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私立[[学校法人和光学園|和光中学校]]に入学後、[[小山田圭吾]]と出会う。系列の和光高等学校には進学せず、[[神奈川県立多摩高等学校]]を受験して進学。部活動ではバンドを組んでいた。[[早稲田大学]]には現役合格したが、一年間の[[過年度生|浪人]]生活を経て、[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]に入学した<ref name="musicclamp" /><ref name="livedoor" />。 |
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=== 家族・親族 === |
=== 家族・親族 === |
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父方の小澤家から文化人を、母方の下河辺家から経済人を輩出している。家族親族には父方・母方ともに著名人が多い。 |
父方の小澤家から文化人を、母方の下河辺家から経済人を輩出している。家族親族には父方・母方ともに著名人が多い。 |
2021年7月11日 (日) 10:07時点における版
小沢 健二 | |
---|---|
生誕 | 1968年4月14日(56歳) |
出身地 | 日本 神奈川県相模原市 |
学歴 | 東京大学文学部卒業[1] |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1987年 - |
レーベル |
|
事務所 | ドアノックミュージック |
共同作業者 | フリッパーズ・ギター |
公式サイト | 小沢健二 ひふみよ Official Site |
小沢 健二(おざわ けんじ、1968年4月14日 - )は、日本のシンガーソングライターで、元フリッパーズ・ギターのメンバー。愛称はオザケン、渋谷系の王子様。神奈川県相模原市出身。所属レーベルはUNIVERSAL MUSIC JAPAN内のレーベルVirgin Music。所属事務所はドアノックミュージック。
東京大学文学部に在籍中に、中学時代の同級生である小山田圭吾らが結成したロリポップ・ソニックに参加。1989年にフリッパーズ・ギターに改名し、ポリスターからメジャーデビューするも1991年に解散。1993年にシングル『天気読み』で東芝EMIからソロデビューして以来、「ラブリー」や「カローラIIにのって」、スチャダラパーと共演した楽曲「今夜はブギー・バック」などのヒット曲を発表している[4][5]。
来歴
1968年、神奈川県相模原市にてドイツ文学者の父・小澤俊夫と、心理学者の母・小沢牧子の次男として生まれ、父親の仕事の都合ですぐにドイツへと引っ越す[6]。
東京大学文学部在学中からアマチュアバンド「ロリポップ・ソニック」で活動。1989年、プロデビューを果たすと同時に「フリッパーズ・ギター」と改名した[6]。アマチュア時代から5人編成だったが、デビューしてすぐに小沢と小山田の2人編成となる。オリジナルアルバム3枚といくつかの再編集盤を残して1991年に解散。このころから渋谷系と評された。
ソロで音楽活動を開始し、1993年7月21日にシングル『天気読み』でデビュー。9月29日にアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』をリリース。
1994年3月9日にヒップホップ・グループのスチャダラパーと共演したシングル『今夜はブギー・バック』をリリースし、50万枚を超えるヒットとなる[7]。同年8月31日に2ndアルバム『LIFE』をリリース。同作はブラスやストリングスを取り入れたソウル調の楽曲が多く収録され、サウンド面には洋楽からの引用が見られることが特徴となっている[8]。オリコン週間アルバムランキングでは最高位5位を獲得し[9]、小沢の代表作の一つとなった。これと前後し、メディアでの軽快かつ知的で余裕のある振る舞いやファッションが支持され、「渋谷系の王子様」と称されるまでの人気を博すようになる[10]。1995年と1996年には連続して『NHK紅白歌合戦』にも出場。
1996年、ジャズテイストのアルバム『球体の奏でる音楽』をリリース。渋谷毅がピアノ、川端民生がウッドベースを担当している。
1998年、シングル『春にして君を想う』をリリース後しばらく活動を休止。
2002年、ニューヨークの今の音として全てNY録音によるアルバム『Eclectic』をリリース。この前にモータウンと契約し、1999年にマーヴィン・ゲイの生誕60周年を記念したトリビュート・アルバム『Marvin is 60』の日本盤に「Got To Give It Up」の日本語詞カヴァーで参加した。
