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== 経歴 ==
== 経歴 ==
山梨県甲府市出身。サラリーマンだった父親の転勤に伴い群馬、埼玉、神奈川など転校が頻繁な幼少期を過ごした後、小学校3年生から神奈川県横浜市に定住<ref name="profile">[https://saikitakeshi.jp/profile/ 公式サイト プロフィール]</ref>{{要出典範囲|date=2022年6月23日 (木) 11:13 (UTC)|市立日野南小学校}}、私立栄光学園中学・高等学校を卒業し、東京大学法学部に進学<ref name="profile"/>。1997年同学部を卒業後、日本放送協会(NHK)にアナウンサーとして入局(同期に[[膳場貴子]])。記者希望だったため、ニュースキャスターの他にクローズアップ現代など報道番組の制作を担当した<ref name="profile"/>
山梨県甲府市出身。サラリーマンだった父親の転勤に伴い群馬、埼玉、神奈川など転校が頻繁な幼少期を過ごした小学校3年生から神奈川県横浜市に定住。市立日野南小学校、私立栄光学園中学・高等学校を卒業し、東京大学法学部に進学。1997年同学部を卒業後、日本放送協会(NHK)にアナウンサーとして入局(同期に膳場貴子)。記者希望だったため、ニュースキャスターの他にクローズアップ現代など報道番組の制作を担当した。


2008年2月、民主党の候補者公募に応じNHKを退職、当時空白区だった静岡7区の総支部長に就任した<ref name="profile"/>。2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では無所属の城内実に惜敗率48.78%で敗れたが、比例東海ブロックで復活当選<ref>{{Cite web |title=衆院選小選挙区 静岡7区 過去6回の開票結果 |url= https://www.at-s.com/sp/news/article/special/971881.html |website=静岡新聞 |date=2021-10-01 |access-date=2022-06-27 |language=ja}}</ref>{{要出典範囲|date=2022年6月26日 (日) 13:24 (UTC)|政策調査会長補佐として、主に経済・エネルギー・国会改革分野で活動した}}
2008年2月、民主党の候補者公募に応じNHKを退職、当時空白区だった静岡7区の総支部長に就任した。2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では無所属の城内実に敗れたが、比例東海ブロックで復活当選。政策調査会長補佐として、主に経済・エネルギー・国会改革分野で活動した。


2012年12月民主党の政権喪失とともに下野、その後党籍を更新せず無所属に。
[[2012年]]12月の[[第46回衆議院議員総選挙]]で落選<ref>{{Cite web |url = http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/kaihyo/A22.html |title = 第46回総選挙 小選挙区開票速報: 静岡|publisher = [[朝日新聞]] |date = 2012-12-16 |accessdate = 2021-10-31}}</ref>。民主党の政権喪失後、{{要出典範囲|date=2022年6月23日 (木) 11:13 (UTC)|党籍を更新せず無所属に}}。その後、地縁のある横浜へ移り横浜市議会議員選挙に港南区選挙区から無所属で立候補するも、立候補者7人中6位の順位で落選<ref>{{Cite web |url = https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/entry-58446.html |title = 2015年4月12日投開票 横浜市議選 開票速報 |publisher = [[神奈川新聞]] |date = 2015-04-12 |accessdate = 2021-10-31}}</ref>。


2016年5月、民進党本部から請われ福井2区の総支部長に就任。地縁・血縁はないが、福島原発事故後に原子力規制委員会を立ち上げるなど、エネルギー政策の経験から要請された。
2016年5月、福井2区の民進党総支部長に就任<ref name="profile"/>。{{要出典範囲|date=2022年6月26日 (日) 13:24 (UTC)|2017年4月、民進党福井県連副代表に就任}}{{要出典範囲|date=2022年6月26日 (日) 13:24 (UTC)|同年10月3日}}、第48回衆議院議員総選挙の福井2区候補者として希望の党が公認を決定。10月22日の投開票の結果、小選挙区では自民党の[[高木毅]]に敗れたが、比例復活で2期目の当選。


