神道政治連盟国会議員懇談会[48]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[48]
- 文化芸術懇話会[49]
- 過去を学び”分厚い保守政治”を目指す若手議員の会[50]
- 自民党文部科学部会(副部会長)[51]
- 自民党財務金融部会(副部会長)[52]
- 日本の尊厳と国益を護る会[53]
- 日本の未来を考える勉強会(事務局長)[54]
脚注
注釈
- ^ 父親の青山秋男は1975年に行われた岡崎市議会議員選挙で初当選した[3]。1980年7月に逮捕され(市議の逮捕者は25人に及んだ)、刑に服したのち1987年の愛知県議会議員選挙に自民党から立候補。しかし党は4人の候補者に公認を出しており[4]、最下位落選の憂き目を見た。1991年の県議選で初当選した。保守3分裂という異例の事態となった2000年の岡崎市長選挙では、杉浦正健らと協力し、柴田紘一県議の初当選に尽力した[5][6][7]。2015年に政界引退。
- ^ 杉浦正健は2008年9月の自民党総裁選で同じ派閥の小池百合子の選挙責任者を務めた[14]。その後、小池が2016年に東京都知事に就任すると関係は再燃。小池の政治団体「フォーラム・ユーリカ」に多額の寄付を行い[15]、東京都議会議員選挙で都民ファーストの会が圧勝した直後の2017年8月、小池が設立した政治団体「百乃会」の代表と会計責任者に就任した[16][17]。
- ^ 結果として総選挙後、元議長の蜂須賀喜久好が自民党会派を離脱。前年に副議長に就任し慣例上無所属となった自民党市議の山崎泰信も2017年11月の役員改選後、会派に戻らず無所属に留まった[26]。
- ^ 田畑毅の辞職により、2019年3月13日、静岡5区の吉川赳が繰り上げ当選した[32]。
出典
- ^ 中日新聞編集局編 『東海三県市町村議員名鑑』 中日新聞社、1979年6月29日、p38。
- ^ “平成29年10月22日執行衆議院小選挙区選出議員選挙候補者一覧表” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2017年10月10日). 2017年11月30日閲覧。
- ^ “岡崎の選挙記録 - 岡崎市議会議員選挙” (PDF). 岡崎市役所. 2018年4月8日閲覧。
- ^ 『中日新聞』1987年4月5日付朝刊、県内版、12面、「県議選激戦区ルポ <上> 岡崎市 自民4人乱立 地盤綱引き、骨肉の闘い」。
- ^ 『中日新聞』2000年8月15日付朝刊、西三河版、18面、「顔ぶれ出そろった岡崎市長選 複雑な構図 3つの疑問点 自民3人乱立にも調整役不在」。
- ^ a b 梅野光春、八木光世「市民の目線で行政を 岡崎市長に柴田氏初当選 沈滞打破へ期待」 『中日新聞』2000年9月11日、2面。
- ^ a b 『東海愛知新聞』2000年7月27日、1面、「柴田県議が出馬表明 岡崎市長選 『新世紀の会』の推薦受け」。
- ^ 『中日新聞』1980年7月15日付朝刊、1面、「逮捕市議半数超す 岡崎 新たに自民クの4人」。
- ^ a b c プロフィール | 衆議院議員 あおやま周平【青山周平】
- ^ 学園概要 | 岡崎・西尾の幼稚園・こども園 青山学園
- ^ 『中日新聞』2001年4月15日付朝刊、34面、「参加者 冷めた反応 自民愛知県連 政治大学院が開校」。
- ^ 衆議院議員 青山周平氏 インタビュー | 選挙ドットコム編集部 | 選挙ドットコム(ザ選挙)
- ^ 『東海愛知新聞』2014年12月11日、1面、「衆院選 私たち応援しています 愛知12区家族の声」。
- ^ 『東京新聞』2008年9月10日付夕刊、2面、「自民党総裁選の推薦人」。
- ^ “政治資金収支報告書 フォーラム・ユーリカ(平成29年分 解散分)” (PDF). 総務省 (2017年12月22日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ a b “政治資金収支報告書 百乃会(平成29年分 定期公表)” (PDF). 東京都選挙管理委員会 (2018年11月21日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ 原昌志、岡本太、石原真樹 (2019年11月21日). “【東京】都18年 政治資金収支報告 収支は平成で最低 パーティー収入、最高13.7億円”. 東京新聞 2019年12月4日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2011年1月10日付朝刊、県内版、20面、「衆院12区支部長 青山氏を内定 自民県連」。
- ^ 朝日新聞デジタル:愛知 - 開票速報 - 第46回総選挙
- ^ 東海ブロック(比例区) - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ a b 愛知-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
- ^ “最多得票数は河野太郎外務大臣 2017年衆議院総選挙結果” (2017年10月26日). 2017年11月7日閲覧。
- ^ “最後の議席滑り込み 自民・田畑さん比例復活”. 読売新聞. (2017年10月24日) 2017年10月24日閲覧。
