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== 宣伝戦略 == |
== 宣伝戦略 == |
2021年5月20日 (木) 11:12時点における版
本社(1 - 4階に入居) | |
種類 | 株式会社 (日本) |
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市場情報 | |
略称 | 象印、ZOJIRUSHI |
本社所在地 |
日本 〒530-8511 大阪市北区天満1丁目20-5 |
設立 |
1948年(昭和23年)12月29日 (株式会社協和製作所) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 5120001059655 |
事業内容 | 魔法瓶・家庭用調理器具等の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 市川典男 |
資本金 | 40億2,200万円 |
発行済株式総数 | 7,260万株 |
売上高 |
連結:79,110百万円 単体:67,926百万円 |
営業利益 |
連結:5,444百万円 単体:3,304百万円 |
純利益 |
連結:4,082百万円 単体:3,218百万円 |
純資産 |
連結:71,078百万円 単体:59,847百万円 |
総資産 |
連結:91,507百万円 単体:75,882百万円 |
従業員数 |
連結:1,357[1,524]人 単体:505[100]人※1 |
決算期 | 11月20日 |
主要株主 |
市川典男 11.5% クリアストリーム・バンキング 11.1% 和幸株式会社 5.4% 宝英商事有限会社 4.0% 象印共栄持株会 3.4% モルガンスタンレーアンドカンパニーインク(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) 2.4% 財団法人市川国際奨学財団 2.2% 三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 2.1% 市川尚孝 1.8%※2・※3 |
主要子会社 | 象印ファクトリー・ジャパン 100% |
関係する人物 | 市川金三郎、市川銀三郎(創業者) |
外部リンク | https://www.zojirushi.co.jp/ |
特記事項:経営指標は 2011年11月 第66期 有価証券報告書 ※1:従業員数は、当社グループからグループ外への出向者を除いた就業人員であり、従業員数欄の[ ]は、臨時従業員の年間平均雇用人員である。 ※2:大株主上位10位より自己株式5,001千株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合6.8%)は除外している。 ※3:象印共栄持株会は取引先持株会である。 |
象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: ZOJIRUSHI CORPORATION)は、大阪府大阪市北区天満に本社を置く、魔法瓶を中心に炊飯器、電気ポット、ホットプレートなどの調理器具の製造販売を行う企業。みどり会の会員企業で、三和グループに属している[1]。
現在のコーポレート・スローガンは「日常生活発想」である。
概要
市川金三郎・市川銀三郎兄弟が1918年(大正7年)、大阪で魔法瓶を製造する「市川兄弟商会」を創業し、魔法瓶の内瓶を製造した。1948年(昭和23年)に法人改組した後、本格的に魔法瓶の製造と販売を開始した。
現在は魔法瓶、炊飯器、電気ポット、ホットプレートなど家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である[2]。
社名の象は、創業当時は東南アジアなどへの輸出を重視しており、日本語の通じない海外でも一目で自社製品だと伝わるシンボルマークが必要だったため、象が現地の人にも親しみやすく、神聖視されていることや寿命が長く家族愛も強いことから採用に至ったとしている[3][4]。そのため、1958年まで象に王冠を載せたロゴマークと「ELEPHANT&CROWN」を商標登録していた[3][4]。
沿革
- 1918年(大正7年)5月10日 - 魔法瓶の内瓶の製造を目的に市川兄弟商会を創業する。
- 1948年(昭和23年)12月29日 - 株式会社協和製作所を設立。魔法瓶の製造・販売を開始する。
- 1953年(昭和28年)6月 - 商号を協和魔法瓶工業株式会社に変更する。
- 1961年(昭和36年)11月20日 - 商号を象印マホービン株式会社に変更する。
- 1972年(昭和47年)12月 - 営業販売部門を独立し、象印株式会社を設立。
- 1986年(昭和61年)