2017年4月、民進党福井県連副代表に就任。同年10月3日、第48回衆議院議員総選挙の福井2区候補者として希望の党が公認を決定。10月22日の投開票の結果、小選挙区では自民党の高木毅に敗れたが、比例復活で2期目の当選。保守王国の福井県からは8年ぶりの非自民議員の誕生となった
{{要出典範囲|date=2022年6月26日 (日) 13:24 (UTC)|2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加。同年10月、国民民主党副幹事長に就任}}。


20209月、民主・立憲民主・無所属議員の合流により結党(新)立憲民主党に参加、{{要出典範囲|date=2022年6月26日 (日) 13:24 (UTC)|国会対策副委員長に就任した}}。同年12月、国民・立民・社民の福井県内組織が合流し、立憲民主党福井県連を立ち上げ。代表に就任した<ref>[https://saikitakeshi.jp/archives/1179 党福井県連結成大会]</ref>
201857日、民と希望の党の合流により結党され国民民主党に参加。同年10月、国民民主党副幹事長に就任。


2020年9月、国民民主党・立憲民主党・無所属議員の合流により結党した(新)立憲民主党に参加、国会対策副委員長に就任した。同年12月、国民・立民・社民の福井県内組織が合流し、立憲民主党福井県連を立ち上げ。代表に就任した。
2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に福井2区から立候補したが、自民党の高木毅に敗れる。惜敗率85%<ref>{{Cite news |title= 野党共闘 見通し立たず |newspaper= [[読売新聞]] |url= https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20220603-OYTNT50120/amp/ |date = 2022-06-04 | |accessdate=2022-6-4}}</ref>で、比例復活もならず落選。


2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に福井2区から立候補。前回より14000以上得票数を増やしたが、自民党の高木毅に敗れる。惜敗率85.65%。立憲民主党は北陸信越ブロックで落選する議員が多かったため、比例復活もならず落選。福井県は衆参とも自民党が独占する状態に戻った。
2022年3月、同年夏の第26回参議院議員通常選挙に福井県選挙区から無所属で立候補する意向を示した<ref>{{Cite web |title=福井:参院選混戦の模様、斉木武志氏無所属で出馬表明:地域ニュース |url=https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20220310-SYT8T2989188/ |website=読売新聞オンライン |date=2022-03-10 |access-date=2022-06-24 |language=ja}}</ref>が、支援組織の連合福井との信頼関係を失い、斉木への推薦は見送られた<ref>{{Cite news |title= 野党共闘 見通し立たず |newspaper= [[読売新聞]] |url= https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20220603-OYTNT50120/amp/ |date = 2022-06-04 | |accessdate=2022-6-4}}</ref> 。

2022年3月、同年夏の第26回参議院議員通常選挙に福井県選挙区から無所属で立候補する意向を示した。

<ref>{{Cite web |title=福井:参院選混戦の模様、斉木武志氏無所属で出馬表明:地域ニュース |url=https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20220310-SYT8T2989188/ |website=読売新聞オンライン |date=2022-03-10 |access-date=2022-07-02 |language=ja}}</ref>

三ツ星国会議員

ジャーナリストの[[田原総一朗]]氏が会長を務めるNPO法人「[[万年野党]]」から第198回国会における国会議員三ツ星表彰を受賞<ref>{{Cite web |title=第198回国会 三ツ星議員一覧|政策NPO万年野党 |url=https://www.mannen-yato.jp/stars/20191118.html |website=NPO法人 万年野党 |access-date=2022-07-02 |language=ja}}</ref>。これは国会での質問の数と内容、議員立法や質問主意書の提出件数から全国会議員をランク付けしたものであり各国会毎に同NPOが発表するもの。同国会では713人の国会議員の中から22人が最高評価の三ツ星を受章。


