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小松菜奈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こまつ なな
小松 菜奈
小松 菜奈
沈黙 -サイレンス-』ジャパンプレミアにて
2017年
生年月日 (1996-02-16) 1996年2月16日(28歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
身長 169 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画CM
活動期間 2008年 -
配偶者 菅田将暉2021年 - )
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト スターダストプロモーションによるプロフィール
主な作品
映画
渇き。
近キョリ恋愛
バクマン。
黒崎くんの言いなりになんてならない
溺れるナイフ
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
さよならくちびる

さくら
余命10年
海外映画
沈黙 -サイレンス-
テレビドラマ
夢を与える
スリル!〜赤の章・黒の章〜
受賞
日本アカデミー賞
優秀主演女優賞
2021年
優秀助演女優賞
2020年閉鎖病棟 -それぞれの朝-
新人俳優賞
2015年渇き。
その他の賞
毎日映画コンクール
スポニチグランプリ新人賞
2015年『渇き。』
キネマ旬報ベスト・テン
新人女優賞
2017年溺れるナイフ』『ディストラクション・ベイビーズ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ヒーローマニア-生活-
TAMA映画賞
特別賞
2016年ディストラクション・ベイビーズ
ヨコハマ映画祭
主演女優賞
2017年ディストラクション・ベイビーズ
日本映画プロフェッショナル大賞
主演女優賞
2020年『糸』『さくら
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小松 菜奈(こまつ なな、1996年平成8年〉2月16日 - )は、日本ファッションモデル女優

東京都出身[注 1][2]スターダストプロモーション所属。夫は俳優菅田将暉[3]

略歴

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2008年に『ニコ☆プチ』でデビュー[4]。以降、モデルとして様々な雑誌で活躍[4]山梨県内の帝京第三高校に通いながら芸能活動を両立させ、2014年3月に卒業[5]。高校時代はチアリーディング部に所属しており[6]全国高等学校サッカー選手権大会の応援でテレビ中継に映り話題となった事もある[7]

2014年に公開された、中島哲也監督の映画『渇き。』のオーディションで中島監督に抜擢され、主人公の娘、藤島加奈子役で本格的な演技に初挑戦し、女優デビューを果たす[8]。『近キョリ恋愛』では枢木ゆに役[9][10]で、『バクマン。』では亜豆美保役[11][12]でヒロインを務めた。

2016年、『溺れるナイフ』で映画初主演を決める。そしてマーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 -サイレンス-』にも出演[13]

2016年前後からシャネルのブランドアンバサダーを務め始め[14][15]、2017年5月31日に綱町三井倶楽部で開催されたシャネルの2016-17年 メティエダールコレクション パリ コスモポライトのショーにも出演した[16]

2019年5月、映画『さよならくちびる』での役柄である門脇麦とのギターデュオ「ハルレオ」として、ミニアルバム『さよならくちびる』でCDデビュー[17]。この映画での演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を門脇と共に受賞[18]。さらに『来る』と『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』での演技も評価され、第44回報知映画賞助演女優賞も受賞した[19]

2021年11月15日、俳優の菅田将暉と結婚したことをそれぞれのSNSにて連名で発表した[3]。菅田とは『ディストラクション・ベイビーズ』『溺れるナイフ』『』などの映画作品で共演し、2018年から「niko and… 」のファッションアンバサダーを3年間共に務めた[3]

2024年3月9日、第1子を出産したことを双方の所属事務所の公式サイトにて報告した[20][21]。3月9日はあくまで報告日であり、正確な第1子出産日等の詳細は本人たちと各所属事務所の意向により非公表とされている(勘違いしたファンのSNS等での反応を鵜呑みにした週刊誌記者が専門医に取材し、真に受けた専門医が答える記事が報道されてしまった過去がある)。

人物

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  • 地元は山梨だが[5]、父は佐賀県、母は沖縄県の出身である[22]。兄弟は兄が2人いる[23]。所属事務所のプロフィール欄には東京都出身と記載があるが、理由は不明である。
  • 仲の良いモデルは、撮影現場で知り合ったemma。2人で韓国旅行へ行くほどの仲である[24]。女優の清野菜名とも仲が良く、名前が共に「なな」であるため、お互いを「こっちゃん」(小松)、「せっちゃん」(清野)と愛称で呼ぶ[25]。さらに女優の杉咲花とも仲が良い[26]
  • 趣味はカメラ、ショッピング。シャネルのアンバサダーとしてパリを訪れた際には必ずフィルムカメラを持っていき、街の風景や光の陰影を撮影している[27]。特技はダンスとフルート。ダンスは小学3年生から中学3年生まで、フルートは中学時代に習っていた[28]。憧れの女優は蒼井優[29]
  • 兄からは普段はお茶目で笑い上戸な妹だが、いまだに笑いのツボが分からず、幼稚な下ネタ好きな一面があると言われている[23]
  • 休日はアウトドア派でドライブに行ったり、山登りしたり、餃子を食べに宇都宮まで行ったりしている[23]