2006年3月8日、『Eclectic』以来約4年ぶりとなるオリジナル・アルバムとして、全曲ボーカルレスの『Ecology of Everyday Life 毎日の環境学』をリリース。エレクトロニカ、クラブ・ジャズ、ラウンジ・ミュージック、インストゥルメンタルR&B、アンビエントといったジャンルに分類される作風。参加ミュージシャンは、Vincent Chancey、Marty Ehrich、Erik Friedlander、Arron Heick、Steve Kahn、Steve Nelson、Adam Rogers、Benjamin Love、Kenny Seymourなどのジャズミュージシャンのほか、Mike Hampton(ファンカデリック)等のメンバーが名を連ねた。
1998年2月8日放送の番組『知ってるつもり?!』(淡谷のり子特集)にコメンテーターとして出演して以降、2014年まで16年間テレビ出演がなかった。一度は再開したかに見えたミュージシャンとしての活動も事実上引退状態となり、アメリカを生活の拠点に南米などで環境問題に基づくフィールドワークを行っていた。実際、たとえば父・小澤俊夫の責任編集による季刊誌『子どもと昔話』で小説『うさぎ!』を執筆しており、その内容は現代の資本主義末期の欺瞞に満ちた社会を風刺するもので、子どもたちが主人公となっている。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領やプラスチックの再利用など、重いテーマが選ばれている。25号(2005年10月発売)から連載を開始し、1話目のみ公式サイトで公開されていたが、2007年に同サイトが閉鎖された。
2007年には『「おばさんたちが案内する未来の世界」を見る集い』を日本各地で開催しているが、小沢の意向によりネット上ではほとんど情報が明らかにされていない。2008年の時点でEMIミュージック・ジャパンとの契約は解消されていると報道された[11]が、実際には契約は継続しており、2017年の活動再開後に発売された作品は、同社を買収したユニバーサル ミュージック合同会社から発売されている。
2010年5月から13年ぶりのコンサートツアー『ひふみよ』を行うことを発表。自身のツアー直前に行われたスチャダラパー20周年記念ライブにゲスト出演しファンを驚かせた。7月6日にはオフィシャルサイトにて「シッカショ節」のライブ音源のダウンロード販売がスタートした。この曲は楽曲をダウンロード後、リスナーが自由に購入金額を設定し、指定の銀行口座に振り込むという“投げ銭式”が採用されている[12]。
2011年11月29日にはUstreamの番組に登場しコンサート活動を発表、2012年3月から4月にかけて東京オペラシティを会場に『「東京の街が奏でる」』を全12回行った。
2014年3月20日には『森田一義アワー 笑っていいとも!』に「テレフォンショッキング」ゲストとして16年ぶりにテレビ出演し、「ぼくらが旅に出る理由」「さよならなんて云えないよ」「それはちょっと」「ドアをノックするのは誰だ?」の4曲のほか、CM中には「今夜はブギー・バック」をギターで弾き語り演奏した[13]。
2015年3月29日には、東京都世田谷文学館「岡崎京子展 『戦場のガールズ・ライフ』」(最終日)にて、当展示の延長表現としてライブを行った。演奏10曲と朗読2本(計約70分間)。岡崎の家族・知人・関係者と、当日館内アナウンスで集まった聴衆の約400人が立ち会った。一般向けの事前予告の無いサプライズ演出。ライブの様子を録画した映像は岡崎京子へ届けられたという[14]。
2016年1月19日午後に全国の街角・飲食店・書店などで「魔法的」と翌日20日15時の日時と場所を記した謎のポスターが掲示された[15]。翌20日、ポスターで指定されていた東京・渋谷CLUB QUATTROのイベントに小沢本人が登壇し、全国ツアー『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』(14公演)の開催や新曲名が「飛行する君と僕のために」であることの発表、朗読3本、ツアーグッズの販売を行った[16]。同年5月25日から6月27日にかけて全国ツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」が行われた[17]。
『笑っていいとも!』出演から3年後の2017年2月22日には「春にして君を思う」以来19年ぶり、21世紀になってからは初となるシングル『流動体について』を発売した[18]。そして2月24日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に20年ぶりに出演し「ぼくらが旅に出る理由」と「流動体について」を披露し本格的に音楽活動を再開した[19]。9月6日にSEKAI NO OWARIと共演したシングル『フクロウの声が聞こえる』を発売した[20]。
2018年2月14日にシングル『アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)』を発売し、コンサートツアー「春の空気に虹をかけ」を開催。メンバーとして満島ひかりが参加した[21]。
2019年4月4日に「強い気持ち・強い愛」の7分に及ぶロングミックスバージョン「強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)」を配信限定で発売[22]。11月13日に前作より13年ぶりとなるアルバム『So kakkoii 宇宙』をリリース[23]。
