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「ソフトロック」の版間の差分

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2023年5月29日 (月) 09:35時点における版

ソフトロック
現地名 soft rock (Sunshine Pop)
様式的起源
文化的起源 1960年代中期から後期のアメリカ合衆国南カリフォルニア)とイギリス
使用楽器
派生ジャンル アダルト・コンテンポラリー
渋谷系
ヒプナゴシック・ポップ
チェンバー・ポップ
関連項目
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ソフトロックsoft rock)は、ロック・ミュージック音楽ジャンルのひとつ。 日本における認識と、海外における認識に相違があるので注意が必要である。この記事では、主に日本におけるソフトロックの解釈について記述する。

概要

1960年代中盤から1970年代前半の英米の、煌びやかなコーラスや、カート・ベッチャーゲイリー・アッシャーらのプロデューサーの趣味が反映したサウンドが特徴の、ソフトなポップス、ポップ・ロックを指す。代表的なアーティストとしては、「アソシエイション」「ロジャー・ニコルズ」「ハーパース・ビザール」等が挙げられる。主に米国西海岸、特に「カリフォルニア」のグループが該当するが、米国の他の地域のグループも存在する[注 1]。幾つかの英国グループもこのジャンルに分けられることもある。楽曲的には「高度なコーラスワーク」や「ドゥーワップの影響を受けたスキャット」、「ドリーミーな曲調」や「サイケデリック要素」、「ストリングスブラスハープシコード等のオーケストラ楽器の多用」等が重要な要素だと言える。場合によっては「サイケデリック・ロック」や「サイケデリック・ポップ」、「バブルガム・ポップ」に分類されるものもしばしば存在する。また、シングル一枚程度で活動を終了する様なグループや、リアルタイムの発売当初には全く売れなかったグループも多かったことから「ガレージ・ロック[注 2]として扱われることもある。また、イギリスではゾンビーズピーター&ゴードンチャド&ジェレミー、サイケデリック期のザ・ホリーズシーカーズニルヴァーナ (UK)などが挙げられる。

1965年頃からの流行ではあったが、アソシエションが数曲、チャートトップを取れた程度で、マイナーなジャンルとして1970年代初頭には廃れ、1980年代の英米では、ほぼ完全に「忘れ去られたジャンルの音楽」として判断され、無視されていた。またこのジャンルを表す言葉も存在しなかった。日本では、東芝音楽工業(後の東芝EMIEMIミュージック・ジャパン、現・ユニバーサルミュージックEMI RECORDSおよびVirgin Music)から当時リリースされたハーパース・ビザールやアソシエイションのアルバム、またワーナー・パイオニア(現・ワーナーミュージック・ジャパン )からのブレッドのアルバムに「ソフト・ロックの王者」「ソフト・ロックのチャンピオン」「ソフト・ロックのスーパーグループ」などのキャッチフレーズが付けられていた。当時の担当者の談によると、「自然発生的に流通しており、それを拝借した」という。だが日本でも世界でも、文化的ムーブメントもなく、以降もこの言葉が定着することはなかった。

1980年代半ばから、特に渋谷、青山界隈に存在する「パイド・パイパー・ハウス」のような一部の輸入レコード店や、「ポプシクル」や「Vanda」等のミニコミの音楽誌がこのジャンルを再評価をする流れが生まれた。そう言った店に通って影響を受けたミュージシャンが「渋谷系」と呼ばれ評価されるようになった。 並びにレコード会社、各CDショップや一般の輸入レコード店もこのジャンルに注視し、「レコード・コレクターズ」誌や「ミュージック・マガジン」誌などの雑誌上や店舗での特集やCDでの再発を進めたことによって、このジャンルの人気が上がり、またこの「ソフトロック」という言葉も定着した。

1980年代の英米では、無視されていた事もあって、このジャンルの音楽は、過去のレコード盤かごく一部の限られたアーティストのベスト盤、オムニバスの編集盤ぐらいしか存在しなかった。80年代後半から90年代の初頭に於いて日本国内の各レコード会社がこのジャンルのレコードのCD化を進めた事によって、逆輸入的に存在がクローズアップされるようになった。英米がこのジャンルに注目するようになったのは90年代も後半で、かなりの時期「CDで聴きたいならば日本盤しかない」と言う状態が続いた。この「ソフトロック」人気は、日本先行であり、日本発の世界初CD化や日本のみでのCD発売、日本の業者による非CD化音源の海賊盤[注 3]の例も多い。

海外で「Soft Rock」というとほぼ全く違う音楽を指す言葉になる。例えば「スティーリー・ダン」や「ドゥービー・ブラザーズ[注 4]、「クリストファー・クロス」辺りの一般的にAORとされる音楽や、「シャカタク[注 5]等のフュージョンイージー・リスニングの類、「ジャクソン・ブラウン[注 6]等のシンガー・ソングライター等々が英語版Wikipediaで「ソフトロック」とされている。そして重要なことは、これらの音楽は一般的に日本では「ソフトロック」とは呼ばれないということである。日本で「ソフトロック」と呼ばれるものは欧米では近年「サンシャイン・ポップ」と呼ばれるようになっている。また、欧米でいうところの「ソフトロック」のジャンル解釈は、日本国内では使用されていないので注意が必要である。[要出典]

