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2021年9月6日 (月) 09:48時点における版
郡域
1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。
- 伊勢崎市(以下の地域を除く)
- 宮古町、連取町、連取本町、山王町、大正寺町、馬見塚町、下蓮町、国領町、長沼町以南
- 境上矢島、境西今井、境三ッ木、境女塚、境米岡、境平塚、境東、境栄、境新栄および境美原、境島村の各一部
- 磯町
歴史
近代以降の沿革
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
幕府領 | 幕府領 | 13村 | 島村、上武士村、下武士村、野村、間野谷村、曲沢村、曲沢新田(曲沢村のうち)、香林村、堀下村、下触村、五目牛村、●今井村、西小保方村、上田村 |
旗本領 | 3村 | 田部井村、東小保方村、八寸村 | |
藩領 | 上野伊勢崎藩 | 2町 13村 |
●伊勢崎町、安堀村、波志江村、八坂村、上植木村、●下植木村、茂呂村、伊与久村、上淵名村、下淵名村、東新井村、百々村、境町、中島村、小此木村 |
上総一宮藩 | 3村 | ●西久保村、●市場村、西野村 | |
上野前橋藩 | 1村 | 国定村 | |
幕府領・藩領 | 幕府領・伊勢崎藩 | 2村 | 太田村、木島村 |
幕府領・前橋藩 | 1村 | 保泉村 | |
旗本領・伊勢崎藩 | 1村 | 今泉村 |
- 慶応4年6月17日(1868年8月5日) - 新政府が岩鼻陣屋に岩鼻県を設置。幕府領・旗本領を管轄。
- 明治初年
- 伊勢崎藩の領地替えにより、幕府領の一部(西小保方村、上田村、木島村)が伊勢崎藩領となる。
- 一宮藩の領地替えにより、一宮藩領の全域が岩鼻県の管轄となる。
- 明治4年
- 明治5年 - 八坂村が波志江村に編入。(2町36村)
- 明治6年(1873年)6月15日 - 熊谷県の管轄となる。
- 明治9年(1876年)
- 明治10年(1877年)
- 国定村が新田郡久仁村を、間野谷村が新田郡間野村をそれぞれ合併。
- 明治11年(1878年)12月7日 - 郡区町村編制法の群馬県での施行により、行政区画としての佐位郡を設置。「佐位那波郡役所」が伊勢崎町に設置され、那波郡とともに管轄。
- 明治15年(1882年) - 島村が那波郡前河原村を合併。
町村制以降の沿革
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。全域が現・伊勢崎市。(2町8村)
- 明治29年(1896年)4月1日 - 郡制の施行のため、「佐位那波郡役所」の管轄区域をもって佐波郡が発足。同日佐位郡廃止。
行政
- 佐位・那波郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治11年(1878年)12月7日 | |||
明治29年(1896年)3月31日 |
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 10 群馬県、角川書店、1988年6月1日。ISBN 4040011007。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
先代 ----- |
行政区の変遷 - 1896年 |
次代 佐波郡 |