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'''マイケル・ネルソン・トラウト'''('''Michael Nelson Trout''', {{IPA-en|maɪk traʊt}}<ref>{{Cite web |url=https://tophonetics.com/ja/ |title=英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語) |publisher=tophonetics.com |accessdate=2019-03-19}}</ref>; [[1991年]][[8月7日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[ニュージャージー州]][[バインランド (ニュージャージー州)|バインランド]]出身の[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投右打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]所属。愛称は'''キーッド'''(Kiiiiid)<ref>[http://m.angels.mlb.com/news/article/247282302/angels-ready-to-celebrate-players-weekend/ Halos excited to take part in Players Weekend] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月16日) 2017年8月25日閲覧</ref>。
'''マイケル・ネルソン・トラウト'''('''Michael Nelson Trout''', {{IPA-en|maɪk traʊt}}<ref>{{Cite web |url=https://tophonetics.com/ja/ |title=英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語) |publisher=tophonetics.com |accessdate=2019-03-19}}</ref>; [[1991年]][[8月7日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[ニュージャージー州]][[バインランド (ニュージャージー州)|バインランド]]出身の[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投右打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ロサンゼルス・エンゼルス]]所属。愛称は'''キーッド'''(Kiiiiid)<ref>[http://m.angels.mlb.com/news/article/247282302/angels-ready-to-celebrate-players-weekend/ Halos excited to take part in Players Weekend] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月16日) 2017年8月25日閲覧</ref>。


オールスター出場9回、MVP3回、シルバースラッガー賞7回を獲得。200本塁打200盗塁を達成。
オールスター出場9回、MVP3回、シルバースラッガー賞7回を獲得。200本塁打200盗塁を達成。
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=== プロ入りとエンゼルス時代 ===
=== プロ入りとエンゼルス時代 ===
{{by|2009年}}の[[2009年のMLBドラフト|MLBドラフト]]1巡目(全体25位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名を受け入団<ref>Wentworth, Bridget(2009-06-09). [http://blog.nj.com/hssportsextra/2009/06/millvilles_mike_trout_picked_2.html Millville's Mike Trout picked 25th overall by Los Angeles Angels of Anaheim in Major League Baseball draft]. NJ.com(英語). 2011年7月26日閲覧 </ref>。
{{by|2009年}}の[[2009年のMLBドラフト|MLBドラフト]]1巡目(全体25位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名を受け入団<ref>Wentworth, Bridget(2009-06-09). [http://blog.nj.com/hssportsextra/2009/06/millvilles_mike_trout_picked_2.html Millville's Mike Trout picked 25th overall by Los Angeles Angels of Anaheim in Major League Baseball draft]. NJ.com(英語). 2011年7月26日閲覧 </ref>。


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2021年9月11日 (土) 23:33時点における版

マイク・トラウト
Mike Trout
ロサンゼルス・エンゼルス #27
2018年6月29日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニュージャージー州バインランド
生年月日 (1991-08-07) 1991年8月7日(32歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 中堅手
プロ入り 2009年 MLBドラフト1巡目(全体25位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名
初出場 2011年7月8日
年俸 $37,116,666(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・ネルソン・トラウトMichael Nelson Trout, 英語発音: [maɪk traʊt][2]; 1991年8月7日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州バインランド出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。愛称はキーッド(Kiiiiid)[3]

オールスター出場9回、MVP3回、シルバースラッガー賞7回を獲得。200本塁打200盗塁を達成。

MLB現役最高の選手である[4][5][6][7]セイバーメトリクスWAR(Wins Above Replacement)で毎年高い値を残しており5シーズンでリーグ1位を取っている(FanGraphsとBaseball-Referenceによる)[8]

2019年には当時北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長した[9]

経歴

プロ入り前

ニュージャージー州バインランドで生まれ、同州ミルビルで育った。セルビア人チェコ人イギリス人ドイツ人アイルランド人の血が入っている。父親のジェフはミネソタ・ツインズ傘下でプレーした元マイナーリーガー[10]。また、2人の兄弟がいる。幼少期は筋金入りのフィラデルフィア・フィリーズファンで、2008年のワールドシリーズ優勝パレードに参加した[11]

ベーブ・ルース・リーグ英語版の最年少カテゴリにあたるカル・リプケン・リーグ(4-12歳)で野球を始めた。ミルビル高等学校英語版ではバスケットボールも掛け持ちしていた[12]。2年生時に投手としてノーヒットノーランを達成している。ここまでは遊撃手がメインポジションだったが、3年生時に外野手に転向した。高校時代の背番号である『1』を高校側は永久欠番にしようとしていたが、2012年からはキャプテンに与えられることになった[13]

