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2022年10月6日 (木) 23:09時点における版
福島県立田村高等学校 | |
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正門 | |
北緯37度26分50.8秒 東経140度29分33.4秒 / 北緯37.447444度 東経140.492611度座標: 北緯37度26分50.8秒 東経140度29分33.4秒 / 北緯37.447444度 東経140.492611度 | |
過去の名称 | 福島県立田村中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福島県 |
併合学校 | 福島県三春高等女学校 |
校訓 | 進取・自律・友愛 |
設立年月日 | 1923年(大正12年)4月1日 |
創立記念日 | 4月15日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 体育科 |
学校コード | D107252160016 |
高校コード | 07129D |
所在地 | 〒963-7763 |
福島県田村郡三春町字持合畑88-1 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
福島県立田村高等学校(ふくしまけんりつたむらこうとうがっこう)は、福島県田村郡三春町にある県立高等学校。通称「田高(でんこう)」。
概要
- 1923年(大正12年)に開校した「福島県立田村中学校」(旧制中学校)を前身とする。1948年(昭和23年)の学制改革の際に、福島県三春高等女学校と統合され、新制高等学校となった。1991年(平成3年)には福島県内の公立高校では唯一の体育科が設置された。遠方から通う体育科生徒のための男子寮がある。数多くの部活動で優れた成績を残しているが、特に陸上競技部の強豪校として知られている。
- 校訓
- 「進取・自律・友愛」- 1992年(平成4年)に創立70周年を記念して制定された。
- 校章
- 新制高等学校が発足した1948年(昭和23年)に制定。校名の「田」の字を図案化したものを背景にして、中央に「高」の文字を置いている。デザインは旧制中学校第1回卒業生の春山新三によるもの。
- 校歌
- 校章同様、新制高等学校が発足した1948年(昭和23年)に制定。作詞は天野多津雄、作曲は岡山直による。歌詞は2番まであり、両番に校名の「田村」が登場する。
沿革
- 旧制中学校(男子校)時代
- 1923年(大正12年)
- 1928年(昭和3年)- 第1回卒業式を挙行。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、入学資格を国民学校高等科修了程度の12歳以上の男子とする。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 1学年の定員を増やし、150名(3学級)とする。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 中等学校令の施行により、この時の入学生から修業年限が4年(現在の中学1年から高校2年に相当)となる。
- 1944年(昭和19年)8月 - 学徒動員が開始。
- 1945年(昭和20年)
- 3月 - 4年生(1941年(昭和16年)入学生)と5年生(1940年(昭和15年)入学生)の合同卒業式を挙行。
- 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、1943年(昭和18年)4月の中等学校令施行以前の入学生にも修業年限4年が適用されることになったため。
- 4月 - 1学年の募集定員を200名(4学級)に増員。学校での授業は停止。ただし勤労動員は継続。
- 5月 - 校舎の一部を日本軍、日立工場に提供。
- 9月 - 終戦により、学校での授業を再開。
- 3月 - 4年生(1941年(昭和16年)入学生)と5年生(1940年(昭和15年)入学生)の合同卒業式を挙行。
- 1946年(昭和21年)4月1日 - 修業年限を5年とする(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 生徒募集を停止。
- 新制中学校を併設し(以下・併設中学校)、旧制中学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たな生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
- 旧制中学校3・4年修了者はそのまま在籍し、4・5年生となった(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1948年(昭和23年)3月31日 - 旧制中学校が廃止される。
- 高等女学校時代
- 1920年(大正9年)
- 1921年(大正10年)3月 - 第1同卒業式を挙行。
- 1935年(昭和10年)5月29日 - 校舎の増改築工事が完了し、移転。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 定員を400名とする。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 中等学校令の施行により、「福島県三春高等女学校」(三春町立)と改称。
- 1944年(昭和19年)8月 - 学徒動員が開始。
- 1945年(昭和20年)
- 6月 - 校舎の大半を疎開工場東京理化に提供。
- 9月 - 終戦により、学校での授業を再開。
- 1946年(昭和21年)4月1日 - 修業年限を5年とする(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1947年(昭和22年)
- 2月22日 - 校舎が焼失。
- 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 生徒募集を停止。
