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* [[名張駅]]管理の[[有人駅]]で、[[PiTaPa]]・[[ICOCA]]対応の[[自動改札機]]および[[自動精算機]]([[回数乗車券|回数券]]カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。 |
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* 専用の自動券売機にて特急券及び定期券の購入が可能<ref name="近鉄時刻表_20180317_営業案内">近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87</ref>。 |
* 専用の自動券売機にて特急券及び定期券の購入が可能である<ref name="近鉄時刻表_20180317_営業案内">近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87</ref>。 |
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== 停車列車 == |
== 停車列車 == |
2022年11月7日 (月) 14:15時点における版
桔梗が丘駅 | |
---|---|
橋上駅舎・西(北)側出入口 | |
ききょうがおか Kikyogaoka | |
◄D49 名張 (2.8 km) (3.1 km) 美旗 D51► | |
所在地 | 三重県名張市桔梗が丘一番町1街区1 |
駅番号 | D50 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | D 大阪線 |
キロ程 | 70.0 km(大阪上本町起点) |
電報略号 | キキヨ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,813人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)10月1日[2] |
桔梗が丘駅(ききょうがおかえき)は、三重県名張市桔梗が丘一番町にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。駅番号はD50。
概要・歴史
名張市内で初の大規模な団地として開発された[3]桔梗が丘住宅地が1963年(昭和38年)に着工した[2] ことと、伊賀線の西名張駅 - 伊賀神戸駅間を廃止することになった[4] ため、当該区間に設置されていた蔵持駅の代替として1964年(昭和39年)10月1日に開業した[2]。開業日が第1期の住民の入居前であったことから、開業時点では駅周辺には建物の無い空き地の状態の宅地と建設工事現場が広がっている状態であった[2]。
当駅がその玄関口となる場所にある桔梗が丘団地は[3]、高度経済成長期に団塊の世代を中心とする新たな住民が多数移り住み[2]、名張市の人口が急増していく口火を切ったとされている[3]。周辺の人口増加と共に利用者が増加し、最盛期の1995年(平成7年)には一日平均13,129人が利用するようになった[2]。しかし、団塊の世代を中心とする近隣住民の高齢化が急速に進んで定年退職する年齢を迎えており、駅の利用者数は2014年(平成26年)には最盛期の半分以下に減少した[2]。
年表
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 大阪線の名張 - 美旗間に新設開業[2][5]。
- 1970年(昭和45年)3月21日 - 急行(現・快速急行)の停車駅に追加される。
- 1989年(平成元年)12月5日 - 橋上駅舎化され、北口が開設される[1]。同時にホーム幅が4.75mから上り線は7.9m、下り線は7.5mに拡がる[1]。
- 1990年(平成2年)
- 3月15日 - 特急の停車駅に追加される。
- 7月 - 自動改札機設置。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[6]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ掘割駅で橋上駅舎を持つ[1]。ホーム有効長は10両。改札口は1か所のみ。出入口は東西双方に1か所ずつあり、双方の出口の近くにバスのりばがある。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | D 大阪線 | 下り | 伊勢中川・五十鈴川方面[7] |
2 | 上り | 名張・大阪上本町方面[7] |
- 駅設備・営業面
- 名張駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
- 専用の自動券売機にて特急券及び定期券の購入が可能である[8]。
停車列車
- 快速急行以下の全一般列車が停車する[9]。
- 朝の大阪方面行きと夜間の松阪方面に限り乙特急も停車する[9]。
- 日中は上下共に急行(桜井駅 - 榊原温泉口駅間各駅停車)が毎時2本、普通列車(名張駅 - 伊勢中川駅間の運転)が毎時1本の停車となる[9]。朝夕は快速急行が加わって毎時3本 - 最大6本の停車本数となる[9]。
当駅乗降人員
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[10]。