人物
私立和光中学校に入学後、小山田圭吾と出会う。系列の和光高等学校には進学せず、神奈川県立多摩高等学校を受験して進学。部活動ではバンドを組んでいた。早稲田大学には現役合格したが、一年間の浪人生活を経て、東京大学文学部に入学した[1][6]。
1994年8月に刊行された『クイック・ジャパン』創刊号上に掲載されている鶴見済との対談の中で、学生時代、アルバイトをするわけでもなく、小遣いも少なかったので某K書店などの店舗でよく書籍を万引きしていたと話す場面がある[24]。
家族・親族
父方の小澤家から文化人を、母方の下河辺家から経済人を輩出している。家族親族には父方・母方ともに著名人が多い。
父はドイツ文学者の小澤俊夫[25]。父方の親族は、祖父に戦前の民族主義者・小澤開作[25][26][27][28]、伯父に彫刻家の小澤克己[25]、叔父に指揮者の小澤征爾[25][26][27][28][29]および俳優の小澤幹雄[25]、従弟に俳優の小澤征悦[25]、従妹に作家の小澤征良(どちらも征爾の子)らがいる[25]。
母は心理学者の小沢牧子(旧姓・下河辺)[25]。母方の親族は、曽祖父に日本鉱業(現:ENEOS)元社長の下河辺建二[26][27][28][29]、祖父に下河辺牧場の創業者である下河辺孫一[25][26][27][28][29]、叔父に下河辺牧場代表の下河辺俊行[26][27][28]、大叔父に下河辺三史[26][27][28][29]、下河辺三史の三男に音楽プロデューサーの下河辺晴三がいる[26][27][28][29]。なお、下河辺三史の妻は芦田均の長女なので[26][27][28][29]、小澤家は下河辺家を通じて芦田家と姻戚関係に当たる[26][27][28][29]。ほかに兄がいる。
2010年6月18日発売の写真週刊誌『フライデー』は、小沢がアメリカ人写真家のエリザベス・コールと前年末に結婚していたと報道した。2012年12月25日、公式サイトでエリザベスの妊娠を発表した。2013年6月に長男・凛音(りおん)が[30]、2016年10月に次男・天縫(あまぬ)が誕生している[31]。
ディスコグラフィ
シングル
CDシングル
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 (オリコン) |
初収録アルバム |
---|---|---|---|---|
1st | 1993年7月21日 | 天気読み | 17位 | 犬は吠えるがキャラバンは進む(dogs) |
2nd | 1993年12月1日 | 暗闇から手を伸ばせ | 66位 | |
3rd | 1994年3月9日 | 今夜はブギー・バック (nice vocal) (小沢健二 featuring スチャダラパー) |
15位 | LIFE |
4th | 1994年7月20日 | 愛し愛されて生きるのさ/東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー | 12位 | |
5th | 1994年11月23日 | ラブリー | 19位 | |
6th | 1995年1月1日 | カローラIIにのって | 2位 | アルバム未収録 |
7th | 1995年2月28日 | 強い気持ち・強い愛/それはちょっと | 4位 | 刹那 |
8th | 1995年3月29日 | ドアをノックするのは誰だ? | 10位 | LIFE |
9th | 1995年5月17日 | 戦場のボーイズ・ライフ | 8位 | アルバム未収録 |
10th | 1995年11月8日 | さよならなんて云えないよ | 14位 | 刹那 |
11th | 1995年12月20日 | 痛快ウキウキ通り | 4位 | |
12th | 1996年5月16日 | ぼくらが旅に出る理由 (Single Edit) | 18位 | アルバム未収録[注 1] |
13th | 1996年9月30日 | 大人になれば | 7位 | 球体の奏でる音楽 |
14th | 1996年11月29日 | 夢が夢なら | 28位 | 刹那 |
15th | 1997年7月16日 | Buddy/恋しくて | 12位 | アルバム未収録 |
16th | 1997年9月18日 | 指さえも/ダイスを転がせ | ||
17th | 1997年12月10日 | ある光 | 21位 | |
18th | 1998年1月28日 | 春にして君を想う | 34位 | |
19th | 2017年2月22日 | 流動体について | 2位 | So kakkoii 宇宙 |
20th | 2017年9月6日 | フクロウの声が聞こえる (小沢健二とSEKAI NO OWARI) |
6位 | |
21st | 2018年2月14日 | アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先) | 15位 |
配信限定シングル
発売日 | タイトル | 初収録アルバム |
---|---|---|
2010年7月6日 | シッカショ節 | 我ら、時 通常版 |
