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「360°モンキーズ」の版間の差分

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主なネタとして日本のプロ野球にてプレーした、お世辞にも決して大活躍したとは言えない[[打席]]時の外国人選手([[ブーマー・ウェルズ]]、[[チャーリー・マニエル]]、[[トーマス・オマリー]]など一部を除く)のモノマネを行う。モノマネを披露する際はどの選手であっても必ず[[ランディ・バース]]のヒッティングマーチを歌いながらやるのがお約束となっており、歌い方も'''「ヴィェー、ヴィェー、ヴィェーヴィェーヴィェー、ヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー、ヴァンダヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー」'''(本来の歌詞は、「バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン」である)という極めて独特なもの。その他、場内アナウンス([[ウグイス嬢]])のモノマネをしたりネクストバッターズサークルの場面ではBGMが遠くで流れているように表現したり、スローモーションの場面ではBGMもゆっくり歌ったりするなど芸の細かさを見せ付けている。
主なネタとして日本のプロ野球にてプレーした、お世辞にも決して大活躍したとは言えない[[打席]]時の外国人選手([[ブーマー・ウェルズ]]、[[チャーリー・マニエル]]、[[トーマス・オマリー]]など一部を除く)のモノマネを行う。モノマネを披露する際はどの選手であっても必ず[[ランディ・バース]]のヒッティングマーチを歌いながらやるのがお約束となっており、歌い方も'''「ヴィェー、ヴィェー、ヴィェーヴィェーヴィェー、ヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー、ヴァンダヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー」'''(本来の歌詞は、「バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン」である)という極めて独特なもの。その他、場内アナウンス([[ウグイス嬢]])のモノマネをしたりネクストバッターズサークルの場面ではBGMが遠くで流れているように表現したり、スローモーションの場面ではBGMもゆっくり歌ったりするなど芸の細かさを見せ付けている。


過去には[[メジャーリーグ選手一覧|メジャーリーガー]]や[[中華職業棒球大聯盟|台湾プロ野球]]の選手を扱ったこともあり、その際は口ずさむ[[バックグラウンドミュージック|BGM]]もはそれらしいフレーズ(場内BGMなど)に変えている。また、第4回時に一度だけ審査員の[[石橋貴明]]のリクエストにより、日本人選手である元[[福岡ソフトバンクホークス|ダイエー]]の[[山之内健一]]のモノマネを扱った。しかしこの時も歌っていた応援曲はバースのものだった。これはおそらく、山之内が高校時代「九州のバース」の異名をとっていたからではないかとも推測できる。また、初めてヒッティングマーチを歌いながら披露したモノマネは[[セシル・フィルダー]]であったが、実際に球場で使われていたフィルダーのヒッティングマーチも、バースの流用であった。なお、第16回において[[高校野球]]のネタを扱った時は応援歌も「[[夏祭り (JITTERIN'JINNの曲)|夏祭り]]」になっていた。
過去には[[メジャーリーグ選手一覧|メジャーリーガー]]や[[中華職業棒球大聯盟|台湾プロ野球]]の選手を扱ったこともあり、その際は口ずさむ[[背景音楽|BGM]]もはそれらしいフレーズ(場内BGMなど)に変えている。また、第4回時に一度だけ審査員の[[石橋貴明]]のリクエストにより、日本人選手である元[[福岡ソフトバンクホークス|ダイエー]]の[[山之内健一]]のモノマネを扱った。しかしこの時も歌っていた応援曲はバースのものだった。これはおそらく、山之内が高校時代「九州のバース」の異名をとっていたからではないかとも推測できる。また、初めてヒッティングマーチを歌いながら披露したモノマネは[[セシル・フィルダー]]であったが、実際に球場で使われていたフィルダーのヒッティングマーチも、バースの流用であった。なお、第16回において[[高校野球]]のネタを扱った時は応援歌も「[[夏祭り (JITTERIN'JINNの曲)|夏祭り]]」になっていた。