- 2013年(平成25年)7月16日 - 大阪証券取引所と東京証券取引所との現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第2部に上場する。
- 2016年(平成28年) - アンテナショップ「象印食堂」の展開を開始[5]。
- 2018年(平成30年)
- 2月5日 - 東京証券取引所第1部に上場する[6]。
- 5月10日 - 創業100周年を迎える。
事業所
まほうびん記念館[7]
企業博物館として本社1階に設置されている。完全予約制である。
その他の支店などは事業所一覧を参照。
取扱商品
- 炊飯器
- 電気ポット・ケトル
- 優湯生 - 2009年発売[8]。
- 家庭用精米器
- オーブントースター
- ステンレス鍋
- グリル鍋
- ホットプレート
- コーヒーメーカー
- ホームベーカリー
- ミキサー
- 食器洗浄機
- 空気清浄機
- 加湿器
- 除湿機
- ステンレス水筒
など。
魔法瓶タイプの電気ポットに付記するVEマーク (Vacuum Electric) は、競合他社のタイガー魔法瓶と共有する登録商標 日本第4713275号である。
i-Pot
(アイポット)
通信機能付きの電気ポット。給湯などの使用状況をメールで通知し、過去1週間分の状況は専用ウェブサイトで確認できる。2008年5月21日にFOMAネットワークを使用してVE電気まほうびんを採用した後継機種が発売された。 利用には「みまもりほっとライン」[9]の契約が必須でポットはレンタル品である。設置後5日以内に通信不可が判明した場合は無条件で解約が可能である。
本製品の発売は2001年3月で、AppleのiPod(アイポッド)は2001年11月の発売である。「i-Pot」は第4578151号、「みまもりほっとライン」は第4350528号ほか1件、で象印マホービンが商標登録している。
宣伝戦略
1998年には社名にかけた、7頭の象が会議をするテレビCM「VE真空電動ポット・パオー 開発会議篇」を放映した。なおこのCMは会議室となる部屋に実際に7頭の象を集めて撮影された。15秒分のCM撮影に計28時間を要したという[10]。
2020年5月から「きょうを、だいじに。象印」をキャッチコピーに掲げ新CMシリーズ放映を開始。新イメージキャラクターに安藤サクラ、奈緒、箭内夢菜を起用。三姉妹という設定で「象印姉妹」を演じている。また、俳優の滝藤賢一を三姉妹の叔父さん役に迎え「象印姉妹」TV-CMシリーズのスピンオフ企画として、WEB動画「象印叔父さん」シリーズを公開[11][12]。三女の彼氏役には青木柚を起用した[13]。
過去に栗原小巻、竹下景子、楠田枝里子、石原真理(当時・真理子)、小林千登勢、小林亜星、桂三枝(現・六代目桂文枝)、左とん平、前川清、西城秀樹、タモリ、三浦洋一、千昌夫・ジョーン・シェパード夫妻(当時)、萬田久子、矢崎滋、賀来千香子、川越美和、岩下志麻、桃井かおり、杉本哲太[14]、木村文乃、尾野真千子[15]などを起用した。
企業キャラクター
企業キャラクターは社名と同じく象を採用している。1923年の商標登録以降、都度デザインが変更されて現在はイラストレーター安斎肇がデザイン[16]したものである。
歴代のキャッチフレーズ
- 暮らしの夢をあたためる象印マホービン
- サーモテクノでくらしを創る象印マホービン
- 多彩な生活快感を提案します 象印
- 日常生活発想 ZOJIRUSHI
- ずっと もっと 象印らしく 100 ZOJIRUSHI(創業100周年を迎えた2018年のみ)
スポンサー番組
現在(主に30秒)
- 満天☆青空レストラン(日本テレビ系)
- ZIP!(日本テレビ系)
- おかずのクッキング(テレビ朝日系、1990年代後半頃に一社提供していた。2016年時点も地域によっては関東などスポンサーとなっている)
- ひるおび!(TBS系、2018年10月 -)12時台隔日提供
- 世界ナゼそこに?日本人(テレビ東京 2015年10月 - 2015年12月に一旦降板)
- ポツンと一軒家(朝日放送制作・テレビ朝日系)
過去
- 1960年7月3日 - 1995年3月19日 NETテレビ、テレビ朝日系列(近畿広域圏は毎日放送[17]、朝日放送[18])で放送された一社提供枠。
- 象印歌のタイトルマッチ(音楽番組)
- 象印スターものまね大合戦(バラエティ番組。優勝者に「象印賞」が贈られた。司会は玉置宏)
- 象印ヒット作戦 1!2!3!(音楽番組)
- 象印ライバル対抗大合戦!(バラエティ番組)
- 象印クイズ ヒントでピント(クイズ番組。ゲストパネラーに象印商品が、高得点をあげた場合に「象印賞」が贈られた)
- 象印ニュースクイズ パンドラタイムス(クイズ番組)
- 象印スター対抗大乱戦(フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組。「ポットチーム」と「ジャーチーム」に分かれた出演者が「ゲーム」「クイズ」「物まね」で点数を競う番組。司会は玉置宏)