2019年4月4日 | 強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix) | アルバム未収録 |
2019年10月11日 | 彗星 | So kakkoii 宇宙 |
2021年3月9日 | ウルトラマン・ゼンブ | N/A |
2021年4月21日 | エル・フエゴ (ザ・炎) | |
2021年5月26日 | 泣いちゃう |
アルバム
オリジナル・アルバム
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 (オリコン) |
---|---|---|---|
1st | 1993年9月29日 | 犬は吠えるがキャラバンは進む[注 2] | 9位 |
2nd | 1994年8月31日 | LIFE | 5位 |
3rd | 1996年10月16日 | 球体の奏でる音楽 | 1位 |
4th | 2002年2月27日 | Eclectic | 7位 |
5th | 2006年3月8日 | Ecology of Everyday Life 毎日の環境学 | 35位 |
6th | 2019年11月13日 | So kakkoii 宇宙 | 3位 |
ベスト・アルバム
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 (オリコン) |
---|---|---|---|
1st | 2003年12月27日 | 刹那 | 29位 |
ライブ・アルバム
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 (オリコン) |
---|---|---|---|
1st | 2014年3月19日 | 我ら、時 通常版 | 20位 |
参加作品
発売日 | タイトル | アーティスト | 収録曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1994年3月9日 | 今夜はブギー・バック (smooth rap) | スチャダラパー featuring 小沢健二 | 1.今夜はブギー・バック (smooth rap) | ボーカルで参加。『今夜はブギー・バック (nice vocal)』と同時リリース。 |
1995年6月1日 | グランプリ | 東京スカパラダイスオーケストラ | 2.しらけちまうぜ / 小坂忠 | ボーカルで参加。 |
1999年7月28日 | Marvin is 60(日本盤) | V.A. | 14. Got To Give It Up / Kenji Ozawa featuring Zhané and Marvin Gaye | マーヴィン・ゲイのトリビュート・アルバム(日本盤のみに収録)。 |
未発表・音源化曲
タイトル | 備考 |
---|---|
甘夏組曲 | 1996年に行われたライブ『レビュー'96』において初披露された楽曲。「ダイヤモンド組曲」と共にリリースされるはずだったが、お蔵入りとなった。なお、「ダイヤモンド組曲」は、「夢が夢なら」に改題されてリリースされた。 |
光る河 光る海 | 1996年に行われたライブ『レビュー'96』において初披露された楽曲。同年3月30日に行われた公演のアンコールの1曲目に演奏されたが、「甘夏組曲」同様スタジオ録音は残されていない。 |
オナラで月まで行けたらいいな | フジテレビ系『ポンキッキーズ』に出演した際に即興で制作した楽曲。 |
恋しくて (ビートニクヴァージョン) | J-WAVEの番組で発表され、プロモーション用として少数だけ制作された。 |
『おしゃれ工房』のテーマ | 1993年に放送が開始されたNHK『おしゃれ工房』のテーマ曲。 |
東京の街が奏でる | 2012年のコンサート『東京の街が奏でる』で披露された楽曲。 |
涙は透明な血なのか? (サメが来ないうちに) | 2016年のライブツアー『魔法的』で披露された楽曲。 |
超越者たち | |
飛行する君と僕のために | |
その時、愛 | |
キツネを追ってゆくんだよ | 2020年の配信イベント『キツネを追ってゆくんだよ』テーマ曲。 |
楽曲提供
- 渡辺満里奈
- バースデイ ボーイ(c/w「夜と日時計」)(1992年5月21日)- 表題曲、カップリング共に小沢健二の作。フリッパーズ・ギター解散の翌年、ソロデビュー前の仕事である。なお、カップリングの「夜と日時計」は、シングル『暗闇から手を伸ばせ』のカップリングとしてセルフカバーされた。
映像作品
- ザ・ファースト・ワルツ(1993年10月6日)
- 1993年6月19日に日比谷野外音楽堂にて行われたライブから編集された映像作品(VHS)
- CITY COUNTRY CITY(1994年9月21日)
- VILLAGE "the video"(1995年9月20日)
- 超LIFE(2014年12月17日、完全限定生産盤)
- キツネを追ってゆくんだよ(2021年3月31日) 完全生産限定盤
- 2020年11月24日に配信(ZAIKOにて有料生配信)されたプログラムの再編集版作品
連載・著書
- DOOWUTCHYALiKE(マガジンハウス『Olive』No.283〜358にて連載、全75回)
