第43回日本アカデミー賞
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日本アカデミー賞 | |
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受賞対象 | 映画作品・監督・脚本・俳優・技術部門 |
開催日 | 2020年3月6日 |
会場 | グランドプリンスホテル新高輪 |
国 | 日本 |
主催 | 日本アカデミー賞協会 |
初回 | 1978年 |
最新回 | 2019年(対象作公開年度) |
公式サイト | https://www.japan-academy-prize.jp/ |
第43回日本アカデミー賞は、2020年3月6日に授賞式が行われた日本の映画賞[1]。優秀賞と新人俳優賞は1月15日に、話題賞は2月7日にそれぞれ発表された[2]。新型コロナウイルスによる影響により、授賞式は一般招待客や取材陣もいない無観客形式での進行となり、最低限の人数での開催となった[3]。令和最初の日本アカデミー賞である。
授賞式司会
[編集]フリーアナウンサーの担当は初回(1978年)の土居まさる(元:文化放送アナウンサー。岡田真澄と共に担当)以来実に42年振りで、「テレビアナウンサー出身」・「女性司会者と共に担当」は、共に史上初。
受賞者
[編集]最優秀作品賞
[編集]- 『新聞記者』
優秀作品賞
[編集]- 『キングダム』
- 『翔んで埼玉』
- 『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』
- 『蜜蜂と遠雷』
最優秀アニメーション作品賞
[編集]- 『天気の子』
優秀アニメーション作品賞
[編集]- 『空の青さを知る人よ』
- 『名探偵コナン 紺青の拳』
- 『ルパン三世 THE FIRST』
- 『劇場版ONE PIECE STAMPEDE』
最優秀監督賞
[編集]- 武内英樹『翔んで埼玉』
優秀監督賞
[編集]最優秀脚本賞
[編集]- 徳永友一『翔んで埼玉』
優秀脚本賞
[編集]- 片島章三『カツベン!』
- 詩森ろば、高石明彦、藤井道人『新聞記者』
- 平山秀幸『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』
- 三谷幸喜『記憶にございません!』
最優秀主演男優賞
[編集]- 松坂桃李『新聞記者』
優秀主演男優賞
[編集]最優秀主演女優賞
[編集]- シム・ウンギョン『新聞記者』
優秀主演女優賞
[編集]- 二階堂ふみ『翔んで埼玉』
- 松岡茉優『蜜蜂と遠雷』
- 宮沢りえ『人間失格 太宰治と3人の女たち』
- 吉永小百合『最高の人生の見つけ方』
最優秀助演男優賞
[編集]- 吉沢亮『キングダム』
優秀助演男優賞
[編集]最優秀助演女優賞
[編集]- 長澤まさみ『キングダム』
優秀助演女優賞
[編集]- 天海祐希『最高の人生の見つけ方』
- 小松菜奈『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』
- 高畑充希『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
- 二階堂ふみ『人間失格 太宰治と3人の女たち』
最優秀撮影賞
[編集]- 河津太郎『キングダム』
優秀撮影賞
[編集]- 柴崎幸三『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』
- 谷川創平『翔んで埼玉』
- ピオトル・ニエミイスキ『蜜蜂と遠雷』
- 藤澤順一『カツベン!』
最優秀照明賞
[編集]- 受賞者無し
優秀照明賞
[編集]最優秀音楽賞
[編集]- RADWIMPS『天気の子』
優秀音楽賞
[編集]- 周防義和『カツベン!』
- 藤倉大、篠田大介『蜜蜂と遠雷』
- やまだ豊『キングダム』
- Face 2 fAKE『翔んで埼玉』
最優秀美術賞
[編集]- 斎藤岩男『キングダム』
優秀美術賞
[編集]最優秀録音賞
[編集]- 久連石由文『蜜蜂と遠雷』
優秀録音賞
[編集]最優秀編集賞
[編集]- 河村信二『翔んで埼玉』
優秀編集賞
[編集]最優秀外国作品賞
[編集]- 『ジョーカー』
優秀外国作品賞
[編集]- 『イエスタデイ』
- 『グリーンブック』
- 『運び屋』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
話題賞
[編集]俳優部門
[編集]作品部門
[編集]- 『決算!忠臣蔵』
新人俳優賞
[編集]- 岸井ゆきの『愛がなんだ』
- 黒島結菜『カツベン!』
- 吉岡里帆『見えない目撃者』『パラレルワールド・ラブストーリー』
- 鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』
- 森崎ウィン『蜜蜂と遠雷』
- 横浜流星『愛唄 -約束のナクヒト-』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』
会長功労賞
[編集]会長特別賞
[編集]協会特別賞
[編集]追悼
[編集]授賞式中継
[編集]いずれの放送も授賞式部分は事前収録だが、スタジオ部分は生放送となる。時間はJST。
テレビ
[編集]- 日本テレビ系列
- 日テレプラス(CS放送)
- 3月7日(土)21:00 - 23:00(地上波版の再放送)
- 3月21日(土)21:00 - 24:30(未公開シーンを加えた完全版)
- 4月1日(水)20:00 - 23:30(完全版の再放送)
ラジオ
[編集]- ニッポン放送(NRN系列36局ネット)
- 3月6日(金)25:00 - 27:00 『三四郎のオールナイトニッポン〜第43回日本アカデミー賞スペシャル〜』として放送。
- スタジオ部分のパーソナリティおよび会場での取材MCとして三四郎(お笑いコンビ)が出演。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “第43回日本アカデミー賞公式サイト”. 2019年1月1日閲覧。
- ^ “「翔んで埼玉」日本アカデミー賞で最多受賞、「閉鎖病棟」「キングダム」が続く”. 映画ナタリー. (2020年1月15日) 2020年1月15日閲覧。
- ^ “日本アカデミー賞は無観客、最低限の人数で開催”. 日刊スポーツ(2020年2月28日作成). 2020年2月28日閲覧。