前田雄吉
前田 雄吉 まえだ ゆうきち | |
---|---|
生年月日 | 1960年1月8日(64歳) |
出生地 | 日本 愛知県 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部 |
前職 |
政党役員 学習塾経営 |
所属政党 |
(無所属→) (日本新党→) (新進党→) (民主党(小沢グループ)→) (無所属→) (民主党→) (減税日本[2]→) (減税日本・反TPP・脱原発を実現する党[3]→) (日本未来の党→) 改革の嵐 |
称号 | 法学士 |
選挙区 |
(愛知県第6区→) 比例東海ブロック |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2000年6月 - 2009年8月 |
前田 雄𠮷(まえだ ゆうきち、1960年1月8日‐)は、日本の政治家。元衆議院議員(3期)。戸籍名(2024年10月時点)は西村雄吉[4]。
衆議院決算行政監視委員会理事、衆議院安全保障委員会委員。民主党内では小沢グループ・「一新会」事務局長、国会対策副委員長、文化団体局次長。そのほか知的財産権を守る超党派議員連盟事務局長、健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟事務局長を務めていた。
概要
[編集]愛知県立五条高等学校を経て、愛知教育大学教育学部に入学、その後慶應義塾大学法学部に転じて卒業後、松下政経塾入塾し松下幸之助に師事。ロータリー財団より、オーストラリア国立大学留学。
学習塾を営みながら、1990年2月18日の第39回衆議院議員総選挙に旧愛知2区から無所属で出馬するも、泡沫候補扱いで惨敗する。その後、江﨑真澄衆議院議員の秘書を務めたのち、1992年の日本新党結党に参画。その後、新進党を経て、1999年、民主党愛知県総支部連合会副代表に就任[5]。
2000年6月25日の第42回衆議院議員総選挙に愛知6区から出馬し初当選。
2003年11月9日の第43回衆議院議員総選挙に愛知6区から出馬し当選(2期目)。
2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙に愛知6区から出馬し落選するも、比例東海ブロックで復活当選(3期目)。
第159回国会の予算委員会第七分科会において、ネットワークビジネスに対する国家支援を要求したが[6]、経済産業省から業務停止命令を受けたマルチ商法業者からの献金受給をしていたことが判明し、責任を取って2008年10月に次期衆議院選挙への不出馬を表明し、民主党を離党した[7]。
2010年7月11日の第22回参議院議員通常選挙に、民主党に復党した上で公認候補として比例区から出馬するも落選。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙では愛知5区に国替えし、日本未来の党(旧減税日本議員)から挑んだものの、落選した[8]。
2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では上田清司参議院議員らによる新党からの立候補を検討したが、最終的に結党には至らなかったため立候補を断念した[9][10]。
2022年4月、翌年4月の統一地方選挙への候補者擁立を目指し地域政党「改革の嵐」を設立した[11]。
2023年、同年2月5日投開票の小牧市長選挙に立候補したが、現職の山下史守朗に敗れ落選[12]。
2024年10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙に愛知6区から無所属で出馬したが[13]、得票率18.3%で落選した[14]。
政策・活動
[編集]- 社会保険庁の是非について騒がれた際には、同庁の5万円の朱肉などの税金の無駄遣いを指摘した[15]。
- 病院でレンタル業者などが設置したプリペイドカードなどによる貸しテレビに病院と業者間の取り決めなどでNHKの受信料が課金されているケースをつきとめ、入院患者から受信料を自宅と病院で二重徴収をしているNHKの受信料徴収におけるずさんな実態を明らかにした[16]。
- 選択的夫婦別姓の導入など民法改正に関する請願を国会法務委員会に提出するなどしている[17]一方で、2010年の毎日新聞のアンケートでは、選択的夫婦別姓制度に「反対」と回答している[18]。
その他
[編集]著書
[編集]関連団体
[編集]- 健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟(旧・流通ビジネス議員連盟)事務局長
- ネットワークビジネス推進連盟[21]
- 養鶏問題に関する議員連盟 事務局長
- 健康食品問題研究会 幹事長
- 日本・ポーランド友好議員連盟 事務局長
- 北京オリンピックを支援する議員の会
選挙
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
落 | 第39回衆議院議員総選挙 | 1990年 2月18日 | 30 | 旧愛知県第2区 | 無所属 | 8327票 | 1.1% | 4 | 8/9 | / |
当 | 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 6月25日 | 40 | 愛知県第6区 | 民主党 | 9万7714票 | 38.97% | 1 | 1/6 | / |
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 43 | 愛知県第6区 | 民主党 | 9万7766票 | 44.21% | 1 | 1/4 | / |
比当 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 45 | 愛知県第6区 | 民主党 | 11万3467票 | 43.03% | 1 | 2/3 | 3/8 |
落 | 第22回衆議院議員総選挙 | 1946年 4月10日 | 51 | 参議院比例区 | 民主党 | 3万1458票 | ーー | 1 | 1/3 | 37/16 |
落 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 52 | 愛知県第5区 | 日本未来の党 | 2万3609票 | 11.23% | 1 | 4/5 | 7/1 |
落 | 2023年小牧市長選挙 | 2023年2月5日 | 63 | ーー | 無所属 | 1万2652票 | 27.17% | 1 | 2/2 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 64 | 愛知県第6区 | 無所属 | 3万2608票 | 32,608 | 1 | 2/4 | / |
脚注
[編集]- ^ 衆議院. “議員氏名の正確な表記”. 2024年3月27日閲覧。
- ^ 朝日新聞デジタル:減税日本、1次公認4人を発表
- ^ 脱原発、20人の1次公認を発表
- ^ 令和6年10月27日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果 候補者別得票数 (小選挙区) - 総務省
- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “前田雄吉|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “第159回国会 予算委員会第七分科会 第1号会議録(平成16年3月1日(月曜日))”. 衆議院. 2008年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月1日閲覧。
- ^ 共同通信社 (2008年10月16日). “前田衆院議員が会見で謝罪 マルチ業界から資金提供で”. 47NEWS. 2015年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月15日閲覧。
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日新聞デジタル:小選挙区開票速報:愛知 - 第46回総選挙”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “短期決戦、準備慌ただしく 愛知6区立候補予定者”. 中日新聞. (2021年10月12日) 2021年10月20日閲覧。
- ^ “6区・前田雄吉さんは不出馬”. 中日新聞. (2021年10月18日) 2021年10月20日閲覧。
- ^ “前田元衆院議員 「改革の嵐」設立 統一選擁立目指す /愛知”. 毎日新聞. (2022年4月29日) 2022年5月28日閲覧。
- ^ “「3期12年評価いただいた」 小牧市長選4選の山下さん喜び”. 中日新聞. (2023年2月6日) 2023年2月11日閲覧。
- ^ “衆院選、愛知6区に元職の前田雄吉氏が出馬へ 「あえて無所属で」”. 中日新聞. (2024年10月8日) 2023年10月28日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “衆議院選挙2024 愛知(名古屋・豊橋など)開票速報・選挙結果 NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年10月28日閲覧。
- ^ 民主党ニュース 2005年7月27日
- ^ ZAKZAK 2004年11月18日
- ^ 第150回国会法務委員会請願185号
- ^ 「2010参院選 候補者アンケート」毎日jp(毎日新聞社)、2010年6月26日。
- ^ 中日新聞 2012年12月17日
- ^ “前田雄吉プロフィール | 松下政経塾”. 松下政経塾 | 松下政経塾 (2023年3月18日). 2024年11月24日閲覧。
- ^ 流通ビジネス推進政治連盟
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 前田ゆうきち (@maeda_yukichi) - X(旧Twitter)