== 国会質疑 ==
== 国会質疑 ==

2022年7月2日 (土) 00:56時点における版

斉木 武志
さいき たけし
生年月日 (1974-05-13) 1974年5月13日(50歳)
出生地 日本の旗 日本 山梨県甲府市
出身校 東京大学法学部
前職 NHKアナウンサー
所属政党民主党→)
無所属→)
民進党→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
立憲民主党
称号 学士(法学)(東京大学)
公式サイト 斉木武志 公式サイト

選挙区比例東海ブロック静岡7区)→)
比例北陸信越ブロック福井2区
当選回数 2回
在任期間 2009年9月4日[1] - 2012年11月16日
2017年10月27日[2] - 2021年10月14日
テンプレートを表示

斉木 武志(さいき たけし、1974年5月13日 - )は、日本政治家、前衆議院議員(2期)。元NHKアナウンサー

経歴

山梨県甲府市出身。サラリーマンだった父親の転勤に伴い群馬、埼玉、神奈川など転校が頻繁な幼少期を過ごした。小学校3年生から神奈川県横浜市に定住。市立日野南小学校、私立栄光学園中学・高等学校を卒業し、東京大学法学部に進学。1997年同学部を卒業後、日本放送協会(NHK)にアナウンサーとして入局(同期に膳場貴子)。記者希望だったため、ニュースキャスターの他にクローズアップ現代など報道番組の制作を担当した。

2008年2月、民主党の候補者公募に応じNHKを退職、当時空白区だった静岡7区の総支部長に就任した。2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では無所属の城内実に敗れたが、比例東海ブロックで復活当選。政策調査会長補佐として、主に経済・エネルギー・国会改革分野で活動した。

2012年12月民主党の政権喪失とともに下野、その後党籍を更新せず無所属に。

2016年5月、民進党本部から請われ福井2区の総支部長に就任。地縁・血縁はないが、福島原発事故後に原子力規制委員会を立ち上げるなど、エネルギー政策の経験から要請された。

2017年4月、民進党福井県連副代表に就任。同年10月3日、第48回衆議院議員総選挙の福井2区候補者として希望の党が公認を決定。10月22日の投開票の結果、小選挙区では自民党の高木毅に敗れたが、比例復活で2期目の当選。保守王国の福井県からは8年ぶりの非自民議員の誕生となった。

2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加。同年10月、国民民主党副幹事長に就任。

2020年9月、国民民主党・立憲民主党・無所属議員の合流により結党した(新)立憲民主党に参加、国会対策副委員長に就任した。同年12月、国民・立民・社民の福井県内組織が合流し、立憲民主党福井県連を立ち上げ。代表に就任した。

2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に福井2区から立候補。前回より14000以上得票数を増やしたが、自民党の高木毅に敗れる。惜敗率85.65%。立憲民主党は北陸信越ブロックで落選する議員が多かったため、比例復活もならず落選。福井県は衆参とも自民党が独占する状態に戻った。

2022年3月、同年夏の第26回参議院議員通常選挙に福井県選挙区から無所属で立候補する意向を示した。

[3]

三ツ星国会議員

ジャーナリストの田原総一朗氏が会長を務めるNPO法人「万年野党」から第198回国会における国会議員三ツ星表彰を受賞[4]。これは国会での質問の数と内容、議員立法や質問主意書の提出件数から全国会議員をランク付けしたものであり各国会毎に同NPOが発表するもの。同国会では713人の国会議員の中から22人が最高評価の三ツ星を受章。

国会質疑

2018年11月14日 衆議院内閣委員会

櫻田義孝東京五輪・パラ五輪担当大臣およびサイバーセキュリティ担当大臣に対し、2010年にイランで起きたUSBメモリーを使ったイラン核施設サイバー攻撃事件を例に挙げて「日本の原子力発電所にUSBジャックはあるか」と質問した。