主なアーティスト

一部ソフトロックと言える曲、アルバムが存在するグループ

他ジャンルとしてデビュー、若しくは割合としてソフトロックと呼べない作品の方が多い、少数のみソフトロックの曲を発表しているアーティスト。

純粋なソフトロックアーティスト

主な楽曲

脚注

注釈

  1. ^ 比較的ニューヨーク州のバンドが多い。
  2. ^ ガレージロック系コンピレーションにしばしばこのジャンルの楽曲が取り上げられている。
  3. ^ 有名な物として、「ザ・サークル」のB級ソフトポルノ映画「The Mynx」のサントラ作品がある。現在は正規品が普通に流通しているが、90年代初頭頃では海賊盤CDしか無かった。
  4. ^ トム・ジョンストンがいた70年代前半まではアメリカン・ロック、マイケル・マクドナルドが加入し、70年代後半には都会的なAORのバンドに音楽性を変更した
  5. ^ トゥナイトのテーマだった「ナイトバ-ズ」で有名。
  6. ^ 音楽性はフォーク・ロックなどが主体。社会活動や政治運動にも熱心な人物
  7. ^ 一般的にはサーフミュージックのグループ。
  8. ^ 基本的にはガレージロックのグループ。
  9. ^ フォークロックのグループ。
  10. ^ フォークロック、サイケデリック・ロック、カントリーロックのグループ。『名うてのバード兄弟』のみ「ソフトロックの名盤」とされている。
  11. ^ 基本的には黒人コーラスグループ、ソウルミュージック。
  12. ^ ビートバンド、リバプールサウンドのグループ。
  13. ^ ソフトロックと呼べるアルバムは三枚のみ、『フォー・サーテン・ビコーズ』『エヴォリューション』『バタフライ』、それ以外は基本的に「ビート・バンド」である。
  14. ^ 基本的にはガレージロックのグループ。
  15. ^ ガレージロック、若しくはガレージサイケ。
  16. ^ 60年代初頭から活動しているポップ・シンガー、一枚カート・ベッチャープロデュースのソフトロック名盤がある。
  17. ^ 元々はビートバンド。

出典

  1. ^ Soft Rock Music Overview - オールミュージック. 2022年5月19日閲覧。
  2. ^ Stanley 2013, p. 179.
  3. ^ Viglione, Joe. “Breaking Up Is Hard to Do - Neil Sedaka | Song Info”. AllMusic. All Media Network. 2016年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ソフト・ロックA to Z』セレクション!”. カケハシ・レコード (2020年3月14日). 2020年9月2日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ソフトロック”. K2レコード (2015年12月18日). 2020年9月3日閲覧。
  6. ^ a b c 米4人組ポップ・バンド、ブレッド(Bread)エレクトラ・レコーズ在籍時のアルバムを完全網羅した6枚組ボックス・セット”. タワーレコード (2017年9月13日). 2020年9月9日閲覧。
  7. ^ BUTTERFLY (180G MONO/STEREO 2LP)”. ディスクユニオン. 2020年9月29日閲覧。
  8. ^ HANKY P ANKY/IT’S ONLY LOV E/I THINK WE’RE A LONE N OW”. ディスクユニオン. 2020年9月9日閲覧。
  9. ^ トミー・ロウ、カート・ベッチャーがプロデュースしたソフトロック名盤が待望の復刻”. 芽瑠璃堂. 2020年9月17日閲覧。
  10. ^ ASSOCIATION / Never My Love / Windy”. チクロマーケット. 2020年9月2日閲覧。
  11. ^ 浩 (2014年1月30日). “[音故知新]アソシエイション 「アロング・カムズ・メアリー」”. 読売新聞・東京夕刊: p. 6. "「ソフトロックの雄」と呼ばれ、その後もヒットを飛ばしたが、70年代に入ると急に失速し、忘れられた存在となってしまう。"  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  12. ^ カート・ベッチャー 2022年10月27日閲覧
  13. ^ いしうらまさゆき (2017年9月14日). “[ソフトロック] The Jimmy Wisner Sound featuring Love Theme from “Romeo and Juliet”(Columbia CS9837 / 1969)”. 芽瑠璃堂. 2020年9月3日閲覧。
  14. ^ 「追悼フランシス・レイ〜映画音楽のマエストロが日本のポップスに与えた影響を聴いてみよう」(高橋芳朗の洋楽コラム)”. TBSラジオ (2018年11月17日). 2020年9月3日閲覧。
  15. ^ いしうらまさゆき (2019年7月5日). “[ソフトロック] The New Colony Six / Revelations (Mercury / 1968)”. 芽瑠璃堂. 2020年9月3日閲覧。
  16. ^ “ソフトロック流行の立役者ロジャー・ニコルズ(in・short)”. アエラ: p. 87. (1995年10月23日). "ニコルズは、六〇年代からカーペンターズ「愛のプレリュード」やポール・アンカ「想い出よいつまでも」などを書き下ろした作曲家。当時のいわゆる「ソフトロック」流行の立役者となった。"  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  17. ^ いしうらまさゆき (2018年10月10日). “[ソフトロック] Roger Nichols Treasury / Extra Tracks ( Victor / 2018 )”. 芽瑠璃堂. 2020年9月3日閲覧。
  18. ^ “P・ウィリアムス復活 16年ぶり「バック・トゥ・ラブ・アゲイン」”. 朝日新聞・夕刊: p. 15. (1997年1月23日). "近年再評価が進むソフトロックなどと呼ばれる七〇年代ポップスを生み出したソングライターのシンボルでもある。"  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  19. ^ コリン・ブランストーン from ゾンビーズ”. billboard LIVE TOKYO / 阪神コンテンツリンク. 2020年9月2日閲覧。

関連項目