- 2018年11月13日:5,492人
- 2015年11月10日:6,608人
- 2012年11月13日:6,702人
- 2010年11月9日:7,307人
- 2008年11月18日:8,232人
- 2005年11月8日:8,918人
利用状況
「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[11]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 7,170 |
1998年 | 7,020 |
1999年 | 6,779 |
2000年 | 6,567 |
2001年 | 6,219 |
2002年 | 5,793 |
2003年 | 5,435 |
2004年 | 5,209 |
2005年 | 4,979 |
2006年 | 4,770 |
2007年 | 4,642 |
2008年 | 4,474 |
2009年 | 4,227 |
2010年 | 4,134 |
2011年 | 3,945 |
2012年 | 3,703 |
2013年 | 3,616 |
2014年 | 3,407 |
2015年 | 3,387 |
2016年 | 3,239 |
2017年 | 3,125 |
2018年 | 2,930 |
2019年 | 2,813 |
2020年 | 2,267 |
桔梗が丘駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
年度別利用状況(桔梗が丘駅) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1964年(昭和39年) | 65,010 | ←←←← | 11,880 | 76,890 | 開業 | ||
1965年(昭和40年) | 96,840 | ←←←← | 44,204 | 141,044 | |||
1966年(昭和41年) | 148,440 | ←←←← | 52,187 | 200,627 | |||
1967年(昭和42年) | 190,830 | ←←←← | 65,121 | 255,951 | |||
1968年(昭和43年) | 210,300 | ←←←← | 86,198 | 296,498 | |||
1969年(昭和44年) | 251,220 | ←←←← | 98,052 | 349,272 | |||
1970年(昭和45年) | 321,420 | ←←←← | 130,124 | 451,544 | |||
1971年(昭和46年) | 369,240 | ←←←← | 149,147 | 518,387 | |||
1972年(昭和47年) | 431,820 | ←←←← | 189,343 | 621,163 | |||
1973年(昭和48年) | 528,690 | ←←←← | 226,866 | 755,556 | |||
1974年(昭和49年) | 720,960 | ←←←← | 247,643 | 968,603 | |||
1975年(昭和50年) | 857,370 | ←←←← | 271,531 | 1,128,901 | |||
1976年(昭和51年) | 876,690 | ←←←← | 274,361 | 1,151,051 | |||
1977年(昭和52年) | 940,590 | ←←←← | 289,682 | 1,230,272 | |||
1978年(昭和53年) | 1,048,770 | ←←←← | 310,154 | 1,358,924 | |||
1979年(昭和54年) | 1,153,470 | ←←←← | 326,069 | 1,479,539 | |||
1980年(昭和55年) | 1,248,360 | ←←←← | 353,598 | 1,601,958 | |||
1981年(昭和56年) | 1,414,440 | ←←←← | 374,432 | 1,788,872 | |||
1982年(昭和57年) | 1,485,060 | ←←←← | 398,064 | 1,883,124 | 11月16日 | 8,941 | |
1983年(昭和58年) | 1,548,720 | ←←←← | 406,147 | 1,954,867 | 11月8日 | 9,738 | |
1984年(昭和59年) | 1,517,790 | ←←←← | 398,917 | 1,916,707 | 11月6日 | 9,729 | |
1985年(昭和60年) | 1,529,220 | ←←←← | 396,238 | 1,925,458 | 11月12日 | 9,169 | |
1986年(昭和61年) | 1,509,450 | ←←←← | 409,820 | 1,919,270 | 11月11日 | 9,294 | |
1987年(昭和62年) | 1,519,440 | ←←←← | 408,224 | 1,927,664 | 11月10日 | 9,521 | |
1988年(昭和63年) | 1,582,380 | ←←←← | 411,952 | 1,994,332 | 11月8日 | 9,680 | |
1989年(平成元年) | 1,623,420 | ←←←← | 441,431 | 2,064,851 | 11月14日 | 10,992 | |