- うさぎ!(小澤昔ばなし研究所発行『子どもと昔話』(季刊)にて連載)
- 企業的な社会、セラピー的な社会(2007年)
- 「うさぎ!」の番外編。初出は社会臨床学会の学会誌『社会臨床学会雑誌 第14巻第3号』(2007年3月11日発行[39])。単行本は、京都・ガケ書房とライブ会場で限定販売。
- 魔法的モノローグ台本+4+2(2016年)ドアノック・ミュージック
- ライブ会場限定販売。2016年1月20日の『魔法的』ツアー発表イベントで朗読されたモノローグ3本に加えて、「うさぎ!」の単行本未収録回が収められた書籍。
- 春空虹之書[40](2018年)ドアノック・ミュージック
- アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)(2017年9月10日)福音館書店 ISBN 978-4834083538
- 「小沢健二と日米恐怖学会」[41]名義の絵本。自費出版ではない初の著書。
作品集
- 小沢健二作品集「我ら、時」(2012年3月21日)
コンサート
- 日比谷野外音楽堂フリーコンサート(1993年6月19日)
- 初のソロライブ。後にビデオ『ザ・ファースト・ワルツ』として発売された。
- Disco To Go(1994年)
- 春に行われた初の全国ツアー。後にビデオ『CITY COUNTRY CITY』として発売された。
- THE LIFE SHOW 〜futuring KENJI OZAWA〜(1994年)
- 2ndアルバム『LIFE』発売後に行われた全国ツアー。
- KENJI OZAWA NATIONAL TOUR '95「VILLAGE」(1995年)
- 初の武道館、大阪城ホール公演が行われた全国ツアー。なお、通常のホールで行われた公演バンド形式の公演は「VILLAGE 〜the live〜」、ストリングス楽団も交えた形式で行われた武道館・大阪城ホール公演は「VILLAGE 〜the show〜」と、2通りのツアータイトルが付けられた。のちにビデオ『VILLAGE』として発売された。
- レビュー96 -甘夏組曲・ダイヤモンド組曲・サファリ96-(1996年)
- 初の全国アリーナツアー。このツアーで披露された「ダイヤモンド組曲」は、後にシングル『夢が夢なら』として発売。
- "lover"(1996年12月)
- THE PARTY PARTY '97 "THE EVOLUTION OF JAZZ"(1997年8月24日)
- ひふみよ 小沢健二 コンサートツアー 二零一零年 五月六月(2010年5月18日 - 6月25日)
- 東京の街が奏でる(2012年3月21日 - 4月16日)
- 魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ(2016年5月25日 - 6月27日)
- 6年ぶりの全国ツアー。少人数バンド構成。主にスタンディング会場 (Zepp) を使用。東京6公演(2公演x3回)、愛知2公演、大阪3公演、広島1公演、札幌1公演、福岡1公演(福岡のみホール)の合計14公演。7曲の新曲が披露され、このうち「流動体について」「フクロウの声が聞こえる」「シナモン (都市と家庭)」の3曲が翌年にシングルとして発売された。
- 言葉は都市を変えてゆく 小沢健二 美術館セット×2(2016年6月21日・6月26日)
- FUJI ROCK FESTIVAL 2017(2017年7月30日)
- 自身初のロックフェス出演。夕方の「魔法的」にスカパラホーンズ(GAMO、NARGO、北原雅彦)と沖祐市、一十三十一を加えたバンド編成・深夜の弾き語り中心(ゲストとして前述のスカパラホーンズ3名、ドラムス白根佳尚が数曲に参加)の2ステージ。1回目のステージには前日の出演者であるスチャダラパーがゲスト出演。
- 春の空気に虹をかけ(2018年4月23日 - 5月3日)
- 飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ(2019年11月11日 - 12日)
OZAWA KENJI GUITER BASS & DRUMS SHOW "WANGAN PEDAL TO THE METAL"- アルバム『So kakkoii 宇宙』発売直前の2日間、東京のライブハウスで2公演(新木場STUDIO COAST、チームスマイル・豊洲PITでそれぞれ1公演ずつ)行われるボーカル・ギター・ベース・ドラムスの4人構成によるライブ[23]。豊洲公演ではスチャダラパーがゲスト出演。
- So kakkoii 宇宙 Shows(2021年予定)
- アルバム『So kakkoii 宇宙』を引っ提げたホールツアー。神奈川1公演(パシフィコ横浜国立大ホール)、大阪2公演(フェスティバルホール)、愛知1公演(名古屋国際会議場センチュリーホール)、福岡1公演(福岡サンパレス)、東京2公演(東京ガーデンシアター)の合計7公演[44]。元々は2020年5月30日 - 6月24日の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1年延期となった[45]。
