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「吉本興業札幌支社」の版間の差分

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第1期オーディションは[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]局である[[北海道文化放送]](UHB)の番組「[[トミーズ]]のよしもとのもと」内で行われ、以来UHBとは「[[笑道 (北海道文化放送)|笑道]]」の放映をはじめ所属芸人の出演番組の制作が多く、親密な関係にある。
第1期オーディションは[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]局である[[北海道文化放送]](UHB)の番組「[[トミーズ]]のよしもとのもと」内で行われ、以来UHBとは「[[笑道 (北海道文化放送)|笑道]]」の放映をはじめ所属芸人の出演番組の制作が多く、親密な関係にある。


かつては札幌市中央区の[[札幌市電]]沿線に常設劇場「電車通り8丁目スタジオ」を持っていたが2004年頃に閉鎖され、以後は[[ノルベサ]]のイベントスペースや[[琴似駅 (札幌市営地下鉄)|琴似駅]]の[[ターミナルプラザことにパトス]]、[[狸小路]]の[[ディノスシネマ|サツゲキ]](旧称:メッセホール、BFHホール、[[札幌東宝プラザ|札幌プラザ2・5]])などの貸ホールをライブの拠点としている。
かつては札幌市中央区の[[札幌市電]]沿線に常設劇場「電車通り8丁目スタジオ」を持っていたが2004年頃に閉鎖され、以後は[[ノルベサ]]のイベントスペースや[[琴似駅 (札幌市営地下鉄)|琴似駅]]の[[ターミナルプラザことにパトス]]、[[狸小路]]の[[ディノスシネマ|サツゲキ]](旧称:メッセホール、BFHホール、[[札幌東宝プラザ|札幌プラザ2・5]])、[[BLOCH]]などの貸ホールをライブの拠点としている。


== ライブ ==
== ライブ ==
=== 定期ライブ ===
=== 定期ライブ ===

* サツヨシネタバトル(主に[[札幌市民交流プラザ]]・クリエイティブスタジオ)
* サツヨシライブ笑道黒帯・白帯(主にBLOCH)
** 笑道の後継ライブ。ネタバトルのランキングによって「黒帯」と「白帯」に振り分けられる。アマチュアの出場は受け付けていない。
* サツヨシゲストライブ(BLOCHまたはザ・ルーテルホール)
** GORIGORI吉本の後継ライブ。
* NEW WAVE LIVE(主にBLOCH)
** 札幌NSC出身者限定の若手ライブ。
* サツヨシお笑い研究所(主にBLOCH)
** 企画ライブ。テーマは「大喜利」「賞レースへの道」「ユニットコント」など。

=== 過去の定期ライブ ===
* [[笑道 (北海道文化放送)|笑道]](毎月1回、主にターミナルプラザことにパトス)
* [[笑道 (北海道文化放送)|笑道]](毎月1回、主にターミナルプラザことにパトス)
** 2部制で昇格・降格のあるライブ。「黒帯」と「白帯」に分かれ、「白帯」ステージではアマチュアの出場も受け付けている。[[2020年]]2月終了、3月までは[[北海道文化放送]]にて地上波放送があった。
** 2部制で昇格・降格のあるライブ。「黒帯」と「白帯」に分かれ、「白帯」ステージではアマチュアの出場も受け付けている。[[2020年]]2月終了、3月までは[[北海道文化放送]]にて地上波放送があった。
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=== その他 ===
=== その他 ===
* [[大林宜裕]](ポップカルチャータレント<ref>以前は芸人枠であったが、現在はアニメ・漫画関連のイベントMCやラジオDJがメインとなっていることからこの肩書に変更された。</ref>)
* [[大林宜裕]](ポップカルチャータレント<ref>以前は芸人枠であったが、現在はアニメ・漫画関連のイベントMCやラジオDJがメインとなっていることからこの肩書に変更された。</ref>)
* [[Satoly]](アーティスト)
* [[松野⁂瑠烏]](ポップカルチャータレント)


* [[ウタイサトシ]]([[釧路市]][[音別町]][[地域おこし協力隊]]員)
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*[[つちふまズ]](三木智洋、小澤徹也)
*[[つちふまズ]](三木智洋、小澤徹也)
* [[スクランブル (お笑いコンビ)|スクランブル]](としき、だいき)<ref>「[[あなたの街に住みますプロジェクト]]」6代目北海道住みます芸人。</ref>
* [[スクランブル (お笑いコンビ)|スクランブル]](としき、だいき)<ref>「[[あなたの街に住みますプロジェクト]]」6代目北海道住みます芸人。</ref>
* [[ササタニ]](佐々木翼、谷保和也)