プロ入りとエンゼルス時代

2009年MLBドラフト1巡目(全体25位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名を受け入団[14]

2010年はA級シーダーラピッズ・カーネルズとA+級ランチョクカモンガ・クエークスで合計131試合に出場し、打率.341、10本塁打、56盗塁を記録。フューチャーズ・ゲームのアメリカ代表に選出される。

2011年のシーズン開幕前、ESPN選定の有望株ランキングTOP100と、MLB公式サイト選定の有望株ランキングTOP50の両方で1位に選ばれた[15][16]。開幕時はAA級アーカンソー・トラベラーズで迎えた。

デビュー当時のトラウト

その後、7月8日のシアトル・マリナーズ戦で19歳11カ月という若さでメジャーデビュー。10代でのデビューは2007年のジャスティン・アップトンアリゾナ・ダイヤモンドバックス)以来となった[17]。AA級アーカンソーでは91試合で打率.326・11本塁打だったが、メジャーでは40試合で打率.220・5本塁打と結果を残せなかった。初安打は7月9日のシアトル・マリナーズマイケル・ピネダから内野安打、初本塁打は7月24日のボルチモア・オリオールズ戦でマーク・ウォーレルから記録した。オフにベースボール・アメリカが選定するマイナーリーグ年間最優秀選手賞を受賞[18]。メジャーリーグでの打数は130をわずかに下回り、翌年の新人王資格を残した。

2012年はAAA級ソルトレイク・ビーズで開幕を迎えるが、ボビー・アブレイユの自由契約に伴い、4月28日にメジャー昇格。最初の2試合はヒットなしに終わるが、5月に打率.324・5本塁打・16打点・8盗塁、6月に打率.372・3本塁打・16打点・14盗塁を記録し、2ヶ月連続で月間新人MVPを受賞。7月には打率.392・10本塁打・23打点・9盗塁とさらに上の成績を残し、リーグ史上初となる月間MVPと月間新人MVPの同時受賞。7月10日のオールスターゲームにはアメリカン・リーグ最年少で出場。初打席となる代打でヒットを放ち、この試合両チームで唯一となる盗塁も記録した。8月にも月間新人MVPに選出されるが、月間打率は3割を下回った。9月30日のテキサス・レンジャーズ戦でダルビッシュ有から30号本塁打を放ち、史上最年少、新人初の「30本塁打・30盗塁」を達成。10月1日のマリナーズ戦で4得点を記録し、ブラディミール・ゲレーロが持っていたシーズン得点数の球団記録を更新。10月3日のシーズン最終戦で盗塁を試みるも失敗したが、これがもし成功すれば史上3人目となる「30-50」となっていた。首位打者は逃したが、49盗塁で盗塁王を獲得。打率.326・30本塁打・83打点・OPS.963と打撃でも大活躍した。11月12日に満票でアメリカンリーグ新人王に選出された[19]。総合指標のWARでは1900年以降のア・リーグでは歴代13位、過去20年ではバリー・ボンズ2001年2002年に記録した11.6に次いで3番目に高い10.7を記録(Baseball-Reference調べ)。この数値は三冠王ミゲル・カブレラを大きく上回っており、トラウトをMVPに推す声も多かった(仮に受賞ならフレッド・リンイチロー以来の史上3人目の新人王とMVPの同時受賞となるところだった)。MVPの投票では1位票が6票、2位票が21票、3位票が1票に留まり、1位票を22票、2位票を6票獲得したカブレラに及ばず次点に終わった。セイバーメトリクスでの傑出度よりも三冠王のインパクトとプレーオフ進出の有無が影響したという見方が強い[20]

6月27日のボルチモア・オリオールズ戦の1回裏でホームランキャッチをするトラウト(2012年)

2013年5月21日のマリナーズ戦で、サイクル安打を達成。21歳9ヶ月16日での達成はリーグ史上最年少記録で、チームでは2006年のショーン・フィギンズ以来7度目(6人目)の快挙。最終打席に本塁打を放っての達成だった。この年は2年連続「30本塁打・30盗塁」は逃したが、打率.323・27本塁打・97打点・33盗塁・OPS.988。オフに2年連続のシルバースラッガー賞を受賞した。

