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* [[小室哲哉]] - アルバム『[[Hit Factory]]』(1992年10月21日発売)にてセルフカバー。男性目線からの詞になっている。
* [[小室哲哉]] - アルバム『[[Hit Factory]]』(1992年10月21日発売)にてセルフカバー。男性目線からの詞になっている。
* [[中島愛 (声優)|中島愛]] - アルバム『ラブリー・タイム・トラベル』(2019年1月28日発売)に収録<ref>{{Cite news|date=2018-11-10|newspaper=[[音楽ナタリー]]|title=中島愛が聖子やCoCo歌う本気のカバー集、tofubeatsやNegiccoも参加|url=https://natalie.mu/music/news/307421|accessdate=2018-11-10}}</ref>。
* [[中島愛]] - アルバム『ラブリー・タイム・トラベル』(2019年1月28日発売)に収録<ref>{{Cite news|date=2018-11-10|newspaper=[[音楽ナタリー]]|title=中島愛が聖子やCoCo歌う本気のカバー集、tofubeatsやNegiccoも参加|url=https://natalie.mu/music/news/307421|accessdate=2018-11-10}}</ref>。
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2021年4月4日 (日) 13:37時点における版

Strawberry Time
松田聖子スタジオ・アルバム
リリース
録音 CBS/SONY Shinanomachi Studio
Shangri-La Studio
ジャンル J-POP
時間
レーベル CBSソニー
プロデュース 松本隆
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 99位(Blu-spec CD盤・オリコン)
松田聖子 アルバム 年表
LOVE BALLADE
1986年
Strawberry Time
(1987年)
Snow Garden
(1987年)
テンプレートを表示

Strawberry Time』(ストロベリー・タイム)は、松田聖子通算14枚目のオリジナルアルバム。1987年5月16日発売。発売元はCBSソニー

解説

  • 音楽シーンへの完全復帰第1作目で通算23枚目の先行シングル「Strawberry Time」(1987年4月22日)のイントロがフェードインするアルバム・ヴァージョンを含む。
  • 前作『SUPREME』に引き続き、現役男性アーティストの作曲が大半で、大村雅朗以外は全て初起用となっている。松田自身が作曲したナンバーも収録。
  • ジャケット写真のカメラマンは篠山紀信。この年出場した『第38回NHK紅白歌合戦』でも、花をあしらったフリフリの衣装でステージを飾り、アイドル性の健在を見せ付けている。結果的にこのアルバム発売後あたりから、 "ママドル" という新しいジャンルを確立するに至った。
  • CDLPカセットテープと3タイプが発売された。なお、1987年頃はLPからCDへの移行時期であったが、松田のオリジナルアルバムでは当作品が初めて、LPのセールス枚数をCDのセールス枚数が上回った。
  • 1987年12月時点で、CD・LP・カセットテープの合計で100万枚を売り上げている[1]

収録曲

  1. Strawberry Time (4:29)
    第38回NHK紅白歌合戦』歌唱曲
  2. 裏庭のガレージで抱きしめて (4:12)
    • 作詞:松本隆/作曲:チャックムートン/編曲:大村雅朗
    作曲の "チャックムートン" は、当時BARBEE BOYS (バービーボーイズ) のいまみちともたかである。
  3. Kimono Beat (3:47)
    • 作詞:松本隆/作曲:小室哲哉/編曲:大村雅朗
    小室はシーナ・イーストンオリビア・ニュートン=ジョン等のポップスの王道歌手をイメージして作った[2]
    小室は「タイトルからして、曲の全てを支配してしまった。松本隆さんの書いた詞の勝利」「松田聖子さんは元々歌の上手い人だから、メロディの動きも気にしなくていいし、制約無しに曲が簡単に書けた」と振り返っている[3]
    2000年代に入ってからも、コンサートで披露される機会が多い。
  4. 妖しいニュアンス (4:40)
    • 作詞:松本隆/作曲・編曲:大村雅朗
  5. シェルブールは霧雨 (3:44)
    • 作詞:松本隆/作曲:SEIKO/編曲:大村雅朗
  6. All Of You (4:22)
  7. 雛菊の地平線 (4:20)
    • 作詞:松本隆/作曲:大江千里/編曲:大村雅朗
    大江が松田に初めて提供した曲であり、後の「Pearl-White Eve」にもつながっていく。
  8. チャンスは2度ないのよ (4:19)
  9. ピンクの豹 (4:42)
    • 作詞:松本隆/作曲:米米CLUB/編曲:大村雅朗
    曲が終り、10曲目が再生される間に仕掛けがある。
    1994年立川恵によって発表された漫画『怪盗セイント・テール』のオマージュインスパイア)元となった。このことから松田は後に同作アニメ版の後期主題歌を手がけている。
  10. LOVE (4:25)
    • 作詞:松本隆/作曲:辻畑鉄也/編曲:大村雅朗
    辻畑がボーカルを務めるバンド・ピカソが「星の旅人」のタイトルでセルフカバーしている(歌詞が全く異なる)。

関連作品

カバー

Kimono Beat
  • 小室哲哉 - アルバム『Hit Factory』(1992年10月21日発売)にてセルフカバー。男性目線からの詞になっている。
  • 中島愛 - アルバム『ラブリー・タイム・トラベル』(2019年1月28日発売)に収録[4]

出典

  1. ^ 日経ビジネス』1988年1月18日号、179頁。
  2. ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1992年11月号137Pより。
  3. ^ ソニー・マガジンズ刊 『WHAT's IN?』 1992年11月号67Pより。
  4. ^ “中島愛が聖子やCoCo歌う本気のカバー集、tofubeatsやNegiccoも参加”. 音楽ナタリー. (2018年11月10日). https://natalie.mu/music/news/307421 2018年11月10日閲覧。