出演

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※ 太字は主演。

映画

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テレビドラマ

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WEBドラマ

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  • dTVオリジナルドラマ 「高台家の人々」(2016年6月4日 - ) - 主演・深丸由布子 役[64]
  • 恋は雨上がりのように 〜ポケットの中の願いごと〜(2018年5月2日 - 、GYAO!) - 橘あきら 役[注 10][65]

ナレーション

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CM

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広告

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  • JRタワー APIA(2011年 - )
  • フィンエアー オーロラキャンペーン(2011年 - 2012年)
  • LaQua(2011年 - 2012年)
  • アイレ ネオサイトワンデー シエル(2014年 - )[95]
  • ルミネ(2015年 - )
  • シャネル(2015年 - ) - ブランドアンバサダー[14][15]
  • BEAMS創業40周年記念(2016年)
  • niko and...(2018年 - ) - ブランドアンバサダー[96]
  • Gentle Monster 2024オプティカルコレクション(2023年 - ) [97]

カタログ

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  • haco. 「FELISSIMO」(2010年2月 - )
  • nissen(2010年4月 - )
    • 「Petit Berry」
    • 「レディース」
  • ファッションウォーカー 「musse」(2010年7月 - )
  • キャン 「SM2」(2010年10月 - )
  • 千總 「ふりそで夢立花」(2011年1月 - )
  • 千趣会(2011年9月 - )
    • 「ハートダイアリー」
    • 「ライフスタイルインテリア」
  • mercibeaucoup,(2011年11月 - )
  • CAROLINA GLASER(2012年1月 - )
  • W.P.C&Zippag(2012年2月 - )
  • AGAINST(2012年2月 - )

PV

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ランウェイ

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書籍

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雑誌

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写真集

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デジタル写真集

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書籍カバー

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作品

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ミニアルバム

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ショートムービー

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  • 小学館100周年特別ムービー(2022年8月8日)[106]

受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 所属事務所公式サイトでは出身地を東京都としている。
  2. ^ エンドロールに記された役名。
  3. ^ a b 菅田将暉とのダブル主演。
  4. ^ 大泉洋とのダブル主演。
  5. ^ 門脇麦とのダブル主演。
  6. ^ 2020年4月24日に公開の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期された[49]
  7. ^ 林遣都とのダブル主演。
  8. ^ 坂口健太郎とのダブル主演。
  9. ^ 松田龍平とのダブル主演。
  10. ^ 映画『恋は雨上がりのように』のスピンオフドラマ。
  11. ^ アルバム『COMEDY』収録曲。

出典

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  1. ^ a b 公式プロフィール”. スターダストプロモーション. 2024年7月3日閲覧。
  2. ^ インタビュー 小松菜奈「大変なことも多かったけど、自分と違う誰かになれる楽しさを知れた大切な作品です」”. スターダストオフィシャルサイト (2014年6月20日). 2018年2月11日閲覧。
  3. ^ a b c “菅田将暉と小松菜奈が結婚「出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支え」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年11月15日). https://natalie.mu/eiga/news/453635 2021年11月15日閲覧。 
  4. ^ a b 高倉文紀. “2015年型個性派女優・小松菜奈の愛らしい魅力”. タレントパワーランキング. アーキテクト. 2015年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月5日閲覧。
  5. ^ a b “【エンタ】小松菜奈さん(モデル・女優) また高校生に戻りたい”. 高校生新聞オンライン. (2014年10月10日). http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/223 2018年2月11日閲覧。 
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  8. ^ 「渇き。」で魔性の少女を演じた小松菜奈 「監督に『へたくそ』と言われました」”. 産経ニュース. 【映画オタク記者のここが気になる!】. Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL (2014年6月28日). 2014年10月11日閲覧。
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  10. ^ “映画「近キョリ恋愛」ヒロイン小松菜奈 素顔は本物の“肉食女子””. スポニチアネックス. (2014年10月23日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/10/23/kiji/K20141023009152990.html 2017年12月28日閲覧。 
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外部リンク

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