2014年7月31日

2014年2月26日にエンゼルスと100万ドルの1年契約に合意した[21]。3月28日にエンゼルスと総額1億4450万ドルの6年契約に合意した[22]。6月は打率.361、7本塁打、21打点、5盗塁(失敗なし)、OPS1.230などの活躍により、自身2回目の月間MVPを受賞した。7月15日のオールスターゲームでは3打数2安打(二塁打・三塁打各1本)、2打点の活躍でMVPを受賞した。8月27日のフロリダ・マーリンズ戦では、2年ぶり自身2度目となるシーズン30本塁打に到達。最終的に本塁打は36本でリーグ3位タイ、打点は111で打点王となったが、打率は.287、184三振(マーク・トランボと並んで球団タイ記録)と悪化した。自身初のポストシーズンではカンザスシティ・ロイヤルズとのディビジョンシリーズで打率.083と打撃不振に陥り、エンゼルスが3連敗で敗退した一因となった。2012年から引き続いて3年連続のシルバースラッガー賞、そして自身初のア・リーグMVP、ハンク・アーロン賞を受賞した。MVP投票では全米野球記者協会会員30人の1位票を独占して選ばれたもので、また史上5番目の若さでの受賞となった[23]

2015年4月17日のヒューストン・アストロズ戦でロベルト・ヘルナンデスから通算100本塁打を記録し、史上最年少となる23歳253日で100本塁打・100盗塁を達成した(従来の記録はアレックス・ロドリゲスの23歳309日)[24]。前半戦を打率.312、26本塁打、55打点、OPS1.019という好成績により7月14日に行われたオールスターゲームに4年連続で出場し、ナ・リーグの先発のザック・グレインキーから先頭打者本塁打を放ち、3打数1安打(本塁打1本)で2年連続のMVPを獲得し、史上初の二年連続のMVPを受賞した選手となった[25]。後半戦は、8月の月間成績が打率.218、1本塁打、7打点と絶不調の時期が影響して前半戦に比べやや打撃成績が落ちたが、9月17日の対ミネソタ・ツインズ戦にて3打数2安打2本塁打5打点の結果を残し[26]、この日の2本塁打でシーズン38号として前年の自己記録 (36本) を更新。そして同月9月22日の対ヒューストン・アストロズ戦で本塁打を記録した[27]が、これはトラウトにとって2015年シーズン40本目のアーチであり、自身初のシーズン40本塁打以上となった。チームは最終戦のテキサス・レンジャーズ戦で敗戦し、自身二度目のポストシーズン進出は叶わなかった。シーズン成績は打率.299と3割を超えることができなかったが、出塁率は.402とリーグ2位の高出塁率を記録して本塁打も41本と数を昨年よりも増やした。打点に関しては敬遠数14というリーグ3位タイの数字の他、勝負されない場面が多かったため90打点にとどまった。実際にトラウトがチャンスに弱かったために打点が伸びなかったわけではないという事は、得点圏で.352・OPS1.201と非常によく打ち、30四球に対して26三振に留めている事からも裏付けられる[28]

2016年も前半戦から安定した成績で、リーグ4位の打率.322、18本塁打を記録し、ファン投票で5年連続のオールスターゲームに選出された。最終的なシーズン成績は、29本塁打と3年連続となる30本塁打を逃したが、4年ぶりとなるリーグ2位の30盗塁と2014年以来の100打点を記録。その他にも得点、四球、出塁率の三部門でリーグ1位に輝いた。この年エンゼルスは地区4位に低迷したが、自身はムーキー・ベッツらを抑え、2014年以来2度目となるシーズンMVPの栄冠を手にした[29]

2017年8月20日

2017年5月14日のデトロイト・タイガース戦で通算150盗塁に到達し、史上最年少となる25歳280日で150本塁打・150盗塁を達成(従来の記録はアレックス・ロドリゲスの26歳54日)[30]。開幕から好調だったが、5月28日のマイアミ・マーリンズ戦で二盗を試みた際に、ヘッドスライディングをして左手親指をベースに打ち付け負傷。左手親指靭帯断裂と診断され、自身初の故障者リスト入りとなった。約6週間後の7月14日に復帰した。8月7日のオリオールズ戦でディラン・バンディから通算1000安打を達成した[31]。9月29日のマリナーズ戦で通算200号本塁打を記録し[32]、同日中に通算201号本塁打も記録した[33]。9月は月間打率が.237に留まるなど不調だったが、それ以外の月は好調を維持した。シーズン全体では故障の影響で114試合の出場に留まったが、規定打席をわずかに上回り、リーグ6位の打率.306、33本塁打、72打点、22盗塁を記録。自身初めて出塁率・長打率の両方でリーグ1位となった。