'''他事務所で活動'''
'''他事務所で活動'''
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* [[KIRIGAMIST千陽]](退社)
* [[KIRIGAMIST千陽]](退社)
** 桂枝光の弟子で[[紙切り]]パフォーマー。フリーで活動。
** 桂枝光の弟子で[[紙切り]]パフォーマー。フリーで活動。
* [[ササタニ]](解散)(佐々木翼、谷保和也)
** 東京吉本移籍を経て2021年に解散。谷保は「もえ」結成。
*[[神様のペット]](解散)(三谷、スズサク)
*[[神様のペット]](解散)(三谷、スズサク)
**東京吉本移籍を経て2021年に解散。三谷は「じゃーまん」結成、スズサクは吉本を退社し怪談師に転身。
**東京吉本移籍を経て2021年に解散。三谷は「じゃーまん」結成、スズサクは吉本を退社し怪談師に転身。
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* じゃーまん(対馬、三谷)
* じゃーまん(対馬、三谷)
** 東京吉本での活動を経て解散。
** 東京吉本での活動を経て解散。
* [[Satoly]](アーティスト)
* [[松野⁂瑠烏]](ポップカルチャータレント)


'''オーディション受験者'''
'''オーディション受験者'''

2024年3月4日 (月) 06:01時点における版

吉本興業ホールディングス > 吉本興業 > 吉本興業札幌支社
吉本興業株式会社札幌支社
Yoshimoto Kogyo Co.,Ltd. Sapporo Office
吉本興業札幌支社がある
サッポロファクトリー一条館
種類 株式会社
略称 札幌吉本
本社所在地 日本の旗 日本
060-0031
北海道札幌市中央区北1条東4丁目1
サッポロファクトリー一条館3階
設立 1994年
業種 サービス業
事業内容 タレントの育成及びマネージメント
放送番組及び各種イベントの企画・制作・運営
外部リンク https://www.yoshimoto.co.jp/sapporo/
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吉本興業札幌支社(よしもとこうぎょうさっぽろししゃ)は、日本芸能プロダクション吉本興業札幌市中央区にある事務所。サッポロファクトリー一条館3階に所在している。通称は札幌吉本さっぽろよしもと)。札幌市の劇場などの北海道地区各劇場を中心に活躍している。

歴史

吉本の札幌進出のきっかけとなったのは、1991年に家庭の事情により大阪から北海道に転居していた落語家の桂小つぶ(現・2代目桂枝光)であった[1][2]。初代所長は心斎橋筋2丁目劇場の支配人だった木山幹雄[3]1994年に大阪から笑ハンティングを呼び、事務所を設立。第1期オーディションを開催し、タカアンドトシアップダウンマッサジル(元まさまさきのり)らを輩出した。1990年代後半には、東京吉本で活躍していたモリマンUターン所属した。

2007年9月30日までは吉本興業札幌事務所だったが、同年10月1日の吉本興業の持株会社化に伴い、新設子会社の同社に移行した。1999年から2002年まで、マイカル小樽(現・ウイングベイ小樽)にあったテーマパーク「観光名所小樽よしもと」を運営していた[4]

2010年6月よしもとクリエイティブ・エージェンシー札幌支社と改称。

2019年6月、親会社の社名変更(吉本興業→吉本興業ホールディングス)に伴い、吉本興業札幌支社と改称。

概要

第1期オーディションはフジテレビ系列局である北海道文化放送(UHB)の番組「トミーズのよしもとのもと」内で行われ、以来UHBとは「笑道」の放映をはじめ所属芸人の出演番組の制作が多く、親密な関係にある。

かつては札幌市中央区の札幌市電沿線に常設劇場「電車通り8丁目スタジオ」を持っていたが2004年頃に閉鎖され、以後はノルベサのイベントスペースや琴似駅ターミナルプラザことにパトス狸小路サツゲキ(旧称:メッセホール、BFHホール、札幌プラザ2・5)、BLOCHなどの貸ホールをライブの拠点としている。