- 飛ばせ湾岸神戸 guitar bass drums keys で So kakkoii 宇宙が(2021年予定)
- 「So kakkoii 宇宙 Shows」ツアーの最中、神戸国際会館 こくさいホールでのみ行われるボーカル&ギター、ベース、ドラム、キーボードの4人編成でのライブ[46]。元々は2020年6月6日の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1年延期となった[45]。
- aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena(公演中止)
- コロナ禍以前より計画されていた、ひとりアリーナツアー。2021年3月に丸善インテックアリーナ、日本武道館、さいたまスーパーアリーナに開催される予定であったが[47]、新型コロナの感染拡大状況を受け大阪、埼玉公演を中止し武道館のみ開催を告知、最終的に全公演中止となった[48]
タイアップ
年 | 曲名 | タイアップ | |
---|---|---|---|
1994年 | 今夜はブギー・バック (nice vocal) | 池袋「P'PARCO」キャンペーンCMソング | |
フジテレビ系列『タモリのスーパーボキャブラ天国』エンディングテーマ | |||
ラブリー | 資生堂「ヘアエッセンスシャンプー」CMソング | ||
1995年 | カローラIIにのって | トヨタ「カローラII」CMソング | |
それはちょっと | TBS系ドラマ『部屋においでよ』主題歌 | ||
戦場のボーイズ・ライフ | フジテレビ系『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』エンディングテーマ | ||
さよならなんて云えないよ | 森永製菓「DARS」CMソング | ||
痛快ウキウキ通り | TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ | ||
1996年 | ぼくらが旅に出る理由 | フジテレビ系ドラマ『将太の寿司』主題歌 | |
大人になれば | 大関「ワンカップ大関」CMソング | ||
1999年 | ぼくらが旅に出る理由 | JR西日本『にっぽんさんぽ/新九州交響旅・長崎』CMソング | |
2004年 | 愛し愛されて生きるのさ | カゴメ「野菜生活Soft」CMソング | |
2005年 | ラブリー | 日本テレビ『落下女』オープニングテーマ | |
2016年 | 強い気持ち・強い愛 | フジテレビ系『FNS27時間テレビフェスティバル!』(『FNS27時間テレビ30』)テーマソング | |
2017年 | ぼくらが旅に出る理由 | ANA 「2017年 夏の旅割」編「2017年 年末年始の旅割」編 CMソング | |
2018年 | アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先) | キノフィルムズ / 木下グループ配給映画『リバーズ・エッジ』主題歌 | |
ぼくらが旅に出る理由 | ANA「2018年 夏の旅割」編 CMソング | ||
強い気持ち・強い愛 | 東宝配給映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』劇中歌 | ||
2019年 | 強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix) | サントリー『金麦』CMソング | |
2021年 | エル・フエゴ (ザ・炎) | テレビ東京系ドラマ『珈琲いかがでしょう』オープニングテーマ[49] |
出演
テレビ番組
NHK紅白歌合戦出場歴
出演順は「出演順/出場者数」で表す。
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
1995年/第46回 | 初 | ラブリー | 09/25 | 岡本真夜 |
1996年/第47回 | 2 | 大人になれば | 02/25 | 相川七瀬 |
ラジオ番組
- 小沢健二とスチャダラパーのオールナイトニッポン(1994年、ニッポン放送)
- A RADIOSHOW NAMED "SATURDAY"(1997年、J-WAVE)- 自身がパーソナリティーを務めたラジオ番組。スチャダラパーの3人や川辺ヒロシが度々ゲストとして登場していた。
ネット番組
- Tokyo, Music & Us 2017-2018 (Apple Music)
小沢健二がゲストとともに東京という都市を巡り、対談や朗読、セッションをするという趣旨の番組で、Apple Musicとしては日本初のオリジナルコンテンツ。
配信回 | 配信日 | 対談相手 | 演奏曲 |
---|---|---|---|
1 | 2017年12月8日 | 満島ひかり | ラブリー |
2 | 2018年2月2日 | 峯田和伸 | ある光 |
3 | 2018年10月10日 | 三浦大知 | シナモン(都市と家庭) 麝香 |
CM
- JR東日本・房総バケーション(房総ビューエクスプレス)(1993年)- CMで歌っていた曲は未発売。