- ゴールデンナイター・阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦(朝日放送制作・テレビ朝日系列、阪神甲子園球場で行われ年数回原則として水曜日か日曜日に原則として60秒流れ提供していた)
- よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ(読売テレビ制作・日本テレビ系列、テレビドラマ、放送終了)
- ザ・スーパーサンデー(テレビ朝日系列、放送終了)
- 水曜ドラマ(日本テレビ系列、恐らく1990年代後半頃)
- 神出鬼没!タケシムケン(テレビ朝日系列、放送終了)
- どうぶつ奇想天外!(TBS系列、放送終了)
- 学校へ行こう!MAX(TBS系列、2008年4月期のみ放送、放送終了)
- モクスペ(19時台に秋田放送と福井放送のみ[19]。放送終了)
- 関口宏の東京フレンドパークII(TBS系列、2009年4月 -。『どうぶつ奇想天外!』からの提供枠移動。)[20]
- サプライズ(木曜後半、秋田放送と福井放送のみ[19]。『モクスペ』19時台からの提供枠移動。放送終了)
- みのもんたの朝ズバッ!(TBS系列、2009年4月 -。7時台の隔日提供。CM放送時間は30秒。2009年4月〜2010年3月は月 - 金帯提供だった。放送終了)
- 世界バレー2010(TBS系列、同大会の期間中に数回30秒CMで番組提供)
- 知っとこ!(毎日放送制作・TBS系列、2011年1月 -。CM放送時間は30秒。2011年4月改編で降板、放送終了)
- さんまのSUPERからくりTV(TBS系列、2011年4月 - 2012年9月、放送終了)
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(テレビ朝日系列、2012年4月 - 2016年9月)
- ミュージックステーション(テレビ朝日系列)
- 帰れまサンデー(テレビ朝日系列、2016年10月 - 放送終了)
モータースポーツ
2005年より中嶋悟率いるナカジマレーシングを支援する。2014年から中嶋の息子でレーシングドライバーの中嶋一貴と大祐兄弟のパーソナルスポンサーも務めている。
脚注
- ^ メンバー会社一覧 - みどり会(2019年12月14日閲覧)
- ^ 2010年9月5日放送TBSテレビ番組『がっちりマンデー』より[リンク切れ]
- ^ a b “大阪に「市川兄弟商会」を創立”. 象印マホービン株式会社. 2020年9月25日閲覧。
- ^ a b “オーナー様からのギモン・質問にお答え!~「象印マホービン」編~”. 象印マホービン株式会社 (2020年1月27日). 2020年9月25日閲覧。
- ^ 象印食堂 全国4カ所で期間限定オープン 東京・表参道では10月25日(金)から10日間限定で実施象印マホービンのニュースリリース(2019年10月1日)2019年12月14日閲覧
- ^ “東証、象印を市場1部に変更 2月5日付……”. 日本経済新聞. (2018年1月15日) 2020年3月28日閲覧。
- ^ まほうびん記念館
- ^ 電気ポット>VE電気まほうびん(商品情報) - 象印マホービン
- ^ みまもりほっとライン - 象印マホービン
- ^ 別冊宝島430号『よいこの広告 テレビCMが10倍面白くなる本!』宝島社、1999年、48頁。ISBN 4-7966-9430-7。
- ^ “安藤サクラさん、奈緒さん、箭内夢菜さんが三姉妹となって、象印の新TV-CMに登場 新TV-CMシリーズ「象印姉妹」 5月16日(土)よりオンエア スピンオフのWEB動画では滝藤賢一さんが「象印叔父さん」に扮して熱演”. 象印 (2020年5月15日). 2020年5月21日閲覧。
- ^ “象印姉妹 特設ページ”. 象印マホービン (2020年5月15日). 2020年5月21日閲覧。
- ^ “象印姉妹メイキング”. 象印マホービン. 2020年6月21日閲覧。
- ^ 2014年、桃井と共演。さらに過去に風間杜夫、間寛平との共演バージョンがあった
- ^ 象印マホービンの新イメージキャラクターに女優の尾野 真千子(おの まちこ)さんを起用
- ^ “(2ページ目)吉田豪インタビュー:安齋肇「僕はタモリさんの横にいる人って評価で十分」(1)”. デイリーニュースオンライン (2016年10月1日). 2016年10月3日閲覧。
- ^ 1975年3月まで。現在はTBS系列。
- ^ 1975年4月から。
- ^ a b 両局とも日本テレビ系列。
- ^ 2010年4月改編に伴い番組の放送時間帯が月曜19時へ移動し、提供枠も30秒に縮小。残る30秒は『ひみつの嵐ちゃん!』へ同時期から新規提供。同年10月改編で『フレンドパーク』『ひみつの嵐ちゃん!』ともに降板。