赤井川村
あかいがわむら 赤井川村 | |||
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キロロリゾート(2010年) | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 北海道地方 | ||
都道府県 | 北海道(後志総合振興局) | ||
郡 | 余市郡 | ||
市町村コード | 01409-5 | ||
法人番号 | 9000020014095 | ||
面積 |
280.09km2 | ||
総人口 |
1,361人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||
人口密度 | 4.86人/km2 | ||
隣接自治体 |
小樽市、 余市郡余市町、仁木町、 虻田郡倶知安町、京極町 石狩振興局:札幌市 | ||
村の木 | シラカバ | ||
村の花 | ムラサキヤシオ | ||
マスコット | あかりん | ||
赤井川村役場 | |||
村長 | 馬場希 | ||
所在地 |
〒046-0592 北海道余市郡赤井川村字赤井川74-2 北緯43度05分00秒 東経140度48分49秒 / 北緯43.08347度 東経140.81364度座標: 北緯43度05分00秒 東経140度48分49秒 / 北緯43.08347度 東経140.81364度 | ||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||
ウィキプロジェクト |
赤井川村(あかいがわむら)は、北海道後志総合振興局管内、余市郡にある村。1906年(明治39年)4月に成立した[1]。村の名前の由来はアイヌ語の「フレ・ベッ」(赤い・川)の意訳である。
面積の大部分が山地の森林で、北西のカルデラ盆地に村の中心と農地が広がる。盆地内特有の内陸性気候で積雪が多く、道内でも有数の豪雪地帯となっている。かつての噴火活動で形成されたカルデラ地形の上にある村である。
「日本で最も美しい村連合」の一つ。
地理
[編集]小樽市の南西に位置する。北西部にきれいな円を描くカルデラ地形(赤井川カルデラ)があり、南に口を開け、赤井川が流れ出る。このカルデラ盆地が村の中心である。
東半は森林山岳地帯である。東の札幌市とは余市岳、北の余市町とは大登山、南の倶知安町とは本倶登山などの山で隔てられる。西を除く三方向を山で囲まれる地勢である。
東部の北側に余市川、同じく南側川に白井川がそれぞれ東から西に向かって流れ、村の中央部で合流する。余市川は、さらに赤井川をあわせてから西隣の仁木町に流れていく。
歴史
[編集]- 1899年(明治32年) - 余市郡大江村(現:仁木町)より分村し、赤井川戸長役場を設置。
- 1906年(明治39年)4月1日 - 小樽支庁から後志支庁へ変遷、同時に二級町村制を施行し、村が成立。
- 1956年(昭和31年)5月31日 - 明治郵便局を一時閉鎖し、都郵便局を引継局とする[2]。
- 1957年(昭和32年)12月15日 - 明治郵便局を廃止する[3]。
- 2015年(平成27年)4月15日 - 道内115番目の道の駅「道の駅あかいがわ」が都(みやこ)地区に開業(道の駅に認定されるまでは「村の駅」として同年3月27日に先行開業)。
行政
[編集]村長
- 竹田和晃(1999年(平成11年)から2007年(平成19年))
- 赤松宏(2007年から2019年(平成31年))
- 馬場希(2019年(平成31年)~)
村議会
- 定数8人(任期:2015年)
経済
[編集]農業が主産業で、米、じゃがいも、かぼちゃ、とうもろこし、メロン、スイカ、野菜、花などが作られている。 余市岳の麓に、スキー場を中心にしたキロロリゾートという保養地があり、これを中心にした観光業もある。 キロロリゾートを除くと、村にある小売店は一軒のコンビニ(セイコーマート)しか無く、地域振興券が配られた際にはマスコミが「地域振興券を使えない村」として取り上げた。
立地企業
[編集]- 山中牧場(字落合)
- アリスファーム(字日の出)
- 赤井川運輸(字明治)
※キロロリゾートを除く
農協
[編集]- 新おたる農業協同組合(JA新おたる)赤井川事業所(字赤井川)
郵便局
[編集]- 赤井川郵便局(旧集配特定局、字赤井川)
- 都(みやこ)郵便局(字都)
※集配業務は余市郵便局が担当
宅配便
[編集]公共機関
[編集]警察
[編集]- 余市警察署赤井川駐在所
消防
[編集]- 北後志消防組合赤井川支署
姉妹都市・提携都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]赤井川村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 赤井川村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 赤井川村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
赤井川村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
[編集]2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[4]。
- 赤井川村 - 字明治(2014年に最後の定住者が転出。「赤井川運輸」の事業所があるのみで定住者はいない)
- 他に「轟」「山梨」も郵便番号は割当たっているが人口は0人の状態である。
隣接する自治体・行政区
[編集]後志総合振興局
教育
[編集]- 赤井川小学校(字赤井川)
- 都小学校(字都)※2026年3月をもって閉校、赤井川小学校に統合予定
- 赤井川中学校(字赤井川)
※かつては都中学校も存在していたが閉校になり跡地は現在「都スポーツセンター」として活用(旧校舎は取り壊され存在せず)
交通
[編集]鉄道
[編集]- 村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR北海道函館本線余市駅。
- 延伸工事中の北海道新幹線が倶知安駅~新小樽(仮称)駅間で通過予定であるが、駅は設けられない予定である。その大半は後志トンネルでの通過となる。
バス
[編集]赤井川村が「むらバス」の名称で、キロロリゾート - 常盤 - 村中心部 - 冷水峠 - 余市駅間を運行する。北海道中央バス(余市営業所)の路線が2019年(令和元年)12月1日より日曜・祝日全便運休となったことを受け運休日の運行を開始し[5]、2022年(令和4年)4月1日の路線廃止で毎日運行を開始した[6]。
タクシー
[編集]- 岩内余市圏エリア
タクシー会社
- 赤井川ハイヤー
道路
[編集]隣接市町村に通じる道は四方向ある。国道393号は北東の小樽市と南の倶知安町に、北海道道36号余市赤井川線は冷水峠越えで北の余市町に、北海道道1022号仁木赤井川線は余市川沿いに西の仁木町に通じる。
- 一般国道: 国道393号
- 北海道道: 北海道道36号余市赤井川線、北海道道1022号仁木赤井川線
道の駅
[編集]通信
[編集]市外局番は0135(余市MA地域)。なお、同じ0135である岩内MA地域にかけるには、市外局番からかける必要がある。
市内局番は村内全域で34。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- キロロリゾート(字常盤)
- キロロスノーワールド(字常盤)
イベント
[編集]出身人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “I 概要”. 後志総合振興局. 2024年12月10日閲覧。
- ^ 1956年(昭和31年)5月22日郵政省告示第573号「明治郵便局を一時閉鎖する件」
- ^ 1957年(昭和32年)11月15日郵政省告示第1041号「明治郵便局等を廃止する件」
- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課『平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日 。2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ “赤井川村公共交通バス運行のお知らせ”. 赤井川村 (2019年11月26日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “中央バス「赤井川線」の廃止について” (PDF). 北海道中央バス (2022年3月3日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b c d e “イベント – 人と自然が育む美しい村 赤井川村”. 2022年11月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]余市町 | 小樽市 | |||
仁木町 | 札幌市南区 | |||
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倶知安町 | 京極町 |