コンテンツにスキップ

「RBライプツィヒ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
259行目: 259行目:


== 欧州の成績 ==
== 欧州の成績 ==
{| class="wikitable collapsible collapsed" style="text-align:center;"
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="text-align:center;"
! シーズン
! シーズン
! 大会
! 大会

2021年8月8日 (日) 10:44時点における版

RBライプツィヒ
原語表記 RasenBallsport Leipzig e.V,
RasenBallsport Leipzig GmbH[1]
愛称 Die Bullen (The Bulls)
Die Roten Bullen (The Red Bulls)
クラブカラー 白・赤
創設年 2009年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン ライプツィヒ
ホームスタジアム レッドブル・アレナ
収容人数 42,959
監督 アメリカ合衆国の旗 ジェシー・マーシュ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

RBライプツィヒRB Leipzig、正式名称: RasenBallsport Leipzig e.V.)は、ドイツザクセン州ライプツィヒに本拠地を置くサッカークラブ。

概要

2009年に当時5部のSSVマルクランシュタットのライセンスを飲料メーカーのレッドブルが買収した上で新たに発足したクラブ。ライプツィヒには1998年以降プロサッカークラブが存在していなかったがドイツサッカー選手権初代王者ロコモティフライプツィヒやかつての東ドイツの強豪クラブBSGヒェミーライプツィヒなどが存在していたサッカーの歴史ある地域だった。当初はそのBSGヒェミーライプツィヒの後継クラブ、FCザクセン・ライプツィヒの買収を画策していたが、サポーターの強硬な反対もあり実現しなかった。そこで地元の村の小クラブ、SSVマルクランシュタット買収を試みた。反対運動はあったがザクセン買収時ほどの広がりを見せることはなく、地元新聞社の調査でも約7割のサポーターが買収に好意的であった。

当時レッドブルはザルツブルクニューヨーク及びカンピーナスにおいてもサッカークラブを運営しており、レッドブルのサポートするサッカークラブとしては4チーム目に当たる。

ドイツにおいてプロサッカークラブを運営する上で、

  • 原則として親会社の名前をチーム名に入れてはならない(バイエル・レバークーゼンのような例外あり)。
  • 20年以上クラブを保有していないクラブオーナーは、最高でも49%までしかクラブのオーナーシップを保有できず、最低でも7名(7社)がオーナーシップを共同保有しなければならない。(50+1ルール)

といった規則が存在する。

これらの事情から、レッドブルが運営する他のクラブと異なりRed Bullの名前はクラブの正式名称に入っていない。名称については、Red Bullと頭文字が同じとなる造語のRasenBallsport(直訳すれば「芝生球技」)をクラブ名とすることにより、普段使用される略称「RBライプツィヒ」においてはレッドブルの略称「RB」を事実上クラブ名に示しつつ、規則抵触を回避している。また、レッドブルはクラブのオーナーではなく保有権を一部持つスポンサーの形を取っている。

レッドブルは10年以内に1部にあたるブンデスリーガへの参戦を目指していた。

歴史

2009-10シーズン

2009-10シーズンには5部にあたるNOFVオーバーリーガで優勝しレギオナルリーガに昇格。

2012-13シーズン

2012年に、ラルフ・ラングニックがスポーツディレクターに就任すると2012-13シーズンは4部にあたるレギオナルリーガで優勝。

2013-14シーズン

2013-14シーズンもブンデスリーガ3部で2位に入り2年連続で昇格を果たした。

2015-16シーズン

2015-16シーズンにはブンデスリーガ2部で2位となり、悲願だったブンデスリーガ1部昇格を果たした。

2016-17シーズン

ブンデスリーガ1年目。リーグ戦の前半戦は1年目ながらバイエルン・ミュンヘンに続いて2位に入り、昇格1年目のクラブながら飛躍をとげている。2017年4月15日、第29節のSCフライブルクに勝利し、昇格1年目でUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得した[2]

2017-18シーズン

レッドブル・ザルツブルクとライプツィヒの親会社が同じであるため、UEFAチャンピオンズリーグの出場が危ぶまれたが出場が可能となった。そのチャンピオンズリーグでは2017年10月18日第3節のFCポルト戦で3-2で勝利をあげ、クラブ史上初のチャンピオンズリーグでの勝利をあげた[3]

2019-20シーズン

UEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド16でトッテナム、準々決勝でアトレティコ・マドリードを破り、クラブ史上初の準決勝進出を果たした[4][5]

タイトル

国内タイトル

過去の成績

シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2009-10 NOFVオーバーリーガ南 30 26 2 2 74 17 80 1位 -
2010-11 レギオナルリーガ北 34 18 10 6 57 29 64 4位 -
2011-12 レギオナルリーガ北 34 22 7 5 71 29 73 3位 2回戦敗退
2012-13 レギオナルリーガ北 30 21 9 0 65 22 72 1位 -
2013-14 ブンデスリーガ3部 38 24 7 7 65 34 79 2位 1回戦敗退
2014-15 ブンデスリーガ2部 34 13 11 10 39 31 50 5位 ベスト16
2015-16 ブンデスリーガ2部 34 20 7 7 54 32 67 2位 2回戦敗退
2016-17 ブンデスリーガ1部 34 20 7 7 66 39 67 2位 1回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ1部 34 15 8 11 57 53 53 6位 2回戦敗退
2018-19 ブンデスリーガ1部 34 19 9 6 63 29 66 3位 準優勝
2019-20 ブンデスリーガ1部 34 18 12 4 81 37 66 3位 ベスト16
2020-21 ブンデスリーガ1部 34 19 8 7 60 32 65 2位 準優勝
2021-22 ブンデスリーガ1部 34