櫻田が「基本的には使われない」「使わせない」とよくわからない返答を繰り返したため、斉木が「『使わせない』ではセキュリティーとは言えない」とただしたところ、「(USBを)使う場合は穴を入れるらしいですけど、細かいことは私はよく分かりません」とUSBについての知識がなかったことを明かしている。[5]サイバーセキュリティ担当大臣として不適格との声が上がり、2019年4月に櫻田が辞任するきっかけとなった[要出典]

2021年5月26日 衆議院文部科学委員会

丸川珠代東京五輪・パラ五輪担当大臣および布村幸彦東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副事務総長との質疑において、43会場の業務運営委託に関わる人件費が1人あたり1日35万円以上である点の妥当性、また、43会場の人材派遣業務が、竹中平蔵が取締役会長を務めるパソナグループ1社に集中する契約が結ばれていた点を取り上げた[要出典]

斉木は、大会運営を担うディレクターには1日あたり25万円から35万円と高額の日当が用意される一方で、パソナの求人では時給1650円、日当は1万2700円であり、実に90%以上の「中抜き」がなされているのではないかと指摘した[要出典]

さらに、情報提供によって入手した内部資料(TOKYO2020 パートナーカテゴリー)に基づいてスポンサー保護の項目が定められている、として次のように質問した[要出典]

「例えばソフトドリンクはオフィシャルスポンサーのコカ・コーラ。アルコールはアサヒビールと縛りがあります。人材サービス分野はパソナグループとリクルートホールディングス。組織委員会の派遣社員はパソナからしか受けられない、というパートナー契約ではないか」と指摘したところ、布村は「一般論としてはその通りです」と述べ、専門職以外の派遣職員はすべてパソナに供給してもらっている実態を認めた[要出典]

2021年6月9日 衆議院文部科学委員会

丸川珠代東京五輪・パラ五輪担当大臣に対し、五輪・パラリンピックに参加するために来日する選手や関係者に対し入国後14日間の隔離を免除する代わりに国内の行き先や外出理由などの記入・提出を義務付けた活動計画書について、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が「記入例」を配り、選手や関係者はこれを書き写すだけで済む運用になっている、「コピー・アンド・ペーストして(計画書の欄を)埋めてしまうということも考えられる」とただした。

これに対し、丸川は「さすがにこれをそのままコピペするような、この例示のような具体性のないものはまったく認めておりません。もしこのままきたら、当然はじきます」「実際にはこういうものが、コピペされたものが出回っているという実態はありません」と答弁していた。

しかし、関係者からの情報提供によって入手したイギリスのロイター通信と中国の新華社が組織委に提出した「本邦活動計画書」には、「到着当日から活動する」ことを選択し、その理由を記入する欄には、前述した誤記と思しき部分も含め例文と一字一句変わらない、「コピペ回答」が記入されていた。[6]

脚注

注釈

出典

  1. ^ 平成21年(2009年)9月4日中央選挙管理会告示第20号(平成二十一年八月三十日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ 平成29年(2017年)10月27日中央選挙管理会告示第26号(平成二十九年十月二十二日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  3. ^ 福井:参院選混戦の模様、斉木武志氏無所属で出馬表明:地域ニュース”. 読売新聞オンライン (2022年3月10日). 2022年7月2日閲覧。
  4. ^ 第198回国会 三ツ星議員一覧|政策NPO万年野党”. NPO法人 万年野党. 2022年7月2日閲覧。
  5. ^ くまお, 大山. “「私の名前が世界に知られたのか」PC使わない大臣・桜田五輪相の珍言11選”. 文春オンライン. 2021年10月12日閲覧。
  6. ^ 14日隔離は嘘! 五輪組織委が海外メディアに「隔離0日」になる“抜け穴”例文をおしらせ! すでにロイターと新華社がコピペで申請 (2021年6月17日)”. エキサイトニュース. 2021年10月12日閲覧。

外部リンク