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アルファタウリ・AT03

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルファタウリ・AT03
ピエール・ガスリー, 2022年オーストリアグランプリ
カテゴリー F1
コンストラクター アルファタウリ (ビスター+ファエンツァ)
デザイナー
先代 アルファタウリ・AT02
後継 アルファタウリ・AT04
主要諸元
シャシー カーボンファイバーモノコックHaloコックピット保護装置
サスペンション(前) プッシュロッドカーボンコンポジットウィッシュボーン+インボード(トーションバー+ダンパー)(SAT製)
サスペンション(後) プッシュロッドカーボンコンポジットウィッシュボーン+インボード(トーションバー+ダンパー)(RBT製)
エンジン レッドブル・パワートレインズ RBPTH001 1.6L V6ターボ
トランスミッション シーケンシャルギアボックス, 油圧制御パワーシフト, リミテッドスリップデフ(RBT製)縦方向搭載 前進8速、後進1速
タイヤ ピレリ
主要成績
チーム アルファタウリ(ファエンツァ)
ドライバー フランスの旗 ピエール・ガスリー
日本の旗 角田裕毅
出走時期 2022年
初戦 2022年バーレーンGP
備考  
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アルファタウリ・AT03は、スクーデリア・アルファタウリ2022年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要

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ドライバーは前年に引き続きピエール・ガスリー角田裕毅が務める。

AT03は、スクーデリア・アルファタウリによって製造および設計された3番目のシャーシであり、2022年の技術規則の下での最初の車である[1]

ガスリーによれば、AT03はレギュレーション上の最低重量(798kg)から「12〜13キロの超過」があり、そのため「予選では1周あたりコンマ3秒以上の遅れがあった」という[2]。2022年シーズンは大半のチームがマシンの重量超過に苦しんでいたものの、中でもアルファタウリはシーズン中のマシン開発で遅れを取っており、ガスリーはそれが不振につながったとしている[2]。 AT03の不振により、ガスリー、角田共に苦しいシーズンとなり、コンストラクターズランキングも前年の6位から9位に下がり、結果的にエースであるガスリーの離脱の遠因となってしまった。

FIA F1 Austria 2022 Nr. 10 Gasly (side 2)

記録

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No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 ポイント ランキング
BHR SAU AUS EMI MIA ESP MON AZE CAN GBR AUT FRA HUN BEL NED ITA SIN JPN USA MXC SÃO ABU
2022年 10 フランスの旗 ガスリー Ret 8 9 12 Ret 13 11 5 14 Ret 15 12 12 9 11 8 10 18 13 11 14 14 23 35 9位
22 日本の旗 角田 8 DNS 15 7 12 10 17 13 Ret 14 16 Ret 19 13 Ret 14 Ret 13 10 Ret 17 11 12

[3][4]

出典

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  1. ^ Formula 1 2022 Technical Regulations”. 20 January 2022閲覧。
  2. ^ a b アルファタウリF1の2022年不振は「重量オーバー」が原因とガスリー。対応の遅れも影響 - オートスポーツ・2022年12月19日
  3. ^ 2022 Constructor Standings”. Formula1.com (20 March 2022). 2022年3月21日閲覧。
  4. ^ AlphaTauri AT03”. StatsF1 (20 March 2022). 2022年3月23日閲覧。