2018年5月26日のニューヨーク・ヤンキース戦で自身初の1試合5安打(うち1本塁打3二塁打含む)を記録[34]するなど前半戦から好調で、オールスターゲームでファン投票の外野手部門2位となり7年連続7度目の選出となった。8月に入り右手首の故障でDL入りした[35]影響もあって出場試合数を減らしたが、9月には打率.329 8本塁打 16打点の活躍で自身5度目となるア・リーグプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選ばれた[36]。最終的には140試合に出場し打率.312 39本塁打 79打点 24盗塁 OPS1.088であった。敬遠25個を含む四球122個を記録し、敬遠と四球がリーグ1位。出塁率とOPSもリーグ1位であった。この年のMVP投票では2位に入り、自身7度目となるMVP投票トップ5入りを果たしてミゲル・カブレラと並んで現役最多となった[37]

2019年は開幕前の3月20日に保有していた2020年までの2年総額6650万ドルの契約に10年総額3億6000万ドルを上乗せする形で当時北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長した[9]。またオプションとして表彰による出来高、全球団へのトレード拒否権が含まれている一方でオプトアウトは含まれておらず、事実上の「生涯契約」となった[38]。同年は3月の4試合でOPS.971を記録すると、その後は毎月1.0を超える安定感。夏場にも勢いは衰えず、7月には13本塁打、29打点、OPS1.214を記録した。夏場から加速した本塁打数は、2015年に記録した41本を超えてキャリアハイの45本に到達し、110個の四球を選んだ選球眼とともに驚異的な武器となった。8月31日のレッドソックス戦で今季11個目の盗塁で通算200盗塁に到達し、283本放っている本塁打と合わせて200本塁打&200盗塁を達成した。28歳24日での達成はアレックス・ロドリゲスの29歳31日を大幅に更新し、史上最年少での記録達成となった[39]。また、盗塁成功率は84・7%で200盗塁以上の選手では歴代3位となった[40]。しかし、9月9日に右足に神経腫である「モートン病」を発症し、しびれや疼痛灼熱痛などを生じる同病を除去するための冷凍アブレーション治療を受けたが、同月15日には同部位を手術することを発表し、シーズンを終了することになった[41]。134試合に出場し、打率.291、キャリア最多となる45本塁打、104打点、11盗塁、出塁率.438、長打率.645の成績を残した[42]。2年連続7度目のシルバースラッガー賞、2度目のハンク・アーロン賞を受賞、11月14日には自身3度目となるア・リーグMVPを受賞した。3度のMVPは同球団のアルバート・プホルスに並んで現役最多(歴代2位)となった[43]

2020年9月5日、対ヒューストン・アストロズ戦でブランドン・ビーラックから放った本塁打で球団史上5人目の通算300本塁打を達成。この本塁打でティム・サーモンが持っていたエンゼルスの球団記録299本も塗り替えられることになった[44]

2021年5月18日に腓腹筋を痛め故障者リスト入りした[45]。7月1日に通算9度目、ファン投票では7度目となるオールスターゲームに選出されたが、負傷により出場はしなかった[46]

選手としての特徴

シーズンMVP3回、同投票2位に4度選出されている現役最高の選手[47][48]

打撃

「MLB最後の4割打者」であるテッド・ウィリアムズ、「史上最高のスイッチヒッター」と呼び声高いミッキー・マントルと比べられる逸材[48]

走塁

ベースボール・アメリカ」誌実施の監督アンケートでは「もっとも足の速い選手」「もっともベースランニングのいい選手」の走塁に関する2部門でア・リーグ1位に輝いた(2013年夏実施分)[49]

守備

アームレーティングに関して当初からマイナスを記録し、スカウトから「肩はfringe-average(やや平均未満)」と評されるなど肩があまり強くないが[50]守備範囲などの指標もカバーする生涯UZRは、ポジティブであり、リーグ平均を上回っている[51]

日本時間2019年7月24日、ドジャース戦にてセンターからホームへ158km/hの送球をする[52]

人物

2017年12月に高校時代から交際していた一般女性と結婚した。

2019年6月、アメリカの経済誌フォーブスは2019年版の世界のスポーツ選手の年収ランキングを発表した[53]。トラウトの年収は5060万ドルであり、17位にランクインした。野球選手では首位となった。

