眠狂四郎悪女狩り
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眠狂四郎悪女狩り | |
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監督 | 池広一夫 |
脚本 | 高岩肇、宮川一郎 |
原作 | 柴田錬三郎 |
製作 | 永田雅一 |
出演者 |
市川雷蔵 藤村志保 久保菜穂子 |
音楽 | 渡辺岳夫 |
撮影 | 武田千吉郎 |
編集 | 菅沼完二 |
製作会社 | 大映京都 |
配給 | 大映 |
公開 | 1969年3月11日 |
上映時間 | 81分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 眠狂四郎人肌蜘蛛 |
『眠狂四郎悪女狩り 』(ねむりきょうしろうあくじょがり)は、1969年公開の日本映画。池広一夫監督、市川雷蔵主演による時代劇[1]、シリーズ第12作[2]。
概要
[編集]市川雷蔵主演の眠狂四郎映画としては最終作品となった[3]。この作品の撮影時、既に病を患っていた市川は体調が優れず、殺陣シーンの撮影は自ら演じることが出来ず、代役が殺陣を行った[4]。
大映はその後、松方弘樹を主演に迎えて眠狂四郎シリーズの製作を継続[5]、同年『眠狂四郎円月殺法』を公開した。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
千代田城大奥では、側室の2人、錦小路とお千加が激しく権力の座を争っている。一方では大奥総取締役と大目付が、続々と逆らう幕閣の要人たちを暗殺、またお千加に加担する女たちを手籠めの上に殺害、これ全て、眠狂四郎の仕業であるとの噂を流す。そして狂四郎は大奥へと誘い出される。
配役
[編集]- 市川雷蔵 :眠狂四郎
- 藤村志保 :佐用
- 久保菜穂子 :西木光寺
- 江原真二郎 :川口修馬
- 長谷川待子 : 幾野
- 宇田あつみ : 志野
- 毛利郁子 : 女面の女A
- 橘公子 : 滝山
- 杉山昌三九 : 神尾清十郎
- 南条新太郎 : 役人
- 寺島雄作 : 野次馬
- 南部彰三 : 御典医
- 玉置一恵 : 坂井対馬守
- 堀北幸夫 : 侍
- 沖時男 : 野次馬
- 矢代洋子 : 千鶴
- 小林加奈枝 : 中条流の老婆
- 行友圭子 : 環
- 松尾嘉代 :落花
- 吉田日出子 :茜
- 伊達三郎 : おらんだ屋惣兵衛
- 朝丘雪路 :沖久
- 小池朝雄 :板倉正源
併映作品
[編集]- 『ある女子高校医の記録 失神』 : 弓削太郎監督作品
市川雷蔵主演 眠狂四郎シリーズ
[編集]- 眠狂四郎殺法帖(1963年11月2日公開) 監督:田中徳三
- 眠狂四郎勝負(1964年1月9日公開)監督:三隅研次
- 眠狂四郎円月斬り(1964年5月23日公開)監督:安田公義
- 眠狂四郎女妖剣(1964年10月17日公開)監督:池広一夫
- 眠狂四郎炎情剣(1965年1月13日公開)監督:三隅研次
- 眠狂四郎魔性剣(1965年5月1日公開)監督:安田公義
- 眠狂四郎多情剣(1966年3月12日公開)監督:井上昭
- 眠狂四郎無頼剣(1966年11月9日公開)監督:三隅研次
- 眠狂四郎無頼控 魔性の肌(1967年7月15日公開)監督:池広一夫
- 眠狂四郎女地獄(1968年1月13日公開)監督:田中徳三
- 眠狂四郎人肌蜘蛛(1968年5月1日公開)監督:安田公義
- 眠狂四郎悪女狩り(1969年1月11日公開)監督:池広一夫
脚注
[編集]- ^ キネマ旬報1969年1月下旬正月特別号 p.65
- ^ “眠狂四郎悪女狩り”. 文化庁 日本映画情報システム. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “雷蔵の当たり役だった「眠狂四郎」 第1作は失敗だった”. Iza 2021年12月10日閲覧。
- ^ 『雷蔵好み』集英社文庫 2006年 p.243
- ^ “松方弘樹さん、映画利益“2億円”豪快に使い切った”. 日刊スポーツ. 2021年12月10日閲覧。