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2022年11月23日 (水) 10:27時点における版

高見山
西北西から望む 東吉野村の平野地区から
標高 1,248.4 m
所在地 奈良県吉野郡東吉野村
三重県松阪市
位置 北緯34度25分43秒 東経136度05分19秒 / 北緯34.42861度 東経136.08861度 / 34.42861; 136.08861座標: 北緯34度25分43秒 東経136度05分19秒 / 北緯34.42861度 東経136.08861度 / 34.42861; 136.08861
山系 高見山地台高山脈
高見山の位置(奈良県内)
高見山
高見山 (奈良県)
高見山の位置(日本内)
高見山
高見山 (日本)
プロジェクト 山
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高見山(たかみさん、たかみやま)は、奈良県吉野郡東吉野村三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にある山である。標高は1,248.4m。

台高山脈の北端に位置しており、奈良県側の紀ノ川支流の高見川(平野川・杉谷川)と、三重県側の櫛田川の源頭になる。また、この山付近を中央構造線が通っている。関西では冬に霧氷樹氷を見ることができる登山先として有名。昔は高角山、高水山などと呼ばれた。東西に長い山容のため、南北方向から見るとなだらかな山に見えるが、東西方向から見ると尖って見える。その事から「関西のマッターホルン」の異名を持つ。

歴史

神武天皇東征の際、櫛田川から大和へと入ったとする説があり、山頂にはここに上って四方を見たと謂われる「国見岩」や、道案内を勤めた八咫烏を祀る高角神社がある。「我妹子を いざ見の山も高みかも 大和の見えぬ 国遠みかも」と万葉集に歌われた、「いざ見の山」がこの高見山ではないかと言われている。

その他

角界では高砂部屋の伝統的な四股名であり、明治以来5人の力士が高見山を名乗っているが、この山に由来するものではなく、偶然の一致[1]である。

関連画像

脚注

  1. ^ 朝日新聞名古屋本社版朝刊『百景新話』(2008年2月13日

関連項目

外部リンク