欧州の成績

シーズン 大会 ラウンド 対戦相手 ホーム アウェー 合計
2017-18 UEFAチャンピオンズリーグ グループG フランスの旗 モナコ 1-1 4-1 3位
トルコの旗 ベシクタシュ 1-2 0-2
ポルトガルの旗 ポルト 3-2 1-3
UEFAヨーロッパリーグ ラウンド32 イタリアの旗 ナポリ 0-2 3-1 3-3 (a)
ラウンド16 ロシアの旗 ゼニト 2-1 1-1 3-2
準々決勝 フランスの旗 マルセイユ 1–0 2–5 3–5
2018-19 UEFAヨーロッパリーグ 予選2回戦 スウェーデンの旗 ヘッケン 4–0 1–1 5–1
予選3回戦 ルーマニアの旗 CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ 3–1 1–1 4–2
プレーオフ ウクライナの旗 ゾリャ・ルハーンシク 3–2 0–0 3–2
グループB スコットランドの旗 セルティック 2-0 1-2 3位
ノルウェーの旗 ローゼンボリ 1-1 3-1
オーストリアの旗 レッドブル・ザルツブルク 2-3 0-1
2019-20 UEFAチャンピオンズリーグ グループG ポルトガルの旗 ベンフィカ 2-2 2-1 1位
フランスの旗 リヨン 0-2 2-2
ロシアの旗 ゼニト 2-1 2-0
ラウンド16 イングランドの旗 トッテナム 3-0 1-0 4-0
準々決勝 スペインの旗 アトレティコ・マドリード 2-1
準決勝 フランスの旗 パリ・サンジェルマン 0-3
2020-21 UEFAチャンピオンズリーグ グループH トルコの旗 イスタンブール・バシャクシェヒル 2-0 4-3 2位
フランスの旗 パリ・サンジェルマン 2-1 0-1
イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド 3-2 0-5
ラウンド16 イングランドの旗 リヴァプール 0-2 0-2 0-4
2021-22 UEFAチャンピオンズリーグ グループ 不明の旗
不明の旗
不明の旗

現所属メンバー

ブンデスリーガ 2020-21シーズン フォーメーション
2021年8月5日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ハンガリー グラーチ・ペーテル
2 DF フランス モハメド・シマカン ()
3 DF スペイン アンヘリーニョ
4 DF ハンガリー ヴィリ・オルバン () ()
7 MF オーストリア マルセル・ザビッツァー
8 MF マリ共和国 アマドゥ・ハイダラ
9 FW デンマーク ユスフ・ポウルセン ()
10 FW スウェーデン エミル・フォルスベリ
11 FW 大韓民国 ファン・ヒチャン
13 GK ドイツ フィリップ・チャウナー
14 MF アメリカ合衆国 タイラー・アダムス
16 DF ドイツ ルーカス・クロスターマン
17 MF ハンガリー ソボスライ・ドミニク
18 MF フランス クリストファー・エンクンク ()
19 FW ノルウェー アレクサンダー・セルロート
21 FW オランダ ブライアン・ブロビー ()
No. Pos. 選手名
22 DF フランス ノルディ・ムキエレ ()
23 DF ドイツ マルツェル・ハルステンベルク
25 FW スペイン ダニ・オルモ
27 MF オーストリア コンラート・ライマー
31 GK スペイン ジョゼップ・マルティネス
32 DF クロアチア ヨシュコ・グヴァルディオール
37 MF ドイツ シドニー・レイビガー
38 FW スペイン ウーゴ・ノボア
39 DF ドイツ ベンヤミン・ヘンリヒス ()
41 FW イングランド アデモラ・ルックマン ()
43 DF ウルグアイ マルセロ・サラッキ
44 MF スロベニア ケヴィン・カンプル ()
47 FW ドイツ ジョシャ・ボッシュ
-- DF ブラジル ルアン・カンディド
-- FW ポルトガル アンドレ・シウヴァ

※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
28 GK スイス イボン・ムボゴ (PSVアイントホーフェン)
32 GK ドイツ ティム・シュライバー (ハレシャーFC)
35 FW ドイツ ファブリス・ハルトマン (SCパーダーボルン07)
37 DF ドイツ フレデリク・イェケル (KVオーステンデ)
No. Pos. 選手名
41 FW ドイツ デニス・ボルコフスキー (1.FCニュルンベルク)
53 MF ドイツ トム・クラウス (1.FCニュルンベルク)
-- DF ドイツ エリック・マルテル (FKアウストリア・ウィーン)

歴代監督

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

出来事

脚注

  1. ^ Impressum” (German). dierotenbullen.com. Leipzig: RasenBallsport Leipzig GmbH. 2016年4月8日閲覧。
  2. ^ ライプツィヒのCL出場が確定、1部昇格1年目での快挙AFP(2017年4月16日)
  3. ^ マンCとベシクタシュが3連勝、ライプツィヒはクラブ史上初勝利/CL・GS第3節サッカーキング(2017年10月18日)
  4. ^ RB Leipzig 3–0 Tottenham Hotspur”. BBC Sport (2020年3月10日). 2020年3月12日閲覧。
  5. ^ ライプツィヒがクラブ史上初の準決勝進出! 堅守アトレティコを2-1で下す【欧州CL】”. フットボールチャンネル (2020年8月14日). 2020年8月14日閲覧。
  6. ^ 独1部リーグ試合で日本の団体客に退去要請…翌日「誤りだった」と謝罪”. 読売新聞 (2020年3月3日). 2020年3月2日閲覧。

関連項目

外部リンク