趣味は天気。幼少時から気象情報のチェックが大好きで、特に嵐(ストームチェイサー)に目がなく[54]、中でもキャンプ地のアリゾナ州近郊に雪嵐が接近中と知った際には、休日だったために2時間半かけて車を運転し、一日中吹雪を眺めていたという[55]。また、彼のスマートフォンには世界の気象情報を網羅する複数のアプリがインストールされており、同僚らも、試合が雨天中止か微妙なときは、真っ先にトラウトに尋ねるという[55]。所属するエンゼルスも気象予報士に扮した動画を取り上げている[56]。 またエンゼルスの球場グルメを紹介する番組で大谷翔平のことを「ショータニ」と間違えて呼びツッコミを入れられるお茶目な面もある。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2011 LAA 40 135 123 20 27 6 0 5 48 16 4 0 0 1 9 0 2 30 2 .220 .281 .390 .672
2012 139 639 559 129 182 27 8 30 315 83 49 5 0 7 67 4 6 139 7 .326 .399 .564 .963
2013 157 716 589 109 190 39 9 27 328 97 33 7 0 8 110 10 9 136 8 .323 .432 .557 .988
2014 157 705 602 115 173 39 9 36 338 111 16 2 0 10 83 6 10 184 6 .287 .377 .561 .939
2015 159 682 575 104 172 32 6 41 339 90 11 7 0 5 92 14 10 158 11 .299 .402 .590 .991
2016 159 681 549 123 173 32 5 29 302 100 30 7 0 5 116 12 11 137 5 .315 .441 .550 .991
2017 114 507 402 92 123 25 3 33 253 72 22 4 0 4 94 15 7 90 8 .306 .442 .629 1.071
2018 140 608 471 101 147 24 4 39 296 79 24 2 0 4 122 25 10 124 5 .312 .460 .628 1.088
2019 134 600 470 110 137 27 2 45 303 104 11 2 0 4 110 14 16 120 5 .291 .438 .645 1.083
2020 53 241 199 41 56 9 2 17 120 46 1 1 0 4 35 4 3 56 1 .281 .390 .603 .993
MLB:10年 1252 5514 4539 944 1380 260 48 302 2642 798 201 37 0 52 838 104 84 1174 58 .304 .418 .582 1.000
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2011 LAA 10 21 0 0 0 1.000 13 37 0 1 0 .974 13 22 0 1 0 .957
2012 67 75 0 1 0 .987 110 264 2 2 1 .993 4 1 1 1 0 .667
2013 47 84 0 1 0 .988 111 275 0 1 0 .996 -
2014 - 149 383 4 3 1 .992 -
2015 - 156 428 7 0 1 1.000 -
2016 - 148 360 7 4 1 .989 -
2017 - 108 253 5 1 0 .996 -
2018 - 125 271 7 0 4 1.000 -
2019 - 122 294 5 4 2 .987 -
2020 - 52 120 0 0 0 1.000 -
MLB 124 180 0 2 0 .989 1094 2738 37 16 10 .994 17 23 1 2 0 .923
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

表彰

MiLB
MLB

記録

MiLB
MLB

背番号

  • 27(2011年 - )

脚注

  1. ^ Mike Trout Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年12月28日閲覧。
  2. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年3月19日閲覧。
  3. ^ Halos excited to take part in Players Weekend MLB.com (英語) (2017年8月16日) 2017年8月25日閲覧
  4. ^ Jazayerli, Rany (2013年9月24日). “Mike Trout's Opening Act”. Grantland.com. 2015年1月20日閲覧。
  5. ^ Verducci, Tom (2013年9月20日). “Mike Trout is the game's best young player since Ted Williams”. SI.com. 2014年1月20日閲覧。
  6. ^ Paine, Neil (2014年4月22日). “Mike Trout And Bryce Harper Are Baseball's Best Young Position-Player Duo Ever”. fivethirtyeight.com. 2014年1月20日閲覧。
  7. ^ Berg, Ted (2014年8月7日). “Happy birthday to Mike Trout, the best young player in Major League history”. usatoday.com. 2014年1月20日閲覧。
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  58. ^ 同一年にシーズンMVPも同時受賞したのは、ウィリー・マッコビー(1969)、スティーブ・ガービー(1974)、ロジャー・クレメンス(1986)、カル・リプケン・ジュニア(1991)に次いで5人目

関連項目

外部リンク