- P'PARCO(1994年)
- 森永・ダース(1995年)
- 大関・ワンカップ大関(寒い冬編、さんま、正月)(1996年)
活動
- 「おばさんたちが案内する未来の世界」を見る集い(2007年 - )
他アーティストのコンサート
- スチャダラパー「スチャダラ2010〜オールスター感謝祭〜」(2010年5月9日)
- 東京スカパラダイスオーケストラ「トーキョーナイトクルージング」(2012年9月30日)
- スチャダラパー「新木場ジャンボリー」(2012年10月13日)
- 真城めぐみ「MASHIROCK FESTIVAL 2013」(2013年9月29日)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “COME BACK TALK 小沢健二”. フジテレビ. 2020年7月2日閲覧。
- ^ a b ばるぼら (2019年2月7日). “平成と共に育った音楽ジャンル“J-POP”の始まり”. 音楽ナタリー (ナターシャ) 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e “小沢健二「彗星」MV公開! TV出演や雑誌、2020年ツアー情報も解禁”. KAI-YOU.net (カイユウ). (2019年11月8日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ 宇野維正 (2019年11月13日). “小沢健二の新作『So kakkoii 宇宙』は、25年前の『LIFE』を超える最高傑作か?”. Yahoo!ニュース (Yahoo! JAPAN) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “SONGS | 第437回 小沢健二 〜今 僕が伝えたい音楽とことば〜”. 日本放送協会. 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b c “小沢健二「エリート家系出身」だけじゃない、一風変わった学歴”. Livedoor ニュース (LINE). (2014年8月17日) 2020年7月2日閲覧。
- ^ “TOKYO No.1 SOUL SET+HALCALI、新型「キューブ」TVCM曲「今夜はブギー・バック」着うた(R)配信”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2009年7月30日) 2020年6月28日閲覧。
- ^ “小沢健二が魅せたポップミュージックの新境地『LIFE』は邦楽オールタイムベスト作のひとつ”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2018年1月3日) 2020年6月28日閲覧。
- ^ “LIFE | 小沢健二”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年6月28日閲覧。
- ^ “時代を先取りしていた“渋谷系の王子様”。R25世代のための「オザケン」講座”. 新R25 (株式会社Cyber Now). (2017年10月30日) 2019年10月27日閲覧。
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- ^ “「小沢健二 魔法的 あす1月20日午後3時 渋谷クアトロ」謎のポスターが登場”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年1月19日) 2016年10月18日閲覧。
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- ^ “小沢健二、新曲満載の全国ツアー開幕!美術館ライブ×2も発表”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年5月25日) 2020年8月9日閲覧。
- ^ “小沢健二、1998年以来19年ぶりのシングル緊急発売!”. 時事ドットコム (時事通信社). (2017年2月21日). オリジナルの2017年2月27日時点におけるアーカイブ。 2019年6月23日閲覧。
- ^ “小沢健二が、20年ぶりのMステ出演 「前世に帰ってきたみたいです」”. リアルサウンド (blueprint). (2017年2月25日) 2019年6月23日閲覧。
- ^ “小沢健二とSEKAI NO OWARI、コラボの必然性 『フクロウの声が聞こえる』発売までの流れを読む”. リアルサウンド (blueprint). (2017年9月8日) 2019年3月24日閲覧。
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- ^ 「小沢健二×鶴見済」『クイック・ジャパン』1994年8月号、クイック・ジャパン。
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- ^ a b c d e f g 佐藤 1987, p. 293.