- 新制中学校を併設し(以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たな生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
- 高等女学校3・4年修了者はそのまま在籍し、4・5年生となった(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1948年(昭和23年)3月31日 - 高等女学校が廃止される。
- 新制高等学校
- 1948年(昭和23年)
- 4月1日 - 福島県立田村中学校と福島県三春高等女学校が統合され、新制高等学校「福島県立田村高等学校」が発足。
- 通常制普通課程(全日制課程普通科)を設置。修業年限を3年とする。
- 当初は男子と女子が別学級で学習する形態であり、完全な男女共学ではなかった。
- 旧制中学校・高等女学校卒業生(希望者)を新制高校3年生、旧制中学校・高等女学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業生(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
- 併設中学校を継承し(名称:福島県立田村高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に旧制中学校・高等女学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
- 校章を制定。
- 4月28日 - 定時制通常課程(定時制課程普通科)を設置。65名が入学。修業年限を4年とする。
- 7月30日 - 御舘分校を設置。
- 12月31日 - 芦沢季節学級(冬季のみ)を開設。
- 4月1日 - 福島県立田村中学校と福島県三春高等女学校が統合され、新制高等学校「福島県立田村高等学校」が発足。
- 1949年(昭和24年)3月 - 新制高等学校(通常制普通課程)第1回卒業式を挙行。併設中学校を廃止。
- 1950年(昭和25年)1月1日 - 逢隈季節学級(冬季のみ)を開設。
- 1951年(昭和26年)
- 1952年(昭和27年)3月 - 定時制第1回卒業式を挙行。
- 1953年(昭和28年)
- 1954年(昭和29年)12月16日 - 宮城に季節学級を開設。
- 1955年(昭和30年)12月1日 - 西向と中山に季節学級を開設。
- 1957年(昭和32年)6月 - 女子の制服を制定。
- 1959年(昭和34年)12月1日 - 高野季節学級を開設。
- 1960年(昭和35年)
- 4月1日 - 船引第二部が分離し、福島県立船引高等学校として独立。七郷分室を船引高等学校に移管。
- 6月20日 - 図書館が完成。
- 1965年(昭和40年)7月19日 - 体育館が完成。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 御舘分校を福島県立安積高等学校に移管。
- 1968年(昭和43年)3月25日 - 新校舎(第一期工事)が完成。
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 1971年(昭和46年)
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 教育活動後援組織「松径会」を設立。
- 1978年(昭和53年)11月27日 - 合宿所「松径会館」が完成。
- 1990年(平成2年)3月 - 推薦入学を導入。
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 4月1日 - 体育科(1学級)を新設。
- 10月3日 - 創立70周年を記念して校訓と新制服を制定。
- 1993年(平成5年)3月20日 - トレーニングルームと部室を新設。
- 1994年(平成6年)3月10 日 - 体育科寮「八島台寮」が完成。
- 1996年(平成8年)11月20日 - 全天候型グラウンド整備工事が完了。
- 1999年(平成11年)11月8日 - グラウンドに照明設備を設置。
- 2003年(平成15年)1月28日 - 初めてⅠ期選抜入試(自己推薦型入試)を導入。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 住所表記を「福島県田村郡三春町字持合畑88番地1」とする。
- 2009年(平成21年)10月26日 - NHK総合テレビのバラエティ番組『鶴瓶の家族に乾杯』で、徳光和夫が訪問した様子が放送される。
- ウエイトリフティング部、女子バレーボール部、合唱部の活動を見て回った。
- 2011年(平成23年)
部活動
- 運動部
- 太字の運動部は強化指定種目を表す。
- 陸上競技部 - 1998年度(平成10年度)全国高等学校駅伝競走大会女子の部で初優勝。
- 硬式野球部
- バスケットボール部
- 柔道部
- ソフトテニス部
- バレーボール部(女子)
- ウエイトリフティング部
- 水泳部
- 剣道部
- 弓道部
- 卓球部
- テニス部
- ボート部
- サッカー部
- アーチェリー部
- バドミントン部
- ソフトボール部
- 文化部
交通
著名な出身者
この節の加筆が望まれています。 |
- 政界
- スポーツ界
- 田部井淳子 - 登山家
- 村上康則 - 陸上選手(2006年箱根駅伝4区区間賞・2010年日本陸上競技選手権1500m優勝)
- 鈴木隆 - 元プロ野球選手
- 村上真哉 - 元プロ野球選手
- 矢部祐一 - 元プロ野球選手
- 橋本勝也 - 車いすラグビー選手
- その他
関連DVD
- 『長距離走 VOL.7「福島県立田村高等学校陸上競技部」』(下重庄三(田村高校陸上部監督)(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
脚注
- ^ 1948年(昭和23年)7月31日開校。