ライブ

定期ライブ

  • サツヨシネタバトル(主に札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオ)
  • サツヨシライブ笑道黒帯・白帯(主にBLOCH)
    • 笑道の後継ライブ。ネタバトルのランキングによって「黒帯」と「白帯」に振り分けられる。アマチュアの出場は受け付けていない。
  • サツヨシゲストライブ(BLOCHまたはザ・ルーテルホール)
    • GORIGORI吉本の後継ライブ。
  • NEW WAVE LIVE(主にBLOCH)
    • 札幌NSC出身者限定の若手ライブ。
  • サツヨシお笑い研究所(主にBLOCH)
    • 企画ライブ。テーマは「大喜利」「賞レースへの道」「ユニットコント」など。

過去の定期ライブ

  • 笑道(毎月1回、主にターミナルプラザことにパトス)
    • 2部制で昇格・降格のあるライブ。「黒帯」と「白帯」に分かれ、「白帯」ステージではアマチュアの出場も受け付けている。2020年2月終了、3月までは北海道文化放送にて地上波放送があった。
  • ネタとコーナーのライブ(毎月1回、主に札幌プラザ2・5)
    • よしもとライブRAMの後継的ライブ。
  • ramchop(不定期水曜日、サッポロファクトリー
  • 札よしと○○のお笑いライブ→GORIGORI吉本(毎月1回、主に札幌プラザ2・5→コンカリーニョサツゲキ
    • 2019年開始。東京もしくは大阪からゲストを招いての合同ライブ。

所属タレント

芸人

札幌NSC出身者

その他

過去に在籍していた芸人

東京本社所属

他事務所で活動

解散・退社

  • 補色(なかもりあや、サカヅメ)
    • サカヅメは「暮花火」結成。
  • じゃーまん(対馬、三谷)
    • 東京吉本での活動を経て解散。
  • Satoly(アーティスト)
  • 松野⁂瑠烏(ポップカルチャータレント)

オーディション受験者

オーディションライブを受けていたものの、正式所属にはならなかった者。

札幌よしもと関連のタレント中心で構成された番組

エピソード

  • マイカル小樽に「観光名所小樽よしもと」を運営していた時代は、東京から1組や大阪から1組若手芸人が住み込みで派遣されており、ピース結成前の又吉直樹(線香花火)や、こぶしとザンギ(現平成ノブシコブシ)、瀬沼松村、HABA-HABA、バーチャルトーイ(現烏龍パーク)ファミリーレストラン、チャリパンク、ツインズ(現ギャロップの毛利)などが滞在した[10]
  • 同じく北海道を本拠とする芸能事務所であるCREATIVE OFFICE CUEとはあまり友好的ではなく、所属タレント同士がローカル番組で共演する機会は少なかった。東京本社所属の今田耕司は、オフィスキューに所属するTEAM NACSの影響で「吉本が入っていけないんですよ、札幌支社が」、「タカトシを連れて行ってなんとか北海道をこじ開けようと」対抗していると話し、TEAM NACSメンバーの安田顕は「(オフィスキューと)せめぎあいです」、「そうはいくかというオフィスキューもあり」と話していた[11]。2020年以降は「ブラキタ」「いまなにしてる?」(ともに北海道放送)など所属タレントが共演する番組が少しずつ増えている。
  • これまでにM-1グランプリファイナリストを3組輩出している(タカアンドトシ、トム・ブラウン布川、錦鯉長谷川)。

関連項目

脚注

  1. ^ 木村政雄の私的ヒストリー|木村政雄の事務所
  2. ^ 木村政雄の私的ヒストリー|木村政雄の事務所
  3. ^ 木村政雄の事務所”. www.km-jimusho.com. 2023年10月6日閲覧。
  4. ^ お笑いの“小樽よしもと”が休業!”. 小樽ジャーナル. 2021年12月13日閲覧。
  5. ^ あなたの街に住みますプロジェクト」5代目北海道住みます芸人。
  6. ^ 以前は芸人枠であったが、現在はアニメ・漫画関連のイベントMCやラジオDJがメインとなっていることからこの肩書に変更された。
  7. ^ あなたの街に住みますプロジェクト」6代目北海道住みます芸人。
  8. ^ あなたの街に住みますプロジェクト」初代北海道住みます芸人。
  9. ^ 芸名の通り、事務所主催のバスツアーの添乗員兼MCとして所属しており、舞台には立たない。
  10. ^ 『火花』の師匠モデル芸人 又吉は礼儀正しいが理解できぬ面も”. NEWSポストセブン. 2021年12月13日閲覧。
  11. ^ 今田耕司、北海道でのTEAM NACSの人気に圧倒「吉本が入っていけない」”. RBB TODAY. 2022年3月1日閲覧。

外部リンク