- ^ 東海ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
- ^ a b 今井亮、竹内雅紀 (2017年10月25日). “衆院選振り返り 12区は政治風土に変化 重徳氏完勝 青山氏比例復活ならず”. 東海愛知新聞 2017年10月25日閲覧。
- ^ 『東海愛知新聞』2017年11月1日、1面、「蜂須賀氏無所属に 山崎副議長も同調 岡崎市議会」
- ^ 宇佐美尚、重村敦「自民敗退の西三河 衆院選投票分析 12区 無所属で保守層も支持」 『中日新聞』2017年10月25日付朝刊、西三河版、18面。
- ^ 大野晴香、浦島千佳 (2017年4月4日). “粘着テープで園児の手足縛る 愛知・岡崎の幼稚園が謝罪”. 朝日新聞 2017年11月17日閲覧。
- ^ “「信頼に背く行為があり、申し訳なかった」男児へ虐待行為認め謝罪、愛知の幼稚園運営法人”. 産経新聞. (2017年4月4日) 2017年11月17日閲覧。
- ^ “田畑毅・衆院議員が辞職願提出 準強制性交疑いで告訴状”. 朝日新聞. (2019年2月27日) 2019年2月28日閲覧。
- ^ “田畑毅衆院議員の辞職願を許可 準強制性交容疑で告訴状”. 朝日新聞. (2019年3月1日) 2019年3月3日閲覧。
- ^ 中央選挙管理会告示第8号平成31年3月13日官報(本紙 第7466号)2ページ
- ^ “愛知・安城市長選 大見衆院議員が出馬を正式表明”. 毎日新聞. (2018年12月15日) 2018年12月18日閲覧。
- ^ “自民党の大見正衆院議員、地元の愛知・安城市長選出馬へ”. 朝日新聞. (2018年12月18日) 2018年12月18日閲覧。
- ^ “中央選挙管理会告示第4号”. 官報 本紙 第7441号 (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。。
- ^ “政務官決まる、第4次安倍第2次改造”. Qnewニュース 2019年10月24日閲覧。
- ^ a b 中日新聞(2017年10月17日、19面、衆院選候補者アンケート)
- ^ a b c “2012衆院選 愛知12区 青山周平”. 毎日jp (毎日新聞社) 2014年4月22日閲覧。
- ^ mネット、2012年 衆議院選挙仕分け結果
- ^ a b 2014衆院選 東海ブロック 青山 周平 - 毎日新聞
- ^ a b “九州市医報(平成29年7月)第720号 - オリンピックと屋内全面禁煙法・条例(その33)”. 北九州市医師会 (2017年7月1日). 2018年7月21日閲覧。
- ^ 『東海愛知新聞』2012年12月14日、1面。
- ^ “私の想い”. しげとく和彦 ブログ(岡崎市・西尾市・幸田町) (2012年12月3日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ 重徳和彦Twitter 2012年11月27日付
- ^ 『三河新報』2017年10月24日、2面、「西尾の開票は23日夜以降 台風21号の影響で佐久島の投票箱届かず 青山陣営『勝利信じ開票待つ』」。
- ^ “政治資金収支報告書 百乃会(平成30年分 定期公表)” (PDF). 東京都選挙管理委員会 (2019年11月20日). 2019年12月7日閲覧。
- ^ “2019年7月号①”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年6月25日) 2020年4月12日閲覧。
- ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
- ^ 「自民勉強会発言――安保国会新たな火種」『毎日新聞』50135号、14新版、毎日新聞東京本社、2015年6月27日、3面。
- ^ “自民若手、戦後歴史の勉強会発足 初会合に24人出席”. 産経新聞. (2015年5月7日) 2017年11月8日閲覧。
- ^ 青山周平(比例・東海・自民)【衆議院選挙2017】:読売新聞
- ^ 第48回衆院選 自民 愛知12区 青山 周平 - 毎日新聞
- ^ 最新の護る会|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road
- ^ 会員一覧 | 【議員連盟】日本の未来を考える勉強会
外部リンク
- 衆議院議員 あおやま周平【青山周平】
- 青山周平 (@ao_shu_office) - X(旧Twitter)
- 青山周平 (@shuhei10so) - Instagram
公職 | ||
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先代 中村裕之 白須賀貴樹 |
文部科学大臣政務官 佐々木さやかと共同 2019年 - |
次代 現職 |
先代 長尾敬 舞立昇治 安藤裕 古賀友一郎 白須賀貴樹 石川昭政 菅家一郎 阿達雅志 山田宏 |
内閣府大臣政務官 神田憲次 今井絵理子 藤原崇 進藤金日子 中野洋昌 和田政宗 加藤鮎子 渡辺孝一と共同 2019年 - |
次代 現職 |
先代 安藤裕 白須賀貴樹 石川昭政 |
復興大臣政務官 藤原崇 中野洋昌と共同 2019年 - |
次代 現職 |