何故か元[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]の[[マイク・イースラー]]のモノマネをしようとすると'''披露し終える前に必ず落とされる。'''それが恒例になってきて、杉浦もイースラーをオチと考えているためか本人の面影が残らない程のオーバーアクションになってしまっている他、後には野球のプレーとは全く無関係のネタ(バス移動、サッカー観戦、空港のセキュリティチェックなど)を披露したこともある。
何故か元[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]の[[マイク・イースラー]]のモノマネをしようとすると'''披露し終える前に必ず落とされる。'''それが恒例になってきて、杉浦もイースラーをオチと考えているためか本人の面影が残らない程のオーバーアクションになってしまっている他、後には野球のプレーとは全く無関係のネタ(バス移動、サッカー観戦、空港のセキュリティチェックなど)を披露したこともある。

2021年11月23日 (火) 09:00時点における版

360°モンキーズ
SABUROKU MONKIES
メンバー 山内崇
杉浦双亮
結成年 1997年
解散年 2018年
事務所 太田プロダクション
活動時期 1997年 - 2018年
出身 太田プロお笑いセミナー2期生
出会い 帝京高校
現在の活動状況 解散
(杉浦はピン、山内は引退)
芸種 コントものまね
過去の代表番組 とんねるずのみなさんのおかげでした
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2006年 第8回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権優勝
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360°モンキーズ(さぶろくモンキーズ)は、かつて存在した日本のお笑いコンビ

太田プロダクションに所属していた。帝京高校帝京大学出身。1997年結成。2018年1月解散。

メンバー

概要

  • コンビ名はスノーボード用語の「360(サブロク)」と、映画の『12モンキーズ』を組み合わせて名付けた[6]
  • 杉浦の実家は寺院で、僧侶である父親から「ブレイクしなかったら芸能界を引退して寺を継げ!」と言われている。しかし現在のところブレイクしているとは言いがたく、常に解散の危機に晒されている(しかし父親が初代らしく、「人が生きていくには笑いが必要」という理念を見出しており、「芸人としての活動を励ましてくれたこともあった」と雑誌のインタビューで語っている)。ちなみに、杉浦は現役プロ野球選手と仲がいい(選手のブログにも紹介されている)。
  • 山内の父親は元海上自衛官
  • 帝京高校の同級生で野球部とサッカー部出身という組み合わせは、偶然にもとんねるずと全く同じ。
  • 東尾理子とは高校の同級生で仲が良かった。
  • 杉浦はゴルフもやり、ベストスコアは79。
  • 2018年1月12日、コンビで出演した「60TRY部」(ラジオ日本)にて山内の芸能界引退のため、1月末にコンビを解散する事を発表した[7]

ネタ

  • 以前は普通のコントや漫才も見せていたが、主にショートコントを披露していた。「ワンツー、ズンズンザッ!」(ネタの終わりには「ワンツー、ワンツー、ワンツー、ズンズンザッ!」と言う)というフレーズを、ショートコント間のブリッジとして使用する。ショートコントにはものまねやマニアックなゲーム・マンガの場面など、伝わらない部分もある。
  • 「先日の合コンでウケたギャグ」と称してコンパの状況を模して一発ギャグも披露していた。この時のみ、ギャグの後に「コンパではウケるんだよ〜」と言いながら客席を指差してステージ上を歩くブリッジを行う。

モノマネ

「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」での2人

杉浦は『とんねるずのみなさんのおかげでした』「博士と助手 〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」のコーナーの常連で、2017年12月にコーナーが終了した現在、唯一の皆勤(全17回連続[8])出場者である。第11回においては特注の落下セットを用意されるなど、もはやこのシリーズには欠かせない存在となっていた。

主なネタとして日本のプロ野球にてプレーした、お世辞にも決して大活躍したとは言えない打席時の外国人選手(ブーマー・ウェルズチャーリー・マニエルトーマス・オマリーなど一部を除く)のモノマネを行う。モノマネを披露する際はどの選手であっても必ずランディ・バースのヒッティングマーチを歌いながらやるのがお約束となっており、歌い方も「ヴィェー、ヴィェー、ヴィェーヴィェーヴィェー、ヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー、ヴァンダヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー」(本来の歌詞は、「バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン」である)という極めて独特なもの。その他、場内アナウンス(ウグイス嬢)のモノマネをしたりネクストバッターズサークルの場面ではBGMが遠くで流れているように表現したり、スローモーションの場面ではBGMもゆっくり歌ったりするなど芸の細かさを見せ付けている。