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- ^ “小沢健二に第2子が誕生、次男の名は”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年10月18日) 2016年10月18日閲覧。
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- ^ a b “小沢健二 我ら、時 Official Site”. web.archive.org (2012年2月28日). 2019年7月12日閲覧。
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- ^ “季刊誌「子どもと昔話」61号〜70号”. www.ozawa-folktale.com. 2019年7月12日閲覧。
- ^ 子どもと昔話 第73号. 小澤昔ばなし研究所. (2017-10-20)
- ^ “うさぎ!第24話(原発について)ネット公開によせて”. hihumiyo.net. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “社会臨床雑誌14巻3号 | 日本社会臨床学会”. sharin.jp. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “春空虹”. hihumiyo.net. 2019年7月12日閲覧。
- ^ 奥付の権利表記は「(c) Kenji Ozawa, Daisuke Hongolian, Elizabeth Coll and Haruhisa Shirayama. 2017」となっている
- ^ “小沢健二、ひふみよライブCD含む「我ら、時」作品集発売”. ナターシャ. (2012年2月28日) 2019年7月12日閲覧。
- ^ “小沢健二ツアーが開幕、満島ひかりがバンドメンバー務める”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年4月23日) 2019年11月13日閲覧。
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- ^ a b “小沢健二がツアー開催を1年延期「『2021年の同じ時期に、同じ会場で』を目標に」調整中”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年4月14日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “小沢健二、全国ツアー中に少人数編成ライブ「飛ばせ湾岸神戸」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年1月24日) 2020年1月26日閲覧。
- ^ “小沢健二、来年3月に「ひとりアリーナ」ツアー開催。3アリーナを「新しい一人パフォーマンスのスタイル」で巡る”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード株式会社). (2020年12月10日) 2021年4月9日閲覧。
- ^ “小沢健二、日本武道館公演の中止&3か月連続シングルリリースを発表”. [[ Billboard JAPAN]] (Billboard JAPAN). (2021年2月5日) 2021年4月9日閲覧。
- ^ “小沢健二が新曲「エル・フエゴ(ザ・炎)」で25年ぶりドラマOP曲担当、使用パートは毎回変更(コメントあり)”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年3月23日) 2021年4月9日閲覧。
参考文献
- 佐藤朝泰『閨閥―日本のニュー・エスタブリッシュメント』立風書房、1987年3月1日(原著1981年10月30日)。ISBN 978-4651700144。
- 『財界家系譜大観』(第6版)現代名士家系譜刊行会、1984年10月15日。
- 『財界家系譜大観』(第7版)現代名士家系譜刊行会、1986年12月10日。
- 『財界家系譜大観』(第8版)現代名士家系譜刊行会、1988年11月15日。
- 小谷野敦『日本の有名一族』幻冬舎〈幻冬舎新書〉〈近代エスタブリッシュメントの系図集〉、2007年9月30日。ISBN 978-4-3449-8055-6。
外部リンク
- Kenji Ozawa 小沢健二 ひふみよ Official Site
- 小沢健二 Ozawa Kenji So kakkoii 宇宙
- 小沢健二 (@iamOzawaKenji) - X(旧Twitter)
- Ozawa Kenji 小沢健二 (@sokakkoii) - Instagram
- OzawaKenjiVEVO - YouTubeチャンネル