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笹原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
笹原駅
西口駅舎、後方に博多方面ホーム
ささばる
Sasabaru
JB01 竹下 (2.4 km)
(1.6 km) 南福岡 JB03
地図
所在地 福岡市南区井尻三丁目17
北緯33度33分11.79秒 東経130度26分55.01秒 / 北緯33.5532750度 東経130.4486139度 / 33.5532750; 130.4486139座標: 北緯33度33分11.79秒 東経130度26分55.01秒 / 北緯33.5532750度 東経130.4486139度 / 33.5532750; 130.4486139
駅番号 JB  02 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 83.3 km(門司港起点)
電報略号 サル
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
5,310人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1987年昭和62年)3月9日[2]
備考 直営駅
なんでも私に聞いてください!「ど~ぞ」設置駅
福 福岡市内
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笹原駅(ささばるえき)は、福岡県福岡市南区井尻三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。駅番号はJB02。当駅近辺では鹿児島本線上に博多区との境界があり、東口は博多区諸岡五丁目に所在する。

歴史

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竹下 - 南福岡間は営業キロが4.0 kmあり、住宅地内の路線としては長いことから計画された。鹿児島本線では新駅が多く設置されたが、当駅は他の多くの新駅と異なり、民営化前に開業している。国鉄の駅だったのはわずか23日間だった。開業当初は駅舎も無い無人駅であったが[3]、乗降客が予想以上に多かったため、民営化後の10月に駅舎を設置した[4]

年表

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駅名の由来

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所在地は井尻だが、既に西鉄天神大牟田線井尻駅が設けられていたため、かつてこの地が繁茂していた「笹原」と呼ばれる原野だったことから「笹原駅」と命名された。

駅構造

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ホーム(2015年4月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。改札口は東西口双方に設置されている。跨線橋はなく、地下通路で対面ホームへ行ける。博多方面のホームは、バリアフリー工事で改札口からホームまで階段がなくなった代わりにホームまで1両分遠くなっている。

ホーム有効長は9両分である。そのため、過去には竹下駅に停車し、笹原駅を通過する南福岡方面の12両編成(415系3編成併結)も見られたが、現在は竹下駅も待避線新設により9両編成までの対応となったことから、現在はこのような列車の設定はない。

2023年9月30日まではJR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅であった。サポート機能付き指定席券売機[12]なんでも私に聞いてください!「ど~ぞ」自動改札機などが設置されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 JB 鹿児島本線 上り 博多小倉方面
2 下り 鳥栖久留米大牟田方面

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員5,310人であり、JR九州の駅としては第35位である[13]

近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
2016年(平成28年) 4,967
2017年(平成29年) 5,210
2018年(平成30年) 5,349
2019年(令和元年) 5,531
2020年(令和02年) 4,449
2021年(令和03年) 4,689
2022年(令和04年) 5,003
2023年(令和05年) 5,310

駅周辺

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福岡市の南部に立地している。当駅の南方約600 mの場所で鹿児島本線と西鉄天神大牟田線が交差している[1]。周辺地区は井尻駅にも近く、当駅新設前から住宅開発が進められていたが、当駅の開業によりさらにマンションなどの建設が進んだ。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
JB 鹿児島本線
快速(速達列車)・区間快速(下り全列車および上りの速達列車)
通過
快速(博多駅 - 南福岡駅間各駅停車)・区間快速(上りの一部の列車のみ停車)・普通
竹下駅 (JB01) - 笹原駅 (JB02) - 南福岡駅 (JB03)

脚注

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  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、21頁。 
  2. ^ a b c “4駅の名称決る 開業は3月9日 国鉄九州総局の臨時乗降場”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年12月26日) 
  3. ^ a b “地域密着へ6新駅開業 九州総局管内 日豊本線の一部複線化も”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月10日) 
  4. ^ 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房 1993年 ISBN 4-7512-0529-3 P.77
  5. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、679頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ “仮駅営業スタート JR笹原駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年12月3日) 
  7. ^ 鉄道ピクトリアル』第49巻第3号、電気車研究会、1999年3月、81頁。 
  8. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-121-X 
  9. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-126-0 
  10. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  11. ^ 駅体制の見直しについて”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月23日閲覧。
  12. ^ JR九州が「話せる券売機」”. 日本経済新聞 電子版. 2020年4月1日閲覧。
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 笹原駅(駅情報) - 九州旅客鉄道