1990年(平成2年) | 1,761,120 | ←←←← | 547,613 | 2,308,733 | 11月6日 | 11,240 | |
1991年(平成3年) | 1,946,580 | ←←←← | 571,358 | 2,517,938 | |||
1992年(平成4年) | 2,042,430 | ←←←← | 566,633 | 2,609,063 | 11月10日 | 12,383 | |
1993年(平成5年) | 2,056,470 | ←←←← | 594,580 | 2,651,050 | |||
1994年(平成6年) | 2,139,480 | ←←←← | 599,231 | 2,738,711 | |||
1995年(平成7年) | 2,170,920 | ←←←← | 617,299 | 2,788,219 | 12月5日 | 13,129[2] | |
1996年(平成8年) | 2,171,520 | ←←←← | 594,912 | 2,766,432 | |||
1997年(平成9年) | 2,062,800 | ←←←← | 554,248 | 2,617,048 | |||
1998年(平成10年) | 2,016,120 | ←←←← | 546,052 | 2,562,172 | |||
1999年(平成11年) | 1,960,950 | ←←←← | 520,154 | 2,481,104 | |||
2000年(平成12年) | 1,889,130 | ←←←← | 507,827 | 2,396,957 | |||
2001年(平成13年) | 1,771,230 | ←←←← | 498,569 | 2,269,799 | |||
2002年(平成14年) | 1,632,270 | ←←←← | 482,334 | 2,114,604 | |||
2003年(平成15年) | 1,529,820 | ←←←← | 459,353 | 1,989,173 | |||
2004年(平成16年) | 1,458,420 | ←←←← | 442,914 | 1,901,334 | |||
2005年(平成17年) | 1,382,370 | ←←←← | 435,012 | 1,817,382 | 11月8日 | 8,918 | |
2006年(平成18年) | 1,315,290 | ←←←← | 425,595 | 1,740,885 | |||
2007年(平成19年) | 1,286,370 | ←←←← | 412,728 | 1,699,098 | |||
2008年(平成20年) | ←←←← | 11月18日 | 8,232 | ||||
2009年(平成21年) | ←←←← | ||||||
2010年(平成22年) | ←←←← | 11月9日 | 7,307 |
駅周辺
バス路線
- 南口・1番のりば
- 01 桔梗が丘線 - 山の手経由 桔梗が丘循環
- 04 すずらん台線 - MEGAドン.キホーテUNY名張店
- 07 百合が丘線 - 名張市役所 名張駅東口 東まわり 名張市立病院経由 百合が丘循環
- 02 桔梗が丘線 - 桔梗が丘循環 東桔梗まわり
- 名張市コミュニティバス「ナッキー号」 東山霊園ふれあいの森前・MEGAドン.キホーテUNY名張店・総合体育館・名張市立病院・図書館方面
- 04 すずらん台線 - 名張市役所 名張市立病院経由 名張青峰高校前
- 南口・2番のりば
- 04 すずらん台線 - すずらん台
- 04 すずらん台線 - MEGAドン.キホーテUNY名張店
- 北口
月ヶ瀬梅林の観梅時期には隣の名張駅から当駅を経由し、月ヶ瀬へと向かう臨時バスが走るが、2往復のみの設定である。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- D 大阪線
脚注
- ^ a b c d “桔梗が丘駅は駅舎橋上化に 近鉄大阪線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年12月8日)
- ^ a b c d e f g h i 植木創太(2014年10月1日). “近鉄桔梗が丘駅きょう50周年 初代駅員浜口さん「今の姿夢のよう」”. 中日新聞 (中日新聞社)
- ^ a b c 酒井直樹、植木創太(2014年10月2日). “いが見聞録 「桔梗が丘駅50周年」の巻 地域発展の原動力 記念行事 節目祝う”. 中日新聞 (中日新聞社)
- ^ 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、323頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月10日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|桔梗が丘”. 近畿日本鉄道. 2021年4月27日閲覧。
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
- ^ a b c d e f 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.124 - p.147・p.284 - p.306
- ^ 駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道
- ^ 三重県統計書 - 三重県
関連項目
外部リンク
- 駅の情報|桔梗が丘 - 近畿日本鉄道