過去にはメジャーリーガー台湾プロ野球の選手を扱ったこともあり、その際は口ずさむBGMもはそれらしいフレーズ(場内BGMなど)に変えている。また、第4回時に一度だけ審査員の石橋貴明のリクエストにより、日本人選手である元ダイエー山之内健一のモノマネを扱った。しかしこの時も歌っていた応援曲はバースのものだった。これはおそらく、山之内が高校時代「九州のバース」の異名をとっていたからではないかとも推測できる。また、初めてヒッティングマーチを歌いながら披露したモノマネはセシル・フィルダーであったが、実際に球場で使われていたフィルダーのヒッティングマーチも、バースの流用であった。なお、第16回において高校野球のネタを扱った時は応援歌も「夏祭り」になっていた。

何故か元日本ハムマイク・イースラーのモノマネをしようとすると披露し終える前に必ず落とされる。それが恒例になってきて、杉浦もイースラーをオチと考えているためか本人の面影が残らない程のオーバーアクションになってしまっている他、後には野球のプレーとは全く無関係のネタ(バス移動、サッカー観戦、空港のセキュリティチェックなど)を披露したこともある。

第8回からは2人で出場することが可能になり、小田幸平役の山内も出場。立ち位置を交換しながら落ちていく「クロス落ち」を披露し、初優勝を成し遂げた。第10回では「ダブルサイレント落ち」「2人時間差落下」などの新技を披露し、貫禄をも見せ付けた。なお山内は、パ・リーグネタ向けとして“メガネをかけた捕手”という共通点のある吉永幸一郎役を務めることがある。

ネタの細かなシチュエーションに間違いも数点存在する。前述のようにイースラーのオーバーなバッティングフォームや、どの選手でもバースのヒッティングマーチを口ずさむ他に実際には存在していなかった事実を扱ったモノマネもいくつかある。

レパートリー

野球

その他

出演

バラエティ等

最終回では同じレギュラーだったビビるアクシャンジェット☆キッズとコント対決を行い優勝

テレビドラマ

映画

脚注・出典

  1. ^ 360°モンキーズオフィシャルブログ『八丈島の禿鷹と板橋の豚
  2. ^ 【四国IL】お笑いコンビ「360°モンキーズ」杉浦が愛媛トライアウトに合格 スポーツ報知(2015年11月11日)、同日閲覧。
  3. ^ 360°モンキーズ・杉浦双亮、独立L愛媛に入団 今年は芸人と「二刀流」”. ORICON STYLE (2016年1月20日). 2016年1月20日閲覧。
  4. ^ “さぶろく杉浦 四国アイランドL引退発表 エッセー発売”. スポニチアネックス. (2016年12月14日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/14/kiji/K20161214013904950.html 2016年12月14日閲覧。 
  5. ^ 愛媛MP サブロク双亮選手 退団のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2016年12月14日)
  6. ^ 麻布台出版社「お笑いポポロ」2007年8月号 より。
  7. ^ https://natalie.mu/owarai/news/265051 360°モンキーズが1月いっぱいで解散、山内が芸能界引退
  8. ^ ただし17回に杉浦は出場せず、山内のみが出場したため「360°モンキーズ」のメンバーとしての記録となっている。
  9. ^ 杉浦は愛媛に入団した2016年に公式戦で張泰山(この年は徳島インディゴソックスに所属)と対戦して打ち取り、試合後に言葉を交わしている(愛媛・サブロク双亮 夢の「1勝」お預けも大きな財産を手にした総合V - デイリースポーツ2016年9月26日)。
  10. ^ 笑いの金メダル」内で披露した際、上田晋也から「彼らは『おかげでした』だけじゃやり足りないんですか!!?」と言われた。

関連項目

外部リンク